諸外国の動き(2014年8月14日)

ヨルダン軍総司令部幹部筋は、13日にシリア領から不法入国しようとしたシリア人1人をヨルダン国境警備隊が射殺したことを明らかにした。

AFP(8月14日付)が伝えた。

AFP, August 14, 2014、AP, August 14, 2014、ARA News, August 14, 2014、Champress, August 14, 2014、al-Hayat, August 15, 2014、Kull-na Shuraka’, August 14, 2014、al-Mada Press, August 14, 2014、Naharnet, August 14, 2014、NNA, August 14, 2014、Reuters, August 14, 2014、SANA, August 14, 2014、UPI, August 14, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月14日)

シリア国内の動き

ARA News(8月14日付)は、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュ隊員の話として、イラクのニナワ県スィンジャール郡からのクルド人(ヤズィード教徒)の避難民を乗せた車がこの10日あまりで3,000台もシリア領内に入国、1日あたり約400人の避難民がシリアに流入を続けていると報じた。

ARA News, August 14, 2014
ARA News, August 14, 2014

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アレッポ県では、ARA News(8月14日付)によると、アフタリーン市などを制圧したダーイシュ(イスラーム国)が県北部のダービク村、アフティームッラート村、アルシャーフ村に「無血入城」し、同地を制圧し、マーリア市、タッル・リフアト市への進軍を続けた。

また『ハヤート』(8月15日付)によると、反体制武装集団が勢力下に置くタッル・リフアト市、マーリア市などの住民がデモを行い、「革命家たち」にダーイシュの進軍に全力で対抗するよう要求した。

一方、アラビーヤ(8月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)はアフタリーン市で、イスラーム戦線を主導するシャームの鷹旅団のカーディー、アブー・アブド・サミーア氏を斬首した。

クッルナー・シュラカー(8月14日付)は、サミーア氏の処刑にはダーイシュの少年兵が加わったとして、その写真を掲載した。

Kull-na Shuraka', August 14, 2014
Kull-na Shuraka’, August 14, 2014

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『ハヤート』(8月15日付)によると、ムジャーヒディーン軍、ヌールッディーン・ザンキー運動、イスラーム戦線などアレッポ県で活動する反体制武装集団が、ダーイシュ(イスラーム国)の進軍を食い止めるための作戦司令室を設置した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(8月14日付)によると、ラアス・アイン市近郊のリワーヤ村で大きな爆発が2度あり、またサマード村、ズィーバ村で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

これらの村はダーイシュの支配下にある。

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ラッカ県では、ARA News(8月14日付)によると、クルド人が多く暮らすタッル・アブヤド市近郊のカンダール村、ビールカンヌー村、クーバルラク村、フワーリーク村、クーシャカール村、ハシャーシュー村、フッリーヤ村をダーイシュ(イスラーム国)が砲撃し、女性1人が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によって制圧されたアイン・イーサー市近郊の第17師団基地から敗走したシリア軍将兵108人が、タブカ航空基地に到着した。

イラク国内の動き

バービル県では、県治安筋によると、ジュルフ・サフル地方でのイラク軍との戦闘で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員6人(外国人)が死亡した。

マダー・プレス(8月14日付)が伝えた。

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バグダード県作戦司令室は、バグダード県北部のダービティーヤ地区で、イラク軍第14師団がダーイシュ(イスラーム国)と交戦、戦闘員31人を殲滅した、と発表した。

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イラク軍の軍事諜報局は、サラーフッディーン県ティクリート市東部、アンバール県西部に対するイラク軍の空爆で、イスラーム国(ダーイシュ)戦闘員20人が死亡したと発表した。

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サラーフッディーン県では、県治安筋によると、ティクリート市南部のダルーヒーヤ航空基地をイラク軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員50人を殺害した。

マダー・プレス(8月14日付)が伝えた。

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米国中央司令部は声明を出し、モスル県スィンジャール町西部のダーイシュ(イスラーム国)検問所近くで車輌1輌を無人攻撃機で空爆、破壊した、と発表した。

マダー・プレス(8月14日付)が伝えた。

AFP, August 14, 2014、Alarabia, August 14, 2014、AP, August 14, 2014、ARA News, August 14, 2014、Champress, August 14, 2014、al-Hayat, August 15, 2014、Kull-na Shuraka’, August 14, 2014、al-Mada Press, August 14, 2014、Naharnet, August 14, 2014、NNA, August 14, 2014、Reuters, August 14, 2014、SANA, August 14, 2014、UPI, August 14, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年8月14日)

自由シリア軍参謀委員会を脱会したシリア解放革命勢力司令官のアフマド・ラッハール准将(離反士官)は、サダー・シャーム(8月14日付)のインタビューに応じ、そのなかで自由シリア軍参謀委員会の海岸地域戦線が「実態のない名ばかりのもの」だったと暴露した。

ラッハール准将は「我々には海岸(ラタキア県カサブ町一帯)で活動するための軍事的ヴィジョンなどなかった。なぜなら我々には実際の司令部がなかったからだ」と述べる一方、カサブ町一帯からの撤退が武器・装備の不足が理由ではなく、同地での戦闘を主導していたジハード主義武装集団「アンサール・シャーム運動」が撤退したためだと明かした。

Kull-na Shuraka', August 14, 2014
Kull-na Shuraka’, August 14, 2014

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アサーラ・ワ・タンミヤ戦線は声明を出し、8月3日にシャームの民のヌスラ戦線、イスラーム戦線を除く武装集団が結成したシリア革命指導評議会(https://syriaarabspring.info/wp/?p=11729)に参加すると発表した。

Kull-na Shuraka', August 14, 2014
Kull-na Shuraka’, August 14, 2014

AFP, August 14, 2014、AP, August 14, 2014、ARA News, August 14, 2014、Champress, August 14, 2014、al-Hayat, August 15, 2014、Kull-na Shuraka’, August 14, 2014、al-Mada Press, August 14, 2014、Naharnet, August 14, 2014、NNA, August 14, 2014、Reuters, August 14, 2014、Sada al-Sham, August 14, 2014、SANA, August 14, 2014、UPI, August 14, 2014などをもとに作成。

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クルド民族主義勢力の動き(2014年8月13日追記)

クッルナー・シュラカー(8月14日付)によると、イラクのクルディスタン愛国同盟(PUK)の幹部使節団が装甲車など10輌以上からなる車列を組んで、イラクからシリアに入国、ハサカ県ラアス・アイン市を電撃訪問した。

使節団はPUK幹部のハールー・ビンジュワイニー氏を団長とし、西クルディスタン移行期民政局(ジャズィーラ地区)の人民防衛隊が奪還をめざし、ダーイシュ(イスラーム国)と戦闘を続けているリヤーワ村、ヒルバト・バナート村、サマード村、ズィーバ村を視察した。

またPUK使節団は、西クルディスタン移行期民政局、民主統一党関係者と面談し、関係強化について協議した。

Kull-na Shuraka', August 14, 2014
Kull-na Shuraka’, August 14, 2014

Kull-na Shuraka’, August 14, 2014をもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月13日)

シリア国内の動き

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、クルド人戦線旅団などからなる武装集団の残党と交戦の末、アフタリーン市、トゥルクマーン・バーリフ町、マスウーディーヤ村、アズィーズィーヤ村、ドゥワイビク村、グーズ村を制圧した。

この戦闘で、ダーイシュ戦闘員8人、武装集団戦闘員31人が死亡した。

クルド人戦線旅団によると、ダーイシュの攻勢は12日に本格化、一部の武装集団が撤退し、アフタリーン市へのダーイシュ侵攻の余地を与えたことが敗因だとし、これらの武装集団を非難した。

同地は、7月末の戦闘で、シャームの民のヌスラ戦線など主要なジハード主義武装集団が撤退していた。

シリア人権監視団によると、アフタリーン市は、イスラーム戦線の主要な拠点であるマーリア町やアアザーズ市攻略に向けた戦略的要衝。

一方、シリア軍は、ダーイシュの拠点の一つバーブ市を空爆、ダーイシュ戦闘員多数を含む住民が死傷した。

またシリア軍は、同じくダーイシュによって占拠されているマンビジュ市およびマンビジュ市・バーブ市間の街道一帯を空爆した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているティヤーナ村を空爆した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市のグワイラーン地区が砲撃を受けた。

住民によると、砲撃はシリア軍、ないしは西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊によるものだという。

また同地区でのグワイラーン自由人大隊との戦闘で、人民防衛隊の隊員11人が戦死した。

イラク国内の動き

アンバール県では、アンバール作戦司令室筋によると、イラク軍がラマーディー市西部のワーディー地区を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員9人を殺害した。

マダー・プレス(8月13日付)が伝えた。

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キルクーク県では、キルクーク県警察筋によると、キルクーク市内で爆弾を積んだ車が爆発し、乗っていたダーイシュ(イスラーム国)戦闘員2人が死亡した。

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サラーフッディーン県では、県治安筋によると、ティクリート市南部のドゥジャイル郡で、イラク軍とダーイシュ(イスラーム国)が戦闘、双方に9人の死傷者が出た。

AFP, August 13, 2014、AP, August 13, 2014、ARA News, August 13, 2014、Champress, August 13, 2014、al-Hayat, August 14, 2014、Kull-na Shuraka’, August 13, 2014、al-Mada Press, August 13, 2014、Naharnet, August 13, 2014、NNA, August 13, 2014、Reuters, August 13, 2014、SANA, August 13, 2014、UPI, August 13, 2014などをもとに作成。

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クルド民族主義勢力の動き(2014年8月13日)

ハサカ県では、ARA News(8月14日付)によると、カーミシュリー市で、シリア・クルド国民評議会がデモを行い、イラクのニナワ県スィンジャール郡の住民(ヤズィード教徒)との連帯、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガによるダーイシュ(イスラーム国)掃討支持を訴えた。

しかし、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュがデモに介入、強制排除した。

ARA News, August 10, 2014
ARA News, August 10, 2014

AFP, August 13, 2014、AP, August 13, 2014、ARA News, August 13, 2014、Champress, August 13, 2014、al-Hayat, August 14, 2014、Kull-na Shuraka’, August 13, 2014、al-Mada Press, August 13, 2014、Naharnet, August 13, 2014、NNA, August 13, 2014、Reuters, August 13, 2014、SANA, August 13, 2014、UPI, August 13, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年8月12日追記)

アレッポ市革命軍事評議会司令部(アブドゥッサライーム・ハミーディー大佐が議長)は声明を出し、アレッポ作戦司令室のウマル・アブドゥッラフマーン退役大佐を解任し、アフマド・マンスール中佐を後任の司令官に任命すると発表した。

Kull-na Shuraka', August 13, 2014
Kull-na Shuraka’, August 13, 2014

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クッルナー・シュラカー(8月12日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線は、イドリブ県ハーン・シャイフ・キャンプでイスラーム教を侮辱した罪で、住民をむち打ちの刑に処し、その映像を公開した。

『ハヤート』(8月14日付)によると、イドリブ県ハーン・シャイフーン市一帯は、「自由シリア軍」がハマー県ムーリク市に転戦したことで、「真空」状態が生じ、その隙を突くかたちで、ヌスラ戦線が勢力を伸張している、という。

Kull-na Shuraka’, August 12, 2014、August 13, 2014、al-Hayat, August 14, 2014をもとに作成。

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諸外国の動き(2014年8月12日)

米豪外務防衛閣僚会合(2プラス2)がオーストラリアのシドニーで開かれた。

『ハヤート』(8月13日付)などによると、会合では、欧米諸国、オーストラリア、東南アジア諸国のジハード主義者たちが、中東地域、とりわけシリアとイラクでテロ行為に加担している問題が取り上げられ、両国は国連にこの問題への対応を共同提起することで合意した。

AFP(8月12日付)などによると、ジョン・ケリー米国務長官は、ジハード主義戦闘員が「母国に戻り、無秩序や混乱が起こるのを防ぐ措置を関係国がとれるようにする」必要があると述べた。

なお会合後の共同声明では、シリアとイラクで戦闘行為を続けるダーイシュ(イスラーム国)を「もっとも強い言葉で非難する」とした。

AFP, August 12, 2014、AP, August 12, 2014、ARA News, August 12, 2014、Champress, August 12, 2014、al-Hayat, August 13, 2014、Kull-na Shuraka’, August 12, 2014、al-Mada Press, August 12, 2014、Naharnet, August 12, 2014、NNA, August 12, 2014、Reuters, August 12, 2014、SANA, August 12, 2014、UPI, August 12, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月12日)

シリア国内の動き

ハサカ県では、ARA News(8月12日付)によると、ハサカ市グワイラーン地区を西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊とシリア軍の空軍情報部が、ジハード主義武装集団のグワイラーン自由人大隊によって占拠されているガザル検問所、ハサカ中央刑務所周辺などを砲撃、また人民防衛隊とグワイラーン自由人大隊が激しく交戦し、双方に複数の死傷者が出た。

なおこの戦闘に先立ち、グワイラーン地区では11日、若者らによるデモが発生し、ダーイシュ(イスラーム国)にハサカ市での戦闘への介入と「背教と民兵からの解放」が求められた、という。

ARA News, July 12, 2014
ARA News, July 12, 2014

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、アブー・ハマーム市、ガラーニージュ市、キシュキーヤ町で、ダーイシュ(イスラーム国)がシュアイタート部族民兵ら住民18人を処刑した。

なお同地制圧に際して、ダーイシュはイラクで捕獲して米国製のハンヴィー(HMMWV)を投入したという。

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アレッポ県では、ARA News(8月14日付)によると、アアザーズ市近郊のラーイー町で、ダーイシュ(イスラーム国)とクルド人戦線旅団が交戦、またダーイシュはアアザーズ市東部のカッラ・クーズ村とジャーフ・ラッシュ村の住民(クルド人)を追放した。

イラク国内の動き

アンバール県では、マダー・プレス(8月12日付)がアンバール作戦司令室筋の話として、ダーイシュ(イスラーム国)によるイラクからシリアへの武器、ロケット弾の密輸、持ち込みがにわかに増加している、と報じた。

またラマーディー市西部では、警察筋によると、ダーイシュとの戦闘によって警察治安部隊、覚醒評議会のメンバー7人が死傷した。

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サラーフッディーン県では、サーマッラー作戦司令室によると、イラク軍の空爆でダーイシュ(イスラーム国)戦闘員7人が死亡した。

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ディヤラ県では、第5機械化歩兵師団司令部によると、イラク軍がアズィーム地方における浄化作戦を完了した。

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バービル県では、治安筋によると、ジュルフ・サフル地方でのイラク軍の攻撃により、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員教練を統括するムハンマド・サイード・ダアミー氏ら複数の関係者が死亡した。

また同地方でのイラク軍の掃討作戦により、ダーイシュ戦闘員35人が死亡、10人が負傷した。

AFP, August 12, 2014、AP, August 12, 2014、ARA News, August 12, 2014、August 13, 2014、Champress, August 12, 2014、al-Hayat, August 13, 2014、Kull-na Shuraka’, August 12, 2014、al-Mada Press, August 12, 2014、Naharnet, August 12, 2014、NNA, August 12, 2014、Reuters, August 12, 2014、SANA, August 12, 2014、UPI, August 12, 2014などをもとに作成。

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シリア国内の暴力(2014年8月12日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カラムーン地方無人地帯(対レバノン国境)をシリア軍が空爆し、「備えよ」旅団司令官でレバノン人のアブー・ムハンマド・リファーイー氏を含むジハード主義武装集団戦闘員7人が死亡した。

シリア革命反体制勢力国民連立は、この空爆に関して、シリア軍が「樽爆弾」を投下し、リファーイー氏ら11人を殺害したと発表した。

LBCI(8月12日付)などによると、リファーイー氏はレバノンの北部県トリポリ市に本部を持つバシャーイル協会の代表で、ファールーク大隊創設メンバーの一人。ヒムス市バーブ・アムル地区、ダマスカス郊外県ヤブルード市、サフル村、ランクース市での戦闘に参加したのち、「備えよ」旅団司令官としてカラムーン作戦司令室に参画、自由シリア軍教練を担当していた。

またシリア人缶監視団によると、ムライハ市およびその周辺で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦、シリア軍が同地を22回にわたり空爆した。

このほか、ドゥーマー市一帯、アルバイン市に対してもシリア軍は空爆を行った。

一方、SANA(8月12日付)によると、ザバダーニー市東部山岳地帯、カラムーン地方(マシュラファ市、ラアス・マアッラ町)無人地帯(対レバノン国境)、ムライハ市およびその周辺、バイト・ティーマー市、ハーン・シャイフ・キャンプ郊外で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、シャームの民のヌスラ戦線のリビア人、サウジアラビア人戦闘員や、イスラーム旅団戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

Naharnet, July 12, 2014
Naharnet, July 12, 2014

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が各地に「樽爆弾」を投下、6人が死亡した。

一方、SANA(8月12日付)によると、ジャースィム市、ラジャート高原、ナワー市、ダルアー市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ウンム・シャルシューフ村南部で、シリア軍がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月12日付)によると、カフルタハーリーム町にあるシャームの民のヌスラ戦線の拠点をシリア軍が攻撃し、「テロリスト」35人を殲滅した。

またアイン・フサイン村、イッズッディーン町、サアン村、タドムル市郊外のカラア地方で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、カフルトゥーン村近郊で反体制武装集団がシリア軍を要撃し、士官を拉致、兵士3人を殺害した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がアレッポ市カルム・タッラーブ地区を手製の迫撃砲で攻撃した。

またシリア軍がアレッポ市のバーブ・ナイラブ地区を「樽爆弾」で空爆し、女性2人、子供5人を含む10人が死亡した。

一方、SANA(8月12日付)によると、アレッポ市カースティールー地区、マルジャ地区、ハナーヌー地区、マイサル地区、フィルドゥース地区、旧市街、クワイリス村、アルド・マッラーフ地区、カフルハラブ村、シャイフ・アフマド村、タッル・スースィーン村、アフタリーン市、ハズワーン村、ハーン・トゥーマーン村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月12日付)によると、ビイル・アジャム村、ジャディーダ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 12, 2014、AP, August 12, 2014、ARA News, August 12, 2014、Champress, August 12, 2014、al-Hayat, August 13, 2014、Kull-na Shuraka’, August 12, 2014、LBCI, August 12, 2014、al-Mada Press, August 12, 2014、Naharnet, August 12, 2014、NNA, August 12, 2014、Reuters, August 12, 2014、SANA, August 12, 2014、UPI, August 12, 2014などをもとに作成。

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クルド民族主義勢力の動き(2014年8月11日)

シリア・クルド国民評議会は定例会合を開催(場所は不明)、クルド地域における情勢について協議し、民主統一党が主導する西クルディスタン移行期民政局の自治を拒否することを改めて確認した。

しかし、青年運動各派、ハサカ県アフリーン市代表、アレッポ県ラアス・アイン市代表、ダマスカス県代表が会合を欠席した。

クッルナー・シュラカー(8月13日付)が伝えた。

Kull-na Shuraka’, August 13, 2014をもとに作成。

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諸外国の動き(2014年8月11日)

AFP(8月11日付)によると、コソボ共和国警察は、シリアで「テロ組織」(ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線など)に加わり、戦闘に参加したとの容疑で、アルバニア系ジハード主義者40人を逮捕した。

AFP, August 11, 2014、AP, August 11, 2014、ARA News, August 11, 2014、Champress, August 11, 2014、al-Hayat, August 12, 2014、Kull-na Shuraka’, August 11, 2014、al-Mada Press, August 11, 2014、Naharnet, August 11, 2014、NNA, August 11, 2014、Reuters, August 11, 2014、SANA, August 11, 2014、UPI, August 11, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月11日)

シリア国内の動き

アレッポ県では、ARA News(8月11日付)によると、アイン・アラブ市郊外のビール・タトマフ村にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を西クルディスタン移行期部民局人民防衛隊が攻撃し、ダーイシュ戦闘員複数が死傷した。

一方、ダーイシュは、ジャアダ村の拠点からブルフ・ブーターン村、アシュマー村に向かって迫撃砲で砲撃を加え、複数の住民を死傷させた。

これに対して、人民防衛隊は、ジャアダ村・カッラ・クーザーク橋分岐点のダーイシュ検問所を砲撃し、応戦した。

このほか、カッターシュ村、ジュッブ・ファルジュ村でも未明に、人民防衛隊とダーイシュが交戦し、双方に死傷者が出た。

他方、SANA(8月11日付)によると、バーブ市で、軍がダーイシュ(イスラーム国)の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、ARA News(8月11日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が未明に重火器などハサカ県グワイラーン地区に配備、国防隊やシリアの治安機関とともに、武装集団と交戦した。

ARA News, August 11, 2014
ARA News, August 11, 2014

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)によって占拠されているブーカマール市の旧軍事情報局ビル、ムーハサン市をシリア軍が空爆、砲撃した。

またダイル・ザウル市南西部のハッラータ油田地区・シューラー地区街道で、国防隊がダーイシュを要撃、ダーイシュ戦闘員3人を殺害した。

この戦闘で国防隊隊員も1人が戦死した。

このほか、シリア人権監視団は、ダイル・ザウル市ラシュディーヤ地区、ジュバイラ地区、ムワッザフィーン地区で、イスラーム国(ダーイシュ)への忠誠を拒否したジハード主義武装集団から、ダーイシュが武器、弾薬、装備を募集したと発表した。

武器などを没収されたとされる武装集団は、ムハージリーン・イラー・アッラー旅団、アッバース旅団、正統カリフ旅団など。

イラク国内の動き

アンバール県作成司令官は、ラマーディー市北部一帯でのイラク軍による浄化作戦で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員14人を殲滅したと発表した。

マダー・プレス(8月11日付)が伝えた。

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バービル県では、マダー・プレス(8月11日付)によると、ジュルフ・サフル地方でのイラク軍による掃討作戦で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員14人が殺害された。

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ディヤラ県では、マダー・プレス(8月11日付)によると、ヤアクーバ市東部のジャルーラー地方をイスラーム国(ダーイシュ)がイラク・クルディスタン地域ペシュメルガとの交戦の末に、制圧した。

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イラク内務省によると、バグダード県南部のユースフィーヤ地区で、イラク軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、ダーイシュ戦闘員3人、イラク軍兵士2人が死亡した。

AFP, August 11, 2014、AP, August 11, 2014、ARA News, August 11, 2014、Champress, August 11, 2014、al-Hayat, August 12, 2014、Kull-na Shuraka’, August 11, 2014、al-Mada Press, August 11, 2014、Naharnet, August 11, 2014、NNA, August 11, 2014、Reuters, August 11, 2014、SANA, August 11, 2014、UPI, August 11, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年8月11日)

シリア国内で活動する反体制組織「民主的変革諸勢力国民調整委員会」と連立与党連合「変革解放人民戦線」が開催を予定していた共同記者会見が、情報省によって禁止された。

シリア人権監視団によると、この措置は、大統領府広報局の命令に従い、情報省が下したもので、「ダマスカスで活動する反体制派の記者会見を報道しないこと」が要請されたという。

これに関して、民主的変革諸勢力国民調整委員会のハサン・アブドゥルアズィーム代表は、8月11日の12時に、記者会見を開き、委員会と変革解放人民戦線との間で「相互理解覚書」が交わされたことを発表する予定だったことを明らかにした。

しかし、治安当局が記者会見の開催を阻止、会見が予定されていたダマスカス県サウラ地区の戦線本部への記者の立ち入りを禁止したという。

アブドゥルアズィーム代表はこの動きに対し「反体制勢力統一への道を絶とうとする危険な措置」と批判した。

委員会メンバーの一人サフワーン・アッカーシュ氏は、相互理解覚書の内容に関して、連立与党であった変革解放人民戦線の反体制勢力への実質的な転換を意味しており…、そのことが政権にとって不愉快だったのだろう」と述べた。

なお、変革解放人民戦線は、6月の大統領選挙に際して、マーヒル・アブドゥルハフィーズ・ハッジャール人民議会議員の擁立をめざす人民意思党党首のカドリー・ジャミール前副首相(モスクワで事実上亡命生活)らと、アサド大統領を支持するシリア民族社会党インティファーダ派が対立、後者が脱会することで事実上崩壊していた。

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クッルナー・シュラカー(8月11日付)は、アレッポ市地元評議会が8月4日の声明で、アブドゥル・アズィーズ・マグリビー氏(「マグリビー」はアラビア語でモロッコ人の意味)を議長に選出したことを発表した、と批判的に報じた。

Kull-na Shuraka', August 11, 2014
Kull-na Shuraka’, August 11, 2014

 

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シリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、連立と自由シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と「犯罪者アサド体制」双方のテロと当初から対決していたと自賛、国際社会に対して「この組織(ダーイシュ)の脅威への抵抗は、イラク国内で限定されてはならない」と主張、支持を求めた。

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シリア国民評議会は声明を出し、トルコ大統領選挙で勝利したレジェップ・タイイップ・エルドアン首相に祝辞を送った。

AFP, August 11, 2014、AP, August 11, 2014、ARA News, August 11, 2014、Champress, August 11, 2014、al-Hayat, August 12, 2014、Kull-na Shuraka’, August 11, 2014、al-Mada Press, August 11, 2014、Naharnet, August 11, 2014、NNA, August 11, 2014、Reuters, August 11, 2014、SANA, August 11, 2014、UPI, August 11, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年8月10日追記)

自由シリア軍の残党で米国が「穏健な反体制武装集団」とみなすハズム運動は声明を出し、アレッポ県南部への兵站路を解放することを目的とした一連の戦闘を、アズィーザ村、シャイフ・サイード村などで開始したと発表した。

ARA News, August 11, 2014をもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月10日)

シリア国内の動き

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機が、ダーイシュ(イスラーム国)に占拠されているラッカ市のマシュラブ地区、バドウ地区を空爆し、子供5人を含む12人が死亡、23人が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシュアイアート部族が住むアブー・ハマーム市、キシュキーヤ町、ガラーニージュ市を、数日にわたる戦闘の末に制圧した。

またシャアファ村にあるダーイシュの検問所近くで爆発が起こり、子供1人を含む2人が死亡した。

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ハサカ県では、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊総司令部によると、ハサカ県グワイラーン地区をパトロール中の人民防衛隊が「テロ集団」の襲撃を受け、隊員7人が死亡した。

またARA News(8月10日付)によると、ハサカ市ヌシューワ地区では、爆弾が仕掛けられた車が爆発し、5人が死亡したほか、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠する同市南部郊外からタッル・ハジャル地区、ムフティー地区などに迫撃砲が打ち込まれ、4人が負傷した。

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アレッポ県では、SANA(8月10日付)によると、バーブ市で、軍がダーイシュ(イスラーム国)の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ARA News(8月10日付)は、イラクのニナワ県スィンジャール郡へのダーイシュ(イスラーム国)の侵攻を逃れ、シリア領内に入ったイラク人(ヤズィーディー派など)数百人が、ハサカ県ダイリーク市、マーリキーヤ市、マアバダ市、カフターニーヤ市に避難し、地元NGOの保護を受けていると報じた。

しかし、ARA Newsによると、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュは、シリア・クルディスタン民主党がカフターニーヤ市のイラク人避難民に対して行おうとした人道支援を阻止したという。

イラク国内の動き

イラク軍サーマッラー作戦司令室は、サラーフッディーン県サーマッラー郡のバグダード・ティクリート街道でダーイシュ(イスラーム国)のカリフを名乗るアブー・バクル・バクダーディー氏に近いとされる司令官ムハンマド・ハルダーン・ムハンマド氏を逮捕した、と発表した。

また治安筋によると、ダルーイーヤ郡での軍・警察部隊とダーイシュ(イスラーム国)との戦闘で3人が死傷した。

マダー・プレス(8月10日付)が伝えた。

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米国中央司令部は、アルビール市近郊のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対して再び空爆を行ったと発表した。

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イラク軍情報局は、サラーフッディーン県、キルクーク県に対する空爆で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員多数を殺害した、と発表した。

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ディヤラ県では、イラク・クルディスタン地域ペシュメルガ第2師団司令部によると、ヤアクーバ市北東部での戦闘で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員20人を殺害した。

マダー・プレス(8月10日付)が伝えた。

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アンバール県では、県警察によると、軍、警察部隊、部族民兵からなる合同部隊がハディーサ郡バルワーナ地方入り口でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、ダーイシュの外国人戦闘員17人を殺害した。

AFP, August 10, 2014、AP, August 10, 2014、ARA News, August 10, 2014、Champress, August 10, 2014、al-Hayat, August 11, 2014、Kull-na Shuraka’, August 10, 2014、al-Mada Press, August 10, 2014、Naharnet, August 10, 2014、NNA, August 10, 2014、Reuters, August 10, 2014、SANA, August 10, 2014、UPI, August 10, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年8月10日)

クッルナー・シュラカー(8月10日付)は、ヒムス県シャーイル油田へのダーイシュ(イスラーム国)の襲撃事件に関して、事件直前にラーミー・マフルーフ氏が代表を務めるNGOブスターン協会が同油田の警備に関する契約を結んでいたとしたうえで、ダーイシュの襲撃を防げなかったのはマフルーフ氏の責任だと断じた。

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アサド大統領は2014年布告第257号を発し、ワーイル・ナーディル・ハルキー首相を改めて首相に任命し、組閣を命じた。

SANA(8月10日付)が伝えた。

SANA, August 10, 2014
SANA, August 10, 2014

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ダイル・ザウル県選出の人民議会議員、地元名士らがダマスカス郊外県シャバーブ市で会合を開き、ダーイシュ(イスラーム国)によるテロ反対と、シリア軍への全面支持を訴えた。

SANA(8月10日付)が伝えた。

SANA, August 10, 2014
SANA, August 10, 2014

AFP, August 10, 2014、AP, August 10, 2014、ARA News, August 10, 2014、Champress, August 10, 2014、al-Hayat, August 11, 2014、Kull-na Shuraka’, August 10, 2014、al-Mada Press, August 10, 2014、Naharnet, August 10, 2014、NNA, August 10, 2014、Reuters, August 10, 2014、SANA, August 10, 2014、UPI, August 10, 2014などをもとに作成。

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シリア反体制勢力の動き(2014年8月10日)

シリア国民変革潮流代表のアンマール・カルビー氏(在イスタンブール)は、イダーア(8月10日付)に対し、ダーイシュ(イスラーム国)の台頭が、反体制勢力の汚職に乗じたものだと指摘、自由シリア軍参謀委員会やシリア革命反体制勢力国民連立を批判した。

カルビー氏は「自由シリア軍なるものは事実上存在していない。これは、シリア政府への軍事的抵抗運動に対して与えられた名前だったが、次第に原理主義的なジハード主義組織が台頭した。その結果、自由シリア軍という呼称は穏健なイスラーム主義組織を指すものに変化してしまった。参謀委員会やいわゆる連立は、シリア人ではない外国が作り出した幻想に過ぎない」と述べた。

Kull-na Shuraka', August 10, 2014
Kull-na Shuraka’, August 10, 2014

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反体制武装集団のラバート中隊司令官のイッザト・ムスリマーニー氏は、クッルナー・シュラカー(8月10日付)に対して、アジュナード・シャーム・イスラーム連合が行っているダマスカス県などに対する砲撃について「パワー・バランスに何らの変化を及ぼさないので…断固拒否する」と述べた。

ラバート中隊はダマスカス県、ダマスカス郊外県カラムーン地方、イドリブ県などで活動しているという。

Kull-na Shuraka', August 10, 2014
Kull-na Shuraka’, August 10, 2014

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『ハヤート』(8月11日付)は、シリア革命反体制勢力国民連立のハーディー・バフラ議長が、連立の総合委員会の委員を務める自由シリア参謀委員会メンバーの15人全員が9日に脱会を発表したのを受け、トルコのハタイ県レイハンル市で参謀委員会と会談し、脱会の撤回を説得したと報じた。

これを受け、自由シリア軍参謀委員会(最高軍事評議会)は、委員24人のうち19人が署名した声明を発表し、連立からの脱会を宣言した15人の解任を決定したと発表した。

解任された15人は、1. イブラーヒーム・ムハンマド・ハンムード氏、2. アフマド・ムハンマド・アリー・ジャクル氏、3. ハーリド・ヤフヤー・アリー氏、4. スライマーン・ファウワーズ・ウバイド氏、5. スィーバーン・ヒクマト・アフマド氏、6. アブドゥッサラーム・ナジーブ氏、7. アブドゥルムトリブ・アフマド・マルイー氏、8. アンマール・カッルート氏、9. フアード・アッルーシュ氏、10. カースィム・アフマド・シャイフ氏、11. ムハンマド・マハーミード氏、12. ムスタファー・ムハンマド・スフタ氏、13. マムドゥーフ・ラーカーン・タッハーン氏、14. ムハンナド・アブドゥッラフマーン・イーサー氏、そして15. すでに辞表を提出していたルワイユ・ミクダード氏。

なお声明によると、後任の15人は参謀委員会での協議により早急に選出されるという。

連立からの脱会した15人は、連立が反体制運動の意思決定を独占していると批判していた。

AFP, August 10, 2014、AP, August 10, 2014、ARA News, August 10, 2014、Champress, August 10, 2014、al-Hayat, August 11, 2014、al-Ida’a, August 10, 2014、Kull-na Shuraka’, August 10, 2014、al-Mada Press, August 10, 2014、Naharnet, August 10, 2014、NNA, August 10, 2014、Reuters, August 10, 2014、SANA, August 10, 2014、UPI, August 10, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月9日)

シリア国内の動き

クッルナー・シュラカー(8月9日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府との間で、ダイル・ザウル県ウマル油田で採掘した原油を、ヒムス市近郊の第4製油所に搬送することを取り決めた合意を交わした、と報じた(真偽は不明)。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ガラーニージュ市で、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員が部族民兵の検問所に自爆攻撃を行った。

またムサッラブ村・タリーフ村間で、何者かがダーイシュ司令官が乗った車を襲撃し、同乗していた2人を殺害した。

さらにムーハサン市をシリア軍が空爆し、女性2人、子供1人を含む一家5人が死亡した。

一方、クッルナー・シュラカー(8月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が、人道支援物資を積んでダイル・ザウル市に向かっていたシリア赤新月社の車列(6輌)を捕捉した。

同報道によると、ダーイシュはこれに先立って、シリア赤新月社の車輌12輌の通過を許可していた。

シリア人権監視団によると、ダーイシュはウマル油田に併設された工業団地に住む住民に対して1週間以内に退去するよう通達した。

同団地にダーイシュ戦闘員の家族を居住させるのが目的だという。

これに関連して、クッルナー・シュラカー(8月9日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)がウマル油田近くの砂漠で守衛、労働者ら9人を銃殺刑に処したと報じた。

他方、SANA(8月9日付)によると、ダイル・ザウル県郊外の住民が複数の村でダーイシュ(イスラーム国)の攻撃に対抗、撃退した。

Kull-na Shuraka', August 9, 2014
Kull-na Shuraka’, August 9, 2014

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ハサカ県では、ARA News(8月9日付)によると、カーミシュリー市近郊のジャムアーヤ村で爆弾が仕掛けられた車が爆発し、住民3人が負傷した。

また、シリア人権監視団によると、ハサカ市のムフティー地区とタッル・ハジャル地区に迫撃砲弾複数発が着弾し、子供1人と女性1人を含む5人が負傷した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がタッル・アブヤド市郊外のクルド人の村タッル・アフダルに、中国人戦闘員数十人を居住させた。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するバーブ市各所を軍が空爆した。

またダーイシュは、クワイリス航空基地のシリア軍拠点を砲撃した。

他方、SANA(8月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が占拠するバーブ市で、軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

イラク国内の動き

アンバール県では、マダー・プレス(8月9日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がバルワーナ橋を爆破、破壊した。

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バービル県では、マダー・プレス(8月9日付)によると、ジュルフ・サフル地方をイラク軍が空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)司令官のアブー・アーミル・ディヤーリー氏を殺害した。

またイラク軍は同地方各所で、ダーイシュ戦闘員11人を殺害した。

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イラク内務省によると、バグダード県南部のアラブ・ジャッブール地区でのダーイシュ(イスラーム国)との交戦で、イラク軍兵士6人が死亡した。

AFP, August 9, 2014、AP, August 9, 2014、ARA News, August 9, 2014、Champress, August 9, 2014、al-Hayat, August 10, 2014、August 11, 2014、Kull-na Shuraka’, August 9, 2014、al-Mada Press, August 9, 2014、Naharnet, August 9, 2014、NNA, August 9, 2014、Reuters, August 9, 2014、SANA, August 9, 2014、UPI, August 9, 2014などをもとに作成。

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市民の動き(2014年8月9日付)

『ハヤート』(8月10日付)などによると、ダマスカス県ウマウィーイーン広場で、ダマスカス郊外県アドラー市ウンマーリーヤ地区の住民数十人がデモを行い、イスラーム戦線によって拉致されている家族を解放するため、同戦線と交渉を行うようシリア政府に求めた。

Kull-na Shuraka', August 9, 2014
Kull-na Shuraka’, August 9, 2014

AFP, August 9, 2014、AP, August 9, 2014、ARA News, August 9, 2014、Champress, August 9, 2014、al-Hayat, August 10, 2014、Kull-na Shuraka’, August 9, 2014、al-Mada Press, August 9, 2014、Naharnet, August 9, 2014、NNA, August 9, 2014、Reuters, August 9, 2014、SANA, August 9, 2014、UPI, August 9, 2014などをもとに作成。

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シャームの民のヌスラ戦線の動き(2014年8月9日)

シャームの民のヌスラ戦線のアブー・フィラース・スーリー報道官は、マナーラ・バイダー(8月9日付)のインタビューに応じ、そのなかで、アブー・ムハンマド・ジャウラーニー氏が宣言した「アレッポ・イスラーム首長国」(https://syriaarabspring.info/wp/?p=11307)に関して、「偽善者の前衛をもたらした欧米のアジェンダに対抗して、解放区を再び運営・組織」することがねらいだと述べ、自由シリア軍やシリア革命反体制勢力国民連立に対抗する意思を示した。

アブー・フィラース報道官はまた、自由シリア軍やシリア革命反体制勢力国民連立がよりどころとする国民主義に関して、「この計略を阻止し、地上にアッラーの法を適用しなければならない」と強調した。

Kull-na Shuraka', August 9, 2014
Kull-na Shuraka’, August 9, 2014

al-Manara al-Baida‘, August 9, 2014をもとに作成。

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米国の動き(2014年8月8日)

バラク・オバマ米大統領は『ニューヨーク・タイムズ』(8月8日付)に掲載されたインタビュー(http://www.nytimes.com/2014/08/09/opinion/president-obama-thomas-l-friedman-iraq-and-world-affairs.html?_r=0)で、シリア情勢に関して、反体制勢力への武器供与で変化が生じると考えることが「常に幻想だった」と改めて述べた。

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米国防総省は、イラク・クルディスタン地域の主都アルビル市近郊で、ダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して空爆を行ったと発表した。

攻撃はイラク時間の8日午後1時45分に、FA18戦闘機2機(空母ジョージ・H・W・ブッシュ艦載機)によって行われたという。

ルダーウ・チャンネル(8月8日付)によると、米軍機が空爆を行ったのは、グウェルとマフムールで、ダーイシュ戦闘員数百人が死傷したという。

米国防総省はまた、現地時間で午後5時、6時20分にもダーイシュ拠点に対して空爆を行ったと発表した。

The New York Times, Ausut 8, 2014、Rudaw, August 8, 2014などをもとに作成。

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イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月8日)

シリア国内の動き

アレッポ県では、『ハヤート』(8月9日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がアイン・アラブ市西部のズィヤーラート村、バイヤーディーヤ村にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が同県におけるシリア軍最後の拠点であるタブカ航空基地攻略の準備を開始した。

イラク国内の動き

サラーフッディーン県では、マダー・プレス(8月8日付)によると、ダルーイーヤ郡でイラク軍拠点に自爆攻撃を行おうとしたダーイシュ(イスラーム国)戦闘員の自爆ベルトが誤って爆発し、ダーイシュ戦闘員3人が死亡した。

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キルクーク県では、マダー・プレス(8月8日付)によると、ハッラーブ村近郊にあるイスラーム国(ダーイシュ)の拠点をイラク軍が空爆し、ダーイシュ戦闘員18人を殺害した。

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バービル県では、マダー・プレス(8月8日付)によると、ジュルフ・サフル地方にあるイスラーム国(拠点)3カ所をイラク軍が空爆し、ダーイシュのアキール・サイフッディーン司令官を含む戦闘員10人を殺害した。

また同地方で治安部隊がダーイシュ拠点を攻撃し、ダーイシュ戦闘員3人を死傷させた。

AFP, August 8, 2014、AP, August 8, 2014、ARA News, August 8, 2014、Champress, August 8, 2014、al-Hayat, August 9, 2014、Kull-na Shuraka’, August 8, 2014、al-Mada Press, August 8, 2014、Naharnet, August 8, 2014、NNA, August 8, 2014、Reuters, August 8, 2014、SANA, August 8, 2014、UPI, August 8, 2014などをもとに作成。

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レバノンの動き(2014年8月8日)

サウジアラビアで3年にわたり事実上の亡命生活を送ってきたサアド・ハリーリー元首相が突如レバノンに帰国した。

ナハールネット(8月8日付)によると、帰国したハリーリー元首相は、タマーム・サラーム首相と首相官邸で会談し、自身が発表したサウジアラビアによる軍事支援などについて意見を交わした。

ナハールネット(8月9日付)によると、ハリーリー元首相は、サラーム首相との会談で、ベカーア県バアルベック郡アルサール村住民に対して、1,500万ドルを寄付すると申し出たという。

Naharnet, August 8, 2014
Naharnet, August 8, 2014

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ベイルートの首相官邸で、タマーム・サラーム首相を議長とする安全保障会議が開催され、サウジアラビアによる10億ドルの軍事支援の用途などに協議が行われた。

会議には、サウジアラビアから3年ぶりに帰国したサアド・ハリーリー元首相、サミール・ムクビル副首相兼国防大臣、ヌハード・マシュヌーク内務地方自治大臣、ジャーン・カフワジー軍総司令官、イブラーヒーム・バスブース内務治安郡総局長、アッバース・イブラーヒーム総合治安局長、ジョルジュ・カルア国家治安総局長が出席した。

Naharnet, August 8, 2014
Naharnet, August 8, 2014

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3月14日勢力が、サウジアラビアからのサアド・ハリーリー元首相の帰国を受けて緊急会合を開き、レバノン軍の展開を通じたシリア・レバノン国境警備の必要を強調した。

会合後の声明で、3月14日勢力はまた「国境管理はシリアの戦争からのヒズブッラーの即時撤退がなければ実現しない」との見解を示した。

Naharnet, August 8, 2014
Naharnet, August 8, 2014

AFP, August 8, 2014、AP, August 8, 2014、ARA News, August 8, 2014、Champress, August 8, 2014、al-Hayat, August 9, 2014、Kull-na Shuraka’, August 8, 2014、al-Mada Press, August 8, 2014、Naharnet, August 8, 2014、Augus 9, 2014、NNA, August 8, 2014、Reuters, August 8, 2014、SANA, August 8, 2014、UPI, August 8, 2014などをもとに作成。

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シリア政府の動き(2014年8月8日)

ダイル・ザウル県では、シリア軍航空機がダイル・ザウル市東部一帯に「ユーフラテス渓谷の歴史が注目する部族の英雄たちへ」、「寛大なるダイル・ザウル部族へ」などと題されたビラを散布し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いにおいてシリア軍と協力するよう呼びかけた。

『ハヤート』(8月9日付)、クッルナー・シュラカー(8月8日付)などが伝えた。

Kull-na Shuraka', August 8, 2014
Kull-na Shuraka’, August 8, 2014

AFP, August 8, 2014、AP, August 8, 2014、ARA News, August 8, 2014、Champress, August 8, 2014、al-Hayat, August 9, 2014、Kull-na Shuraka’, August 8, 2014、al-Mada Press, August 8, 2014、Naharnet, August 8, 2014、NNA, August 8, 2014、Reuters, August 8, 2014、SANA, August 8, 2014、UPI, August 8, 2014などをもとに作成。

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クルド民族主義勢力の動き(2014年8月8日)

ハサカ県では、ARA News(8月9日付)によると、アームーダー市で、ダーイシュ(イスラーム国)の攻撃を受けたスィンジャール町との連帯を訴えるデモが行われ、市民らが参加した。

ARA News, August 9, 2014
ARA News, August 9, 2014

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(8月8日付)によると、ダルバースィーヤ市で西クルディスタン移行期民政局の取材許可を得ていたオリエント・チャンネルの特派員らをアサーイシュが拘束した。

ARA News, August 9, 2014、Kull-na Shuraka’, August 8, 2014をもとに作成。

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米国の動き(2014年8月7日)

バラク・オバマ米大統領は、ホワイトハウスで声明を読み上げ、イラク国内でダーイシュ(イスラーム国)に対する限定的空爆と、スィンジャール山地で孤立する避難住民を救援するための救援物資投下を承認したと発表した。

声明でオバマ大統領は、孤立するイラク住民の保護に必要な場合や、米領事館のあるアルビル市(イラク・クルディスタン地域の主都)やバグダード県にダーイシュが迫った場合、「必要ならば、限定的な空爆を行う」と説明した。

AFP, August 8, 2014、AP, August 8, 2014、ARA News, August 8, 2014、Reuters, August 8, 2014、UPI, August 8, 2014などをもとに作成。

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諸外国の動き(2014年8月7日)

米財務省は、クウェート人2人がシャームの民のヌスラ戦線に、またアルバニア人1人がダーイシュ(イスラーム国)に資金援助を行ったとして、制裁リストに加えたと発表した。

AFP(8月7日付)が伝えた。

AFP, August 7, 2014、AP, August 7, 2014、ARA News, August 7, 2014、Champress, August 7, 2014、al-Hayat, August 8, 2014、Kull-na Shuraka’, August 7, 2014、al-Mada Press, August 7, 2014、Naharnet, August 7, 2014、NNA, August 7, 2014、Reuters, August 7, 2014、SANA, August 7, 2014、UPI, August 7, 2014などをもとに作成。

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イラクでのイスラーム国(ダーイシュ)をめぐる主な動き(2014年8月7日)

アンバール県では、マダー・プレス(8月7日付)によると、ラマーディー市西部のアーナ郡に対するイラク軍の空爆で、ダーイシュ(イスラーム国)戦闘員多数が死亡し、車輌12輌が大破した。

またイラク軍はカーイム郡とラトバ郡の間に位置するビヤール地方を空爆し、ダーイシュ戦闘員8人を殺害した。

このほか、ファッルージャ市北部では、軍、警察合同部隊がダーイシュの攻撃を受け、兵士7人が死傷した。

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ディヤラ県では、マダー・プレス(8月7日付)によると、イラク軍ヘリコプターがサアディーヤ地方にあるダーイシュ(イスラーム国)シャリーア法廷本部を空爆し、ダーイシュ戦闘員16人以上を殺害した。

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キルクーク県では、マダー・プレス(8月7日付)によると、アーミルリー地方で、イラク軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦し、双方合わせて37人が死傷した。

AFP, August 7, 2014、AP, August 7, 2014、ARA News, August 7, 2014、Champress, August 7, 2014、al-Hayat, August 8, 2014、Kull-na Shuraka’, August 7, 2014、al-Mada Press, August 7, 2014、Naharnet, August 7, 2014、NNA, August 7, 2014、Reuters, August 7, 2014、SANA, August 7, 2014、UPI, August 7, 2014などをもとに作成。

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レバノンでのイスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年8月7日)

NNA(8月7日付)などによると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村周辺で避難生活を送ってきたシリア人約1,700人が、同地での武装集団(シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)とレバノン軍の戦闘激化を受けて、シリア国内に避難、帰国した。

AFP(8月7日付)によると、シリアに帰国した避難民の多くはダマスカス郊外県カラムーン地方の住民であり、このほかに3,000人がシリアへの帰国を望んでいるという。

なおアルサール村一帯には4万7,000人のシリア人避難民がいるという。

NNAによると、シリア人避難民の帰国は、彼らがレバノンに不法入国していたためで、武装集団とレバノン軍の衝突発生以前から散見されていたという。

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ラムズィー・ジュライジュ情報大臣は、タマーム・サラーム首相が、ジャーン・カフワジー軍総司令官、イブラーヒーム・バスブース内務治安軍総局長、アッバース・イブラーヒーム総合治安局長、ジョルジュ・カルア国家治安総局長、イマード・ウスマーン軍情報局長と会談し、軍、治安機関の志願兵・隊員数を1万2,000人に増員することを決定したと発表した。

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ジャーン・カフワジー軍総司令官は、ベカーア県バアルベック郡アルサール村への武装集団の襲撃に伴うレバノン軍と武装集団(シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘に関して、武装集団がアルサール村からシリア領内に撤退したことを確認したとタマーム・サラーム内閣に報告した。

ナハールネット(8月7日付)が伝えた。

なお『サフィール』(8月7日付)によると、アルサール村には約2,000人の武装集団が侵入し、停戦交渉はアブー・タラールを名乗るイマード・アフマド・ジュムア氏(8月3日に逮捕)の副官が行っていたという。

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ナハールネット(8月7日付)によると、ベカーア県バアルベック郡アルサール村での武装集団(シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)とレバノン軍の停戦を仲介しているウラマー委員会の使節団は、レバノン軍兵士らを拉致した武装集団との連絡が途絶えたと発表した。

連絡が途絶えたのは、彼らがアルサール村一帯から撤退し、「彼らが携帯電話の電源を切った」ためだという。

その後、シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、アルサール村一帯から撤退したことを明らかにした。

アルサール村での戦闘継続で、ダマスカス郊外県カラムーン地方の戦闘員やシリア人避難民の移動が制限され、そのことが「イスラームの敵」に資することになるというのが撤退の理由。

またヌスラ戦線は、アルサール村で拉致したレバノン軍兵士が「特別な待遇を受けている」と発表し、無事であることを強調した。

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『サフィール』(8月7日付)は、ベカーア県バアルベック郡アルサール村への武装集団(シャームの民のヌスラ戦線、ダーイシュ(イスラーム国)の襲撃に関して、治安当局が、武装集団の指導者らと、ルーミヤ刑務所収監者の政治犯、北部県トリポリ市のジハード主義者、アイン・フルワ・パレスチナ難民キャンプ(南部県サイダー市)のジハード主義者の間で先週末に交わされた電話での会話を傍受していた、と報じた。

AFP, August 7, 2014、AP, August 7, 2014、ARA News, August 7, 2014、Champress, August 7, 2014、al-Hayat, August 8, 2014、Kull-na Shuraka’, August 7, 2014、al-Mada Press, August 7, 2014、Naharnet, August 7, 2014、NNA, August 7, 2014、Reuters, August 7, 2014、al-Safir, August 7, 2014、SANA, August 7, 2014、UPI, August 7, 2014などをもとに作成。

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