アレッポ県では、ANHA(5月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャワーリガ村を砲撃した。
AFP, May 23, 2023、ANHA, May 23, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 23, 2023、Reuters, May 23, 2023、SANA, May 23, 2023、SOHR, May 23, 2023などをもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、マジュダリヤー村を砲撃した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がガーブ平原のサルマーニーヤ村一帯で砲撃戦を行った。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
AFP, May 22, 2023、ANHA, May 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2023、Reuters, May 22, 2023、SANA, May 22, 2023、SOHR, May 22, 2023などをもとに作成。
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北・東シリア自治局は、スーダン軍と即応支援部隊(RSF)の戦闘に伴いスーダン国内の混乱を受けて、同国からの退避を希望していたシリア人の帰国を支援、同自治局各所出身の女性や子供161人の帰国にかかる費用を拠出、彼らを乗せた航空機がハサカ県にあるカーミシュリー国際空港(シリア政府支配下)に到着した。

ANHA(5月22日付)が伝えた。
AFP, May 22, 2023、ANHA, May 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2023、Reuters, May 22, 2023、SANA, May 22, 2023、SOHR, May 22, 2023などをもとに作成。
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ANHA(5月22日付)は、北・東シリア自治局の支配下にあるアレッポ県アレッポ市シャイフ・マクスード地区とアシュラフィーヤ地区で、同地の自治を担う「人民庁舎」が、清掃プロジェクト、パン製造、病院運営などのために備蓄していた灯油を、トルコ・シリア大地震で損害を受けた建物の取り壊しやがれき撤去の作業を行うために供出したと伝えた。

同サイトによると、これは、シリア政府の封鎖に伴う物資不足を受けたものだという。
AFP, May 22, 2023、ANHA, May 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 22, 2023、Reuters, May 22, 2023、SANA, May 22, 2023、SOHR, May 22, 2023などをもとに作成。
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タジキスタン外務省情報局は、21日にシリア国内で収容されていたタジキスタン国籍の女性や子供104人が帰国したと発表した。
104人はいずれもシリア国内で死亡した「テロ組織」の戦闘員の妻子。
またこの104人のほかに、カザフスタン国籍の女性1人とその子供4人もカザフスタン政府の要請を受け、カザフスタンに搬送された。
RIAノーヴォスチ通信(5月21日付)が伝えた。
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ANHA(5月22日付)によると、ズバイドッラー・ズバイドフ在クウェート・タジキスタン大使らからなるタジキスタンの使節団が、ハサカ県カーミシュリー市にある北・東シリア自治局渉外関係局を訪れ、バドラーン・ジヤー・クルド共同議長、ファナル・カイート共同副議長らと会談し、自治局が収容しているダーイシュ(イスラーム国)のタジキスタン人メンバーの妻28人と子供80人の身柄をタジキスタン側に引き渡すことに合意した。

AFP, May 21, 2023、ANHA, May 21, 2023、May 22, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2023、Reuters, May 21, 2023、RIA Novosti, May 21, 2023、SANA, May 21, 2023、SOHR, May 21, 2023などをもとに作成。
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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、ハサカ県タッル・ハミース市近郊のバルキース村、シャッダーディー市近郊のトゥワイミーン村、ダイル・ザウル県のタヤーナ村、アレッポ県マンビジュ市で、特殊部隊などが治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の「傭兵」(メンバー)8人を拘束したと発表した。
ANHA(5月21日付)が伝えた。

AFP, May 21, 2023、ANHA, May 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 21, 2023、Reuters, May 21, 2023、SANA, May 21, 2023、SOHR, May 21, 2023などをもとに作成。
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シャーム解放機構の事実上の傘下組織で、イドリブ県中北部を中心とするいわゆる「解放区」の自治を委託されているシリア救国内閣に所属する政治問題局は、第32回アラブ連盟首脳会議へのアサド大統領に抗議するかたちで声明を発表した。
声明の骨子は以下の通り。
シリア革命は深刻な課題に晒されている。それは、さまざまな人権機関が音声や映像によって記録してきたシリアの体制による犯罪の記録を洗浄しようとする地域内の――イランの後援のもとで行われている――精力的な試み、10年以上の断交の末に政治の舞台に同体制を再浮上させるための取り組みのなかに体現されている。これは、犯罪者体制のトップがジェッダでのアラブ・サミットに出席し、彼を招待し、歓迎した者に向けて発言したことで最高潮に達した。
我々、自由シリア人民は、この体制のトップ、そしてそのシステムがシリアを――人民、国家のいずれにおいても――代表しておらず、犯罪者体制を売り込み、政治の部隊に復帰させようとするあらゆる試みが、シリア人民が受けた虐殺行為の現実を変えることはないことを確認する。また、我々は抵抗という選択肢を、彼、そしてその犯罪システムのすべての個人を責任追及するまで譲歩することはないことを確認する。
我々は、彼を政治的に浮上させ、その犯罪を水に流そうとするあらゆる試み、あるいは殉教者たちの血、捕虜・失踪者問題、避難民・難民の権利を譲歩することを拒否する。我々は、殉教者たちの誓約、あらゆる可能な手段をもって犯罪者体制を打倒することに体現されている正真正銘の革命の要求に誠実であり続ける。
https://www.facebook.com/1Agencyofsham/posts/pfbid02PaN5nY1pKF1B5iZSxtBuSARTuo3CrGCLdd2d4sApM76LSuMxHyqnmqh7dDs9rzTSl
AFP, May 20, 2023、ANHA, May 20, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 20, 2023、Reuters, May 20, 2023、SANA, May 20, 2023、SOHR, May 20, 2023などをもとに作成。
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ドゥラル・シャーミーヤ(5月19日付)、イナブ・バラディー(5月19日付)、シリア人権監視団などによると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のイドリブ市、ジスル・シュグール市、トルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のアレッポ県マーリア市、アフタリーン市、バーブ市、アアザーズ市、ラーイー村、「オリーブの枝」地域内のアフリーン市などで、サウジアラビアのジェッダでの第32回アラブ連盟首脳会議に合わせて抗議デモが行われた。
デモは「シリアは犯罪者アサドが代表しているのではない」と銘打たれ、金曜日の昼の集団礼拝後に参集した参加者らは、アラブ連盟首脳会議へのアサド大統領の招待、シリア政府との関係正常化に拒否の姿勢が示され、体制打倒、アサド大統領と体制の追及、逮捕者の釈放、革命継続が訴えられた。








https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid0kM4W6v7gv2tfBetqkZxWxetAzGXt8Kv5AZGzfX292Vu1r43XTFpEMmDBGBf8Zbs6l
https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid02UGWps7Xz8srWi5nkK9sePhUUktAiFaQCCKuUq6c9WU8t2sXvfkcM9oKMGGLfAh69l
https://www.facebook.com/watch/live/?ref=watch_permalink&v=634031138630923
https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid0oAL7PuSkpsT7riRQeQxobQPX7K1xLfsqNK9Q7DwVbrrRqAPyesjXWgsuD4kk6fh2l
https://www.facebook.com/SYRMMC/posts/pfbid02EDhVCF6bQgiWfhyv1R5qzsZ9544tJP8gJViWaorrjDpVL3gtvAUJVuub2vrFqhHVl
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にある工場交差点(ダイル・ザウル市北)で、サウジアラビアのジェッダでの第32回アラブ連盟首脳会議に合わせて抗議デモを行い、シリア政府とアラブ諸国の和解に拒否の姿勢を示した。
デモは「アラブの為政者たちよ、お前たちは良心を売った」と銘打たれ、参加者らは「バッシャールは戦争犯罪人」、「バッシャールは幼児らの殺害者」、「アサド体制との関係正常化に反対、我々の殉教者の血がお前たちを追及する」、「我々の血を売りものにする商人を許さない。アサド体制との関係正常化に反対、アラブの為政者たちよ、お前たちは良心を売った、我々の尊厳が売られることはない」などと訴えた。
AFP, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023などをもとに作成。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるファターティラ村一帯を砲撃し、シリア軍の士官(中尉)1人が死亡した。
また 、士官(少尉)1人も重傷を負い、20日に死亡した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のカフル・ウワイド村、ファッティーラ村を砲撃した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナーミル村で若い男性1人が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。
この男性は2018年にシリア軍に協力して爆発物を仕掛けて、住民らを殺害したと疑われていたという。
AFP, May 19, 2023、ANHA, May 19, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 19, 2023、Reuters, May 19, 2023、SANA, May 19, 2023、SOHR, May 19, 2023、May 20, 2023などをもとに作成。
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ロシア当事者和解調整センターのオレグ・グリノフ副センター長は、米主導の有志連合の占領下にあるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に近いタッル・トゥワイド山で、シリア軍部隊がピックアップトラック3台に乗った武装グループを発見、砲撃を加えたたと発表した。
この武装グループは、テロ攻撃を試みようとしてシリア政府支配地に潜入したが、砲撃を受けた55キロ地帯に逃走したという。
RIAノーヴォスチ通信(5月19日付)が伝えた。
RIA Novosti, May 19, 2023をもとに作成。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた女性とその子供が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、シリア政府の支配地に脱出した。
一方、ルクバーン・キャンプの地元評議会はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/Local.Counsil/)を通じて声明を出し、シリアのアラブ連盟復帰に関して、「シリアの革命家たちはこの関係正常化、戦争犯罪人にしてカプタゴンの売人であるバッシャール・アサドがシリアの国家と国民を代表することを断固として拒否し、シリア革命の義務に基づき、シリアの体制の復帰にかかるアラブ世界、国際社会のすべての決議を拒否する」としたうえで、危機の根本的解決、国連安保理決議第2254号の履行、イランとロシアの民兵の完全撤退がなされるまで、キャンプを存続し、シリア政府支配地への国内避難民(IDPs)の帰還を拒否すると発表した。
https://www.facebook.com/Local.Counsil/posts/pfbid0pCwZR9gaEVbJCvZHsnUCTVPVSsCA6FWN56QYr8rqfDrXcGu5hGzec7x2wcjw3qpDl?locale=ar_AR
AFP, May 18, 2023、ANHA, May 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2023、Reuters, May 18, 2023、SANA, May 18, 2023、SOHR, May 18, 2023などをもとに作成。
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北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)の広報センターは声明を出し、緊急対応部隊(Hevalno Asayîşe Rojava、HAT)がダイル・ザウル県で3回にわたって治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官(アミール)2人とスリーパーセルのメンバー1人を逮捕したと発表した。

ANHA(5月18日付)が伝えた。
AFP, May 18, 2023、ANHA, May 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2023、Reuters, May 18, 2023、SANA, May 18, 2023、SOHR, May 18, 2023などをもとに作成。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア国民軍の憲兵隊がトルコ占領下の「ユーフラテスの盾」地域内のカフル・カルビーン村近くの街道の民家を強襲し、女性や子供多数を拘束した。
拘束された女性と子供は2月6日に発生したトルコ・シリア大地震の被災者。
拘束は、シリア国民軍に所属するシャフバー連合の司令官の命令によるという。
AFP, May 18, 2023、ANHA, May 18, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 18, 2023、Reuters, May 18, 2023、SANA, May 18, 2023、SOHR, May 18, 2023などをもとに作成。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。
一方、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、フライフィル村、スフーフン村、マジュダリヤー村一帯を砲撃した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるアブー・アリー山一帯を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イズラア市で治安判事裁判所の判事と軽犯罪控訴裁判所の顧問を務める男性が自宅前で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。
AFP, May 17, 2023、ANHA, May 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2023、Reuters, May 17, 2023、SANA, May 17, 2023、SOHR, May 17, 2023などをもとに作成。
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ラッカ県では、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市近郊のジャディーダ村、M4高速道路沿線を砲撃し、子供1人を含む住民3人が負傷した。


トルコ軍はまた、アイン・イーサー市近郊の国内避難民(IDPs)キャンプ(アイン・イーサー・キャンプ)一帯を砲撃した。

ANHA(5月17日付)が伝えた。
AFP, May 17, 2023、ANHA, May 17, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 17, 2023、Reuters, May 17, 2023、SANA, May 17, 2023、SOHR, May 17, 2023などをもとに作成。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室に所属するナスル軍の戦闘員がガーブ平原でシリア軍と交戦、兵士1人を狙撃し、負傷させた。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるヒルバト・ナークース村、カーヒラ村を砲撃した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるマクラビース村、カフル・アンマ村、カスル村、ワサータ村を砲撃した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナスィーブ村で麻薬密売人とされる男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。
AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がカッリー町でイスラーム解放党メンバーの若い男性1人を逮捕した。
一方、シャーム解放機構の支配下にあるアティマ村のアティマ国内避難民(IDPs)キャンプで、女性らが同機構が逮捕した住民、とりわけイスラーム解放党メンバーの釈放を求めて抗議デモを行った。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるサッハーラ村で、女性らが同機構が逮捕した住民、とりわけイスラーム解放党メンバーの釈放を求めて抗議デモを行った。
AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。
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北・東シリア自治局のスィーマルカー国境通行所は声明を出し、イラク・クルディスタン自治政府が同通行所に面するイラク側のフィーシュ・ハーブール国境通行所を一方的に閉鎖したことについて、イラク・クルディスタン民主党が権威を押し付けるために通行所を「圧力のカード」として利用しているとしたうえで、同党が後援するシリア・クルド国民評議会に反対しているとして、「我々の負傷者」(人民防衛部隊(YPG)の戦闘員)らの移動を阻止している、と非難した。
北・東シリア自治局を主導する民主統一党(PYD)も声明を出し、通行所を人道目的以外に利用していると非難した。
ANHA(5月16日付)が伝えた。
AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。
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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、同軍テロ撲滅部隊(YAT)が、米主導の有志連合、イラク・クルディスタン地域のテロ撲滅部隊(CTG)とともに、ラッカ県で2回にわたって治安作戦を実施し、ダーイシュ(イスラーム国)のメンバー1人を殺害、4人を逮捕したと発表した。

声明によると、1回目の作戦は5月13日にラッカ県のカラーマ村で、ダーイシュのスリーパーセルを標的として実施された。
このスリーパーセルは、ラッカ県・ハサカ県間のメンバーの移動支援、フール・キャンプに収容されているメンバーや家族のトルコ占領地(ラッカ県タッル・アブヤド市一帯)への脱走の幇助などにかかわっていた。
2回目の作戦は5月14日にラッカ市で行われた。
作戦は空挺作戦で、同地でのテロ活動の計画・遂行にあたっていたスリーパーセルを摘発した。
ANHA(5月16日付)が伝えた。
AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。
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ニコラス・グレンジャー米国務省北・東シリア自治局支配地域担当特使は、ハサカ県カーミシュリー市でシリア・クルド国民評議会の代表らと会談し、イラク・クルディスタン自治政府によるフース・ハーブール通行所閉鎖への対応などについて意見を交わした。
グレンジャー特使と会談したのは、ファイサル・ユースフ議長局長。

イナブ・バラディー(5月16日付)が伝えた。
AFP, May 16, 2023、ANHA, May 16, 2023、al-Durar al-Shamiya, May 16, 2023、‘Inab Baladi, May 16, 2023、Reuters, May 16, 2023、SANA, May 16, 2023、SOHR, May 16, 2023などをもとに作成。
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