米財務省はシリア政府に燃料供給などの支援を行っているとして7社、4名、船舶7隻に対して新たに制裁(2015年8月3日)

米財務省は声明を出し、シリア政府に燃料供給などの支援を行っているとして7社、4名、船舶7隻に対して資産凍結などの制裁措置を科したと発表した。

制裁対象となったのは、Eagle LLC社、モーガン添加剤製造社、ミレニヤム・エネルギー社、ブルー・エネルギー商事、エブラ通商サービスSAL、グリーン船舶社、アクア船舶社およびその関係者4人、船舶7隻。

AFP, August 4, 2015、AP, August 4, 2015、ARA News, August 4, 2015、Champress, August 4, 2015、al-Hayat, August 5, 2015、Iraqi News, August 4, 2015、Kull-na Shuraka’, August 4, 2015、al-Mada Press, August 4, 2015、Naharnet, August 4, 2015、NNA, August 4, 2015、Reuters, August 4, 2015、SANA, August 4, 2015、UPI, August 4, 2015などをもとに作成。

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アーネスト米ホワイトハウス報道官「米軍のシリア領内での作戦にシリア政府は介入すべきでない」(2015年8月3日)

ジョシュ・アーネスト米ホワイトハウス報道官は、米軍がトルコ領内で教練したシリアの「穏健な反体制派」に対する航空支援を決定したとする報道に関して、シリア政府は米軍のシリア領内での作戦に「介入すべきでない」と述べ、シリア政府がこの警告を無視した場合、「さらなる措置」を講じると脅迫した。

AFP(8月4日付)などが伝えた。

この発言に関して、『サウラ』(8月4日付)は、米軍がトルコで軍事教練を行っている「穏健な反体制派」が「過激派のもう一つの顔以外の何ものでもない」と指摘、米国による「穏健な反体制派」支援を厳しく非難した。

一方、シリアの治安機関高官は、AFP(8月4日付)に対して、「米国の脅迫はメディアで主張しているだけで、有志連合が結成されて以来、米国はテロと戦うと言っているが、シリア国内の実際の戦況は、シリア軍が戦いの行方を決めている…。彼らは3年前から安全地帯を設置すると言ってきたが、願望することと現実は別のものだ」と述べた。

AFP, August 4, 2015、AP, August 4, 2015、ARA News, August 4, 2015、Champress, August 4, 2015、al-Hayat, August 5, 2015、Iraqi News, August 4, 2015、Kull-na Shuraka’, August 4, 2015、al-Mada Press, August 4, 2015、Naharnet, August 4, 2015、NNA, August 4, 2015、Reuters, August 4, 2015、SANA, August 4, 2015、al-Thawra, August 4, 2015、UPI, August 4, 2015などをもとに作成。

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ヌスラ戦線が米軍の教練を受けた「穏健な反体制派」(新シリア軍)メンバー5人を新たに拉致(2015年8月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線が、アフリーン市郊外のカーフ村で、米軍の教練を受けトルコからシリア領内に入っていた「穏健な反体制派」の第30師団の戦闘員5人を新たに拉致した。

ヌスラ戦線が第30師団の戦闘員を拉致するのは、7月30日(https://syriaarabspring.info/?p=21164)に続いて2度目。

シリア人権監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表によると、ヌスラ戦線は3日にカーフ村に設置されているシリア人避難民キャンプを襲撃し、第30師団の戦闘員5人を拉致したという。

拉致された戦闘員が5人以上におよぶ可能性もあるという。

またイドリブ県でも3日、トルコ国境に位置するアティマ村のシリア人避難民キャンプの入り口で、ヌスラ戦線が第30師団のものと思われる車輌に対して発砲し、乗っていた女性1人が重傷を負った、という。

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クッルナー・シュラカー(8月4日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線は、米軍の教練を受けた第30師団メンバーを捜索するとして、アナダーン市にある「命じられるがまま進め」連合の本部に突入し、銃撃戦となった。

ヌスラ戦線は、「命じられるがまま進め」連合に対して第30師団メンバーの引き渡しを要求し、「命じられるがまま進め」連合がこれに応えたことで、事態は収束した。

ヌスラ戦線は、第30師団メンバー1人を拘束、連行したという。

拘束された第30師団メンバーは、イドリブ県ザーウィヤ山出身で、第30師団から脱走し、潜伏していたという。

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ロイター通信(8月4日付)は、米国の複数の匿名高官の話として、7月31日に、ヌスラ戦線と思われる武装集団との戦闘(https://syriaarabspring.info/?p=21177)により、米軍の教練を受けた「穏健な反体制派」戦闘員1人が死亡したと伝えた。

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米国防総省のビル・アーバン報道官は、7月31日にアレッポ県アアザーズ市郊外の国境地帯で発生したシャ%

イドリブ県でシリア軍戦闘機が墜落し30人以上が死亡、フライカ村一帯で戦闘続く(2015年8月3日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ファトフ軍の制圧下にあるアリーハー市中心街を空爆していたシリア軍戦闘機1機(MiG-21)が「技術的な問題」で墜落し、子供2人を含む31人が死亡、40人あまりが負傷した(その後死者数は増加し子供3人、女性1人を含む37人に)。

死傷者約70人は、戦闘機の墜落に巻き込まれるか、墜落前の空爆によって被害にあった。

なお、クッルナー・シュラカー(8月4日付)によると、墜落した戦闘機を操縦していたパイロットはファトフ軍に捕捉されたという。

シリア軍はアリーハー市以外にも、フバイト村、ビンニシュ市などに対しても「樽爆弾」で空爆を行った。

またラタキア県・アリーハー市を結ぶ戦略的要衝のフライカ村一帯では、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員、アジア系・アラブ系外国人戦闘員が、ハック旅団、ジュンド・アクサー機構、シャームの民のヌスラ戦線、スンナ軍、アンサール・ディーン戦線、トルキスターン・イスラーム党、アンサール・シャーム、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム軍団、第111歩兵師団、第101歩兵師団、山地の鷹旅団、ガーブの鷹、ジュヌード・シャーム(チェチェン人)、シャーム自由人イスラーム運動などと交戦を続けた。

戦闘はフールー村(ハマー県北部)、ジューリーン村一帯で激しく行われ、同地をシリア軍が制圧したという情報や、アアワル丘、フライカ村からシリア軍が撤退したといった情報が錯綜しているという。

この戦闘により、シリア軍兵士・国防隊隊員28人、ジハード主義武装集団16人(うちシリア人7人)が死亡したという。

これに関して、ARA News(8月3日付)は、ワーイル・ムハンマドを名乗る活動家の話として、ファトフ軍がガーブ平原のカルクーズ橋、フールー村検問所などを奪還し、ザイズーン発電所一帯でシリア軍と交戦していると報じた。

しかし、SANA(8月3日付)は、シリア軍が、ジスル・シュグール市東部に位置するハムカ丘で反体制武装集団と交戦し、ファトフ軍戦闘員を殺傷、同地を制圧したと伝えた。

また、SANA(8月3日付)によると、シリア軍はまた、タッル・サラムー村、ハシール村、マサーキン村、トゥルア村、ウンム・ジャリーン村、アブー・ズフール町一帯、サッラト・ズフール村、ジャンアト・クラー村、アリーハー市、フライカ村、ジスル・シュグール市、マシュラファ村、サルマーニーヤ村、ガザール村、サリーリーフ村、サフン丘、ハッターブ丘、トゥウーム村、クファイル町、ミンタール村で重点的に作戦を遂行し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、シリア政府支配下のフーア市、カファルヤー町一帯で、国防隊や地元の民兵が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

他方、ヌスラ戦線はザーウィヤ山で、ジハード主義武装集団元司令官を窃盗の罪で処刑した。

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ハマー県では、SANA(8月3日付)によると、シリア軍がフールー村でシャームの民のヌスラ戦線などと交戦し、同地を制圧した。

シリア軍はまた、カフルズィーター、ザジュラム丘、ザクーム村、クライディーン村、カストゥーン村、アンカーウィー村、ハミーディーヤ村、ハミーミーマート村、カルアト・マディーク町一帯で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーライヤー市を地対地ミサイルで攻撃するとともに、戦闘機で爆撃を行った。

シリア軍はまた、国防隊とともに同市一帯でジハード主義武装集団と交戦、ジハード主義武装集団戦闘員4人が死亡した。

シリア軍はさらに、アルバイン市、ナシャービーヤを砲撃した。

ザバダーニー市一帯では、シリア軍第4師団、ヒズブッラー戦闘員とジハード主義武装集団、地元の武装集団の交戦が続き、反体制武装集団が第4師団の戦車を破壊したという。

これに対して、シリア軍は同市一帯を激しく空爆した。

このほか、東カラムーン地方のナースィリーヤ村で、ジハード主義武装集団の司令官と随行者複数名が殺害された。

一方、SANA(8月3日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、ザバダーニー市で反体制武装集団に対して重点的に作戦を継続、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム軍と交戦の末に市内西部ジャムイーヤート地区の8つのブロックの建物群を制圧した。

他方、SLN(8月3日付)は、ザバダーニー市でのシリア軍第4師団、ヒズブッラー戦闘員とシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、地元武装集団との攻防線をめぐって、イランの複数の高官がシャーム自由人イスラーム運動と、同市からの民間人、戦闘員の退去に関する交渉を行ったと伝えた。

交渉では、イドリブ県フーア市、カファルヤー町へのファトフ軍の包囲解除が、ザバダーニー市の住民、戦闘員退去の条件として示されたという。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハドル村一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月3日付)によると、ハミーディーヤ村、西サムダーニーヤ村、クナイトラ市中心の広場一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ハンダラート・キャンプ一帯、バーシュカウィー村で、シリア軍、国防隊、アジア系外国人戦闘員らが、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍、国防隊はまた、アレッポ市ハーリディーヤ地区一帯でアレッポ・ファトフ作戦司令室と交戦したほか、マアーッラト・アルティーク村一帯を砲撃した。

一方、SANA(8月3日付)によると、アレッポ市バニー・ザイド地区、ハトブ広場、ハーリディーヤ地区、ブスターン・バーシャー地区、ライラムーン地区、旧市街、シャイフ・サイード地区、カルム・カスル地区、ラーシディーン地区、サーリヒーン交差点一帯、シャイフ・ルトフィー村、アーミリーヤ村、ナイラブ航空基地西部、マンスーラ村、ハーン・アサル村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、クッルナー・シュラカー(8月3日付)によると、シャーム戦線戦闘員が何者かに殺害され、この戦闘員が乗っていた車が盗まれた。

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ダルアー県では、SANA(8月3日付)によると、西ガーリヤ村、ヤードゥーダ村、ダルアー市Syriatelビル一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(8月3日付)によると、ファルラク森一帯、アズル山で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 3, 2015、AP, August 3, 2015、ARA News, August 3, 2015、Champress, August 3, 2015、al-Hayat, August 4, 2015、Iraqi News, August 3, 2015、Kull-na Shuraka’, August 3, 2015、August 4, 2015、al-Mada Press, August 3, 2015、Naharnet, August 3, 2015、NNA, August 3, 2015、Reuters, August 3, 2015、SANA, August 3, 2015、SLN, August 3, 2015、UPI, August 3, 2015などをもとに作成。

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ハサカ市西部アブドゥルアズィーズ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)とYPGが交戦(2015年8月3日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市西部のアブドゥルアズィーズ山の放送塔一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)が西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦、人民防衛隊隊員2人が死亡した。

クッルナー・シュラカー(8月4日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がハサカ市西部のアブドゥルアズィーズ山一帯で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の車列を要撃し、司令官1人を殺害、また隊員数十人を死傷させたという。

ダーイシュはまた、ハサカ市南部郊外の市は地域で、男性2人を「クルド人無神論者でヌサイリー派の工作員」だとして処刑した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市西方のジャズル・ガス採掘所一帯、柑橘農園一帯でダーイシュ(イスラーム国)とシリア軍が交戦した。

一方、SANA(8月3日付)によると、タドムル市郊外のズィラーア交差点・デデマン・ホテル(旧メリディアン・ホテル)間の農場地帯、ワーディー・マースィク入り口、ワーディー・ザカーリー、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ内で活動か1人を「ヌサイリー派の工作員」だとして処刑した。

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アレッポ県では、SANA(8月3日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(8月3日付)によると、カスル村、ハクフ村南部で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 3, 2015、AP, August 3, 2015、ARA News, August 3, 2015、Champress, August 3, 2015、al-Hayat, August 4, 2015、Iraqi News, August 3, 2015、Kull-na Shuraka’, August 3, 2015、al-Mada Press, August 3, 2015、Naharnet, August 3, 2015、NNA, August 3, 2015、Reuters, August 3, 2015、SANA, August 3, 2015、UPI, August 3, 2015などをもとに作成。

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米匿名高官「米軍の軍事教練を受けた「穏健な反体制派」を爆撃で支援することを米政府は決定」(2015年8月3日)

『ハヤート』(8月4日付)、ロイター通信(8月3日付)などは、米国の複数の高官が匿名を条件に、米軍の軍事教練を受けた「穏健な反体制派」に空爆などを通じて支援を行うと米政府が決定したことを明かしたと伝えた。

匿名高官らによると、米軍は今後、「穏健な反体制派」への航空支援を行うという。

また、「穏健な反体制派」がシリア軍の攻撃を受ける可能性に関して、匿名高官らは「シリア政府軍は、ダーイシュ(イスラーム国)に対して空爆を行う米国主導の有志連合戦闘機に発砲したことはない」としつつも、「意図しない戦闘が起きる可能性はある」と付言した。

この決定は、7月30日に、米軍の軍事教練を受け、トルコからアレッポ市北部アアザール市郊外に投入された「第30師団」司令官らが、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線に拉致、またその拠点をめぐって、ヌスラ戦線と「第30師団」が攻防戦を繰り広げ、有志連合の空爆が行われたことを受けた動き。

米国家安全保障会議(NSC)のアリスター・パスキー報道官は、米軍が軍事教練を施した武装勢力以外に対しては支援を行っていないと述べ、「第30師団」を支援するため、ヌスラ戦線に対して空爆を行ったことを暗に認めた。

これに関して、ロシア大統領府報道官は記者団に「モスクワは再三にわたって、シリアの反体制派への支援が、資金面、技術面(軍事面)のいかんにかかわらず、シリアの情勢をさらに悪化させると強調してきた」と遺憾の意を表した。

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ARA News(8月3日付)によると、アレッポ県およびイドリブ県の北部(トルコ国境地帯)で活動する医療総局は、イドリブ県のアティマ村の国境通行所一帯で「汚職と行き過ぎの横行」しているとして、同通行所を通じた流感患者のトルコ領内への搬送を中止し、バーブ・ハワー国境通行所(イドリブ県)を経由して搬送を行うことを決定した。

AFP, August 3, 2015、AP, August 3, 2015、ARA News, August 3, 2015、Champress, August 3, 2015、al-Hayat, August 4, 2015、Iraqi News, August 3, 2015、Kull-na Shuraka’, August 3, 2015、al-Mada Press, August 3, 2015、Naharnet, August 3, 2015、NNA, August 3, 2015、Reuters, August 3, 2015、SANA, August 3, 2015、UPI, August 3, 2015などをもとに作成。

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「「宗教至上主義」を超えて――日本の中東理解のあり方を問う:『「アラブの心臓」に何が起きているのか』編者、青山弘之氏インタビュー」(Synodos)

「「宗教至上主義」を超えて――日本の中東理解のあり方を問う:『「アラブの心臓」に何が起きているのか』編者、青山弘之氏インタビュー」(聞き手・構成/向山直佑)
Synodos、2015年8月3日

「アラブの春」、シリア内戦、イスラーム国の台頭……。数え上げればきりがないほどの事件が、近年、中東では起きている。しかし、日本での中東に関する報道を見れば、「イスラーム過激派」、「宗派対立」といった言葉がマジックワードのように使われ、中東を「理解不能なものとして理解した気になる」ことが当たり前になっているようだ。・・・

シリア軍がラタキア県とアリーハー市を結ぶジスル・シュグール市郊外の戦略的要衝のフライカ村を奪還(2015年8月2日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がヒズブッラー戦闘員、国防隊とともに、ラタキア県とアリーハー市を結ぶジスル・シュグール市郊外の戦略的要衝のフライカ村で、3日間に及ぶ反体制武装集団との戦闘を征し、同地を制圧(奪還)した。

反体制武装集団は、ハック旅団、ジュンド・アクサー機構、シャームの民のヌスラ戦線、スンナ軍、アンサール・ディーン戦線、トルキスターン・イスラーム党、アンシャール・シャーム、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム軍団、第111歩兵師団、第101歩兵師団、山地の鷹旅団、ガーブの鷹、ジュヌード・シャーム(チェチェン人)、シャーム自由人イスラーム運動などからなる一大連合で、3日間におよぶ戦闘では、ジハード主義武装集団の戦闘員73人(うちシリア人は43人)、シリア軍兵士・国防隊隊員42人が死亡した。

なお、シリア軍はフライカ村制圧に先立って、ハマー県北部のマンスーラ村、ズィヤーディーヤ村、ヒルバト・ナークース村、ザイズーン発電所、ザイズーン・ダム、アアワル丘などを奪還していた。

一方、SANA(8月2日付)によると、シリア軍がハマー県に近いアアワル丘で反体制武装集団と交戦し、ファトフ軍の戦闘員多数を殲滅、同地を制圧した。

シリア軍はまた、ハシール村北部、ハミーディーヤ村、ウンム・ジャリーン村、タッル・サラームー村で反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線などファトフ軍を殺傷したほか、マシュラファ村、シャイフ・イリヤース村、ハッターブ丘、バズィート採石場一帯、ラッジュ村を空爆した。

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ハマー県では、SANA(8月2日付)によると、ハマーミーヤート村、カルアト・マディーク町一帯、フライカ村、ズィヤーディーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、クルド山一帯(反体制派が言うところの「トルクメン山」)で、シリア軍、国防隊とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(8月2日付)によると、バイト・イブリク村、バイト・アワーン村、ダッラ村、サルマー町、アーラ村、カッバーニー村をシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア軍がザバダーニー市各所を空爆、また第4師団、ヒズブッラー戦闘員、パレスチナ解放軍が、ジハード主義武装集団、地元の武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月2日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、ザバダーニー市一帯で反体制武装集団と交戦し、市内のヒクマ通り一帯を制圧した。

シリア軍はまた、ブカイン市で、反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した

このほか、クッルナー・シュラカー(8月2日付)によると、ダマスカス郊外県(ダマスカス県南部)で活動するゴランの鷹旅団とウマル・ブン・アブドゥルアズィーズ旅団がイスラーム軍に参加した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ジャウバル区で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員がシャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市カルム・タッラーブ地区一帯、ハーリディーヤ地区、旧市街サブア・バフラート地区、ハンダラート・キャンプ一帯、バーシュカウィー村、で、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線、アンサール・ディーン戦線などと交戦した。

また、シリア人権監視団によると、フライターン法務局が、アレッポ市シャッアール地区で若者10人を「近親相姦」の罪で処刑した。

一方、SANA(8月2日付)によると、マンスーラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ティーハ村、カフル・ナースィジュ村一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(8月2日付)によると、ヒルバト・ガザーラ町、アトマーン村、ヌアイマ村、ダルアー市各カラク地区、ビラール・ハバシー・モスク一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、南部タウヒード旅団、ハウラーン・ムジャーヒディーン大隊、スジャイル砲兵大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(8月2日付)によると、ジュャバーター・ハシャブ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月2日付)によると、ラスタン市西部農場地帯、ズマイミル村、ザアフラーナ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 2, 2015、AP, August 2, 2015、ARA News, August 2, 2015、Champress, August 2, 2015、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2015、al-Hayat, August 3, 2015、Iraqi News, August 2, 2015、Kull-na Shuraka’, August 2, 2015、al-Mada Press, August 2, 2015、Naharnet, August 2, 2015、NNA, August 2, 2015、Reuters, August 2, 2015、SANA, August 2, 2015、UPI, August 2, 2015などをもとに作成。

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ハサカ市から撤退したダーイシュ(イスラーム国)は、同市西部のアブドゥルアズィーズ山にある放送塔をYPGから奪取(2015年8月2日)

ハサカ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月2日付)によると、ハサカ市から撤退したダーイシュ(イスラーム国)が、同市西部郊外にあるアブドゥルアズィーズ山一帯で西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と交戦し、放送塔を制圧した。

ダーイシュはまたタッル・ハミース市一帯でも人民防衛隊と交戦し、人民防衛隊隊員2人が死亡した。

ARA News, August 2, 2015
ARA News, August 2, 2015

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、有志連合がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるマヤーディーン市を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)が若者3人を銃殺した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団とヤルムーク川一帯で交戦した。

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ヒムス県では、SANA(8月2日付)によると、タドムル市郊外のワーディー・マースィク、ワーディー・アブヤド・ダム、スフナ一帯を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、タドムル市、ジャズル・ガス採掘所東部、アブー・アラーヤー村、シューマリーア山一帯でダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、SANA(8月2日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 2, 2015、AP, August 2, 2015、ARA News, August 2, 2015、Champress, August 2, 2015、al-Durar al-Shamiya, August 2, 2015、al-Hayat, August 3, 2015、Iraqi News, August 2, 2015、Kull-na Shuraka’, August 2, 2015、al-Mada Press, August 2, 2015、Naharnet, August 2, 2015、NNA, August 2, 2015、Reuters, August 2, 2015、SANA, August 2, 2015、UPI, August 2, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がハマー県北部のザイズーン発電所一帯を制圧(2015年8月1日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原北部で、シリア軍がシャームの民のヌスラ戦線など反体制武装集団と交戦し、シリア軍兵士・国防隊隊員20人以上が死亡、反体制武装集団側も戦闘員19人が死亡した。

同監視団によると、ジハード主義武装集団は、ザイズーン発電所一帯、ザイズーン・ダム一帯、ズィヤーディーヤ村などでシリア軍と交戦、ジューリーン軍事基地をGradミサイルなどで攻撃したという。

ARA News(8月1日付)によると、シリア軍もザイズーン発電所一帯に対するシリア軍して激しい空爆を行い、その数は50回以上に及んだという。

一方、SANA(8月1日付)によると、シリア軍がザイズーン発電所一帯で反体制武装集団と交戦し、同地を制圧した。

これに関して、ドゥラル・シャーミーヤ(8月2日付)は、ファトフ軍がシリア軍の激しい空爆を受け、ザイゥーン発電所一帯から撤退したと報じた。

SANAによると、シリア軍はまた、カルアト・マディーク町でシャームの民のヌスラ戦線を攻撃し、戦闘員20人以上を殲滅したという。

さらにシリア軍は、ハマーミーヤート村、カストゥーン村、ハミーディーヤ村を空爆したほか、タッル・ミルフ村、ハマーミーヤート村、マルジュ・ズフール村、フライカ村で反体制武装集団と交戦し、ヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、ドゥラル・シャーミーヤ(8月1日付)によると、ファトフ軍とシリア軍の戦闘が続くなか、ハマー県北部で活動する複数の武装集団が、同地のシリア軍拠点制圧に向け、新たな連合組織「ナスル軍」を結成した。

ARA News, August 1, 2015
ARA News, August 1, 2015

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イドリブ県では、SANA(8月1日付)によると、バズィート村、ジャドラーヤー村、フバイト村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市各所で、シリア軍と反体制武装集団が交戦した。

ジハード主義武装集団はまたアレッポ市シャッアール地区で、シリア政府の内通者とされる男性8人を処刑した。

一方、SANA(8月1日付)によると、カフルダーイル村などをシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、アレッポ市ライラムーン地区、カフルダーイル村、マンスーラ村、ハーン・アサル村、カフルハムラ村、フール村で反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市一帯、バイト・ジン村、バイト・ティーマー村を砲撃した。

またザバダーニー市一帯でも、シリア軍は「樽爆弾」35発以上を投下したほか、各所を空爆・砲撃し、ヒズブッラー戦闘員とともにジハード主義武装集団、地元の武装集団と交戦した。

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クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ハドル村一帯で、国防隊がジハード主義武装集団と交戦、隊員2人が死亡した。

またハムリーヤ丘などでシリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

一方、SANA(8月1日付)によると、ジュャバーター・ハシャブ村、ウーファーニヤー村、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(8月1日付)によると、ザアタル丘、ヌアイマ村、サイダー町、西ムライハ村、ダルアー市各所で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、SANA(8月1日付)によると、ドゥワイルシャーン村、ラウダ村、ワーディー村、ダッラ村をシリア軍が空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月1日付)によると、アイン・フサイン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, August 1, 2015、AP, August 1, 2015、ARA News, August 1, 2015、Champress, August 1, 2015、al-Durar al-Shamiya, August 1, 2015、August 2, 2015、al-Hayat, August 2, 2015、Iraqi News, August 1, 2015、Kull-na Shuraka’, August 1, 2015、al-Mada Press, August 1, 2015、Naharnet, August 1, 2015、NNA, August 1, 2015、Reuters, August 1, 2015、SANA, August 1, 2015、UPI, August 1, 2015などをもとに作成。

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シリア軍、YPGがダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、ハサカ市を完全制圧(2015年8月1日)

ハサカ県では、SANA(8月1日付)によると、シリア軍が「愛国的諸勢力」(西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊などのこと)との協力により、ハサカ市でダーイシュ(イスラーム国)を掃討し、同市を完全制圧した。

ハサカ市の完全制圧は、同市南部のバースィル交差点とパノラマ交差点の間に位置する経済学部および土木工学部一帯でのダーイシュ掃討完了によって実現したという。

ARA News(8月1日付)も、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊が、ハサカ市ズフール地区(フーシュ・バーイル地区)、パノラマ交差点一帯にあるダーイシュのすべての拠点を制圧したと報じた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)ハイル州が、ブーカマール市でインターネット・カフェでのWi-fiの使用を禁止すると告知した。

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アレッポ県では、SANA(8月1日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(8月1日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯、西ハイル城東部、シューマリーヤ山、ヒブラ村、ムシャイリファ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(8月2日付)によると、ハーリム市で、シャームの民のヌスラ戦線の司令官アブー・マスアブ・ダイリー氏が、ダーイシュ(イスラーム国)の自爆攻撃を受け、死亡した。

AFP, August 1, 2015、AP, August 1, 2015、ARA News, August 1, 2015、Champress, August 1, 2015、al-Hayat, August 2, 2015、Iraqi News, August 1, 2015、Kull-na Shuraka’, August 1, 2015、August 2, 2015、al-Mada Press, August 1, 2015、Naharnet, August 1, 2015、NNA, August 1, 2015、Reuters, August 1, 2015、SANA, August 1, 2015、UPI, August 1, 2015などをもとに作成。

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ロシア外務副大臣は、シリア政府と反体制派の和平交渉「モスクワ3」を9月末までに開催できる見込みだと述べる(2015年7月31日)

ロシアのミハイル・ボクダノフ外務副大臣は、シリア政府と反体制派の和平交渉、いわゆる「モスクワ3」を9月末までに開催できる見込みだと述べるとともに、米国およびスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が同交渉に参加するかたちで調整を進めていることを明らかにした。

ロシア外交筋によると、ロシア政府は「モスクワ3」実施にあたり、モスクワ以外での都市での開催が良い結果をもたらすのであれば、反対はしない旨、米国側に伝えている、という。

ボグダノフ外務副大臣はまた、近く国連安保理でデミストゥラ共同特別代表が提案した「作業委員会」設置を支持する声明が採択されるだろうとの見方も示した。
『ハヤート』(8月1日付)が伝えた。

AFP, July 31, 2015、AP, July 31, 2015、ARA News, July 31, 2015、Champress, July 31, 2015、al-Hayat, August 1, 2015、Iraqi News, July 31, 2015、Kull-na Shuraka’, July 31, 2015、al-Mada Press, July 31, 2015、Naharnet, July 31, 2015、NNA, July 31, 2015、Reuters, July 31, 2015、SANA, July 31, 2015、UPI, July 31, 2015などをもとに作成。

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シリア軍がガーブ平原北部のマンスーラ村を奪還(2015年7月31日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がガーブ平原北部でファトフ軍と戦闘の末、マンスーラ村とその南部の穀物サイロ地区を制圧した。

シリア軍はまた、ガーブ平原北部のハウワーシュ村、アムキーヤ町、ジスル・ジスル・バイト・ラース村、ムスタリーハ村、マイダーン・ガザール村、ハーリディーヤ村、ザイズーン村、カフルズィーター市などを砲撃・空爆したほか、ザイズーン発電所一帯、ズィヤーディーヤ村、カーヒラ村一帯でファトフ軍と交戦した。

これに対して、ファトフ軍は、ズィヤーラ村・カルクール村間の街道でシリア軍の兵員輸送車を攻撃し、シリア軍兵士・国防隊隊員複数を殺害した。

一方、SANA(7月31日付)によると、シリア軍がガーブ平原のズィヤーディーヤ村、ザイズーン村で反体制武装集団と交戦、同地を制圧した。

シリア軍はまた、ザイズーン発電所居住地域、カルアト・マディーク町、ザクーム村、アンカーウィー村、カフルズィーター市、ムーリク市東部、フライカ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカンスフラ村、アイン・ラールーズ村、ジスル・シュグール市、ブサクラー村、タフタナーズ市、サラーキブ市を「樽爆弾」などで空爆し、タフタナーズ市では男女2人が死亡した。

一方、SANA(7月31日付)によると、マジャース村、ウンム・ジャリーン村、アブー・ズフール町、ハシール村、トゥルア村、バズィート村、ハムキー村、ハムキー丘、ジスル・シュグール市、ジャンアト・クラー村、アリーハー市、アアワル丘、ラッジュ村、ジャウル丘、ミンタール村、カルタ村、マルジュ・ズフール村、サフン丘をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、スマート・ニュース(7月31日付)やシリア人権監視団によると、シリア軍が塩素ガスを装填した砲弾でジャウバル区を砲撃し、反体制武装集団戦闘員ら12人が呼吸困難などの症状を訴え、戦闘員1人が死亡した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハラスター市一帯で、シリア軍、国防隊がジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はまたザブディーン村近郊を砲撃した。

ザバダーニー市一帯では、シリア軍(第4師団)が、ヒズブッラー戦闘員とともに、ジハード主義武装集団、地元の武装集団との戦闘を続け、同地を50回以上にわたり空爆、20発以上の地対地ミサイル、数十発の迫撃砲で砲撃した。

これにより、反体制武装集団戦闘員3人が死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タファス市、東ムライハ町、ヌアイマ村をシリア軍が「樽爆弾」などで空爆し、男性2人が死亡した。

シリア軍はまた、ダルアーを地対地ミサイルなどで砲撃し、子供2人が死亡、子供5人と女性らを含む10人が負傷した。

一方、SANA(7月31日付)によると、ダルアー市Sytiatelビル一帯、電力会社一帯、西ムライハ村、シャイフ・フサイン丘、ズィムリーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、イスラーム・ムサンナー運動の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、スマート・ニュース(7月31日付)によると、ヌールッディーン・ザンキー運動がアレッポ市ラーシディーン地区に進攻しようとしたシリア軍を撃退し、兵士20人を殺害した、と発表した。

一方、SANA(7月31日付)によると、アレッポ市ラーシディーン地区、ライラムーン地区、シャッアール地区、シャイフ・サイード地区、カルム・ジャバル地区、ハラブ・ジャディーダ地区、空軍情報部一帯、科学研究センター一帯で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラスタン市、タルビーサ市を「樽爆弾」で空爆し、男性1人が死亡した。

一方、SANA(7月31日付)によると、クナイトラート村、タルビーサ市、ラジュム・カスル村、ザアフラーナ村、イッズッディーン町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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スワイダー県では、SANA(7月31日付)によると、タッル・サアド村、ブサイナ丘方面からサアラ航空基地一帯に潜入しようとした反体制武装集団をシリア軍が撃退し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員らを殺傷した。

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ラタキア県では、SANA(7月31日付)によると、フルワ村、ダッラ村、カビール村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 31, 2015、AP, July 31, 2015、ARA News, July 31, 2015、Champress, July 31, 2015、al-Hayat, August 1, 2015、Iraqi News, July 31, 2015、Kull-na Shuraka’, July 31, 2015、al-Mada Press, July 31, 2015、Naharnet, July 31, 2015、NNA, July 31, 2015、Reuters, July 31, 2015、SANA, July 31, 2015、SMART News, July 31, 2015、UPI, July 31, 2015などをもとに作成。

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有志連合が、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のダイル・ザウル県のユーフラテス川に架かる橋3カ所を爆撃により破壊(2015年7月31日)

『ハヤート』(8月1日付)は、アレッポ県のジャラーブルス市近郊の国境地帯で、ダーイシュ(イスラーム)が、トルコ国境警備隊の目前で地下トンネルや堀を掘削している様子がトルコ領内に設置された監視カメラに撮影されたと伝えた。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるムッラート村を空爆、またハトラ村を砲撃した。

また有志連合は未明、ユーフラテス川に架かるブーカマール市とバーグーズ村を結ぶ橋、ブーカマール市とスワイイーヤ村を結ぶ橋、マヤーディーン市内のトゥラービー橋を空爆し、破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、スィッリーン町でダーイシュ(イスラーム国)戦闘員が自爆ベルトを爆発させ自爆し、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊の隊員30人が死亡した。

町内ではまた、人民防衛隊とダーイシュが交戦し、ダーイシュ戦闘員8人が死亡した。

これに関して、クッルナー・シュラカー(7月31日付)は、ダーイシュがスィッリーン町を再び制圧したと伝えた。

一方、シリア人権監視団によると、ダーイシュは、アレッポ市北部郊外の歩兵士官学校を攻撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊がシャーイル・ガス採掘所一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、シリア軍の大尉ら複数が死亡した。

一方、SANA(7月31日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯、ワーディー・マースィク、ウンム・ラジーム村、ウンク・ハワー村、ラッフーム村、ダイル・フール村、シャンダーヒーヤ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(7月31日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線などからなる南部地域ファトフ軍が、シャジャラ村などヤルムーク川流域で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団の拠点を攻撃し、治安部門責任者のアブー・カースィム・シャーミー氏らヤルムーク殉教者旅団戦闘員を殺害した。

クッルナー・シュラカー(8月1日付)によると、シャーム自由人イスラーム運動が、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団の戦略拠点カウカブ・ダムを制圧した。

なお南部地域ファトフ軍による攻撃激化に先立ち、ヤルムーク殉教者旅団司令官で「ハール」(おじさん)の名で知られる司令官がツイッターで、ハウラーン法務局のウサーマ・ヤティーム裁判長を殺害したと発表していた。

だが、クッルナー・シュラカー(7月31日付)は、ヤティーム氏が30日に襲撃されたもの無事だと伝えた。

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ハサカ県では、ARA News(7月31日付)によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊がハサカ市南部のフーシュ・バーイル地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

AFP, July 31, 2015、AP, July 31, 2015、ARA News, July 31, 2015、Champress, July 31, 2015、al-Hayat, August 1, 2015、Iraqi News, July 31, 2015、Kull-na Shuraka’, July 31, 2015、August 1, 2015、al-Mada Press, July 31, 2015、Naharnet, July 31, 2015、NNA, July 31, 2015、Reuters, July 31, 2015、SANA, July 31, 2015、UPI, July 31, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県北部でシリア軍とファトフ軍の戦闘激化(2015年7月30日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサラーキブ市各所を空爆し、子供5人、女性3人を含む16人が死亡した。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山のマルイヤーン村、ジスル・シュグール市、カンスフラ村・カフル・ウワイド村間、アリーハー市に対しても空爆を行い、2人が死亡、子供を含む20人弱が負傷した。

一方、SANA(7月30日付)によると、アブー・ズフール町一帯、シャーグーリート村、マルイヤーン村、カンスフラ村、バズィート村、ハムカ村、バシュラームーン村、イシュタブリク村、アウラム・ジャウズ村、マジュダリヤー、アリーハー市、ジスル・シュグール市、スッカリーヤ村、アイン・スーダ村、マルジュ・アフダル村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

このほか、クッルナー・シュラカー(7月30日付)は、反体制武装集団が29日にハーミディーヤ村で、シリア軍兵士らの遺体約70体が遺棄された集団墓地を発見した、と伝えた。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サルキーニーヤ市郊外のカルクール村一帯で、シリア軍、国防隊が、ハック旅団、ジュンド・アクサー機構、シャームの民のヌスラ戦線、スンナ軍、アンサール・ディーン戦線、トルキスターン・イスラーム党、アンサール・シャーム、アジュナード・シャーム・イスラーム連合、シャーム軍団、第111歩兵師団、第101歩兵師団、ジャバルの鷹旅団、ガーブの鷹、ジュヌード・シャーム(チェチェン人)、シャーム自由人イスラーム運動などジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍、国防隊はまた、ヒルバト・ナークース村・マンスーラ村間でもジハード主義武装集団と交戦し、ジハード主義武装集団戦闘員2人が死亡した。

シリア軍はさらに、カーヒラ村、アンカーウィー村、クライディーヤ村などガーブ平原北部一帯を空爆した。

一方、SANA(7月30日付)によると、ザクーム村、アンカーウィー村、カフルズィーター、ムーリク東部、カストゥーン村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、山岳地帯でのジハード主義武装集団との戦闘で、シリア軍兵士2人が死亡した。

一方、SANA(7月30日付)によると、ファルラク森、アザル丘、カンダースィーヤ村、アイドゥー村、フルワ村、カラーキフィー山、スッカリーヤ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市アンサーリー地区、マイサル地区、シャイフ・サイード地区をシリア軍が砲撃・空爆する一方、ジハード主義武装集団も手製の迫撃砲で、サブア・バフラート地区、ハーリディーヤ地区などを砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団とヒズブッラー戦闘員がザバダーニー市内で、ジハード主義武装集団、地元の武装集団との戦闘を続け、同地一帯を激しく砲撃した。

またザブディーン村にシリア軍が地対地ミサイル2発を撃ち込み、タッル・クルディー町一帯で、ジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(7月30日付)によると、ザバダーニー市一帯で、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、反体制武装集団に対する作戦を継続し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、装備・拠点を破壊し、市内のバラダー・モスクおよび南西部の建物複数棟を制圧した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、旧市街のバーブ・トゥーマ広場に、迫撃砲の流れ弾2発が着弾した。

またジャウバル区では、シリア軍、国防隊、秘図ブラー戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、カフルシャムス町一帯に対するシリア軍の砲撃により、フルカーン旅団の司令官が死亡した。

またシリア軍が、ヨルダン国境に位置するナスィーブ村を「樽爆弾」で空爆し、男性1人が死亡した。

このほか、ヌアイマ村で、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦、ハッラーブ・シャフム村をシリア軍が「樽爆弾」で攻撃した。

一方、SANA(7月30日付)によると、アトマーン村、ダルアー市避難民キャンプ一帯、電力会社南部で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(7月30日付)によると、タルジャナ村、ジュャバーター・ハシャブ村、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、フルカーン旅団の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(7月30日付)によると、タルビーサ市、サワーナ町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 30, 2015、AP, July 30, 2015、ARA News, July 30, 2015、Champress, July 30, 2015、al-Hayat, July 31, 2015、Iraqi News, July 30, 2015、Kull-na Shuraka’, July 30, 2015、al-Mada Press, July 30, 2015、Naharnet, July 30, 2015、NNA, July 30, 2015、Reuters, July 30, 2015、SANA, July 30, 2015、UPI, July 30, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)がスィッリーン町を制圧したYPGを奇襲(2015年7月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、スィッリーン町南東部の学校周辺で、有志連合の航空支援を受けて27日にスィッリーン町を制圧した西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊と、同部隊の連携する反体制武装集団(自由シリア軍)が、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

戦闘は、ダーイシュによる奇襲で始まったが、ダーイシュ戦闘員が町内に潜伏していたのか、潜入したのかは定かでないという。

一方、同監視団は、スィッリーン町を制圧した人民防衛隊と「自由シリア軍」、住民約150人に対してダーイシュ(イスラーム国)のメンバー・協力者だとの嫌疑をかけて拘束、アレッポ県北東部に連行るとともに、その家族を「強制移住」させようとしている、と複数の活動家、地元住民が指摘していると発表した。

また、タッルアラン村一帯では、シリア軍、国防隊がダーイシュと交戦する一方、ダーイシュによって包囲されているクワイリス航空基地一帯をシリア軍が空爆した。

他方、ダーイシュ(イスラーム国)支配下のマンビジュ市一帯をシリア軍が重点的に空爆した。

シリア軍はまた、アレッポ市東部の航空士官学校一帯、クワイリス航空基地一帯、サフィーラ市一帯で、ダーイシュと交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)とシャームの民のヌスラ戦線が占拠するヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯で、シリア軍がPFLP-GCとともにダーイシュと交戦した。

クッルナー・シュラカー(7月31日付)によると、この戦闘で、PFLP-GCの民兵多数が死亡した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がサアン・アスワド村を砲撃する一方、ジャズル・ガス採掘所一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(7月30日付)によると、ジャズル・ガス採掘所一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市の南部郊外一帯、タッル・ブラーク町で、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊、サナーディード軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(7月30日付)によると、ハサカ市南部のズフール地区、パノラマ交差点一帯、バースィル交差点・パノラマ交差点間で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊、ズフール地区北西部を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市のハラビーヤ交差点、サーリヒーヤ村などのダーイシュ(イスラーム国)拠点などに空爆を大内、子供2人を含む10人が死亡した。

一方、ダーイシュはブーカマール市で、アッラーを侮辱したとの罪で男性3人を斬首刑に処した。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合がダーイシュ(イスラーム国)の支配下にあるラッカ市郊外の第17師団基地を空爆した。

AFP, July 30, 2015、AP, July 30, 2015、ARA News, July 30, 2015、Champress, July 30, 2015、al-Hayat, July 31, 2015、Iraqi News, July 30, 2015、Kull-na Shuraka’, July 30, 2015、July 31, 2015、al-Mada Press, July 30, 2015、Naharnet, July 30, 2015、NNA, July 30, 2015、Reuters, July 30, 2015、SANA, July 30, 2015、UPI, July 30, 2015などをもとに作成。

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イスラエル軍機偵察機がシリア領内(クナイトラ県)で車輌とPFLP-GC拠点を爆撃し、ヒズブッラー・メンバーら5人が死亡(2015年7月29日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、ゴラン高原のハドル村で、イスラエル軍機がヒズブッラー・メンバーと地元の人民諸委員会メンバーが乗った車を空爆し、ヒズブッラー・メンバー3人と人民諸委員会メンバー2人が死亡した。

マナール・チャンネル(7月29日付)は、この空爆に関して、イスラエル軍偵察機がハドル村入口で車を攻撃し、国防諸委員会(人民諸委員会)のメンバー2人が死亡したと伝えた。

ハドル村は、ゴラン高原の兵力引き離し線上、クナイトラ市の北約10キロに位置する村で、ドゥルーズ派が多く暮らしている。

イスラエル軍報道官はこの攻撃に関するコメントを今のところ差し控えている。

一方、シリア・アラブ・テレビ(7月29日付)は、軍消息筋の話として、イスラエル軍機が、シリア・レバノン国境地帯にあるPFLP-GC(パレスチナ人民解放戦線総司令部派)の拠点の一つを空爆した、と伝えた。

また、SANA(7月29日付)は、シャームの民のヌスラ戦線などのタクフィール主義組織へ支援の一環として、イスラエル軍機がハドル村近郊で自動車1台とシリア・レバノン国境地帯のPFLP-GC拠点を空爆したと伝えた。

SANAによると、ハドル村近郊への空爆は午前10時45分頃に行われ、シリア軍とともにヌスラ戦線と対決してきたハドル村住民3人が死亡し、またPFLP-GC拠点に対する空爆は、午後3時15分頃に行われ、PFLP-GCメンバー6人が負傷したという。

SANA, July 29, 2015
SANA, July 29, 2015

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍による攻撃の直後、ハドル村近郊のハムリーヤ丘一帯で、シリア軍、国防隊が、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

一方、SANA(7月29日付)によると、ジャバーター・ハシャブ村、ハミーディーヤ村などで、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 29, 2015、AP, July 29, 2015、ARA News, July 29, 2015、Champress, July 29, 2015、al-Hayat, July 30, 2015、Iraqi News, July 29, 2015、Kull-na Shuraka’, July 29, 2015、al-Mada Press, July 29, 2015、Naharnet, July 29, 2015、NNA, July 29, 2015、Qanat al-Manar, July 28, 2015、Reuters, July 29, 2015、SANA, July 29, 2015、UPI, July 29, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県、ハマー県北部でシリア軍とファトフ軍の攻防続く(2015年7月29日)

イドリブ県では、クッルナー・シュラカー(7月29日付)によると、フーア市の国防隊が、フーア市とビンニシュ市間のファトフ軍支配地域に侵攻を試みたが、ファトフ軍がこれを撃退した。

一方、SANA(7月29日付)によると、シリア軍がタッル・ワースィト村、ヒルバト・ナークース村、マンスーラ村などを空爆、ファトフ軍と交戦し、同地を制圧した。

シリア軍はまたザーウィヤ山からガーブ平原にいたる反体制武装集団の兵站路上に位置するダイル丘、バクリー丘を制圧した。

このほか、シリア軍はダブシーヤ村、フライジャート村、ウンム・ジャリーン村、タッル・サラムー村、ハシール北部、ハミーディーヤ村、マルジュ・アフダル村、サルマーニーヤ村、ムシャイリファ村、アアワル丘、フライカ村、カンスフラ村、ジューズィーフ村、バズィート村、ラッジュ村、カストゥーン村、シャーグーリート村、ハーン・シャイフーン市、ハウワーシュ村を空爆し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月29日付)によると、ファトフ軍がスカイラビーヤ市を砲撃した。

これに対して、シリア軍ヘリコプターがカルアト・マディーク町に「樽爆弾」、さらには機雷16発を投下、これにより1人が死亡した。

一方、SANA(7月29日付)によると、シリア軍がカルアト・マディーク町で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、マラーナ村、カーヒラ村、アミーカ村、バーブ・ターカ村を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、『ハヤート』(7月30日付)によると、アブー・アマーラ特殊任務大隊がアレッポ大学理学部数学長のムハンマド・ジャマール・ハマンドゥーシュ博士を暗殺した。

ハマンドゥーシュ博士はバアス党シリア地域指導部メンバーで、アレッポ市治安組織のメンバーだったという。

一方、SANA(7月29日付)によると、アレッポ市旧市街、ライラムーン地区、シャッアール地区、バニー・ザイド地区、ハーリディーヤ地区、ラーシディーン地区、スッカリー地区、シャイフ・サイード地区、シャイフ・ルトフィー村、バーシュカウィー村、ハーン・トゥーマーン村、マンスーラ村、フライターン市、アナダーン市、ヌッブル市およびザフラー町一帯、ナイラブ村近郊で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月29日付)によると、ザバダーニー市南部のバラダー街道一帯、北部のカルアト・ザフラー一帯で、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに反体制武装集団と交戦し、戦闘員30人を殲滅した。

また東グータ地方では、アルバイン市、ハムーリーヤ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ヒムス県では、SANA(7月29日付)によると、アイン・フサイン村、ヒムス市ワアル地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線、ファールーク大隊の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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NNA(7月29日付)によると、レバノンのベカーア県バアルベック郡ラブワ村のアイン・シャアブ検問所で、レバノン軍情報局がシリア軍離反兵10人を拘束した。

AFP, July 29, 2015、AP, July 29, 2015、ARA News, July 29, 2015、Champress, July 29, 2015、al-Hayat, July 30, 2015、Iraqi News, July 29, 2015、Kull-na Shuraka’, July 29, 2015、al-Mada Press, July 29, 2015、Naharnet, July 29, 2015、NNA, July 29, 2015、Reuters, July 29, 2015、SANA, July 29, 2015、UPI, July 29, 2015などをもとに作成。

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ダーイシュ(イスラーム国)は、アレッポ県北部でヌスラ戦線拠点などを自爆攻撃(2015年7月29日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(7月29日付)によると、マーリア市で、自爆ベルトを着用したダーイシュ(イスラーム国)のメンバー2人が自爆し、反体制武装集団戦闘員3人が死亡した。

自爆現場はマーリア市の「市民防衛センター」近くでだったという。

またARA News(7月29日付)によると、イスラーム国は、マンナグ航空基地に近いマーリキーヤ村にあるシャームの民のヌスラ戦線の拠点の一つを爆弾を積んだ車で攻撃し、ヌスラ戦線戦闘員6人が死亡、9人が負傷した。

ダーイシュとヌスラ戦線はまた、ウンム・フーシュ村、スーラーン・アアザーズ町などで交戦したという。

一方、SANA(7月29日付)によると、アレッポ市東部の航空士官学校一帯で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線が占拠を続けるヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯をシリア軍が砲撃した。

一方、アンサール・イスラーム戦線報道官を名乗る活動家が、ヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ一帯で、同戦線およびパレスチナ・ムジャーヒディーン大隊がPFLP-GCと激しく交戦し、PFLP-GCの拠点などがあるキャンプに隣接するタダームン区のビル複数棟を制圧したと発表した。

クッルナー・シュラカー(7月31日付)が伝えた。

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ハサカ県では、ARA News(7月29日付)によると、シリア軍、国防隊がハサカ市南部のパノラマ交差点一帯、経済学部、土木工学一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月29日付)によると、ブカイン村近郊で、ダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団のメンバー、ムアーッズ・アブダ氏をシリア軍が殺害した。

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ヒムス県では、SANA(7月29日付)によると、タドムル市郊外のワーディー・アブヤド・ダム一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯、タドムル市および北部郊外、ムーザ城一帯、ワーディー・マースィクで、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、7月29日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して31回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は9回におよび、ハサカ市近郊(8回)、ラッカ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, July 29, 2015、AP, July 29, 2015、ARA News, July 29, 2015、Champress, July 29, 2015、al-Hayat, July 30, 2015、Iraqi News, July 29, 2015、Kull-na Shuraka’, July 29, 2015、July 31, 2015、al-Mada Press, July 29, 2015、Naharnet, July 29, 2015、NNA, July 29, 2015、Reuters, July 29, 2015、SANA, July 29, 2015、UPI, July 29, 2015などをもとに作成。

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デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表がジュネーブ合意履行に向けた「作業委員会」設置を提唱(2015年7月29日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、ニューヨークでの国連安保理会合で、シリア政府と反体制派の和平会議「ジュネーブ3」開催に向けた準備の進捗を報告した。

このなかで、デミストゥラ共同特別代表は、シリア人および諸外国の当事者約300人と面談し、「ダーイシュ(イスラーム国)やシャームの民のヌスラ戦線の支配の拡大、シリア分裂への懸念増大、過激派や宗派主義への懸念増大を踏まえたかたちで、危機の深刻さへの共通の新式が生じているとの結論に達した」としたうえで、ジュネーブ合意(2012年6月)履行に向けた新たな「作業委員会」の設置を提唱した。

この「作業委員会」は、包囲解除、医療物資の配給、逮捕者釈放などを通じた治安・安全の確保、移行期統治機関の設置や選挙実施など治安・憲政上の問題への対処、テロとの戦い、停戦、武装勢力の統廃合など軍事・治安上の問題への対処などを目的とし、ジュネーブ合意履行に向けた枠組み合意文書の策定をめざすものだという。

『ハヤート』(7月30日付)が伝えた。

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なお、『ハヤート』(7月31日付)によると、安保理会合では、ロシアと米国が、シリア紛争の政治的解決や「テロとの戦い」をめぐって歩み寄りが感じられるとともに、スペイン、ニュージーランドといった国から、サウジアラビア、イラン、トルコといった国を紛争解決に向けて直接関与させるべきだとの主張が見られたという。

西側外交筋によると、サマンサ・パワー米国連代表大使は、「新たな政府」を樹立する必要を強調したもの、「アサド政権は正統性を失った」といった表現は避けていたようだという。

AFP, July 29, 2015、AP, July 29, 2015、ARA News, July 29, 2015、Champress, July 29, 2015、al-Hayat, July 30, 2015、July 31, 2015、Iraqi News, July 29, 2015、Kull-na Shuraka’, July 29, 2015、al-Mada Press, July 29, 2015、Naharnet, July 29, 2015、NNA, July 29, 2015、Reuters, July 29, 2015、SANA, July 29, 2015、UPI, July 29, 2015などをもとに作成。

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シリア外務省は国連宛書簡で「シリア人の犠牲と苦しみの直接の責任は、テロを支援するトルコ政府にある」と訴える(2015年7月29日)

外務在外居住者省は国連事務総長および安保理議長に宛てて書簡を送り、そのなかでイラク北部およびシリア北部に対するトルコの空爆に関して、シリア人の犠牲と苦しみの直接の責任は、テロを支援するトルコ政府にあると訴え、国連に対して責任をもって「テロとの戦い」に関する諸決議を実施し、テロ支援国の行動を抑止するための措置を講じるよう求めた。

書簡のなかで、外務在外居住者省は「4年半におよぶシリアの危機において、トルコはテロリストへの支援を通じたシリアへの陰謀を止まることなく行ってきた。テロリストは100以上の国からトルコ領を経由し、ダーイシュ(イスラーム国)、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動など、アル=カーイダとつながりのある組織に加わっている」と非難、「トルコや近隣諸国が、関連する安保理決議を履行していれば、シリアに危機をもたらしている要因の70%は解決する」と主張した。

AFP, July 29, 2015、AP, July 29, 2015、ARA News, July 29, 2015、Champress, July 29, 2015、al-Hayat, July 30, 2015、Iraqi News, July 29, 2015、Kull-na Shuraka’, July 29, 2015、al-Mada Press, July 29, 2015、Naharnet, July 29, 2015、NNA, July 29, 2015、Reuters, July 29, 2015、SANA, July 29, 2015、UPI, July 29, 2015などをもとに作成。

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トルコ軍はイラク北部のPKK拠点などに「最大規模の爆撃」を行う一方、シリア北部のダーイシュ(イスラーム国)攻撃は後退(2015年7月29日)

ロイター通信(7月29日付)は、トルコ軍はシリア北部およびイラク北部への空爆を開始して以降最大規模となる空爆をイラク北部に対して行ったと伝えた。

空爆は、イラク北部の6カ所におよび、クルディスタン労働者党(PKK)の避難施設、倉庫などを標的とした。

これに関して、『ハヤート』(7月30日付)は「トルコはPKKに空爆を集中させ、ダーイシュ(イスラーム)への攻撃は減退」との見出しを掲げ、批判的に報じた。

AFP, July 29, 2015、AP, July 29, 2015、ARA News, July 29, 2015、Champress, July 29, 2015、al-Hayat, July 30, 2015、Iraqi News, July 29, 2015、Kull-na Shuraka’, July 29, 2015、al-Mada Press, July 29, 2015、Naharnet, July 29, 2015、NNA, July 29, 2015、Reuters, July 29, 2015、SANA, July 29, 2015、UPI, July 29, 2015などをもとに作成。

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サーリフ・ムスリム民主統一党(PYD)党首が『ハヤート』の単独インタビューに応じる「ダーイシュ(イスラーム国)は、他の誰かが目的を実現するために利用している破壊の道具だ」(2015年7月25~28日)

『ハヤート』は、7月25から28日までの4日間にわたり、西クルディスタン移行期民政局を主導するクルド民族主義政党「民主統一党」(PYD)のサーリフ・ムスリム共同党首に行った独占インタビューを連載した。

インタビューにおけるムスリム共同党首の主な発言は以下の通り:

al-Hayat, July 25, 2015
al-Hayat, July 25, 2015

7月25日付

「我々は、ダーイシュ(イスラーム国)が、他の誰かが目的を実現するための破壊活動に利用している道具そのものだと考えている…。ダーイシュのやり方は、イスラーム教にもカリフ制にも寄与しない。ダーイシュをはじめとする組織は、現状を破壊し、別の何かを作ろうとする計画の一部をなしている…。我々の経験から明らかなのは、ダーイシュが一日たりとも、一つの頭、一つの体の組織であったことはない、ということだ。クルド人に対抗するために利用されているダーイシュは当然、クルド時の敵がそれを動かしている。つまり、クルド人を根絶し…、クルド人が暮らす地域の人口動態を変更しようとしている者たちがである」。

「ダーイシュを指導、支援している主要な当事者とは以下の二つである。第1にクルド人地域の人口動態を変更し、クルド人を根絶しようとしている当事者、第2にシリアのクルド人地域で民主的に問題が解決することを恐れている当事者」。

「我々はこの問題(トルコとダーイシュの関係)に大いなる疑いを抱いている。(トルコがダーイシュを操っていることについて)多くの証拠もある。とりわけ、コバネ(アイン・アラブ)市へのダーイシュの攻撃に関して、国境監視を通じて、トルコ国境を渡ってダーイシュに参加した者がいるという証拠が出ている。トルコ軍とダーイシュが国境地帯で会合を持っていたという証拠もある…。タッル・アブヤド地域はトルコとラッカのダーイシュを結ぶ主要な通行所となっている」。

「正規軍(シリア軍、イラク軍)はダーイシュと戦うことができない。正規軍はラッカ、アイン・イーサー、そしてハサカでダーイシュに敗北してきた…。これに対して、人民防衛隊(YPG)は、イデオロギーや戦闘経験、そして士気といった点で、ダーイシュをしのぐ戦術を持っている…。シリア軍は恥ずべき状態だ…。ハサカ周辺の戦略的要衝を維持することもできなかった。もちろん、シリア軍には空軍や重火器があるが…、多くの場合、ダーイシュの攻撃には持ちこたえられない」。

「シリア軍との間で調整はなされていない…。時には交戦があり、犠牲者は出るが…、シリア軍はクルド人部隊を標的とはしない…。我々が一つの敵と戦っているのは事実だが、我々の存在、権利を未だに承認しようとしないシリア政府と一致協力することはあり得ない」。

「シリア軍の一部がダーイシュに武器を供与していることは疑う余地がない…。士官が関与しているかどうかは分からないが、ダーイシュの手に武器が渡るようにしている者がいる…。こうしたことが行われていなければ、なぜダーイシュはこれほどの武器を手にできようか」。

「トルコは、コバネが陥落するだろうと考えていた…。レジェップ・タイイップ・エルドアン首相(当時)は、「今日コバネが陥落しないとしても、明日陥落するだろう」とさえ言っていた…。彼らは…クルド人地域の人口動態を変更したいと思っているのだと思う。コバネはシリア国内のクルド人地域の中枢だからだ」。

「(コバネでの戦いにおいて)自由シリア軍は、ユーフラテス火山作戦司令室、ラッカ革命家戦線、北の太陽大隊などがいた。彼らはYPGとともに戦う小規模な部隊だった」。

「(西クルディスタン移行期文民局に関して)我々は、ジャズィーラ地区、コバネ、アフリーン地区という三つの地区を「強制的」に発足すると宣言した。なぜ「強制的」なのか?… それは、シリア情勢がどこに向かうかのイメージが存在しなかったからだ…。我々は住民が決め、合意することを尊重したい…。彼らが統合したいと決めれば、彼らの希望を尊重したい」。

「(YPGによる)民族浄化などまったく存在しない…。シリア革命反体制勢力国民連立はダーイシュを支持していた。この組織はダーイシュがどこかで敗北する度に、ダーイシュよりも前に悲鳴を上げてきた…。(民族浄化を調査するために)シリア革命反体制勢力国民連立が設置した委員会は、現地を訪問する前に民族浄化についての声明や非難を発表している…。エルドアンが疑いをかけた数時間後に、彼らが疑いかけてくる…。連立はイスタンブールにとどまっている限り、自由な見解を持つことはないだろう」。

「YPGの隊員の数は約5万人いる…。アサーイシュは数千人いる…。外国人隊員の存在はシンボリックなものに過ぎない」。

7月26日付

「YPGについて言うと、彼らは数ヶ月にわたって訓練を受け、自らの生活を自衛活動と結びつけているプロである。彼らは志願して隊員となっている。徴兵されている者もいるが、そうした者はYPGには所属せず、「自衛隊」と呼ばれている。すべての世帯から、1人が徴兵され、6ヶ月間教練を受け、武器を与えられ、その後、自分たちの村が攻撃に曝された場合に、村を守るため、家に戻されているのが「自衛隊」である。

「問題は、ダーイシュが自爆を選択しているということではない。問題は、彼らが近代的な兵器で攻撃するようになったということだ。彼らは近代的な兵器を持ってはいるが、遅れた知能ゆえに、何をするかの予測が困難なのだ…。剣で戦っていたような者が、知的・人間的な発展を身を委ねないままに、戦車、TOWミサイルで戦っている」。

「過激なイスラーム主義者が釈放されたため、ダーイシュは拡大したのだろう。シリアのムハーバラートがこれら過激派…とともに工作員を送り込み、ダーイシュを作り出したことは疑う余地がない。ムハーバラートはこうした活動の経験を持っているからだ…。ダーイシュ、そしてその姉妹組織もそうだ。シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動、タウヒード旅団もある…。シリアの工作機関がおそらく危険なゲームをしているのだ」。

「ダーイシュは一つの頭、一つの体を持つだけの組織ではないと思っている。例えば、クルド人を攻撃するダーイシュは、トルコの当事者と関係がある」。

「シリアが前の時代、つまり、一党支配、一民族…の支配に戻るとは思っていない…。我々は、民主的で分権的なシリアのために努力している…。ドゥルーズ派、アラウィー派、イスマーイーリー派、トルクメン、キリスト教徒…、これらすべての集団が自分たちで表現すべきだ」。

「一国民の運命を一個人(アサド大統領)の運命と結びつけることは完全に間違っている。この人物(アサド大統領)は、解決策を生み出す移行期のなかで周縁に追いやることができる。シリア革命反体制勢力国民連立は2011年に、アサド大臣を条件とした。これは解決を望んでいないことを実質的に意味する。我々はカイロでの会合で反体制派に、大統領を6ヶ月間残留させたかたちでの移行期を6ヶ月設けるとの文言を提案した。しかし、一部の反体制派がこれを拒否した。勢力バランス、解決策の実行可能性を踏まえて現実的に対処しなければならない」。

「こんな状況が起きてしまった今となっては、アサドがシリアの未来を担うとは思っていない。しかしこうしたことを決める権利は国民にあると言わせて欲しい。個人的にはアサドが残留することは不可能だと思っている。シリア国民がそれを受け入れるとは思っていない。あるいは、彼が残留することで戦争が終わるとは思っていない」。

「(もしシリア軍が)新たなメンタリティと新たな条件をもって(クルド人地域に)戻ってきたら、なぜそれを拒否するのか? YPGはシリア軍の一部だ。しかし、軍がバアス主義的、ムハーバラート的なメンタリティのまま戻ってきたら、決して受け入れることはできない」。

「シリア・アラブ共和国は我々にこれほどまでの苦難を与えてしまった。すべての社会成員を包摂するようなシリア民主共和国を試してみたい」。

(クルディスタン労働者党(PKK)に所属していたか、との問いに対して)「私は支持者のままだった…。しかし、イデオロギー的な面でPKKの影響はもちろん受けている。世界が変わったということは留意すべきだが、我々は社会民主主義を主唱している。我々は民主主義の欠如が社会主義陣営衰退の原因の一つだと考えている」。

7月27日付

(欧米諸国の支援はあるか、との問いに対して)「直接支援はない。しかし、欧州のNGOが我々を支援してくれている。多くの場合、それは人道支援だ…。武器はブラック・マーケット、そしてクルド組織、ペシュメルガ、PKKから手に入れている」。

「我々は、トルコの当局がダーイシュと協力し合っていると思っている…。トルコとダーイシュの関係は一貫して曖昧なものだ…。一方、シリア政府は、我々がダーイシュの攻撃に曝されていても、介入しないことがある…。シリア政府はおそらく目を反らしているのであろう。しかし、シリア政府に正統性があるのなら、市民を守らねばならないはずだ…。私はこの点が重要だと思っている。なぜなら、我々は、シリア政府が市民を守ることができないのなら、正統性はないと考えているからだ…。私はシリア政府が正統性を失っていると思っている。政府は我々のために何も守ってはくれなかったし、何もしてくれなかった」。

「シリア政府との間に政治的な関係は皆無だ」。

「我々は分離を主唱しているのではない。我々がシリア政府と戦ったとしても、分離はしない…。我々は国民の利益を考えており、国民のためになることを実践する。我々は自分たちの考え、データに基づいて行動するのであって、他人から命令を受けることはない」。

「トルコは、自国の隣に民主的なシリアが成立することを望んでいない。トルコはまた、シリアのすべての社会集団が民主主義を享受することを望んでいない。だから、自らの利益に従って指示を下すため、これらの反体制派(シリア革命反体制勢力国民連立)を保護したのだ…。陰謀はシリア革命当初、すなわち2011年6月のアンタルヤでの会合以来存在していた…。トルコは民主的体制がシリアに広まることを恐れている…。それは、クルド人、シリア正教徒、アラウィー派…、ドゥルーズ派、キリスト教徒…が民主的権利を得ること、そしてこれらの宗派が自由になること…を意味するが…、トルコでは、シリア正教徒、アルメニア教徒…、クルド人…の文化が禁止され、権利が禁止されている」。

「トルコは、ダーイシュをシリア、さらには地域全体で破壊のための道具として利用し、破壊後に自分たちが作りたい者を作ろうとしている。ただ、ダーイシュを作り出し、その活動に影響力を行使している当事者は一つだけではない…。シリア政府とダーイシュとの関係は曖昧だが、ダーイシュの活動の一部がシリア政府に資していることだけは疑う余地はない…。例えば…ダーイシュとその姉妹組織との紛争がそうだ」。

「シリア革命反体制勢力国民連立の一部がダーイシュを支援していることは明らかだ。クルド人と戦うダーイシュは、連立の一部から全面支援を受けている」。

(自由シリア軍が終わったと思うか、との問いに対して)「いいえ、自由シリア軍は存在する。しかし、非常に弱小だ。彼らはもともとは、国民のために民主主義、世俗主義、自由をめざす離反兵からなっていた。しかし、現地でこのような勢力はあまりいない。小規模な部隊、グループの一部が我々と共闘しており、我々は彼らと調整の用意がある…。自由シリア軍が皿フィー主義者、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などになることはあり得ない。自由シリア軍はこうしたサラフィー・ジハード主義イデオロギーを遠ざけている諸部隊だ」。

(イスラーム教スンナ派のアラブ人との間に問題はあるか、との問いに対して)「我々は誰との間にも問題は抱えていない。宗教を政治に利用するすることを遠ざければ、すべての問題は解決する」。

7月28日付

「イランのクルド人は抑圧されており…、自らの伝統、文化を自由に実践できない。彼らの政治的関係も抑圧されている…。もし問題が民主的に解決されなければ、事態は暴発するだろう…。トルコでも問題は同じだ」。

(これまで暗殺未遂に遭ったことはあるか、との問いに対して)「いいえ。なぜなら私は貧乏人なので、暗殺される理由などないです…。しかし犠牲になってきた国民が、シリアにおいて役割を演じているのです」。

「私の息子のシャルファー(アラビア語で戦闘員の意味)は、コバネで戦死した。彼はYPGに従軍しており、狙撃手としての訓練を受け、コバネで活躍していた。10月9日に、狙撃され22歳で戦死した…。私には息子が4人、娘1が人いる。今は息子3人と娘1人です」。

(シリア国内に行くことはあるのか、との問いに対して)「もちろんです。1ヶ月前もそこにいました…。私はトルコには正式に招聘されなければ行きません。私は通常はイラク・クルディスタン地域を経由してシリアに入ります」。

「バアス党にすべての責任がある。バアス党に、シリア、イラク、そして中東全体の破壊の責任がある…。私は誇張して言っているのではない…。アラブ世界におけるバアス党の実験は悲劇だ…。バアス党にはまた、ダーイシュのような潮流が出現したことの責任がある。ダーイシュとは過激な宗教思想と民族主義的ショービニズムの結節点だ。その証拠にサッダーム・フセインの軍の士官らがダーイシュにおいて指導的な地位を占めている。サッダームの士官少なくとも80人がダーイシュの戦闘に参加していると聞いたことがある…。シリアでは…、バアス党は国を刑務所にしてしまった。国をスローガンやムハーバラートの力で運営した。バアス党は国家という考え方を破壊し、社会的な調和を破壊した」。

(2012年6月のジュネーブ合意が問題解決の基礎をなすか、との問いに対して)「はい、問題はジュネーブ合意に基づいて解決され得る」。

「ロシアは政治的解決を呼びかけるその言葉を何ら変えてはおらず、そのなかでクルド人の権利を保障するように言っている。しかし、政権はロシアの忠告に耳を貸さず、その手法を変えることなく、力に頼ろうとした」。

「イランを訪問して、イラン外務省の高官とあったが、我々を政権側につかせようとしていることは、彼らの話から明らかに思えた…。しかしこれは無理だ。我々を承認しない政権をなぜ支持できるのか?」

al-Hayat, July 26, 2015、July 27, 2015、July 28, 2015、July 29, 2015をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのエルドアン大統領「安全保障地帯を設置することで、シリア人避難民が帰還できるようになるだろう」、オランド仏大統領「目的を混同しないよう注意すべきだ」(2015年7月28日)

NATO(北大西洋条約機構)は、トルコ政府の要請に基づき、ブリュッセルで緊急の大使級理事会を開き、シリア、イラクにおけるトルコの軍事作戦について協議した。

イェンス・ストルテンベルグ事務総長は記者会見で、「(理事会では)すべての加盟国がトルコへの強力な支援を表明した。我々はみな、トルコと連帯し、一体となっている。すべての加盟国があらゆるテロに反対を表明した」と述べたが、シリア、イラク領内での空爆について言及することはなかった。

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トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、中国、インドネシア訪問に先立って、首都アンカラで記者会見を開き、そのなかで、シリアでのダーイシュ(イスラーム国)空爆とイラクでのクルディスタン労働者党(PKK)空爆に関して「後退はない。この作戦は断固たる決意のもとに継続される」と述べた。

エルドアン大統領はまた、シリア北部に「安全地帯」を設置することで米国と基本合意に達したことについて、ダーイシュをこの地域から「浄化し、安全地帯を設置することで、シリア人避難民が帰還できるようになるだろう」と述べた。

なお、エルドアン大統領は、イラク北部のPKKに対する空爆については、「クルド人との和平プロセスは、PKKが政府軍に対して攻撃を続ける限りは不可能だ」と述べた。

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『ハヤート』(7月29日付)は、フランスのフランソワ・オランド大統領が、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と電話会談を行い、そのなかで「目的を混同しないよう注意すべきだ」と進言したと伝えた。

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イスタンブールを拠点とするシリア革命反体制勢力国民連立に参加するシリア・クルド国民評議会は声明を出し、トルコ政府に対してイラク北部でのクルディスタン労働者党(PKK)拠点への空爆を停止するよう求めるとともに、PKKに対してはトルコ政府との和平プロセスを継続するよう呼びかけた。

シリア・クルド国民評議会はまた声明を出し、「クルド人民」に対して平和的活動を通じて、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党による「武装集団のテロ」に抵抗し、その支配を退けるよう呼びかけた。

AFP, July 28, 2015、AP, July 28, 2015、ARA News, July 28, 2015、Champress, July 28, 2015、al-Hayat, July 29, 2015、Iraqi News, July 28, 2015、Kull-na Shuraka’, July 28, 2015、July 29, 2015、al-Mada Press, July 28, 2015、Naharnet, July 28, 2015、NNA, July 28, 2015、Reuters, July 28, 2015、SANA, July 28, 2015、UPI, July 28, 2015などをもとに作成。

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アレッポ県でシリア軍の防衛工場機構を所属不明の戦闘機が爆撃し、武器庫が爆発(2015年7月28日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(7月28日付)によると、サフィーラ市南西部にあるシリア軍の防衛工場機構の武器庫で大きな爆発が起きた。

爆発は所属不明の戦闘機がミサイル2発を発射した直後に発生したという。

クッルナー・シュラカーはまた、反体制武装集団、ダーイシュ(イスラーム国)が攻撃した可能性については、防衛工場機構が堅固に防御され、Gradミサイルなどの射程外にあるために低いとの見方を示すとともに、近郊のアクラブ村に展開していたシリア軍がパニック状態に陥り、兵士の一部が脱走するなど混乱が起きたと指摘した。

Kull-na Shuraka', July 28, 2015
Kull-na Shuraka’, July 28, 2015

AFP, July 28, 2015、AP, July 28, 2015、ARA News, July 28, 2015、Champress, July 28, 2015、al-Hayat, July 29, 2015、Iraqi News, July 28, 2015、Kull-na Shuraka’, July 28, 2015、al-Mada Press, July 28, 2015、Naharnet, July 28, 2015、NNA, July 28, 2015、Reuters, July 28, 2015、SANA, July 28, 2015、UPI, July 28, 2015などをもとに作成。

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イドリブ県でファトフ軍が「大規模攻撃」を行い、戦略的要衝フライカ村などを制圧(2015年7月28日)

イドリブ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(7月28日付)、クッルナー・シュラカー(7月28日付)などによると、ファトフ軍が、イドリブ県、ラタキア県、ハマー県を結ぶ地域に対して「大規模攻撃」を行い、戦略的要衝のフライカ村を制圧、ハッターブ丘、ハムカ丘、ムシャイリファ村、ザイズーン・ダム、タッル・アアワル村、アアワル丘、イリヤース丘、クファイル村南部、アッラーウィーン村、さらにはハマー県のタッル・ワースィト村、バーキール丘のシリア軍の検問所13カ所を制圧した。

また、ファトフ軍に参加するシャーム軍団は声明を出し、フライカ村・クファイル町間に位置するザイズーン発電所を制圧した、と発表した。

シリア人権監視団によると、この戦闘で、シリア軍兵士・国防隊隊員12人、反体制派戦闘員5人が死亡したという。

なお、シリア軍、国防隊とファトフ軍との戦闘は続いているという。

これに対して、シリア軍は、カンスフラ村などを空爆し3人が死亡した。

一方、SANA(7月28日付)は、ハッターブ丘、ムシャイリファ村、フライカ村周辺で、シリア軍がファトフ軍と交戦し、これを撃退したと伝えた。

シリア軍はまた、イシュタブリク村、ミンタール丘、バズィート村採石場、アアワル丘、ハムカ丘、サラーリーフ丘のシャームの民のヌスラ戦線拠点を空爆した。

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ハマー県では、SANA(7月28日付)によると、タッル・ワースィト村、ヒルバト・ナークース村、マンスーラ村、フワイジャ村、カストゥーン村、ズィヤーディーヤ村、新ザイズーン村、ザジュラム丘をシリア軍が空爆し、ファトフ軍の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市シャイフ・ハドル地区で地下トンネルでの爆発によると思われる爆音が聞こえる一方、ハンダラート・キャンプ一帯、バーシュカウィー村で、アンサール・ディーン戦線、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が、シリア軍、国防隊と交戦した。

またアレッポ市西部のザフラー協会地区にある大使徒モスク一帯では、アレッポ作戦司令室、アンサール・シャリーア作戦司令室が、シリア軍、国防隊、ヒズブッラー戦闘員と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、シリア軍第4師団がヒズブッラー戦闘員とともにザバダーニー市でジハード主義武装集団、地元の武装集団と交戦し、同地一帯を「樽爆弾」20発以上で激しく空爆・砲撃した。

これにより、ジハード主義武装集団戦闘員2人が死亡した。

シリア軍はまた、ムカイラビーヤ市一帯を激しく砲撃した。

さらにスマート・ニュース(7月28日付)によると、シリア軍がドゥーマー市に対しても空爆を行った。

一方、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がレバノンのレジスタンス(ヒズブッラー戦闘員)とともに、ザバダーニー市内(マハッタ地区、アーラ地区、スルターニーヤ地区北部、ナーブーア地区など)に籠城する反体制武装集団への集中攻撃を継続し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

また、ハムザ・ブン・アブドゥルムトリブ大隊を名乗る武装集団の戦闘員多数が、シリア軍に投降した。

このほか、東グータ地方では、シリア軍がアルバイン市、ダイル・アサーフィール市農場地帯で反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区を激しく砲撃、また国防隊、ヒズブッラー戦闘員とともにシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦した。

これに関して、スマート・ニュース(7月28日付)は、シリア軍が塩素ガスを装填した迫撃砲でジャウバル区を砲撃し、住民15人以上が呼吸困難に陥った、と伝えた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタルビーサ市各所に「樽爆弾」3発を投下した。

一方、SANA(7月28日付)によると、タルビーサ市で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダルアー県では、SANA(7月28日付)によると、ヤードゥーダ村、ガズラーン農場、ビータール農場、ダルアー市・タファス市間、ヌアイマ村、ウンム・マヤーズィン町、ダーイル町、ハッラーブ・シャフム村北部、ダルアー市避難民キャンプ一帯、バジャービジャ地区で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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クナイトラ県では、SANA(7月28日付)によると、アフマル丘一帯、タルジャナ村、アブー・シャブタ村、ウーファーニヤー村、マスハラ村で、シリア軍が反体制武装集団と交戦し、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, July 28, 2015、AP, July 28, 2015、ARA News, July 28, 2015、Champress, July 28, 2015、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2015、al-Hayat, July 29, 2015、Iraqi News, July 28, 2015、Kull-na Shuraka’, July 28, 2015、al-Mada Press, July 28, 2015、Naharnet, July 28, 2015、NNA, July 28, 2015、Reuters, July 28, 2015、SANA, July 28, 2015、SMART News, July 28, 2015、UPI, July 28, 2015などをもとに作成。

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シリア軍、YPGがダーイシュ(イスラーム国)を放逐し、ハサカ市の再制圧に成功(2015年7月28日)

ハサカ県では、ARA News(7月28日付)などによると、シリア軍、国防隊が、ハサカ市南部のバースィル交差点とパノラマ交差点の間に位置する経済学部および土木工学部一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)を放逐し、市内に残っていたダーイシュ最後の拠点を制圧した。

また、西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊も、ハサカ市西ヌシューワ地区を完全制圧した。

シリア人権監視団などによると、シリア軍はまた、フーシュ・バーイル地区、ズフール地区でイスラーム国と激しく交戦し、同地を制圧した。

一方、SANA(7月28日付)によると、シリア軍がハサカ市南部のズフール地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)の追撃を行い、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

なお、ダーイシュのアアマーク通信は27日に、ハサカ市一帯に対する有志連合の空爆を受け、ハサカ市内の全地区から撤退したと発表していた。

この発表によると、有志連合はハサカ市一帯に対して270回以上の空爆を行い、シリア軍によるグワイラーン地区東部、東ヌシューワ地区、ヌシューワ・ヴィーラート地区、マディナ・リヤーディーヤ一帯の制圧に寄与したという。

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)ラッカ州の治安部隊が、ラッカ市内のインターネット・カフェに対して強制捜査を実施し、Wifi使用規制に違反していた4件を閉鎖した。

一方、タブカ市では、ダーイシュの外国人戦闘員2人の遺体が発見された。

遺体はいずれも鋭利な刃物によって殺害された痕跡が残っていたという。

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ダイル・ザイル県では、シリア人権監視団によると、サフィーラ・タフターニー村出身のダーイシュ(イスラーム国)ハイイル州治安部隊のシリア人隊員2人がダーイシュを離反、脱走中に、ジハード主義武装集団に身柄を拘束された。

この2人は3万ドルを所持し、トルコ国境に向かって逃走していたが、ジハード主義武装集団によって拘束され、連行されていったという。

一方、ダーイシュはヒサーン村で、男性1人を、シリア政府支配地域から食糧品を密輸したとの罪で処刑した。

なおダーイシュは、27日にも、女性1人を姦通罪によりハジーン市で処刑している。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、タドムル市西部郊外で、シリア軍、国防隊がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(7月28日付)によると、タドムル市北西部のファフルッディーン城一帯、タドムル市とワーディー・アブヤド・ダム一帯を結ぶ三角地帯、タドムル市・スフナ市街道、タドムル市内にあるダーイシュ(イスラーム国)の拠点をシリア軍が空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月28日付)によると、マダーヤー町およびザバダーニー市で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)を名乗る武装集団に対する特殊作戦を行い、ダーイシュのメンバー3人を殺害した。

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アレッポ県では、ARA News(7月28日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアフタリーン市からバーブ市方面に部隊を撤退させた。

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米中央軍(CENTCOM)は、7月28日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して14回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は3回におよび、ハサカ市近郊(2回)、イドリブ市近郊(1回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, July 28, 2015、AP, July 28, 2015、ARA News, July 28, 2015、Champress, July 28, 2015、al-Hayat, July 29, 2015、Iraqi News, July 28, 2015、Kull-na Shuraka’, July 28, 2015、al-Mada Press, July 28, 2015、Naharnet, July 28, 2015、NNA, July 28, 2015、Reuters, July 28, 2015、SANA, July 28, 2015、UPI, July 28, 2015などをもとに作成。

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アサド大統領がイラン首相特使ファーリフ・ファイヤード国家安全保障顧問と会談(2015年7月28日)

アサド大統領は、シリアを訪問したイラクのファーリフ・ファイヤード国家安全保障顧問(ハイダル・アバーディー首相の特使)と会談し、シリアとイラクにおける「テロとの戦い」の状況、両国間の協力態勢などについて意見を交わした。

会談には、サッターム・ジャドアーン・ダンダフ駐イラク・シリア大使が同席した。

SANA(7月28日付)が伝えた。

AFP, July 28, 2015、AP, July 28, 2015、ARA News, July 28, 2015、Champress, July 28, 2015、al-Hayat, July 29, 2015、Iraqi News, July 28, 2015、Kull-na Shuraka’, July 28, 2015、al-Mada Press, July 28, 2015、Naharnet, July 28, 2015、NNA, July 28, 2015、Reuters, July 28, 2015、SANA, July 28, 2015、UPI, July 28, 2015などをもとに作成。

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米・トルコ両政府がシリア北部に「安全地帯」を設置することで基本合意するも、シリア軍に対する飛行禁止空域の設定、YPGの処遇は不透明(2015年7月27日)

『ワシントン・ポスト』(7月26日付)などによると、米・トルコ両政府は、シリア領内のトルコ国境地帯からダーイシュ(イスラーム国)を排除し、両国の協力のもとに国境地帯に「安全地帯」を設置することで基本合意した。

「安全地帯」は、アレッポ県北東部の一帯に、東西約100キロ、南北約40キロの区域で設定され、トルコ南東部のインジルリク空軍基地から米軍機がこの地域に空爆を行い、ダーイシュを排除し、排除完了後も監視飛行を継続して、ダーイシュの潜入を阻止する計画だという。

また『ニューヨーク・タイムズ』(7月27日付)は、複数の米高官の話として、米政府が、トルコおよびシリアの「穏健な反体制派」とともに、ダーイシュの排除をめざし、トルコ領内に18万人に避難しているとされるシリア人のための避難場所を提供することで合意したと伝えた。

しかし、この「安全地帯」が、シリア軍の進入を阻止するための飛行禁止空域の設置を意味するかは明確ではない。

また、アレッポ県北部、ハサカ県各所で有志連合が空爆によって支援している人民防衛隊がこの「安全地帯」においてどのような処遇を受けるのかも定かではない。

なお、シリア・トルコ国境は全長800キロにおよび、「安全地帯」の設置が予定されているのは、西クルディスタン移行期文民局人民防衛隊主体のユーフラテスの火山作戦司令室が有志連合の航空支援のもとに進軍を続けている一致に限られる。

The Washington Post, July 27, 2015
The Washington Post, July 27, 2015
The New York Times, July 27, 2015
The New York Times, July 27, 2015

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トルコのアフメト・ダウトオール首相は、シリア北部に「安全地帯」を設置することで米国と基本合意に達したことについて「トルコはシリア危機当初から、安全地帯設置の必要を擁護してきた。それは二つの理由によるもので、第1に、シリア人避難民が自分たちの祖国にとどまるのを保障するため、第2に、安全地帯が、テロ集団の進入を阻止するためだ。安全地帯は、シリア政府、そしてテロ集団の攻撃に晒されているシリア人にとって、安全な避難場所となるだろう」と述べた。

また「ダーイシュやシリアのあらゆるテロ集団と戦うため、有志連合に対してトルコの航空基地を開放する」としたうえで、安全地帯が「シリアの反体制派の武装や教練のために利用されるだろう」と付言した。

一方、イラク北部のクルディスタン労働者党(PKK)拠点への空爆については、「この戦争は我々のクルド人ではなく、PKKに対するものだ」と述べた。

ARA News(7月28日付)が伝えた。

AFP, July 28, 2015、AP, July 28, 2015、ARA News, July 28, 2015、Champress, July 28, 2015、The Guardian, July 27, 2015、al-Hayat, July 29, 2015、Iraqi News, July 28, 2015、Kull-na Shuraka’, July 28, 2015、al-Mada Press, July 28, 2015、Naharnet, July 28, 2015、The News York Times, July 27, 2015、NNA, July 28, 2015、Reuters, July 28, 2015、SANA, July 28, 2015、UPI, July 28, 2015、The Washington Post, July 27, 2015などをもとに作成。

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ハサカ市で、シリア軍、YPGによるダーイシュ(イスラーム国)の追撃続く(2015年7月27日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市南部各所を戦闘機(所属不明)が空爆する一方、シリア軍がズフール地区、西ヌシューワ地区などのダーイシュ(イスラーム国)拠点を砲撃した。

またハサカ市ズフール地区では、シリア軍、国防隊がダーイシュと交戦した。

一方、カーミシュリー市では、爆弾が仕掛けられた車2台が相次いで爆発し、男性1人死亡、7人が負傷した。

爆発はコルニーシュ通り、ガナム市場で発生、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュの車輌などが標的となった。

他方、SANA(7月26日付)によると、シリア軍がハサカ市ズフール地区から逃走するダーイシュ(イスラーム国)戦闘員を追撃、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、バースィル交差点、パノラマ交差点の間の街道沿いに位置する建物に立てこもるダーイシュに対して攻撃を加えた。

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ダマスカス郊外県では、SANA(7月26日付)によると、ザバダーニー市郊外(マダーヤー町)の反体制武装集団に対するシリア軍の特殊作戦でにより、ダーイシュ(イスラーム国)の司令官ハリール・マフムード氏ら3人を殺害した。

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ヒムス県では、SANA(7月26日付)によると、タドムル市北部一帯、採石場一帯、ワーディー・アブヤド、シャンダーヒーヤ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハマー県では、SANA(7月26日付)によると、アイドゥーン村、ウンク・バージーラー村、トゥルール・フムル村、アカシュ村で、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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米中央軍(CENTCOM)は、7月27日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して32回の空爆を行ったと発表した。

このうちシリア領内での空爆は9回におよび、ハサカ市近郊(7回)、アレッポ市近郊(2回)のダーイシュに対して攻撃が行われたという。

AFP, July 27, 2015、AP, July 27, 2015、ARA News, July 27, 2015、Champress, July 27, 2015、al-Hayat, July 28, 2015、Iraqi News, July 27, 2015、Kull-na Shuraka’, July 27, 2015、al-Mada Press, July 27, 2015、Naharnet, July 27, 2015、NNA, July 27, 2015、Reuters, July 27, 2015、SANA, July 27, 2015、UPI, July 27, 2015などをもとに作成。

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