シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍支配下のイドリブ県各所をロシア軍と思われる戦闘機が爆撃(2017年1月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍支配下のタフタナーズ市を空爆、戦闘員3人が死亡した。

ARA News(1月11日付)によると、空爆を実施したのはロシア軍戦闘機。

一方、SANA(1月11日付)によると、シャーム・ファトフ戦線などからなるファトフ軍がシリア政府支配下のフーア市、カファルヤー町を砲撃し、子供3人を含む8人が負傷した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機が、ファトフ軍支配下のアターリブ市、ハーン・アサル村など各所を激しく空爆した。

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ヒムス県では、SANA(1月11日付)によると、シリア軍がイッズッディーン村北部一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、シリア人権監視団によると、シャーム・ファトフ戦線がタッル・ザハブ町を襲撃した。

襲撃は、ハウラ地方でのダーイシュ(イスラーム国)の「スリーパー・セル」と思われる武装勢力によるシャーム・ファトフ戦線の拠点襲撃(3人が死亡、15人が負傷)への報復だと思われる。

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ダルアー県では、ARA News(1月11日付)によると、シリア軍がダーイル町一帯を空爆し、4人が死傷した。

AFP, January 11, 2017、AP, January 11, 2017、ARA News, January 11, 2017、Champress, January 11, 2017、al-Hayat, January 12, 2017、Iraqi News, January 11, 2017、Kull-na Shuraka’, January 11, 2017、al-Mada Press, January 11, 2017、Naharnet, January 11, 2017、NNA, January 11, 2017、Reuters, January 11, 2017、SANA, January 11, 2017、UPI, January 11, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県知事はバラダー渓谷からの「部外者」退去、戦闘員の投降・放免について原則合意に達したと発表(2017年1月11日)

ダマスカス郊外県のアラー・イブラーヒーム県知事は、SANA(1月11日付)に対して、アイン・フィージャ町一帯のバラダー渓谷で活動する反体制武装集団の司令官らと同地出身の戦闘員(とりわけダイル・カーヌーン村、ダイル・ムクリン町、カフィール・ザイト村)の免罪、「部外者」(それ以外の地域からの戦闘員)のイドリブ県への退去の安全確保に関して原則合意に達したことを明らかにした。

イブラーミーム県知事によると、バラダー渓谷出身の反体制武装集団戦闘員は、それ以外の地域出身の戦闘員に対して、同地から退去するよう圧力をかけ、数時間以内には停戦合意が成立する予定だという。

SANA, January 11, 2017
SANA, January 11, 2017

なお、『ハヤート』(1月12日付)によると、停戦合意はこのほか、アイン・フィージャ水源の揚水施設を修復するためのシリア政府側の作業チームの派遣などが定められているという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、アイン・フィージャ町一帯のバラダー渓谷では、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員がシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団との戦闘を続けた。

この戦闘で、一家6人がシリア軍の攻撃によって死亡したという。

また、東グータ地方のマルジュ・スルターン村一帯を戦闘機(所属明示せず)が空爆し、女性1人が死亡、9人が負傷した。

一方、SANA(1月11日付)によると、バラダー渓谷出身の反体制武装集団戦闘員、兵役忌避者、指名手配者ら約500人が当局に投降、2016年政令第15号に基づき放免となった。

約500人のうち、戦闘員は約60人含まれているという。

AFP, January 11, 2017、AP, January 11, 2017、ARA News, January 11, 2017、Champress, January 11, 2017、al-Hayat, January 12, 2017、Iraqi News, January 11, 2017、Kull-na Shuraka’, January 11, 2017、al-Mada Press, January 11, 2017、Naharnet, January 11, 2017、NNA, January 11, 2017、Reuters, January 11, 2017、SANA, January 11, 2017、UPI, January 11, 2017などをもとに作成。

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ロジャヴァ・パリ代表部長を務めるPYDのイーサー氏「我々はアスタナ会議に招待されていない」(2017年1月10日)

西クルディスタン移行期民政局のパリ代表部長で民主統一党(PYD)党員でもあるハーリド・イーサー氏はAFP(1月10日付)に対して、1月下旬にカザフスタンの首都アスタナで予定されているシリア政府と反体制武装集団の和平協議(アスタナ会議)に「我々は招待されていない」と述べた。

AFP, January 10, 2017、AP, January 10, 2017、ARA News, January 10, 2017、Champress, January 10, 2017、al-Hayat, January 11, 2017、Iraqi News, January 10, 2017、Kull-na Shuraka’, January 10, 2017、al-Mada Press, January 10, 2017、Naharnet, January 10, 2017、NNA, January 10, 2017、Reuters, January 10, 2017、SANA, January 10, 2017、UPI, January 10, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ県タブカ市郊外で1カ村を新たに制圧(2017年1月10日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が有志連合の航空支援を受け、タブカ市北部および北西部のユーフラテス河畔一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

ARA News(1月10日付)によると、この戦闘でシリア民主軍は、ジュッブ・シャイール村および農場6カ所を新たに制圧したという。

AFP, January 10, 2017、AP, January 10, 2017、ARA News, January 10, 2017、Champress, January 10, 2017、al-Hayat, January 11, 2017、Iraqi News, January 10, 2017、Kull-na Shuraka’, January 10, 2017、al-Mada Press, January 10, 2017、Naharnet, January 10, 2017、NNA, January 10, 2017、Reuters, January 10, 2017、SANA, January 10, 2017、UPI, January 10, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍数千人がシリア北部に増派され、ダーイシュの拠点都市バーブ市への攻勢を強める(2017年1月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市およびその周辺一帯に対して、トルコ軍とハワール・キリス作戦司令室が砲撃を加える一方、トルコ軍ヘリコプター部隊が同地を爆撃し、多数の市民が負傷した。

同監視団によると、バーブ市一帯での戦闘では、トルコ軍兵士数千人が派遣され、同市での大規模な作戦を開始したという。

ARA News, January 10, 2017
ARA News, January 10, 2017

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一方、トルコの複数メディアは、トルコ当局がバーブ市一帯での戦闘でダーイシュによって捕捉され、その後処刑されたトルコ軍兵士2人の遺体を回収したと伝えた。

報道では、遺体回収の状況については報じられなかったが、ハワール・キリス作戦司令室に所属するハムザ旅団がアレッポ24(1月10日付)に明らかにしたところによると、トルコ軍兵士2人の遺体は、ダーイシュとの捕虜交換の結果として返還されたという。

捕虜交換で解放されたダーイシュの戦闘員の数は6人で、いずれもハムザ旅団がバーブ市一帯での戦闘で捕捉していたという。 

AFP, January 10, 2017、Aleppo 24, January 10, 2017、AP, January 10, 2017、ARA News, January 10, 2017、Champress, January 10, 2017、al-Hayat, January 11, 2017、Iraqi News, January 10, 2017、Kull-na Shuraka’, January 10, 2017、al-Mada Press, January 10, 2017、Naharnet, January 10, 2017、NNA, January 10, 2017、Reuters, January 10, 2017、SANA, January 10, 2017、UPI, January 10, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯、ヒムス県東部でダーイシュと交戦(2017年1月10日)

ダイル・ザウル県では、SANA(1月10日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市内の住宅地を砲撃し、住民1人が死亡した。

これに対して、シリア軍はダイル・ザウル航空基地一帯、ジャフラ村、フサイニーヤ町、ブガイリーヤ村、ブーウマル村、アブド村、ハウィージャト・マリーイーヤ村、サルダ山一帯でダーイシュと交戦した。

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘はダイル・ザウル市工業地区などで激しく行われた。

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ヒムス県では、SANA(1月10日付)、シリア人権監視団によると、タドムル市西部郊外のタイフール航空基地(T4)一帯でシリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点を激しく攻撃した。

AFP, January 10, 2017、AP, January 10, 2017、ARA News, January 10, 2017、Champress, January 10, 2017、al-Hayat, January 11, 2017、Iraqi News, January 10, 2017、Kull-na Shuraka’, January 10, 2017、al-Mada Press, January 10, 2017、Naharnet, January 10, 2017、NNA, January 10, 2017、Reuters, January 10, 2017、SANA, January 10, 2017、UPI, January 10, 2017などをもとに作成。

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バラダー渓谷(ダマスカス郊外県)でシリア軍、ヒズブッラーがシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団への攻勢を強める(2017年1月10日)

ダマスカス郊外県では、ドゥラル・シャーミーヤ(1月10日付)によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員が、首都ダマスカスの水源があるバラダー渓谷のアイン・フィージャ町、バスィーマ町一帯で、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団への攻撃を再び激化、シリア軍戦闘機・ヘリコプターが「樽爆弾」などで同地に激しい空爆を加えた。

シリア人権監視団によると、シリア軍が発射した地対地ミサイルと思われる砲弾複数発がアイン・フィージャ町一帯に着弾、またシリア軍、ヒズブッラー戦闘員がシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と激しく交戦した。

一方、東グータ地方のハズラマー村一帯でもシリア軍が、イスラーム軍、ラフマーン軍団、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦した。

al-Hayat, January 11, 2017
al-Hayat, January 11, 2017

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、サラーキブ市でファトフ軍に所属するジハード主義組織戦闘員が乗った車に仕掛けられた爆弾が爆発し、複数の死傷者が出た。

また戦闘機(所属明示せず)が、ファトフ軍支配下のハーン・シャイフーン市を空爆、またシリア軍がマダーヤー町、タッル・アース村、タマーニア町を砲撃した。

一方、SANA(1月10日付)によると、シャーム・ファトフ戦線などからなるファトフ軍が包囲を続けるシリア政府支配下のフーア市が砲撃を受けた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラターミナ町、ラハーヤー村を空爆した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市で反体制メディア活動家アブー・イバーダ・ヒムスィー氏(54歳)の遺体が発見された。

この活動家は、正体不明の集団によって1月6日に誘拐されて以降、行方不明となっていた。

AFP, January 10, 2017、AP, January 10, 2017、ARA News, January 10, 2017、Champress, January 10, 2017、al-Durar al-Shamiya, January 10, 2017、al-Hayat, January 11, 2017、Iraqi News, January 10, 2017、Kull-na Shuraka’, January 10, 2017、al-Mada Press, January 10, 2017、Naharnet, January 10, 2017、NNA, January 10, 2017、Reuters, January 10, 2017、SANA, January 10, 2017、UPI, January 10, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍がラッカ市西部郊外で1カ村をダーイシュから新たに奪取(2017年1月9日)

ラッカ県では、ARA News(1月9日付)によると、有志連合の支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ラッカ市西部郊外でダーイシュ(イスラーム国)と交戦の末、ジャンブ・シャイール村および同村に近い農場3カ所を制圧した。


AFP, January 9, 2017、AP, January 9, 2017、ARA News, January 9, 2017、Champress, January 9, 2017、al-Hayat, January 10, 2017、Iraqi News, January 9, 2017、Kull-na Shuraka’, January 9, 2017、al-Mada Press, January 9, 2017、Naharnet, January 9, 2017、NNA, January 9, 2017、Reuters, January 9, 2017、SANA, January 9, 2017、UPI, January 9, 2017などをもとに作成。

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アレッポ県のバーブ市ではトルコ軍、ハワール・キリス作戦司令室がダーイシュとの一進一退の攻防を続ける(2017年1月9日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市およびその一帯で、トルコ軍および同軍の全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室とダーイシュが一進一退の攻防を続けた。

トルコ軍の発表によると、8日の空爆でトルコ軍航空部隊はダーイシュ戦闘員48人を殲滅、23の施設を破壊したという。


AFP, January 9, 2017、AP, January 9, 2017、ARA News, January 9, 2017、Champress, January 9, 2017、al-Hayat, January 10, 2017、Iraqi News, January 9, 2017、Kull-na Shuraka’, January 9, 2017、al-Mada Press, January 9, 2017、Naharnet, January 9, 2017、NNA, January 9, 2017、Reuters, January 9, 2017、SANA, January 9, 2017、UPI, January 9, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県バラダー渓谷での水源をめぐるシリア軍と反体制武装集団の戦闘に呼応するかのように、ダーイシュがヒムス県東部の発電施設を爆破(2017年1月9日)

ヒムス県では、アアマーク通信(1月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、シリア政府支配地域に電力を供給しているヒヤーン・ガス社の施設(火力発電所)を爆破したと報道、その映像(https://youtu.be/G03XWghGyHw)を公開した。

ARA News, January 9, 2017
ARA News, January 9, 2017

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アレッポ県では、SANA(1月9日付)によると、シリア軍がダイル・ハーフィル市近郊のラスム・ハルマル・イマーム町、ハルマラ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ハサカ県では、ARA News(1月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局とシリア政府が共同(分割)統治するカーミシュリー市内のヌール病院前で車に仕掛けられた爆弾が爆発し、アサーイシュの隊員1人が死亡した。

ARA News, January 9, 2017
ARA News, January 9, 2017

 

AFP, January 9, 2017、AP, January 9, 2017、ARA News, January 9, 2017、Champress, January 9, 2017、al-Hayat, January 10, 2017、Iraqi News, January 9, 2017、Kull-na Shuraka’, January 9, 2017、al-Mada Press, January 9, 2017、Naharnet, January 9, 2017、NNA, January 9, 2017、Reuters, January 9, 2017、SANA, January 9, 2017、UPI, January 9, 2017などをもとに作成。

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バラダー渓谷(ダマスカス郊外県)では、司令官レベルでの停戦合意が徹底されず、シリア軍、ヒズブッラーとシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の戦闘が続く(2017年1月9日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員などからなる親政権武装勢力が、バラダー渓谷南東部のバスィーマ町とアイン・フィージャ町を結ぶ回廊地帯への進軍を試みたが、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の抵抗を受け、失敗した。

これを受け、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員は、バラダー渓谷北西部のフライラ村、カフル・アワーミード村、バルハリヤー村を結ぶ回廊地帯からの攻撃を激化させ、ヒズブッラーの戦争広報局によると、ダイル・ムクリン町北西部のダフル・マサービー高地を制圧したという。

シリア人権監視団によると、ロシア、地元名士らの仲介によるバラダー渓谷一帯でのシリア軍と反体制武装集団の停戦は、司令官レベルで確認されたにもかかわらず、前線では実施されていないという。

ARA News, January 9, 2017
ARA News, January 9, 2017

一方、東グータ地方では、イスラーム軍、ラフマーン軍団、シャーム自由人イスラーム運動が、ハズラマー村郊外のミサイル代替基地北東部および西部一帯でシリア軍、ヒズブッラー戦闘員などからなる親政権武装勢力と交戦し、同地の農場地帯の一部を奪還した。

なお、この戦闘により、同地から住民数十世帯がナシャービーヤ町、ズライキーヤ村、フーシュ・サーリヒーヤ村方面に避難した。

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ダルアー県では、ARA News(1月9日付)によると、ダルアー市マンシヤ地区でシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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アレッポ県では、ARA News(1月9日付)によると、アレッポ市西部郊外のザフラー協会地区一帯、南部郊外のICARDA一帯、カスィービーヤ村一帯などでシリア軍と反体制武装集団が交戦した。

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ヒムス県では、SANA(1月9日付)によると、県北部からヒムス市・サラミーヤ市(ハマー県)街道を遮断しようと侵攻したシャーム・ファトフ戦線とシリア軍が空爆・交戦し、これを撃退した。

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ハマー県では、SANA(1月9日付)によると、シリア軍がサラミーヤ市郊外のフナイフィス村、サトヒーヤート村、ラムリーヤ村一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

シリア軍はまた、トゥルール・ハムル村一帯でシャーム・ファトフ戦線の拠点を攻撃、戦闘員7人以上を殲滅した。

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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは、過去24時間(1月8日)にシリア領内で14件の停戦違反が発生したと発表した。

停戦違反が確認されたのは、ハマー県(8件)、ダマスカス郊外県、ラタキア県、アレッポ県。

AFP, January 9, 2017、AP, January 9, 2017、ARA News, January 9, 2017、Champress, January 9, 2017、al-Hayat, January 10, 2017、Iraqi News, January 9, 2017、Kull-na Shuraka’, January 9, 2017、al-Mada Press, January 9, 2017、Naharnet, January 9, 2017、NNA, January 9, 2017、Reuters, January 9, 2017、SANA, January 9, 2017、UPI, January 9, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市郊外の2カ村をダーイシュから新たに奪取(2017年1月8日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合の支援を受ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、スワイディーヤ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

ARA News(1月8日付)によると、シリア民主軍がラッカ市郊外のアブー・ジャッディー村、フサイニー村をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

一方、ラッカ市南部郊外のキスラト・シャイフ・ムジュア村一帯では、有志連合と思われる戦闘機が空爆を行った。


AFP, January 8, 2017、AP, January 8, 2017、ARA News, January 8, 2017、Champress, January 8, 2017、al-Hayat, January 9, 2017、Iraqi News, January 8, 2017、Kull-na Shuraka’, January 8, 2017、al-Mada Press, January 8, 2017、Naharnet, January 8, 2017、NNA, January 8, 2017、Reuters, January 8, 2017、SANA, January 8, 2017、UPI, January 8, 2017などをもとに作成。

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トルコの全面支援を受けるハワール・キリス作戦司令室がバーブ市でダーイシュと市街戦(2017年1月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハワール・キリス作戦司令室が進軍を遂げ、バーブ市西部郊外のザンマール村、タッル・ウスフール村でダーイシュと交戦した他、バーブ市内でダーイシュ(イスラーム国)と市街戦を行った。

またトルコ軍はバーブ市およびその一帯を砲撃・空爆、ハワール・キリス作戦司令室を支援した。

一方、ラーイー村郊外でのダーイシュとの戦闘で、トルコ軍士官1人が死亡した。

ARA News, January 8, 2017
ARA News, January 8, 2017

AFP, January 8, 2017、AP, January 8, 2017、ARA News, January 8, 2017、Champress, January 8, 2017、al-Hayat, January 9, 2017、Iraqi News, January 8, 2017、Kull-na Shuraka’, January 8, 2017、al-Mada Press, January 8, 2017、Naharnet, January 8, 2017、NNA, January 8, 2017、Reuters, January 8, 2017、SANA, January 8, 2017、UPI, January 8, 2017などをもとに作成。

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ヒムス県東部タイフール航空基地一帯でシリア軍とダーイシュの交戦続く(2017年1月8日)

ヒムス県では、SANA(1月8日付)によると、シリア軍がタイフール航空基地(T4)北部および東部などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, January 8, 2017、AP, January 8, 2017、ARA News, January 8, 2017、Champress, January 8, 2017、al-Hayat, January 9, 2017、Iraqi News, January 8, 2017、Kull-na Shuraka’, January 8, 2017、al-Mada Press, January 8, 2017、Naharnet, January 8, 2017、NNA, January 8, 2017、Reuters, January 8, 2017、SANA, January 8, 2017、UPI, January 8, 2017などをもとに作成。

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停戦合意が成立したダマスカス郊外県バラダー渓谷のほか、アレッポ市周辺、ダルアー県、ハマー県、ヒムス県で停戦違反が多発、シリア軍、反体制武装集団が交戦(2017年1月8日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ロシアの仲介により停戦に達したアイン・フィージャ町一帯で、シリア軍が13回にわたり空爆を行うとともに、バラダー渓谷の無人地帯を砲撃した。

シリア軍はまた、東グータ地方一帯に対してもを空爆を実施した。

一方、SANA(1月8日付)によると、東グータ地方を拠点とする反体制武装集団が撃った迫撃砲弾1発がアッバースィーイーン競技場近くに着弾した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ラジャート高原でシリア軍、親政権武装勢力が、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市ハラブ・ジャディーダ地区に迫撃砲弾1発が着弾した。

これに対し、シリア軍も、ファトフ軍支配下のアレッポ市東部郊外のアブー・タルタル村各所、同市西部のバービース村を砲撃し、15人が死傷したほか、アレッポ市ラーシディーン地区、同市郊外のカフルナーハー村、ハーン・トゥーマーン村、アイス村、タッル・ダマーン村、クナイトラート村、サルジュ・ファーリア村、サミーリーヤ村、バンーン・フッス村、ワージド村、ヌウマーニーヤ村、ミンタール村、カフルカール村、アウラム・クブラー町、カフル・ハムラ村、ICARDA一帯などを空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアイドゥーン村、ダラーク村、ラハーヤー村、ムーリク市、アトシャーン村を砲撃・空爆する一方、反体制武装集団もラビーア村を砲撃した。

また、ARA News(1月8日付)によると、ハラファーヤー市一帯でシリア政府と反体制武装集団の停戦に向けた交渉が進むなか、「穏健な反体制派」と目されているイッザ軍が声明を出し、両者の間で停戦が成立したとしても「我々はこれを遵守しない」と発表、拒否の構えを示した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がウンム・シャルシューフ村各所、タルビーサ市、ハウラ地方一帯を砲撃した。

一方、SANA(1月8日付)によると、ラスタン市、タルビーサ市、ムハッラム村一帯の反体制武装集団元戦闘員130人が、2016年政令第15号に基づく恩赦の対象となり、放免となった。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアブー・ズフール町、アブー・ズフール航空基地一帯を空爆、またスカイク村を砲撃し、子供1人を含む4人が死亡した。

一方、ARA News(1月8日付)によると、シャーム・ファトフ戦線がハーン・スブル村を襲撃し、同地の反体制武装集団戦闘員多数を拘束した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がクルド山一帯を砲撃した。

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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは、過去24時間(1月7日)にシリア領内で6件の停戦違反が発生したと発表した。

停戦違反は、ラタキア県、アレッポ県、ハマー県で発生、いずれも反体制武装集団によるものだった。

AFP, January 8, 2017、AP, January 8, 2017、ARA News, January 8, 2017、Champress, January 8, 2017、al-Hayat, January 9, 2017、Iraqi News, January 8, 2017、Kull-na Shuraka’, January 8, 2017、al-Mada Press, January 8, 2017、Naharnet, January 8, 2017、NNA, January 8, 2017、Reuters, January 8, 2017、SANA, January 8, 2017、UPI, January 8, 2017などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県で自爆テロが発生し住民15人が死亡、反体制派を主導するシャーム・ファトフ戦線が犯行声明を出す(2017年1月8日)

ダマスカス郊外県では、SANA(1月8日付)によると、西部のサアサア町郊外のバイト・ジン村にいたる分岐路で、反体制武装集団戦闘員が爆弾を積んだ車で自爆し、住民15人が死亡(シリア人権監視団によると、4人が死亡)、15人が負傷した。

この自爆攻撃に関して、シャーム・ファトフ戦線は犯行を認める声明を出した。

近郊のバイト・ジン交差点の軍事情報局の検問所

ARA News(1月8日付)によると、アブー・タルタル村に対する空爆では8人が死亡した。

ARA News, January 8, 2017
ARA News, January 8, 2017
ARA News, January 8, 2017
ARA News, January 8, 2017

AFP, January 8, 2017、AP, January 8, 2017、ARA News, January 8, 2017、Champress, January 8, 2017、al-Hayat, January 9, 2017、Iraqi News, January 8, 2017、Kull-na Shuraka’, January 8, 2017、al-Mada Press, January 8, 2017、Naharnet, January 8, 2017、NNA, January 8, 2017、Reuters, January 8, 2017、SANA, January 8, 2017、UPI, January 8, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍がバーブ市(アレッポ県)を爆撃し、民間人8人を殺害(2017年1月7日)

アレッポ県では、ARA News(1月7日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のバーブ市の北部および東部郊外に進軍、ダーイシュと交戦した。

またトルコ軍がバーブ市を空爆し、民間人8人が死亡、18人が負傷した。

AFP, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線、「ユーフラテスの盾」作戦参加組織の戦略拠点アアザーズ市(アレッポ県)で爆弾テロが発生し、40人以上が死亡、反体制武装集団の施設多数が利用不能に(2017年1月7日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(シャーム・ファトフ戦線、ハワール・キリス作戦司令室などからなる反体制武装集団)の要衝であるトルコ国境に近いアアザーズ市の裁判所前で、爆弾が仕掛けられたタンクローリーが爆破され、43人が死亡、多数が負傷した。

アナトリア通信(1月7日付)によると死者は60人以上、負傷者は50人以上にのぼっているという。

『ハヤート』(1月8日付)によると、犠牲者のなかには、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団のシャリーア法廷の裁判官らもいるという。

なお、クッルナー・シュラカー(1月7日付)によると、この爆発により、アアザーズ市内の中央裁判所、シリア赤新月社ビル、広報局、障害者センター、郵便局、アアザーズ市庁舎が利用不能となったという。

ARA News, January 7, 2017
ARA News, January 7, 2017

AFP, January 7, 2017、Anadolu Ajansı, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県でシャーム・ファトフ戦線メンバーが爆殺される(2017年1月7日)

イドリブ県では、ARA News(1月7日付)によると、アブー・ズフール町でシャーム・ファトフ戦線メンバーが乗った車に仕掛けられた爆弾が爆発し、同戦線メンバー1人が死亡した。

また、シリア軍はこのアブー・ズフール町一帯を空爆した。

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アレッポ県では、ARA News(1月7日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部郊外に位置するファトフ軍支配下のドゥマーン村、クナイトラート村、ハージブ村、サルジュ・ファーリジュ村、サミーリーヤ村を空爆した。

シリア軍はまた、アレッポ市北部郊外の科学研究センター一帯などで反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、ARA News(1月7日付)によると、ダルアー市内のマンシヤ地区で、シリア軍、親政権武装勢力が、停戦を拒否する反体制武装集団と交戦した。

AFP, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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米軍主導の有志連合がラッカ市郊外、ダイル・ザウル市郊外での爆撃で民間人13人を殺害(2017年1月7日)

ラッカ県では、SANA(1月7日付)によると、米主導の有志連合の戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のラッカ市の北部郊外および西部郊外を空爆、ガドバーン村で住民2人が、スワイディーヤ村で子供5人を含む住民9人が死亡した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(1月7日付)によると、米軍主導の有志連合は、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のヒシャーム村内の市場を空爆し、民間人2人が死亡、複数が負傷した。

ARA News, January 7, 2017
ARA News, January 7, 2017

AFP, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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ロシアの仲介によりダマスカス郊外県バラダー渓谷一帯で停戦が成立、シリア政府側の修復チームがアイン・フィージャ町の水源と揚水施設入り、また反体制武装集団戦闘員の投降ないしはイドリブ県への退去が決定(2017年1月7日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(1月8日付)などによると、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員など親政権武装勢力とシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団が、アイン・フィージャ町の水道施設にシリア政府側の修復作業チームを派遣することなどに合意、戦闘が停止された。

この停戦は、6日に同地に入ったロシア軍士官の代表団と武装集団代表者および「仲介者」との折衝によるもの。

ヒズブッラーの戦争広報局によると、停戦は1月7日午前9時に発効し、水道修復作業チームが現場に入ったという。

シリア人権監視団によると、この停戦合意は、①水源および揚水施設を修復する作業チームの派遣、②首都ダマスカスへのバラダー渓谷の水源の揚水施設の修復のほか、③投降した離反兵、兵役忌避者の恩赦、④バスィーマ町からバラダー渓谷市場にいたる地域から同地以外からの戦闘員の排除とイドリブ県への移送、⑤バラダー渓谷一帯出身の戦闘員のなかで同地からの退去を希望するもののイドリブ県への移送、⑥シリア軍の同地への展開と各町・村入口での検問所の設置、⑦投降した戦闘員、兵役忌避者の国防隊員としての復帰と同地への配属、などを骨子とするという。

ARA News, January 7, 2017
ARA News, January 7, 2017

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ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは声明を出し、過去24時間(1月6日)での反体制武装集団による停戦違反が10件にのぼったと発表した。

また1月5日の反体制武装集団の停戦違反は15件だったという。

AFP, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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ヒムス県中部でシリア軍とダーイシュの戦闘続く(2017年1月7日)

ヒムス県では、SANA(1月7日付)によると、シリア軍がタドムル市西部郊外でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を集中的に攻撃、ダーイシュと交戦した。

AFP, January 7, 2017、AP, January 7, 2017、ARA News, January 7, 2017、Champress, January 7, 2017、al-Hayat, January 8, 2017、Iraqi News, January 7, 2017、Kull-na Shuraka’, January 7, 2017、al-Mada Press, January 7, 2017、Naharnet, January 7, 2017、NNA, January 7, 2017、Reuters, January 7, 2017、SANA, January 7, 2017、UPI, January 7, 2017などをもとに作成。

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ファトフ軍支配下のイドリブ県、アレッポ県各地で有志連合によるシャーム・ファトフ戦線拠点爆撃を批判するデモ(2017年1月6日)

イドリブ県では、『ハヤート』(1月7日付)によると、シャーム・ファトフ戦線のシューラー評議会メンバーの一人ユーヌス・シュアイブ氏(アブー・ハサン・タフタナーズ)が、有志連合と思われる無人戦闘機によるタフタナーズ市への空爆で息子とともに死亡した。イドリブ県では、ARA
News(1月6日付)によると、シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などが主導するファトフ軍支配下のイドリブ市、マアッラト・ヌウマーン市、サラーキブ市、サルマダー町で、有志連合によるシャーム・ファトフ戦線の拠点空爆に抗議するデモが行われた。

また、アレッポ県でも、アターリブ市、ダーラト・イッザ市で同様のデモが行われ、ダマスカス郊外県バラダー渓谷との連帯、反体制武装集団の統合などが主唱された。

AFP, January 6, 2017、AP, January 6, 2017、ARA News, January 6, 2017、Champress, January 6, 2017、al-Hayat, January 7, 2017、Iraqi News, January 6, 2017、Kull-na Shuraka’, January 6, 2017、al-Mada Press, January 6, 2017、Naharnet, January 6, 2017、NNA, January 6, 2017、Reuters, January 6, 2017、SANA, January 6, 2017、UPI, January 6, 2017などをもとに作成。

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イドリブ県で有志連合と思われる無人戦闘機がシャーム・ファトフ戦線の幹部を新たに爆撃で殺害(2017年1月6日)

イドリブ県では、『ハヤート』(1月7日付)によると、シャーム・ファトフ戦線のシューラー評議会メンバーの一人ユーヌス・シュアイブ氏(アブー・ハサン・タフタナーズ)が、有志連合と思われる無人戦闘機によるタフタナーズ市への空爆で息子とともに死亡した。

AFP, January 6, 2017、AP, January 6, 2017、ARA News, January 6, 2017、Champress, January 6, 2017、al-Hayat, January 7, 2017、Iraqi News, January 6, 2017、Kull-na Shuraka’, January 6, 2017、al-Mada Press, January 6, 2017、Naharnet, January 6, 2017、NNA, January 6, 2017、Reuters, January 6, 2017、SANA, January 6, 2017、UPI, January 6, 2017などをもとに作成。

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ファトフ軍を統括するサウジアラビア人説教師のムハイスィニー師は、シャーム・ファトフ戦線などのジハード主義武装集団と「穏健な反体制派」の統合が失敗したことを明らかにする(2017年1月6日)

ファトフ軍を実質的に統括するサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏は、ユーチューブ(https://youtu.be/JWV3F_7090o)で配信された「今週のシャーム」と題されたインタビュー・プログラムで、シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、ヌールッディーン・ザンキー運動などの統合の試みが失敗したことを明らかにしつつも、統合の試みを継続するよう訴えた。

Youtube, January 6, 2017
Youtube, January 6, 2017

AFP, January 6, 2017、AP, January 6, 2017、ARA News, January 6, 2017、Champress, January 6, 2017、al-Hayat, January 7, 2017、Iraqi News, January 6, 2017、Kull-na Shuraka’, January 6, 2017、al-Mada Press, January 6, 2017、Naharnet, January 6, 2017、NNA, January 6, 2017、Reuters, January 6, 2017、SANA, January 6, 2017、UPI, January 6, 2017などをもとに作成。

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ハワール・キリス作戦司令室を支援するトルコ軍はバーブ市のダーイシュ拠点を爆撃(2017年1月6日)

アレッポ県では、トルコ軍によると、ハワール・キリス作戦司令室を全面支援する同軍航空部隊が、バーブ市およびブザーア村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点21カ所を空爆した。

AFP, January 6, 2017、AP, January 6, 2017、ARA News, January 6, 2017、Champress, January 6, 2017、al-Hayat, January 7, 2017、Iraqi News, January 6, 2017、Kull-na Shuraka’, January 6, 2017、al-Mada Press, January 6, 2017、Naharnet, January 6, 2017、NNA, January 6, 2017、Reuters, January 6, 2017、SANA, January 6, 2017、UPI, January 6, 2017などをもとに作成。

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有志連合の支援を受けるYPG主体のシリア民主軍はアサド湖畔(ラッカ県)の遺跡ジャアバル城を制圧(2017年1月6日)

ラッカ県では、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官がロイター通信(1月6日付)に述べたところによると、有志連合の航空支援を受けたシリア民主軍は、アサド湖畔に位置する遺跡ジャアバル城一帯からダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、同地を制圧した。

サッルー報道官によると、シリア民主軍は「ユーフラテスの怒り」作戦を継続し、ジャアバル城東部に位置するタブカ・ダム方面への進軍を続ける予定だという。

ARA News(1月6日付)によると、シリア民主軍はまた、ナースィリーヤ村、ウンム・ヒジュラ村、ビール・アルダーリー村、タッラージュ村を新たに制圧した。

ARA News, January 6, 2017
ARA News, January 6, 2017

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シリア民主軍によるジャアバル城制圧に関して、マアムーン・アブドゥルカリーム遺跡局長はロイター通信に対して「シリア国民の勝利だ。なぜなら、ダーイシュからのジャアバル城の解放は、シリア国民への救済とみなしえるからだ」と述べた。


AFP, January 6, 2017、AP, January 6, 2017、ARA News, January 6, 2017、Champress, January 6, 2017、al-Hayat, January 7, 2017、Iraqi News, January 6, 2017、Kull-na Shuraka’, January 6, 2017、al-Mada Press, January 6, 2017、Naharnet, January 6, 2017、NNA, January 6, 2017、Reuters, January 6, 2017、SANA, January 6, 2017、UPI, January 6, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はヒムス県東部のシャリーファ村南東部一帯でダーイシュと交戦(2017年1月6日)

ヒムス県では、SANA(1月6日付)によると、シリア軍がタドムル市西部郊外のシャリーファ村南東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, January 6, 2017、AP, January 6, 2017、ARA News, January 6, 2017、Champress, January 6, 2017、al-Hayat, January 7, 2017、Iraqi News, January 6, 2017、Kull-na Shuraka’, January 6, 2017、al-Mada Press, January 6, 2017、Naharnet, January 6, 2017、NNA, January 6, 2017、Reuters, January 6, 2017、SANA, January 6, 2017、UPI, January 6, 2017などをもとに作成。

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シリア軍、ヒズブッラーはバラダー渓谷北西部で新たな戦端を開き、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団への攻撃を激化(2017年1月6日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、アイン・フィージャ町一帯のバラダー渓谷各所を「樽爆弾」などでの空爆・砲撃を激化させた。

シリア軍、ヒズブッラー戦闘員はまた、バラダー渓谷南東部に対して集中的に行ってきた攻撃に加えて、同渓谷の北西部で新たな戦端を開き、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

Kull-na Shuraka', January 6, 2017
Kull-na Shuraka’, January 6, 2017

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(1月6日付)によると、シリア軍がナワー市を空爆した。

AFP, January 6, 2017、AP, January 6, 2017、ARA News, January 6, 2017、Champress, January 6, 2017、al-Hayat, January 7, 2017、Iraqi News, January 6, 2017、Kull-na Shuraka’, January 6, 2017、al-Mada Press, January 6, 2017、Naharnet, January 6, 2017、NNA, January 6, 2017、Reuters, January 6, 2017、SANA, January 6, 2017、UPI, January 6, 2017などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線、ハワール・キリス作戦司令室の拠点都市アアザーズ市(アレッポ県)で何者かが自爆テロ(2017年1月5日)

アレッポ県では、ARA News(1月5日付)によると、県北部の反体制武装集団(シャーム・ファトフ戦線、ハワール・キリス作戦司令室)の拠点都市アアザーズ市の工業地区で男性が着用していた自爆ベルトを爆破させ、反体制武装集団戦闘員複数が死亡した。


AFP, January 5, 2017、AP, January 5, 2017、ARA News, January 5, 2017、Champress, January 5, 2017、al-Hayat, January 6, 2017、Iraqi News, January 5, 2017、Kull-na Shuraka’, January 5, 2017、al-Mada Press, January 5, 2017、Naharnet, January 5, 2017、NNA, January 5, 2017、Reuters, January 5, 2017、SANA, January 5, 2017、UPI, January 5, 2017などをもとに作成。

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