反体制武装集団がシリア政府支配下のアレッポ市シャフバー地区の学校を砲撃し、子供3人を含む6人が死亡する一方、シリア軍がイスラーム軍の拠点ドゥーマー市を砲撃し、子供1人を含む9人が死亡(2016年10月27日)

アレッポ県では、SANA(10月27日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市シャフバー地区、ハムダーニーヤ地区、ダーヒヤト・アサド地区を砲撃、シャフバー地区内の学校に迫撃砲弾が着弾し、供3人を含む6人が死亡、15人以上が負傷した。

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イドリブ県では、SANA(10月27日付)によると、シャーム・ファトフ戦線主導のファトフ軍がフーア市を砲撃し、5人が負傷した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラーム軍などの反体制武装集団の中心拠点であるドゥーマー市をシリア軍が砲撃し、子供1人を含む9人が死亡した。

、SANA(10月27日付)によると、イスラーム軍がマッザ86地区、ダマスカス大学文学部(マッザ・オートストラード地区)を砲撃し、2人が負傷した。

Kull-na Shuraka', October 27, 2016
Kull-na Shuraka’, October 27, 2016

AFP, October 27, 2016、AP, October 27, 2016、ARA News, October 27, 2016、Champress, October 27, 2016、al-Hayat, October 28, 2016、Iraqi News, October 27, 2016、Kull-na Shuraka’, October 27, 2016、al-Mada Press, October 27, 2016、Naharnet, October 27, 2016、NNA, October 27, 2016、Reuters, October 27, 2016、SANA, October 27, 2016、UPI, October 27, 2016などをもとに作成。

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シリア軍の「樽爆弾」による爆撃とYPG主体のシリア民主軍の反転攻勢により、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団がアレッポ県北部の複数拠点から撤退(2016年10月26日)

アレッポ県では、ARA News(10月26日付)によると、トルコ軍航空部隊・戦車部隊とともに県北部でダーイシュ(イスラーム国)、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に対する掃討作戦(「ユーフラテス」の盾作戦)に参加する反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)が、25日にシリア軍が実施した空爆とシリア民主軍の反転攻勢を受け、タッル・マディーク村一帯の複数の拠点から撤退した。

なお、『ハヤート』(10月27日付)によると、トルコ軍は、シリア軍と思われるヘリコプターが25日、反体制武装集団の支配下にあるアフタリーン市一帯を「樽爆弾」で空爆し、戦闘員2人が死亡したと発表していた。

ARA News, October 26, 2016
ARA News, October 26, 2016

 

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ヒムス県では、SANA(10月26日付)によると、シリア軍がシャーイル油田一帯、ラッフーム村、ウンム・リーシュ村、アブー・アラーヤー村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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スワイダー県では、SANA(10月26日付)によると、シリア軍がブサイナ丘方面に潜入したダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。


AFP, October 26, 2016、AP, October 26, 2016、ARA News, October 26, 2016、Champress, October 26, 2016、al-Hayat, October 27, 2016、Iraqi News, October 26, 2016、Kull-na Shuraka’, October 26, 2016、al-Mada Press, October 26, 2016、Naharnet, October 26, 2016、NNA, October 26, 2016、Reuters, October 26, 2016、SANA, October 26, 2016、UPI, October 26, 2016などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍はシャーム・ファトフ戦線主導のファトフ軍支配下のイドリブ県ハーッス村の学校を爆撃し、児童7人を含む22人が死亡(2016年10月26日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、シャーム・ファトフ戦線主導のファトフ軍支配下のハーッス村にある学校およびその一帯を空爆し、22人が死亡、数十人が負傷した。

死亡した22人のうちの7人が学校内にいた児童たちだという。

戦闘機はまた、バーラ村を空爆し、女性2人を含む3人が死亡、またマルアンド村などでも空爆で複数人が負傷した。

一方、SANA(10月26日付)によると、シリア軍がラターミナ町、ムーリク市、カフルズィーター市、スーラーン市、バッザーム丘一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を空爆した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がアナダーン市、タームーラ村、ハーン・トゥーマーン村、バウワービーヤ村、カラースィー村、マンスラ村、ハーン・アサル村、カフルナーハー村を空爆、またアレッポ市ブアイディーン地区一帯、ブスターン・バーシャー地区一帯、サラーフッディーン地区一帯、ラーシディーン地区、第1070集合住宅建設地区で、シリア軍、親政権武装勢力が反体制武装集団(ファトフ軍、アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)と交戦した。

さらにアレッポ市マイダーン地区(シリア政府支配地区)に、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、複数人が負傷した。

一方、SANA(10月26日付)によると、シリア軍がアレッポ市ラーシディーン地区、アブー・シャイラム村、カブターン・ジャバル村、ハーン・トゥーマーン村、アウラム・スグラー村東部でファトフ軍の拠点を空爆した。

ARA News, October 26, 2016
ARA News, October 26, 2016

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が県北部のスーラーン市、タイバト・イマーム市、ムーリク市、カフルズィーター市、ラターミナ町、ラトミーン村、サイヤード村、バッザーム丘、サルハブ市、カストゥーン村、カムハーナ町などを空爆・砲撃、反体制武装集団(ファトフ軍)との戦闘を続ける一方、反体制武装集団はムハルダ市を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が地対地ミサイルと思われる砲弾や「樽爆弾」で、ドゥーマー市一帯、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯を攻撃する一方、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプに着弾した。

一方、SANA(10月26日付)によると、イスラーム軍がワーフィディーン・ゴラン高原難民キャンプを砲撃し、住民10人が負傷した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がカッバーナ村一帯を空爆した。

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ヒムス県では、SANA(10月26日付)によると、シリア軍がマシュラファ村方面に潜入しようとした反体制武装集団と交戦、これを撃退した。

また、ラスタン市、アイン・フサイン裏、タルビーサ市でシャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、クッルナー・シュラカー(10月26日付)によると、ヒムス市ワアル地区にシリア赤新月社と国連の支援チームが食糧物資などを搬入した。

AFP, October 26, 2016、AP, October 26, 2016、ARA News, October 26, 2016、Champress, October 26, 2016、al-Hayat, October 27, 2016、Iraqi News, October 26, 2016、Kull-na Shuraka’, October 26, 2016、al-Mada Press, October 26, 2016、Naharnet, October 26, 2016、NNA, October 26, 2016、Reuters, October 26, 2016、SANA, October 26, 2016、UPI, October 26, 2016などをもとに作成。

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イスラーム軍との合同作戦司令室結成に応じたラフマーン軍団が指導者、所属部隊の相次ぐ離反で事実上消滅(2016年10月25日)

ダマスカス郊外県東グータ地方を中心に活動するラフマーン軍団の創設者の一人アブー・ムーサー・アシュアリー少将がフェイスブックを通じて声明を出し、同軍団を離反すると発表した。

離反は、指導部レベルでの内部対立(バラー旅団との統合)、支配地域の喪失を受けたものだという。

Kull-na Shuraka', October 25, 2016
Kull-na Shuraka’, October 25, 2016

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ラフマーン軍団における最大勢力のウンム・クラー旅団は声明を出し、「指導部レベルでの対立と支配地域の喪失」を理由に、同軍団から離反すると発表した。

ARA News, October 25, 2016
ARA News, October 25, 2016

ARA News(10月25日付)によると、アシュアリー氏とウンム・クラー旅団の離反により、ラフマーン軍団は実質的に消滅したという。

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ラフマーン軍団は24日、長らく対立を続けてきたイスラーム軍との合同作戦司令室結成に応じると発表していた。

AFP, October 25, 2016、AP, October 25, 2016、ARA News, October 25, 2016、Champress, October 25, 2016、al-Hayat, October 26, 2016、Iraqi News, October 25, 2016、Kull-na Shuraka’, October 25, 2016、al-Mada Press, October 25, 2016、Naharnet, October 25, 2016、NNA, October 25, 2016、Reuters, October 25, 2016、SANA, October 25, 2016、UPI, October 25, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県北部でダーイシュと反体制武装集団を爆撃する一方、トルコ軍と共闘する反体制武装集団はダーイシュとYPG主体のシリア民主軍と交戦(2016年10月25日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(10月25日付)、『ハヤート』(10月26日付)などによると、トルコ軍航空部隊・戦車部隊と共闘する反体制武装集団が、県北部のカサール村、タッル・マディーク村、タッル・ジージャーン村をダーイシュ(イスラーム国)から新たに奪取した。

Kull-na Shuraka', October 25, 2016
Kull-na Shuraka’, October 25, 2016

なお、トルコ軍によると、アレッポ県北部でダーイシュの拠点72カ所、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点15カ所を空爆・砲撃したという。

一方、クッルナー・シュラカー(10月25日付)によると、シリア民主軍は、反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)の南進を受け、その拠点に対して攻撃を行った。

また、ARA News(10月25日付)によると、シリア軍戦闘機が、トルコ軍航空部隊・戦車部隊と共闘し、バーブ市への進軍をめざす反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)の拠点複数カ所を「樽爆弾」で空爆した。

空爆は、反体制武装集団がタッル・マディーク村、タッル・ジージャーン村をダーイシュから奪取した直後に、反体制武装集団とシリア民主軍がタッル・マディーク村北東部で交戦状態に入ったことを受けて実施されたという。

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同じくアレッポ県では、SANA(10月25日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)支配下のダイル・ハーフィル市一帯を空爆し、ダーイシュの車輌を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタィーバ村、マフル油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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スワイダー県では、SANA(10月25日付)によると、シリア軍がダルアー県との県境(ラジャート高原)でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, October 25, 2016、AP, October 25, 2016、ARA News, October 25, 2016、Champress, October 25, 2016、al-Hayat, October 26, 2016、Iraqi News, October 25, 2016、Kull-na Shuraka’, October 25, 2016、al-Mada Press, October 25, 2016、Naharnet, October 25, 2016、NNA, October 25, 2016、Reuters, October 25, 2016、SANA, October 25, 2016、UPI, October 25, 2016などをもとに作成。

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アレッポ市東部各所およびアレッポ市郊外でシリア軍と反体制武装集団の戦闘が続く(2016年10月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市西部郊外のアウラム・クブラー町が戦闘機(所属明示せず)の空爆を受けるとともに、アレッポ市マサーキン・ハナーヌー地区、ハイダリーヤ地区がシリア軍の砲撃を受けた。

またシリア軍、親政権武装勢力は、アレッポ市シャイフ・サイード地区一帯、アーミリーヤ地区一帯、第1070集合住宅計画地区一帯、マウタ丘一帯、ザフラー協会地区でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

一方、SANA(10月25日付)によると、シリア軍がアレッポ市南西部の航空技術科一帯に進攻したファトフ軍を撃退した。

このほか、ファトフ軍とアレッポ・ファトフ軍作戦司令室の双方に参加するシャーム自由人イスラーム運動はツイッターを通じて声明を出し、アレッポ市ジャンドゥール交差点近郊で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦し、戦闘員数十人を殲滅したと主張した。

SANA, October 25, 2016
SANA, October 25, 2016

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がジスル・シュグール市を7回にわたり空爆し、3人が負傷した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がスーラーン市、ラターミナ町を空爆、シリア軍がカフルズィーター市を砲撃した。

一方、SANA(10月25日付)によると、シリア軍がマアーン村西部の丘陵地帯でファトフ軍と交戦し、畜産農場など複数カ所を制圧した。

シリア軍はまたスーラーン市、ラターミナ町、マアーン村一帯、バッザーム丘、タイバト・イマーム市、カフルズィーター市でファトフ軍拠点を空爆した。

なお、ARA News(10月25日付)によると、シリア軍はラターミナ町に対する空爆で、有毒ガスを装填した「樽爆弾」を使用したという。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がリーハーン農場一帯でイスラーム軍などからなる反体制武装集団と交戦、戦闘機(所属明示せず)がハーン・シャイフ・キャンプ一帯を空爆した。

またカーブーン区(ダマスカス県)で一帯、シリア軍がラフマーン軍団などからなる反体制武装集団と交戦した。

さらに、クッルナー・シュラカー(10月25日付)によると、タッル・クルディー町一帯でシリア軍とイスラーム軍などからなる反体制武装集団が交戦した。

一方、SANA(10月25日付)によると、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団がダイルハビーヤ村南部一帯に侵攻したが、シリア軍と人民防衛諸集団がこれを撃退した。

このほか、東グータ地方で活動する離反将兵がビデオ声明(https://youtu.be/uD98zRM9pY4)を出し、「マジュド旅団」の名で新たな武装集団を結成した。

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ダマスカス県では、ARA News(10月25日付)によると、カーブーン区でシリア軍と反体制武装集団が交戦、大きな爆発が発生した。

爆発は、シリア軍側が掘削した地下トンネルで誤爆によるものだという。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがバイト・サービル町を「樽爆弾」で空爆した。

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ダルアー県では、SANA(10月25日付)によると、シリア軍がダルアー市北西部、避難民キャンプ一帯、ミスリー交差点東部でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, October 25, 2016、AP, October 25, 2016、ARA News, October 25, 2016、Champress, October 25, 2016、al-Hayat, October 26, 2016、Iraqi News, October 25, 2016、Kull-na Shuraka’, October 25, 2016、al-Mada Press, October 25, 2016、Naharnet, October 25, 2016、NNA, October 25, 2016、Reuters, October 25, 2016、SANA, October 25, 2016、UPI, October 25, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県で活動するラフマーン軍団が対立を続けてきたイスラーム軍との合同作戦司令室結成を受け入れると発表(2016年10月24日)

Kull-na Shuraka', October 25, 2016
Kull-na Shuraka’, October 25, 2016

ダマスカス郊外県東グータ地方で活動するラフマーン軍団は声明を出し、住民の要請に応えるかたちで、イスラーム軍との合同作戦司令室結成を受け入れると発表した。

ラフマーン軍団とイスラーム軍は、東グータ地方の支配をめぐって対立を続けてきた。

ARA News, October 24, 2016
ARA News, October 24, 2016

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イスラーム軍もまた政治委員会が声明を出し、ラフマーン軍団との合同作戦司令室設置の用意があると発表した。

AFP, October 24, 2016、AP, October 24, 2016、ARA News, October 24, 2016、Champress, October 24, 2016、al-Hayat, October 25, 2016、Iraqi News, October 24, 2016、Kull-na Shuraka’, October 24, 2016、al-Mada Press, October 24, 2016、Naharnet, October 24, 2016、NNA, October 24, 2016、Reuters, October 24, 2016、SANA, October 24, 2016、UPI, October 24, 2016などをもとに作成。

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カーミシュリー市(ハサカ県)で爆弾テロが発生しPYDメンバーが死亡(2016年10月24日)

ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(10月24日付)によると、カーミシュリー市工業団地地区で爆弾が仕掛けられたオートバイが爆発した。

ARA News(10月24日付)によると、オートバイは民主統一党の傘下組織である「革命青年」の車輌の近くで爆発し、乗っていた民主統一党のメンバー1人が死亡、2人が負傷した。

Kull-na Shuraka', October 24, 2016
Kull-na Shuraka’, October 24, 2016

AFP, October 24, 2016、AP, October 24, 2016、ARA News, October 24, 2016、Champress, October 24, 2016、al-Hayat, October 25, 2016、Iraqi News, October 24, 2016、Kull-na Shuraka’, October 24, 2016、al-Mada Press, October 24, 2016、Naharnet, October 24, 2016、NNA, October 24, 2016、Reuters, October 24, 2016、SANA, October 24, 2016、UPI, October 24, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍と共闘する反体制武装集団がアレッポ県北部でダーイシュから5カ村を奪取する一方、PYG主導のシリア民主軍と戦闘を続ける(2016年10月24日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(10月24日付)によると、トルコ軍航空部隊および戦車部隊と共闘する反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、県北部のバルアーン村、トゥワイス村、スラースィーナ村、ジュブ・アース村、サルサーナ村を制圧した。

なお、ARA News(10月24日付)によると、トルコ軍は24日、アレッポ県北部の46カ所を攻撃、うち27カ所がダーイシュ拠点、19カ所が西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍拠点だったという。

ARA News, October 24, 2016
ARA News, October 24, 2016

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ARA News(10月24日付)によると、トルコ軍航空部隊および戦車部隊と共闘する反体制武装集団が、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とマーリア市北部、カルジャブリーン村一帯で交戦した。

AFP, October 24, 2016、AP, October 24, 2016、ARA News, October 24, 2016、Champress, October 24, 2016、al-Hayat, October 25, 2016、Iraqi News, October 24, 2016、Kull-na Shuraka’, October 24, 2016、al-Mada Press, October 24, 2016、Naharnet, October 24, 2016、NNA, October 24, 2016、Reuters, October 24, 2016、SANA, October 24, 2016、UPI, October 24, 2016などをもとに作成。

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スワイダー県、ヒムス県などでシリア軍がダーイシュとの戦闘を続ける(2016年10月24日)

スワイダー県では、SANA(10月24日付)によると、人民防衛諸集団が県東部の砂漠地帯でダーイシュ(イスラーム国)の車輌を攻撃した。

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ヒムス県では、SANA(10月24日付)によると、シリア軍がラッフーム村、マスアダ村、ウンム・リーシュ村、東サラーム村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, October 24, 2016、AP, October 24, 2016、ARA News, October 24, 2016、Champress, October 24, 2016、al-Hayat, October 25, 2016、Iraqi News, October 24, 2016、Kull-na Shuraka’, October 24, 2016、al-Mada Press, October 24, 2016、Naharnet, October 24, 2016、NNA, October 24, 2016、Reuters, October 24, 2016、SANA, October 24, 2016、UPI, October 24, 2016などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線が主導するファトフ軍支配下のイドリブ県各所をロシア・シリア両軍が攻撃し16人が死亡(2016年10月24日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がハーン・シャイフーン市を空爆し、女性2人、子供1人を含む7人が死亡した。

Kull-na Shuraka', October 24, 2016
Kull-na Shuraka’, October 24, 2016

また戦闘機はカフルタハーリーム町を空爆し、子供2人と女性4人を含む7人が死亡した。

クッルナー・シュラカー(10月24日付)によると、カフルタハーリーム町に対する空爆は、ロシア軍によるもので、民間人17人が死亡し、医学科ビルが破壊されたという。

さらにカフル・ウワイド村に対して、シリア軍は砲撃を加え、女性1人を含む2人が死亡した。

一方、SANA(10月24日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、タマーニア町でシャーム・ファトフ戦線の拠点を空爆した。

シリア軍はまた、カフル・ウワイド村で反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(10月24日付)によると、シリア軍がダイル・フール村、ザアフラーナ村、ラスタン市一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、SANA(10月24日付)によると、シリア軍がスーラーン市およびその周辺、ムーリク市、ハラファーヤー市南部、タイバト・イマーム市、カフルズィーター市、マアーン村一帯、ナースィリーヤ村一帯でファトフ軍と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(10月24日付)によると、シリア軍がタファス市一帯、ダルアー市アッバースィーヤ地区、でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, October 24, 2016、AP, October 24, 2016、ARA News, October 24, 2016、Champress, October 24, 2016、al-Hayat, October 25, 2016、Iraqi News, October 24, 2016、Kull-na Shuraka’, October 24, 2016、al-Mada Press, October 24, 2016、Naharnet, October 24, 2016、NNA, October 24, 2016、Reuters, October 24, 2016、SANA, October 24, 2016、UPI, October 24, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はシャーム・ファトフ戦線が主導するファトフ軍との戦闘の末アレッポ市南部郊外のバーズー丘を完全制圧(2016年10月24日)

アレッポ県では、シリア人権監視団などによると、アレッポ市南西部の第1070集合住宅計画地区、ハーン・トゥーマーン村一帯、ミサイル大隊基地一帯、スーク・ジャバス地区一帯、アレッポ市アーミリーヤ地区、シャイフ・サイード地区で、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団(ファトフ軍)がシリア軍、親政権武装勢力と激しく交戦、砲撃戦を行った。

またアレッポ市マシュハド地区、アンサーリー地区に対して、シリア軍が砲撃を加える一方、反体制武装集団がサラーフッディーン地区を砲撃し、女児1人が死亡、14人以上が負傷した。

一方、SANA(10月24日付)によると、シリア軍が「同盟者」とともにアレッポ市南西部で、シャーム・ファトフ戦線などからなるファトフ軍と交戦、バーズー丘を完全制圧した。

これに対して、シャーム・ファトフ戦線が主導するファトフ軍は、アレッポ市サラーフッディーン地区を砲撃し、女児1人を含む2人が死亡、24人が負傷した。

SANA, October 24, 2016
SANA, October 24, 2016

また、『ハヤート』(10月25日付)によると、シリア軍は反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部にビラを空中散布し、反体制武装集団戦闘員に投降を呼びかけた。

ビラには、反体制武装集団戦闘員の遺体の写真の横に「これがあなたの最期だ」と書かれ、「最後のチャンス」を逃さずに投降せよ、との呼びかけが書き添えられていた。

このほか、アレッポ市サラーフッディーン地区での戦闘で、ヌールッディーン・ザンキー運動はシリア軍兵士2人を捕捉した。

ARA News, October 24, 2016
ARA News, October 24, 2016

AFP, October 24, 2016、AP, October 24, 2016、ARA News, October 24, 2016、Champress, October 24, 2016、al-Hayat, October 25, 2016、Iraqi News, October 24, 2016、Kull-na Shuraka’, October 24, 2016、al-Mada Press, October 24, 2016、Naharnet, October 24, 2016、NNA, October 24, 2016、Reuters, October 24, 2016、SANA, October 24, 2016、UPI, October 24, 2016などをもとに作成。

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反体制派が籠城するアレッポ市東部から住民48人が脱出(2016年10月24日)

アレッポ県では、SANA(10月24日付)によると、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)が籠城を続けるアレッポ市東部にとどまっていた住民48人が、シリア政府支配下のアレッポ市西部に脱出し、シリア軍によって保護された。

SANA, October 24, 2016
SANA, October 24, 2016

AFP, October 24, 2016、AP, October 24, 2016、ARA News, October 24, 2016、Champress, October 24, 2016、al-Hayat, October 25, 2016、Iraqi News, October 24, 2016、Kull-na Shuraka’, October 24, 2016、al-Mada Press, October 24, 2016、Naharnet, October 24, 2016、NNA, October 24, 2016、Reuters, October 24, 2016、SANA, October 24, 2016、UPI, October 24, 2016などをもとに作成。

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ハサカ市内のロジャヴァ支配地域でダーイシュによる爆弾テロ(2016年10月23日)

ハサカ県では、SANA(10月23日付)によると、ハサカ市ムシャイリファ地区でオートバイに仕掛けられた爆弾が爆発し、3人が負傷した。

シリア人権監視団によると、爆発は、西クルディスタン移行期民政局支配地域。

ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を喧伝するアアマーク通信は、この事件に関して、PKK(クルディスタン労働者党)の戦闘員5人を殺害したと発表した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、親政権武装勢力がサワーナ丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(10月23日付)によると、シリア軍がシャーイル油田一帯、ウンム・シャルシューフ村、アブー・サナースィル丘、ガジャル村北部でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を重点的に攻撃した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(10月23日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市パノラマ交差点一帯、サルダ山、ジャフラ村、ダイル・ザウル航空基地東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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スワイダー県では、SANA(10月23日付)によると、シリア軍がバヤーディル地区、ラシーダ村東部一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(10月23日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍が、18日に爆殺されたアブー・ハーシム・イドリビー氏の後任として、アブー・ムハンマド・マクディスィー氏を新司令官に任命した。

AFP, October 23, 2016、AP, October 23, 2016、ARA News, October 23, 2016、Champress, October 23, 2016、al-Hayat, October 24, 2016、Iraqi News, October 23, 2016、Kull-na Shuraka’, October 23, 2016、al-Mada Press, October 23, 2016、Naharnet, October 23, 2016、NNA, October 23, 2016、Reuters, October 23, 2016、SANA, October 23, 2016、UPI, October 23, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍の爆撃・砲撃支援にもかかわらず、反体制武装集団はYPG主体のシリア民主軍支配地域に進軍できず(2016年10月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、トルコ軍地上部隊および同軍の支援を受けるジハード主義武装集団とマーリア市近郊のシャイフ・イーサー村一帯で戦闘を続けた。

ARA News(10月23日付)によると、トルコ軍はまた、アレッポ県北部のジャッバーン村、ブルジュ村一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点を8回にわたり砲撃する一方、シャイフ・イーサー村、ハルバル村、ウンム・フーシュ村一帯のシリア民主軍拠点を51回にわたり空爆・砲撃したと発表した。

しかし、トルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)は、トルコ軍の空爆・砲撃による支援にもかかわらず、シリア民主軍の抗戦により、進軍を妨げられた。

なお、シリア人権監視団によると、トルコ軍戦闘機の空爆と地上部隊の砲撃、トルコ軍の支援を受けた反体制武装集団(ジハード主義武装集団)との戦闘で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍側の死者数は20日以降だけで22人にのぼっているという。

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ARA News(10月23日付)によると、トルコ軍の支援を受けアレッポ県北部で「ユーフラテスの盾」作戦に参加する武装集団の一つムウタスィム・ビッラー旅団の司令官、ムスタファー・シージュリー氏が乗った車がハタイ県アンタキア市近くの街道を走行中に、道路脇に仕掛けられた爆弾の爆発に巻き込まれ、シージュリー氏が軽傷を負った。

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ハサカ県では、ARA News(10月23日付)によると、トルコ国境警備隊がラアス・アイン市西部郊外で国境に近づいた若者に発砲、負傷させた。

AFP, October 23, 2016、AP, October 23, 2016、ARA News, October 23, 2016、Champress, October 23, 2016、al-Hayat, October 24, 2016、Iraqi News, October 23, 2016、Kull-na Shuraka’, October 23, 2016、al-Mada Press, October 23, 2016、Naharnet, October 23, 2016、NNA, October 23, 2016、Reuters, October 23, 2016、SANA, October 23, 2016、UPI, October 23, 2016などをもとに作成。

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反体制武装集団戦闘員が退去したダマスカス郊外県ムウダミーヤト・シャーム市に人道支援物資搬入(2016年10月23日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、国連とシリア赤新月社の支援チームが、停戦合意が成立したムウダミーヤト・シャーム市に人道支援物資を搬入した。

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ヒムス県では、SANA(10月23日付)によると、ラスタン市、タルビーサ市、タッルカラフ市などの住民約160人が関係当局に投降し、2016年政令第15号に従い、免罪となった。

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ダマスカス県では、SANA(10月23日付)によると、ダマスカス大学、盲ろう者教育学院の学生などが、国連ビル前でテロ組織による戦争、諸外国によるテロ支援に抗議するデモを行った。

SANA, October 23, 2016
SANA, October 23, 2016

 

AFP, October 23, 2016、AP, October 23, 2016、ARA News, October 23, 2016、Champress, October 23, 2016、al-Hayat, October 24, 2016、Iraqi News, October 23, 2016、Kull-na Shuraka’, October 23, 2016、al-Mada Press, October 23, 2016、Naharnet, October 23, 2016、NNA, October 23, 2016、Reuters, October 23, 2016、SANA, October 23, 2016、UPI, October 23, 2016などをもとに作成。

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ロシア・シリア両軍によるアレッポ市東部での人道停戦期間が終了し、戦闘が再開、シリア軍はアレッポ市南西部の航空技術科一帯を制圧(2016年10月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ロシア・シリア両軍が20日午前8時から3日間の予定で実施されていた人道停戦の期間終了(22日午後19時)を受け、戦闘機(所属明示せず)がアレッポ市東部のスッカリー地区、アーミリーヤ地区、マシュハド地区などを空爆、シリア軍も同地一帯およびハルブ・ジャッディーダ地区、ハムダーニーヤ地区、第1070集合住宅地区、スーク・ジャバス地区などへの砲撃を再開し、反体制武装集団と交戦した。

また、戦闘機(所属明示せず)は、ハーン・アサル村、アウラム・クブラー町一帯などを空爆、シリア軍も、シリア人・外国人親政権武装勢力とともにハーン・トゥーマーン村一帯などで反体制武装集団(ファトフ軍)と交戦した。

一方、SANA(10月23日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、アレッポ市南西部の航空技術科一帯をファトフ軍との交戦の末に制圧した。

シリア軍はまた、アイス村、マアッラーター村、ハーリディーヤ村、ハナースィル市西部、アレッポ市ラーシディーン地区で反体制武装集団と交戦した。

SANA, October 23, 2016
SANA, October 23, 2016

このほか、シリア人権監視団によると、シリア軍は、バーズー丘、アレッポ市ラーシディーン地区(第5区)、ブライジュ村を射程圏内に収めた。

なお、『ハヤート』(10月24日付)によると、ロシア・シリア両軍による人道停戦期間中、両軍が解説した人道回廊を通じてアレッポ市東部から外界に退去したのは、負傷した戦闘員8人と、民間人7人だけだったという。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がラスタン市、タッル・ザハブ町、カフルラーハー市のシャーム・ファトフ戦線などの拠点に対して空爆を行った。

SANA(10月23日付)によると、シリア軍がアーミリーヤ村、タッル・ザハブ町、ラスタン市でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターが、スーラーン市に「樽爆弾」を投下する一方、戦闘機(所属明示せず)がラターミナ町を空爆した。

SANA(10月23日付)によると、シリア軍が、スーラーン市、タイバト・イマーム市、カフルズィーター市、ラターミナ町でナスル軍、イッザ軍、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム・ファトフ戦線と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍ヘリコプターがハーン・シャイフ・キャンプ一帯に「樽爆弾」28発を投下、地上部隊が地対地ミサイルと思われる砲弾を同地に撃ち込んだ。

一方、SANA(10月23日付)によると、シリア軍が人民防衛諸組織とともにハーン・シャイフ・キャンプとザーキヤ町一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦、同地一帯の農場地帯を制圧した。

他方、ARA News(10月23日付)によると、イスラーム軍がリーハーン農場郊外の複数拠点を奪還した。

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イドリブ県では、SANA(10月23日付)によると、シリア軍がハーン・シャイフーン市、カンスフラ村一帯でファトフ軍の拠点を空爆した。

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ラタキア県では、SANA(10月23日付)によると、シリア軍がカンズー山、タルディーン村、カフルサンドゥー村、キンダ村、マルアンド村、カルフース村で反体制武装集団の拠点を空爆した。

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ダルアー県では、SANA(10月23日付)によると、シリア軍がダルアー市避難民キャンプ、タファス市、ヌアイマ村でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, October 23, 2016、AP, October 23, 2016、ARA News, October 23, 2016、Champress, October 23, 2016、al-Hayat, October 24, 2016、Iraqi News, October 23, 2016、Kull-na Shuraka’, October 23, 2016、al-Mada Press, October 23, 2016、Naharnet, October 23, 2016、NNA, October 23, 2016、Reuters, October 23, 2016、SANA, October 23, 2016、UPI, October 23, 2016などをもとに作成。

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ダーイシュに忠誠を使うハーリド・ブン・ワリード軍の総司令官がシャーム・ファトフ戦線の攻撃で死亡(2016年10月22日)

ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍は声明を出し、シャーム・ファトフ戦線が仕掛けた爆弾の爆発に巻き込まれ、総司令官のアブー・ハーシム・イドリビー氏が死亡したと発表した。

爆発はヤルムーク川河畔のアービディーン村(ダマスカス郊外県)・ジャムラ村間の街道で19日に発生、イドリビー氏は重態だったという。

AFP, October 22, 2016、AP, October 22, 2016、ARA News, October 22, 2016、Champress, October 22, 2016、al-Hayat, October 23, 2016、Iraqi News, October 22, 2016、Kull-na Shuraka’, October 22, 2016、al-Mada Press, October 22, 2016、Naharnet, October 22, 2016、NNA, October 22, 2016、Reuters, October 22, 2016、SANA, October 22, 2016、UPI, October 22, 2016などをもとに作成。

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シリアの反体制派を実質統括するサウジ人説教師ムハイスィニー氏「反体制派の統合は形式的な問題で躓いているだけ」(2016年10月22日)

シャーム・ファトフ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなる武装連合体のファトフ軍を実質統括するサウジアラビア人説教師のアブドゥッラー・ムハイスィニー氏はYoutubeで公開されているの「今週のシャーム」(https://www.youtube.com/channel/UCwbA1vlH66jPSurIIHpIMfw)のインタビューに応じ、反体制武装集団の統合に向けた取り組みについて語った。

インタビューのなかで、ムハイスィニー氏は、シリアのアル=カーイダであるシャーム・ファトフ戦線の主導のもとに継続されている統合の試みに関して「形式的な問題で躓いているに過ぎない」と述べた。

Youtube, October 22, 2016
Youtube, October 22, 2016

AFP, October 22, 2016、AP, October 22, 2016、ARA News, October 22, 2016、Champress, October 22, 2016、al-Hayat, October 23, 2016、Iraqi News, October 22, 2016、Kull-na Shuraka’, October 22, 2016、al-Mada Press, October 22, 2016、Naharnet, October 22, 2016、NNA, October 22, 2016、Reuters, October 22, 2016、SANA, October 22, 2016、UPI, October 22, 2016などをもとに作成。

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ロジャヴァを主導するPYDのムスリム党首「トルコ軍の進攻は米・ロシアの合意の上で行われている」(2016年10月22日)

西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党のサーリフ・ムスリム共同党首はドイツのDWチャンネル(10月22日付)のインタビューに応じ、「トルコ軍のシリア北部への進攻、シリア民主軍所属部隊拠点への砲撃は米国とロシアの合意の上に行われている」と述べた。

ムスリム党首は「我々と米国との関係は軍事面に限られており、我々は(トルコ軍の進攻に関して)我々の軍事的な同盟者である有志連合からの説明を待っている…。シリア民主軍はこの点に関して彼らに連絡をしているが、トルコ軍の空爆に関して彼らからは何の説明もなし、何のコメントもない」と述べた。

ARA News, October 22, 2016
ARA News, October 22, 2016

AFP, October 22, 2016、AP, October 22, 2016、ARA News, October 22, 2016、Champress, October 22, 2016、DW Channel, October 22, 2016、al-Hayat, October 23, 2016、Iraqi News, October 22, 2016、Kull-na Shuraka’, October 22, 2016、al-Mada Press, October 22, 2016、Naharnet, October 22, 2016、NNA, October 22, 2016、Reuters, October 22, 2016、SANA, October 22, 2016、UPI, October 22, 2016などをもとに作成。

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戦車数十輌からなるトルコ軍増援部隊がシリア領内に進入、ロジャヴァ支配下のタッル・リフアト市(アレッポ県北部)に向けて進軍する反体制武装集団を全面支援(2016年10月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団が県北部のハルバル村、シャイフ・イーサー村、クーラスルージュ村、ハスィーヤ村などで西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と激しく交戦した。

複数の消息筋によると、反体制武装集団を支援するため、ラーイー村方面からトルコ軍戦車部隊がマーリア市近郊のタッル・マーリド村方面に進軍し、シャイフ・イーサー村近郊で目撃されたという。

トルコ軍が発表した声明によると、トルコ軍は西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の拠点約70カ所に対して砲撃を行ったという。

なお、ARA News(10月22日付)によると、22日午後、戦車数十輌からなるトルコ軍の増援部隊がキリス市方面から、アレッポ県北部での反体制武装集団とシリア民主軍との戦闘に参加するためにシリア領内(マーリア市)に進入したという(https://www.youtube.com/watch?v=iW3prOxYq64&feature=youtu.be)。

Youtube, October 22, 2016
Youtube, October 22, 2016

AFP, October 22, 2016、AP, October 22, 2016、ARA News, October 22, 2016、Champress, October 22, 2016、al-Hayat, October 23, 2016、Iraqi News, October 22, 2016、Kull-na Shuraka’, October 22, 2016、al-Mada Press, October 22, 2016、Naharnet, October 22, 2016、NNA, October 22, 2016、Reuters, October 22, 2016、SANA, October 22, 2016、UPI, October 22, 2016などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯、ヒムス県東部でダーイシュとの戦闘を続ける(2016年10月22日)

ダイル・ザウル県では、SANA(10月22日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハウィーカ地区、労働者住宅地区、ラサーファ地区、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(10月22日付)によると、シリア軍がマフル油田一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, October 22, 2016、AP, October 22, 2016、ARA News, October 22, 2016、Champress, October 22, 2016、al-Hayat, October 23, 2016、Iraqi News, October 22, 2016、Kull-na Shuraka’, October 22, 2016、al-Mada Press, October 22, 2016、Naharnet, October 22, 2016、NNA, October 22, 2016、Reuters, October 22, 2016、SANA, October 22, 2016、UPI, October 22, 2016などをもとに作成。

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シリア・ロシア両軍による人道停戦失効を控え、シリア軍がアレッポ市東部周辺に増援部隊を展開(2016年10月22日)

アレッポ県では、SANA(10月22日付)によると、フサイン・ディヤーブ県知事が、反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部のブスターン・カスル地区にある人道回廊を視察した。

SANA, October 22, 2016
SANA, October 22, 2016

『ハヤート』(10月23日付)などによると、シリア・ロシア両軍が20日午前8時に発効した人道停戦の最終日となる22日(午後7時失効)、前日と同様、アレッポ市東部からの住民、戦闘員、負傷者の退去・投降は行われなかったという。

一方、シリア人権監視団によると、人道停戦の失効を控え、シリア軍、イラン人などからなる外国人武装勢力らの増援部隊が、反体制武装集団(アレッポ・ファトフ軍作戦司令室)の支配下にあるアレッポ市東部の東部、北部、そして南部一帯に展開した。

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ダマスカス郊外県では、ARA News(10月22日付)によると、イスラーム軍がシリア軍との戦闘の末、リーハーン農場の複数カ所から撤退した。

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ハマー県では、SANA(10月22日付)によると、シリア軍がスーラーン市、ラターミナ町、バッザーム丘一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団の拠点を空爆した。

これに対し、反体制武装集団は、ムハルダ市を砲撃し、2人が死亡、女性1人が負傷した。

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イドリブ県では、SANA(10月22日付)によると、シリア軍がマアッラト・ヌウマーン市東部で反体制武装集団の車輌を空爆した。

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クナイトラ県では、SANA(10月22日付)によると、シリア軍がクルーム丘一帯でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、SANA(10月22日付)によると、シリア軍がダルアー市ハマーディー地区、難民キャンプ地区、バジャービジャ地区、スィーバ地区、サマード村・ブスラー・シャーム市間の街道でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ヒムス県では、ARA News(10月22日付)によると、シリア軍戦闘機がハウラ地方などを空爆した。

一方、SANA(10月22日付)によると、シリア軍がクナイトラート村東部、カフルラーハー市で反体制武装集団と交戦した。

AFP, October 22, 2016、AP, October 22, 2016、ARA News, October 22, 2016、Champress, October 22, 2016、al-Hayat, October 23, 2016、Iraqi News, October 22, 2016、Kull-na Shuraka’, October 22, 2016、al-Mada Press, October 22, 2016、Naharnet, October 22, 2016、NNA, October 22, 2016、Reuters, October 22, 2016、SANA, October 22, 2016、UPI, October 22, 2016などをもとに作成。

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チェチェン人戦闘員からなる「コーカサスの兵」、トルコマン・イスラーム党はシャーム・ファトフ戦線への参加を拒否(2016年10月21日)

アレッポ県やイドリブ県で活動するチェチェン人戦闘員を中心とする武装集団の「コーカサスの兵」を指導するアブドゥルハキーム・シーシャーニー氏は声明を出し、アレッポ市東部の解囲に向けて反体制武装集団の糾合をめざすアル=カーイダ系組織のシャーム・ファトフ戦線の取り組みに関して、「現時点で(シャーム・ファトフ)戦線に参加するいかなる意思もない」と述べた。

シーシャーニー氏はまた、ファトフ軍においてシャーム・ファトフ戦線と共闘するトルキスターン・イスラーム党を指導するアブー・マギーラ・トゥルクマーニー氏も同様の見解を持っていると付言した。

『クドス・アラビー』(10月21日付)が伝えた。

AFP, October 21, 2016、AP, October 21, 2016、ARA News, October 21, 2016、Champress, October 21, 2016、al-Hayat, October 22, 2016、Iraqi News, October 21, 2016、Kull-na Shuraka’, October 21, 2016、al-Mada Press, October 21, 2016、Naharnet, October 21, 2016、NNA, October 21, 2016、al-Quds al-‘Arabi, October 21, 2016、Reuters, October 21, 2016、SANA, October 21, 2016、UPI, October 21, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス郊外県グータ地方で政権との和解拒否、反体制派糾合を訴えるデモにラフマーン軍団が発砲(2016年10月21日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(10月21日付)によると、イスラーム軍、シャーム・ファトフ戦線、ラフマーン軍団などの反体制武装集団の支配下にある東グータ地方のドゥーマー市、カフルバトナー町、ハラスター市、アルバイン市、ザマルカー町などで、「グータを救済せよ」と銘打ってデモが行われ、シリア政府との和解拒否、反体制武装集団による統合作戦司令室の設置が要求された。

デモには遭わせて5,000人以上が参加したという。

しかし、ラフマーン軍団はザマルカー町で行われていたデモに対して発砲し、これを強制排除した。

デモ参加者が、ラフマーン軍団の司令官らに対して、イスラーム軍との対立の解消を求めたことが強制排除の理由だという。

Kull-na Shuraka', October 21, 2016
Kull-na Shuraka’, October 21, 2016


AFP, October 21, 2016、AP, October 21, 2016、ARA News, October 21, 2016、Champress, October 21, 2016、al-Hayat, October 22, 2016、Iraqi News, October 21, 2016、Kull-na Shuraka’, October 21, 2016、al-Mada Press, October 21, 2016、Naharnet, October 21, 2016、NNA, October 21, 2016、Reuters, October 21, 2016、SANA, October 21, 2016、UPI, October 21, 2016などをもとに作成。

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トルコ軍およびその支援を受けるアレッポ県北部の反体制武装集団はダーイシュの拠点都市バーブ市ではなく、ロジャヴァ支配下のタッル・リフアト市方面に進路を変更(2016年10月21日)

アレッポ県では、『ハヤート』(10月22日付)によると、トルコ軍の全面支援を受ける反体制武装集団がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市バーブ市から、西クルディスタン移行期民政局支配下のタッル・リフアト市方面に向けて進軍を開始、人民防衛隊主体のシリア民主軍と交戦した。

また、ARA News(10月21日付)によると、「ユーフラテスの盾」作戦を主導するトルコ軍は、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して40回、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点に対して6回の攻撃を加えたという。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ガズィール村で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の車輌に仕掛けられた爆弾が爆発し、1人が死亡した。

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ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を喧伝するアアマーク通信が、ダーイシュが、ハサカ県マルカダ町西方で20日、米軍のA10戦闘機を撃墜したと発表した。

AFP, October 21, 2016、AP, October 21, 2016、ARA News, October 21, 2016、Champress, October 21, 2016、al-Hayat, October 22, 2016、Iraqi News, October 21, 2016、Kull-na Shuraka’, October 21, 2016、al-Mada Press, October 21, 2016、Naharnet, October 21, 2016、NNA, October 21, 2016、Reuters, October 21, 2016、SANA, October 21, 2016、UPI, October 21, 2016などをもとに作成。

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シリア軍がヒムス県東部、ダイル・ザウル市一帯などでダーイシュと交戦(2016年10月21日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーイル油田一帯、西ハイル城一帯などでダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダイル・ザウル市入口のハラビーヤ交差点一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆、市内各所でシリア軍とダーイシュが交戦した。

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アレッポ県では、SANA(10月21日付)によると、シリア軍がアレッポ市東部郊外の航空士官学校一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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スワイダー県では、SANA(10月21日付)によると、シリア軍がアシュハイブ丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, October 21, 2016、AP, October 21, 2016、ARA News, October 21, 2016、Champress, October 21, 2016、al-Hayat, October 22, 2016、Iraqi News, October 21, 2016、Kull-na Shuraka’, October 21, 2016、al-Mada Press, October 21, 2016、Naharnet, October 21, 2016、NNA, October 21, 2016、Reuters, October 21, 2016、SANA, October 21, 2016、UPI, October 21, 2016などをもとに作成。

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ダマスカス県ジャウバル区でシリア軍がイスラーム軍、ラフマーン軍団と激しく交戦(2016年10月21日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がジャウバル区を4回にわたり空爆、またシリア軍がラフマーン軍団と交戦し、戦闘員8人を殲滅した。

また、SANA(10月21日付)によると、イスラーム軍とラフマーン軍団がジャウバル区に侵攻を試みたが、シリア軍がこれを撃退した。

SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がザアフラーナ村、ファルハーニーヤ村、タルビーサ市を空爆した。

一方、SANA(10月21日付)によると、シリア軍がタルビーサ市一帯、ガジャル村、キースィーン村、ザアフラーナ村で反体制武装集団と交戦した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラターミナ町一帯を空爆した。

一方、SANA(10月21日付)によると、シリア軍がスーラーン市、ナースィリーヤ丘、ラターミナ町、タイバト・イマーム市、ムーリク市、ラハーヤー村、ズラーキーヤート村、マアルカバ村、カフルズィーター市、マサースィナ村、ハラファーヤー市東部でイッザ連合、ナスル軍、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がイドリブ市南部郊外、ナージヤ村など空爆した。

一方、SANA(10月21日付)によると、シリア軍がカフルナブル市、ハーン・シャイフーン市一帯、タマーニア町、ハッルーズ村でファトフ軍の拠点を空爆した。

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ダルアー県では、SANA(10月21日付)によると、シャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団がイズラア市を砲撃した。

一方、SANA(10月21日付)によると、シリア軍がダルアー市バジャービジャ地区でシャーム・ファトフ戦線などからなる反体制武装集団と交戦した。

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ラタキア県では、SANA(10月21日付)によると、シリア軍がタルディーン村、カフルサンドゥー村、キンダ村などで反体制武装集団の拠点を激しく空爆した。

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シリア・ロシア両軍による人道停戦2日目、アレッポ市東部からの民間人、戦闘員、負傷者の退去はなし(2016年10月21日)

アレッポ県では、SANA(10月21日付)が、シリア・ロシア両軍による人道停戦(20日午前8時発効)2日目となる21日、両国軍が設置した人道回廊(通行所)を経由して、反体制武装集団の支配下にあるアレッポ市東部から退去した住民はほとんどいなかった、と伝えた。

SANAによると、21日の日没後、ブスターン・カスル地区に設置された通行所(回廊)を経由して一家7人が退去しただけで、この家族の世帯主によると、住民数千世帯が同通行所からの退去を試みたが、「テロリスト」が武力でこれを阻止したという。

これに関して、SANAは、反体制武装集団が住民の退去を阻止し、住民を人間の盾としてりようしていると批判的に伝えた。

また、AFP(10月21日付)、ロイター通信(10月21日付)なども、アレッポ市東部から外界への住民、戦闘員、負傷者の退去・投降は見られなかったと伝えた。

国連OCHAのヤンス・ラーク(Jens Laerke)報道官は記者団に対して、国連がロシア、シリア政府、そして「複数の反体制武装集団」から病人や負傷者の搬出に関する許可を得ているものの、「安全にかかる保障」を得られていないとし、国連の人道支援チームのスタッフが安全回廊の出口側(シリア政府支配地域)に依然配備できていないことを明らかにした。

SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016
SANA, October 21, 2016

一方、SANA(10月21日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市ジュマイリーヤ地区を砲撃し、3人が負傷した。

AFP, October 21, 2016、AP, October 21, 2016、ARA News, October 21, 2016、Champress, October 21, 2016、al-Hayat, October 22, 2016、Iraqi News, October 21, 2016、Kull-na Shuraka’, October 21, 2016、al-Mada Press, October 21, 2016、Naharnet, October 21, 2016、NNA, October 21, 2016、Reuters, October 21, 2016、SANA, October 21, 2016、UPI, October 21, 2016などをもとに作成。

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シャーム・ファトフ戦線はアレッポ市東部解囲に向け、武装勢力を糾合して統合軍、統合司令部を結成すると発表(2016年10月20日)

シャーム・ファトフ戦線のアブー・ウバイダ・アンサーリー司令官は声明を出し、アレッポ市東部の解囲に向けた作戦を、同市内で活動する全武装集団の統合司令部のもとで開始するだろうと述べ、そのための準備が最終段階に入っていると発表した。

アンサーリー司令官は「戦いはこれまでとは異なり、ファトフ軍とそのほかの反体制武装集団が参加する統合軍と統合軍事司令部の旗の下で行われるだろう」と述べた。

AFP, October 20, 2016、AP, October 20, 2016、ARA News, October 20, 2016、Champress, October 20, 2016、al-Hayat, October 21, 2016、Iraqi News, October 20, 2016、Kull-na Shuraka’, October 20, 2016、al-Mada Press, October 20, 2016、Naharnet, October 20, 2016、NNA, October 20, 2016、Reuters, October 20, 2016、SANA, October 20, 2016、UPI, October 20, 2016などをもとに作成。

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