ダーイシュがラッカ市とハズィーマ村を結ぶ街道に爆弾を仕掛け、シリア民主軍の車輌を狙って爆発させ、兵士5人を殺傷(2023年4月27日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がラッカ市とハズィーマ村を結ぶ街道に爆弾を仕掛け、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌を狙って爆発させ、同軍の兵士2人を殺害、3人を負傷させた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるブサイラ市で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがシリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会第3連隊の司令官を銃で撃ち殺害した。

AFP, April 27, 2023、ANHA, April 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2023、Reuters, April 27, 2023、SANA, April 27, 2023、SOHR, April 27, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるハサカ県アームーダー市近郊を砲撃(2023年4月27日)

ハサカ県では、ANHA(4月27日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアームーダー市近郊のシュールク村を砲撃した。

AFP, April 27, 2023、ANHA, April 27, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 27, 2023、Reuters, April 27, 2023、SANA, April 27, 2023、SOHR, April 27, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍はシリア国旗を掲揚していたユーフラテス大学ハサカ分校の農学部長事務所を強襲し、職員らに暴行を加える(2023年4月26日)

ハサカ県では、SANA(4月26日付)によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がハサカ市カッラーサ地区にあるユーフラテス大学ハサカ分校のクサイ・ウマル農学部長の事務所を強襲し、職員らに暴行を加えた。

事務所に掲げられていたシリア国旗を降ろすことを職員らが拒否したために、シリア民主軍の戦闘員らは彼らに暴行を加えたという。

AFP, April 26, 2023、ANHA, April 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 26, 2023、Reuters, April 26, 2023、SANA, April 26, 2023、SOHR, April 26, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がラタキア県ナフシャッバー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人を殺害(2023年4月26日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士1人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, April 26, 2023、ANHA, April 26, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 26, 2023、Reuters, April 26, 2023、SANA, April 26, 2023、SOHR, April 26, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構のジャウラーニー指導者がイード・アル=フィトルに合わせた会合で発言:「シリアにおいてコンセンサスや政治的解決は不可能だ。軍事的解決が基本だ」(2023年4月25日)

シリア北東部のいわゆる「解放区」における軍事・治安権限を握り、同地を事実上支配しているシャーム解放機構のアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者が、同機構に「解放区」の自治を委託されているシリア救国内閣のアリー・カッダ首班、立法機関のシューラー総評議会のムスタファー・ムーサー議長とともに、シリア北東部の名士や救国内閣職員らと会合を開いた。

 

会合はイート・フィトルに合わせたもので、シリア救国内閣が公開したビデオによると、ジャウラーニー指導者は会合において、短期的に見ても、長期的に見ても、シリアにおいて政治的なコンセンサスが生じることはないだろうとしたうえで、軍事的な解決に依拠することが基本だと述べた。

ジャウラーニー指導者は、次のように述べた。

シリア情勢におけるコンセンサスや政治的解決は短期的にも長期的にも不可能だ。なぜなら、多くの国が、体制(シリア政府)、シリア民主軍、あるいは「シリア革命」を支援するかたちでシリア情勢に干渉しているからだ。
これらの国は互いに利害対立しており、どの国であっても、別の国を犠牲にしなければ、国益を実現できない。だから、コンセンサス状態は不可能なのだ。
軍事的解決に依拠することが基本だ。それが革命が当初から採用してきた選択肢であり、ダマスカスにおいて勝利を実現するまで、それは続く。
今日の状況こそが、シリア革命の黄金期だ。文民勢力が心を一つにして初めて「革命」に糾合し、体制に対峙し、建設に取り組んでいる。革命は成果を得た。今後よって立つことができる地理的領域のモデルを構築した。
革命が始まった時、体制は孤立していなかった。革命にはデモに繰り出す民衆の力以外に何も持っていなかった。それが、体制を国際的孤立へと追い込み、軍事、治安における力を奪った。

https://youtu.be/eXMgaDLzHKA

AFP, April 29, 2023、ANHA, April 29, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 29, 2023、Reuters, April 29, 2023、SANA, April 29, 2023、SOHR, April 29, 2023などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県西部、イドリブ県南部を砲撃(2023年4月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、カンスフラ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、軍事情報局の傘下で活動する民兵の司令官がとその息子がマハッジャ町で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, April 25, 2023、ANHA, April 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2023、Reuters, April 25, 2023、SANA, April 25, 2023、SOHR, April 25, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍とシリア軍第4師団がダイル・ザウル県ブガイリーヤ村に設置されている密輸用の通行所一帯で交戦(2023年4月25日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とシリア軍第4師団がユーフラテス川に面するブガイリーヤ村に設置されている密輸用の通行所一帯で交戦し、住民1人が巻き添えになり負傷した。

AFP, April 25, 2023、ANHA, April 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2023、Reuters, April 25, 2023、SANA, April 25, 2023、SOHR, April 25, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍ドローンがアレッポ県アイン・アラブ(コバネ)市南部で車1台を攻撃、シリア民主軍の戦闘員を殺害(2023年4月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍所属の無人航空機(ドローン)が午前10時30分頃、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市南部で車1台を攻撃した。

シリア人権監視団は、攻撃は北・東シリア自治局の関連組織の職員らが乗った車を狙ったもので、乗っていた2人が死亡、3人が負傷したと発表した。

一方、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、「火曜日午前10:30に、我々の戦闘員の1人が乗った車がコバネ地区でイート・フィトルの休暇中にトルコ占領軍のドローンの攻撃を受け、殉教した」と発表した。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とアイン・アラブ(コバネ)市近郊のシュユーフ・タフターニー町を砲撃した。

また、マンビジュ市のハフサ街道でシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の研究責任者の車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。

AFP, April 25, 2023、ANHA, April 25, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 25, 2023、Reuters, April 25, 2023、SANA, April 25, 2023、SOHR, April 25, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がハサカ県タッル・タムル町近郊のアイン・アブド村を砲撃し、女児2人を殺害、子供3人を負傷(2023年4月24日)

ハサカ県では、ANHA(4月24日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のアイン・アブド村を砲撃し、女児2人を殺害、子供3人を負傷させた。

5人はきょうだい。

AFP, April 24, 2023、ANHA, April 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 24, 2023、Reuters, April 24, 2023、SANA, April 24, 2023、SOHR, April 24, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県イドリブ市、トルコの占領下にある「平和の泉」地域内のラッカ県タッル・アブヤド市、「ユーフラテス地域」内のアレッポ県各所で「犯罪者アサドとの関係正常化に反対」と銘打った抗議デモ(2023年4月23日)

シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(4月23日付)、イナブ・バラディー(4月23日付)などによると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市、トルコの占領下にある「平和の泉」地域内のラッカ県タッル・アブヤド市、「ユーフラテス地域」内のアレッポ県のアアザーズ市、アフタリーン市、ラーイー村、バーブ市、ジャラーブルス市、マーリア市などで、「犯罪者アサドとの関係正常化に反対」と銘打った抗議デモが行われ、数千人の住民が動員された。


https://twitter.com/tha7yir/status/1649897199969488896

デモはSNSなどを通じて呼びかけられ、参加者は、アラブ諸国とシリアの関係回復を拒否、「シリア革命」の継続、体制打倒と「革命」の要求の実現まで、「革命」を後退させないなどと訴えた。

イドリブ市では住民数百人がサブア・バフラート広場に集まり、シリア政府との関係改善、和解を拒否、体制の処罰を訴えた。

また、レバノンなどのアラブ諸国にいるシリア難民の人種差別からの保護なども呼びかけられた。

デモは、フランス、ドイツ、オランダ、オーストリア、英国、ベルギー、デンマーク、トルコの複数の都市でも行われ、シリア人らが参加した。

AFP, April 23, 2023、ANHA, April 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2023、‘Inab Baladi, April 23, 2023、Reuters, April 23, 2023、SANA, April 23, 2023、SOHR, April 23, 2023などをもとに作成。

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ダルアー県ハーッラ市で正体不明の武装集団(テロリスト)がシリア軍の検問所を襲撃し、戦闘の末双方合わせて4人死亡(2023年4月22日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ハーッラ市で正体不明の武装集団がシリア軍の検問所を襲撃し、兵士1人を殺害、1人を負傷させた。

イナブ・バラディー(4月22日付)によると、兵士1人が死亡、2人が負傷した。

これに関して、SANA(4月23日付)は、シリア軍部隊が導師でテロ・グループによるテロ攻撃を迎撃、テロリスト2人を殺害、2人を負傷させたが、戦闘で兵士1人が死亡したと伝えた。

HFL(4月23日付)によると、殺害されたのはアリー・ジャッラード氏とハーリド・ジャッラード氏の兄弟。

殺害の理由は不明だという。

シリア人権監視団が23日に発表したところによると、負傷したシリア軍兵士1人もその後死亡した。

AFP, April 22, 2023、ANHA, April 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2023、HFL, April 22, 2023、‘Inab Baladi, April 22, 2023、Reuters, April 22, 2023、SANA, April 22, 2023、April 23, 2023、SOHR, April 22, 2023、April 23, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構、「決戦」作戦司令室がアレッポ県、イドリブ県、ハマー県でシリア軍と砲撃戦(2023年4月22日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるバスラトゥーン村一帯を砲撃した。

また「決戦」作戦司令室もバスラートゥーン村一帯のほか、第46中隊基地一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のスフーフン村、ファッティーラ村、フライフィル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のアンカーウィー村、カーヒラ村を砲撃した。

AFP, April 22, 2023、ANHA, April 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2023、Reuters, April 22, 2023、SANA, April 22, 2023、SOHR, April 22, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年4月22日)

ラッカ県では、ANHA(4月22日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のハーリディーヤ村、サイダー村、M4高速道路沿線を砲撃した。

AFP, April 22, 2023、ANHA, April 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2023、Reuters, April 22, 2023、SANA, April 22, 2023、SOHR, April 22, 2023などをもとに作成。

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ハサカ県のフール・キャンプでシリア民主軍兵士が子供らに向けて発砲、1人が即死(2023年4月22日)

ハサカ県では、SANA(4月22日付)によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプで、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士が子供らに向けて発砲、1人が即死した。

シリア人権監視団によると、殺害されたのはシリア人の児童で、発砲したのはフール・キャンプの守衛の1人、発砲時の状況は不明だという。

AFP, April 22, 2023、ANHA, April 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 22, 2023、Reuters, April 22, 2023、SANA, April 22, 2023、SOHR, April 22, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県イドリブ市、トルコの占領下にある「平和の泉」地域内のラッカ県タッル・アブヤド市、「ユーフラテス地域」内のアレッポ県各所で「犯罪者アサドとの関係正常化に反対」と銘打った抗議デモ(2023年4月23日)

シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(4月23日付)、イナブ・バラディー(4月23日付)などによると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市、トルコの占領下にある「平和の泉」地域内のラッカ県タッル・アブヤド市、「ユーフラテス地域」内のアレッポ県のアアザーズ市、アフタリーン市、ラーイー村、バーブ市、ジャラーブルス市、マーリア市などで、「犯罪者アサドとの関係正常化に反対」と銘打った抗議デモが行われ、数千人の住民が動員された。


デモはSNSなどを通じて呼びかけられ、参加者は、アラブ諸国とシリアの関係回復を拒否、「シリア革命」の継続、体制打倒と「革命」の要求の実現まで、「革命」を後退させないなどと訴えた。

イドリブ市では住民数百人がサブア・バフラート広場に集まり、シリア政府との関係改善、和解を拒否、体制の処罰を訴えた。

また、レバノンなどのアラブ諸国にいるシリア難民の人種差別からの保護なども呼びかけられた。

デモは、フランス、ドイツ、オランダ、オーストリア、英国、ベルギー、デンマーク、トルコの複数の都市でも行われ、シリア人らが参加した。

AFP, April 23, 2023、ANHA, April 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2023、‘Inab Baladi, April 23, 2023、Reuters, April 23, 2023、SANA, April 23, 2023、SOHR, April 23, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるハマー県西部を砲撃し、兵士1人死亡(2023年4月23日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある県西部を砲撃し、シリア軍兵士1人が死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, April 23, 2023、ANHA, April 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 23, 2023、Reuters, April 23, 2023、SANA, April 23, 2023、SOHR, April 23, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年4月21日)

ラッカ県では、ANHA(4月21日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のファーティサ村を砲撃した。

AFP, April 21, 2023、ANHA, April 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2023、Reuters, April 21, 2023、SANA, April 21, 2023、SOHR, April 21, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がラタキア県アブー・アリー山一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2023年4月21日)

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がアブー・アリー山一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のタッル・ワースィト村、マンスーラ村、カーヒラ村、ヒルバト・ナークース村、クライディーン村、アンカーウィー村、サルマーニーヤ村、マシーク村、カルクール村、ズィヤーラ町を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリアの治安機関に協力していると見られる正体不明の武装集団が、ムサイフラ町で住民3人を襲撃、2人を殺害、2人に重傷を負わせた。

AFP, April 21, 2023、ANHA, April 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 21, 2023、Reuters, April 21, 2023、SANA, April 21, 2023、SOHR, April 21, 2023などをもとに作成。

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【トルコ・シリア大地震】地震発生を受けて、トルコで同国で休暇を取得し、バーブ・サラーマ国境通行所経由でシリアを訪れたシリア人の数が2万2225人に(2023年4月20日)

イドリブ県のシャーム解放機構支配地にあるバーブ・サラーマ国境通行所は声明を出し、トルコ・シリア大地震の発生を受けて、トルコで同国で休暇を取得し、シリアを訪れたシリア人の数が2万2225人に達していると発表した。

シリアを訪れているのは、いずれもトルコ国内の被災県で一時保護身分証で取得したシリア人。

https://www.facebook.com/BabAlhawaBC/posts/pfbid0grTfuGR2iwBoGuHVXP8c11Y4g1nGiqf1P1UVqh2Jfw9ac4sszbXBRsmghiKtJVcal?locale=ar_AR

 

AFP, April 20, 2023、ANHA, April 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2023、Reuters, April 20, 2023、SANA, April 20, 2023、SOHR, April 20, 2023などをもとに作成。

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ダーイシュの元メンバーらからなる東部自由人連合が、イスラエル・アラブの支援を受けてトルコの占領地にプレハブ200棟からなる集合住宅を建設(2023年4月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)の元メンバーらからなる東部自由人連合が、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域のアフリーン市とジンディールス町を結ぶ街道沿線にプレハブ200棟からなる集合住宅を建設した。

集合住宅は、シートカー村の住民の所有地を不法に接収、占拠し、オリーブの樹木など280本を伐採して建設されたもの。

48年パレスチナ(イスラエル・アラブ)人のNGOであるアジュナーディーン協会がトルコ当局の立ち合いのもと、東部自由人連合と契約を交わし、建設を進め、直接管理を行うことになっている。

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一方、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域のバーブ・サラーマ国境通行所に近い国内避難民(IDPs)キャンプ(バーブ・サラーマ・キャンプ)で、タッル・リフアト市出身の若者らとマーイル町出身の若者らが口論の末打ち合いとなり、シリア国民軍憲兵隊が介入したが、銃撃戦に巻き込まれた隊員1人が死亡した。

AFP, April 20, 2023、ANHA, April 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2023、Reuters, April 20, 2023、SANA, April 20, 2023、SOHR, April 20, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるラッカ県アイン・イーサー市近郊を砲撃(2023年4月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のサイダー村、M4高速道路沿線の人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点複数ヵ所を砲撃した。

AFP, April 20, 2023、ANHA, April 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2023、Reuters, April 20, 2023、SANA, April 20, 2023、SOHR, April 20, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県でダーイシュのスリーパーセルと見られる武装集団がシリア民主軍ダイル・ザウル軍事評議会のメンバー2人を殺害(2023年4月20日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるムハイミーダ村で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと見られる武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会のメンバー2人を殺害した。

AFP, April 20, 2023、ANHA, April 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2023、Reuters, April 20, 2023、SANA, April 20, 2023、SOHR, April 20, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構のウマル・ブン・ハッターブ旅団がアレッポ県西部のワサータ村一帯でシリア軍と交戦し、兵士3人を殺害(2023年4月20日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構のウマル・ブン・ハッターブ旅団が県西部のワサータ村一帯でシリア軍と交戦し、兵士3人を殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の狙撃連隊がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市、カウカバー村一帯でシリア軍の拠点を攻撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市バハール地区で正体不明の武装集団が軍事情報局傘下の民兵のメンバーを銃で撃ち殺害した。

AFP, April 20, 2023、ANHA, April 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 20, 2023、Reuters, April 20, 2023、SANA, April 20, 2023、SOHR, April 20, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは緊張緩和地帯に設置されているイドリブ県で武装グループがシリア・ロシア軍による根拠のない武器使用が行われたとする偽情報を発信しようとしていると発表(2023年4月20日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、「緊張緩和地帯設置」に指定されているイドリブ県のダイル・サンバル村で、武装グループがシリア軍とロシア軍による根拠のない武器使用が行われたとする偽情報を発信し、挑発しようとしているとの情報をセンターが得たと発表した。

センター長はまた、「緊張緩和地帯設置」でトルキスタン・イスラーム党とヌスラ戦線(シャーム解放機構)による5回(イドリブ県3回、アレッポ県1回、ラタキア県1回)内で1日に3回の砲撃(停戦違反)を確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(4月20日付)が伝えた。

RIA Novosti, April 20, 2023をもとに作成。

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トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域のバーブ市に隣接するターディフ市一帯で、シリア軍とシリア国民軍が交戦し、子供2人を含む3人が負傷(2023年4月19日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域のバーブ市に隣接するターディフ市一帯で、シリア軍とシリア国民軍が交戦し、シリア軍による同市の市街地への砲撃で子供2人を含む3人が負傷した。

また、シリア国民軍に所属するシャーム戦線戦闘員1人が重傷を負い、20日に死亡した。

AFP, April 19, 2023、ANHA, April 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2023、Reuters, April 19, 2023、SANA, April 19, 2023、SOHR, April 19, 2023、April 20, 2023などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるイドリブ県ブライジュ村、ファターティラ村近郊でシリア軍2人兵士を狙撃し殺害(2023年4月19日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるブライジュ村、ファターティラ村近郊でシリア軍2人兵士を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるファッティーラ村、マアーッラト・ウルヤー村、ナイラブ村、サアン村、マジュダリヤー村、マアッルバリート村、ガーニーヤ村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるガーブ平原のサルマーニーヤ村、ドゥワイル・アクラード村、ズィヤーラ村、アンカーウィー村、カスタル・ブルジュ村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフルタアール村、カフル・アンマ村を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダルアー市で軍事情報局のメンバー1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

ダーイル市とタファス市を結ぶ街道では、住民1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

さらにナーフタ町では、麻薬密売人と見られる男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。AFP, April 19, 2023、ANHA, April 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2023、Reuters, April 19, 2023、SANA, April 19, 2023、SOHR, April 19, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍はダイル・ザウル県のジュダイド・バッカーラ村で、米主導の有志連合の航空支援を受けてダーイシュの幹部1人を拘束したと発表(2023年4月19日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍広報センターは、ダイル・ザウル県のジュダイド・バッカーラ村で、米主導の有志連合の航空支援を受けて、特殊作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルへの武器、爆弾、弾薬、資金の配給に関与していた幹部1人を拘束したと発表した。

ANHA(4月19日付)が伝えた。

AFP, April 19, 2023、ANHA, April 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2023、Reuters, April 19, 2023、SANA, April 19, 2023、SOHR, April 19, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍がラッカ県アイン・イーサー市近郊のディブス村近くのM4高速道路沿線を移動中のタンクローリー1輌を狙って砲撃(2023年4月19日)

ラッカ県では、ANHA(4月19日付)によると、トルコ軍が18日深夜、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のディブス村近くのM4高速道路沿線を移動中のタンクローリー1輌を狙って砲撃を行い、積んでいた燃料が道路に散乱、2時間以上にわたって通行不能となった。

トルコ軍はまた、シリア国民軍とともに同地に近いサイダー村を砲撃した。

AFP, April 19, 2023、ANHA, April 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2023、Reuters, April 19, 2023、SANA, April 19, 2023、SOHR, April 19, 2023などをもとに作成。

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北・東シリア自治局はラッカ中央刑務所の受刑者22人を釈放(2023年4月19日)

北・東シリア自治局は、ラッカ県にあるラッカ中央刑務所の受刑者22人を同自治局が施行している処罰法第126条の規程に従って釈放した。

第126条は、刑期の4分の3を務めた受刑者への刑罰の執行を猶予することを定めている。

第126条に従って受刑者の釈放が行われるのはこれが3回目。

ANHA(4月19日付)が伝えた。

AFP, April 19, 2023、ANHA, April 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2023、Reuters, April 19, 2023、SANA, April 19, 2023、SOHR, April 19, 2023などをもとに作成。

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シリア国民軍に所属する北部の鷹師団(北部の鷹旅団)は17日のアレッポ県スワイダ村での米軍による空挺作戦でメンバー2人が殺害されたことを認めたうえで、沈黙するシリア国民軍と無辜の人命を奪った米軍の違法な攻撃を非難(2023年4月19日)

シリア国民軍第2軍団に所属する北部の鷹師団(北部の鷹旅団)はツイッターのアカウント(https://twitter.com/Skoor_224/)を通じて声明を出し、17日のアレッポ県スワイダ村での米軍による空挺作戦でメンバー2人が殺害されたことを認めた。

https://twitter.com/Skoor_224/status/1648508747835375617

殺害されたのは、ムハンマド・イスマーイール・ジャースィム氏とムハンマド・ムハンマド・サイード・マアン氏の2人。

声明によると、米中央軍がダーイシュ(イスラーム国)の指導者を狙って作戦を実行していた際、北部の鷹師団は、民間人を保護し、住民の安全を守る義務を果たしたが、米軍部隊は、同師団のメンバーを直接標的としたという。

声明は、シリア国民軍の司令部が、無辜の人命を奪った違法な攻撃に沈黙していること、恣意的な暗殺を拒否するとしたうえで、米軍が師団のメンバーを狙ったことを厳しく非難すると表明した。

AFP, April 19, 2023、ANHA, April 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, April 19, 2023、Reuters, April 19, 2023、SANA, April 19, 2023、SOHR, April 19, 2023などをもとに作成。

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