レバノンから避難(帰還)したレバノン人とシリア人のための支援物資を積んだイランの貨物機とベネズエラの貨物機がそれぞれフマイミーム航空基地とダマスカス国際空港に到着(2024年10月13日)

ラタキア県では、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンから避難(帰還)したレバの陣とシリア人のための支援物資を積んだイランの貨物機1機が、フマイミーム航空基地(殉教者バースィル・アサド国際空港)に到着し、ロシア当事者和解調整センターが貨物を受け取った。


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ダマスカス郊外県では、同じく支援物資13トンを積んだベネズエラの貨物機がダマスカス国際空港に到着した。

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SANA(10月13日付)が伝えた。

AFP, October 13, 2024、ANHA, October 13, 2024、‘Inab Baladi, October 13, 2024、Reuters, October 13, 2024、SANA, October 13, 2024、SOHR, October 13, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍はカフラー村のレバノン軍の検問所を爆撃し、兵士2人を殺害(2024年10月12日)

ナハールネット(10月12日付)、NNA(10月12日付)、マナール・チャンネル(10月12日付)などによると、イスラエル軍はカフラー村のレバノン軍の検問所を爆撃し、兵士2人を殺害した。

イスラエル軍はまた、バアルベック・ヘルメル郡などを爆撃した。

これに関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じてと発表したところによると、午後3時の時点でヒズブッラーは約40発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

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一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月12日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して27回の攻撃を実施したと発表した。

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レバノン保健省の発表によると、イスラエル軍による過去24時間の攻撃で、12人が死亡、17人が負傷した。

これにより、昨年10月以降の死者数は13人、負傷者数は13人となった。

AFP, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Naharnet, October 12, 2024、NNA, October 12, 2024、Qanat al-Manar October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米国が違法に駐留する55キロ地帯内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた10人(男性1人、女性2人、子供7人)のシリア政府支配地域への脱出を支援したと発表(2024年10月12日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、シリア当局とともに、米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた10人(男性1人、女性2人、子供7人)のシリア政府支配地域への脱出を支援したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月12日付)、タス通信(10月12日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 12, 2024、TASS, October 12, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間に、シリア・レバノン国境の5つの国境通行所を通じて、難民4,923人がレバノンからシリアに入国したと発表(2024年10月12日

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に、シリア・レバノン国境の5つの国境通行所(アリーダ、ジュースィヤ、ダブースィーヤ、ジスル・カマル(マトリバー)、ジュダイダト・ヤーブース)を通じて、難民4,923人がレバノンからシリアに入国したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月12日付)、タス通信(10月12日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 12, 2024、TASS, October 12, 2024をもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)は11日早朝にシリア国内のダーイシュ(イスラーム国)のキャンプとして知られる複数ヵ所に対して爆撃を実施したと発表(2024年10月12日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午後1時31分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、10月11日早朝にシリア国内のダーイシュ(イスラーム国)のキャンプとして知られる複数ヵ所に対して爆撃を実施したと発表した。

AFP, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗は「我々の占領地」とエイラート市の標的5ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月12日)

イラク・イスラーム抵抗は午前6時10分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

また、午前7時4分にも声明を出し、「我々の占領地」の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

さらに、午後9時8分にも声明を出し、「我々の占領地」の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午後9時42分にも声明を出し、イスラエルのエイラート市の重票標的2ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

AFP, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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CONOCOガス田の米軍(有志連合)の基地が、前日および前々日に続いてシリア政府の支配下にあるジャフラ村とダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区に向けて4発のロケット弾を発射(2024年10月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地が、前日および前々日に続いてシリア政府の支配下にあるジャフラ村とダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区に向けて4発のロケット弾を発射した。

米軍はまた、ハトラ村を砲撃し、「イランの民兵」とともに活動するシリア人1人が死亡、1人が負傷した。

AFP, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がヒムス県クサイル市近郊のフーシュ・サイイド・アリー村を2回にわたって爆撃(2024年10月12日)

ヒムス県では、イスラエル軍がクサイル市近郊のフーシュ・サイイド・アリー村を2回にわたって爆撃した。

このうち1回は、シリアとレバノンを結ぶ橋を狙って行われた。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って110回(うち91回が航空攻撃、19回が地上攻撃)となり、これにより193あまりの標的が破壊され、軍関係者257人が死亡、181人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:47人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:56人
身元不明人:2人

また、民間人も40人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、52人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:45回
ダルアー県:17回
ヒムス県:26回
クナイトラ県:10回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回
スワイダー県:1回
ラタキア県:1回

AFP, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がラッカ県のスワイディーヤ村を砲撃(2024年10月12日)

ラッカ県では、ANHA(10月11日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市東のスワイディーヤ村を砲撃した。

AFP, October 12, 2024、ANHA, October 12, 2024、‘Inab Baladi, October 12, 2024、Reuters, October 12, 2024、SANA, October 12, 2024、SOHR, October 12, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍は前日に続いて首都ベイルート中心部を爆撃(2024年10月11日)

ナハールネット(10月11日付)、NNA(10月11日付)、マナール・チャンネル(10月11日付)などによると、イスラエル軍は前日に続いて、首都ベイルート中心部のヌワイリー地区、ブルジュ・アビー・ハイダル地区を爆撃した。

爆撃は、ヒズブッラーの治安部門の幹部の1人ワフィーク・サファー氏の暗殺が目的とされる。

イスラエル軍はまたナークーラ村のUNIFIL基地一帯を爆撃、UNIFILの隊員複数が負傷した。

一連の攻撃に関連して、イスラエル軍は午前10時35分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、ヒズブッラーのラドワーン部隊の隊戦車ミサイル部隊司令官のグライブ・シュジャーアをマイス・ジャバル村地域で殲滅したと発表した。

また、午後11時の段階で、ヒズブッラーは約230発の飛翔体をイスラエルに向けて発射したという。

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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月11日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して24回の攻撃を実施したと発表した。

攻撃は、ハイファー市の防空司令部基地を自爆型無人航空機複数機などを標的とした。

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レバノン保健省の発表によると、イスラエル軍による過去24時間の攻撃で、60人が死亡、168人が負傷した。

これにより、昨年10月以降の死者数は2229人、負傷者数は1万380人となった。

AFP, October 11, 2024、ANHA, October 11, 2024、‘Inab Baladi, October 11, 2024、Naharnet, October 11, 2024、NNA, October 11, 2024、Qanat al-Manar October 11, 2024、Reuters, October 11, 2024、SANA, October 11, 2024、SOHR, October 11, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米国が違法に駐留する55キロ地帯内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた10人(男性1人、女性2人、子供7人)のシリア政府支配地域への脱出を支援したと発表(2024年10月11日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、シリア当局とともに、米国が違法に駐留するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた10人(男性1人、女性2人、子供7人)のシリア政府支配地域への脱出を支援したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月11日付)、タス通信(10月11日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 11, 2024、TASS, October 11, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間に、シリア・レバノン国境の5つの国境通行所を通じて、難民6,886人がレバノンからシリアに入国したと発表(2024年10月11日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に、シリア・レバノン国境の5つの国境通行所(アリーダ、ジュースィヤ、ダブースィーヤ、ジスル・カマル(マトリバー)、ジュダイダト・ヤーブース)を通じて、難民6,886人がレバノンからシリアに入国したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月11日付)、タス通信(10月11日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 11, 2024、TASS, October 11, 2024をもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエルのエイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月11日)

イラク・イスラーム抵抗は午前4時31分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、イスラエルのエイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。



AFP, October 11, 2024、ANHA, October 11, 2024、‘Inab Baladi, October 11, 2024、Reuters, October 11, 2024、SANA, October 11, 2024、SOHR, October 11, 2024などをもとに作成。

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所属不明の無人航空機がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県マフカーン町にある診察所近くを攻撃、1人死亡、4人負傷:CONOCOガス田の米軍(有志連合)の基地がダイル・ザウル市近郊を砲撃(2024年10月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機1機が、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のマフカーン町にある診察所近くで車1台を攻撃、これにより1人が死亡、4人が負傷した。

また、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地が、前日に続いてシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市近郊に向けて2発のロケット弾を発射した。

AFP, October 11, 2024、ANHA, October 11, 2024、‘Inab Baladi, October 11, 2024、Reuters, October 11, 2024、SANA, October 11, 2024、SOHR, October 11, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍戦闘機がレバノン国境に近いスィルガーヤー町の無人地帯を爆撃(2024年10月11日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍戦闘機複数機がレバノン国境に近いスィルガーヤー町の無人地帯を爆撃した。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って109回(うち90回が航空攻撃、19回が地上攻撃)となり、これにより193あまりの標的が破壊され、軍関係者257人が死亡、181人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:47人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:56人
身元不明人:2人

また、民間人も40人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、52人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:45回
ダルアー県:17回
ヒムス県:25回
クナイトラ県:10回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回
スワイダー県:1回
ラタキア県:1回

AFP, October 11, 2024、ANHA, October 11, 2024、‘Inab Baladi, October 11, 2024、Reuters, October 11, 2024、SANA, October 11, 2024、SOHR, October 11, 2024などをもとに作成。

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イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、北・東シリア地域民主自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万8875人に:2096人はアレッポ市に(2024年10月11日)

北・東シリア地域民主自治局はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/aanes.official)などを通じて、イスラエルの攻撃激化を受けて、レバノンからシリアに避難し、同自治局の支配地に入ったシリア人およびレバノン人の数が1万8875人に達していると発表した。

自治局によって設置されたレバノンからの入国者を担当する危機管理チームによると、内訳は以下の通り:

男性:6705人
女性:5935人
子供:6158人

レバノン人:58人
遺体:19体

 

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アレッポ県では、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるアレッポ市シャイフ・マクスード地区とアフラフィーヤ地区の総合評議会の発表によると、イスラエルの攻撃激化を受けてレバノンから避難したシリア人のうち、両地区に帰還したシリア人の数が2,096人に達していると発表した。

ANHA(10月11日付)が伝えた。

AFP, October 11, 2024、ANHA, October 11, 2024、‘Inab Baladi, October 11, 2024、Reuters, October 11, 2024、SANA, October 11, 2024、SOHR, October 11, 2024などをもとに作成。

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米国は2019年10月のトルコによるシリア北部への侵攻(「平和の泉」作戦)に際して、トルコに制裁を科するとして同年10月14日に施行した大統領令第13894号の有効期限を1年延長(2024年10月10日)

米ホワイト・ハウスは声明を出し、2019年10月のトルコによるシリア北部への侵攻(「平和の泉」作戦)に際して、トルコに制裁を科するとして同年10月14日にドナルド・トランプ前大統領が施行した大統領令第13894号の有効期限を1年延長した。

AFP, October 11, 2024、ANHA, October 11, 2024、‘Inab Baladi, October 11, 2024、Reuters, October 11, 2024、SANA, October 11, 2024、SOHR, October 11, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍は首都ベイルートの中心部のラアスナブア地区・ヌワイリー地区とブルジュ・アビー・ハイダル地区、UNIFIL基地一帯を攻撃(2024年10月10日)

ナハールネット(10月10日付)、NNA(10月10日付)、マナール・チャンネル(10月10日付)などによると、イスラエル軍は首都ベイルートの中心部のラアスナブア地区・ヌワイリー地区とブルジュ・アビー・ハイダル地区を2回にわたって爆撃した。

10日の攻撃に関して、イスラエル軍は午前0時17分、テレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、イスラエル空軍が紅海上空でUAV1機を撃破したと発表した。

また、午前5時56分、兵士1人がレバノン南部の戦闘で死亡したとする声明を発表した。

一方、午前8時13分、ヒズブッラーのフーラ村地域の前線司令官のアフマド・ムスタファー・ハーッジ・アリーを殲滅したと発表した。

さらに、午後8時50分、UNIFIL基地に隣接するナークーラ村地域で作戦を実施したと発表した。

なお、午後11時の段階で、ヒズブッラーは約190発の飛翔体をイスラエルに向けて発射したという。

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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月10日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して20回の攻撃を実施したと発表した。

一連の攻撃において、レバノン・イスラーム抵抗はナークーラ岬に接近するイスラエル軍戦車1輌を破壊したほか、マイス・ジャバル村一帯に侵攻したイスラエル軍部隊と交戦した。

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保健省によると、この2回の爆撃で少なくとも11人が死亡、48人が負傷した。

また、過去24時間での死者数は29人、負傷者数は113人にのぼった。

これにより、昨年10月以降の死者数は2169人、負傷者数は1万212人となった。

なお、イスラエル軍の攻撃を受けて1,023ヵ所に収容キャンプが設置されているが、822ヵ所が収容上限に達している。

現在、国内避難民(IDPs)は18万6400人(3万8700世帯)に達している。

一方、レバノン総合治安総局の発表によると、10月23日以降、シリア人31万4481人とレバノン人11万1801人がシリアに避難している。

AFP, October 10, 2024、ANHA, October 10, 2024、‘Inab Baladi, October 10, 2024、Naharnet, October 10, 2024、NNA, October 10, 2024、Qanat al-Manar October 10, 2024、Reuters, October 10, 2024、SANA, October 10, 2024、SOHR, October 10, 2024などをもとに作成。

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CONOCOガス田に設置されている米軍(有志連合)の基地がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市近郊とダイル・ザウル航空基地一帯に設置されている「イランの民兵」のロケット弾発射台複数ヵ所を砲撃(2024年10月10日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に設置されている米軍(有志連合)の基地が、シリア政府の支配下にあるダイル・ザウル市近郊とダイル・ザウル航空基地一帯に設置されている「イランの民兵」のロケット弾発射台複数ヵ所を砲撃した。

AFP, October 10, 2024、ANHA, October 10, 2024、‘Inab Baladi, October 10, 2024、Reuters, October 10, 2024、SANA, October 10, 2024、SOHR, October 10, 2024などをもとに作成。

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ホワイト・ヘルメットが韓国の仏教系の国際人道支援団体JTSの支援を受けて、トルコ・シリア大地震で倒壊したトルコ占領地内のハーリド・ブン・ワリード学校を再建(2024年10月10日)

アレッポ県では、トルコ占領下の「オリーブの枝」地域内のジンディールス町で、ホワイト・ヘルメットが韓国の仏教系の国際人道支援団体JTS(Join Together Society、국제구호단체)の支援を受けてハーリド・ブン・ワリード学校の再建を完了し、開校式を開催し、地元の教育団体に建物を引き渡した。

ハーリド・ブン・ワリード学校は2023年2がてうのトルコ・シリア大地震で倒壊していた。

開校式には、ホワイト・ヘルメット代表のラーイド・サーリフ氏が出席し、祝辞を述べた。




学校は、トルコ占領地最大規模で、教室112室を擁し、机850台以上を完備、4000人に授業を提供できるという。

AFP, October 10, 2024、ANHA, October 10, 2024、‘Inab Baladi, October 10, 2024、Reuters, October 10, 2024、SANA, October 10, 2024、SOHR, October 10, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗は「我々の占領地」の重要標的3ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月10日)

イラク・イスラーム抵抗は午前4時31分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」北部の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。


また、午前6時5分に声明を出し、「我々の占領地」北部の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

さらに、午後8時12分に声明を出し、「我々の占領地」の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

AFP, October 10, 2024、ANHA, October 10, 2024、‘Inab Baladi, October 10, 2024、Reuters, October 10, 2024、SANA, October 10, 2024、SOHR, October 10, 2024などをもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)は紅海で米国の石油タンカーのオリンピック・スピリットとインド洋で船舶STジョンを標的とする2回の軍事作戦を実施したと発表(2024年10月10日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後9時1分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、紅海で米国の石油タンカーのオリンピック・スピリットとインド洋で船舶STジョンを標的とする2回の軍事作戦を実施したと発表した。

 


AFP, October 10, 2024、ANHA, October 10, 2024、‘Inab Baladi, October 10, 2024、Reuters, October 10, 2024、SANA, October 10, 2024、SOHR, October 10, 2024などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍はラッカ県北部、アレッポ県北部を砲撃(2024年10月10日)

ラッカ県では、ANHA(10月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・イーサー市一帯、アイン・イーサー・キャンプを砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(10月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のタッル・マディーク村を砲撃した。

AFP, October 10, 2024、ANHA, October 10, 2024、‘Inab Baladi, October 10, 2024、Reuters, October 10, 2024、SANA, October 10, 2024、SOHR, October 10, 2024などをもとに作成。

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イスラエル軍がレバノンへの支援物資を積んだ車が待機するヒムス県ハスヤー町工業都市などを爆撃(2024年10月10日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、イスラエル軍が午前1時頃、レバノン北部方面から、ヒムス県のハスヤー工業都市の自動車組み立て工場とハマー県の軍事拠点1ヵ所を狙って航空攻撃を行ったと発表した。

被害は物的損害に限定された。

SANA(10月10日付)が伝えた。

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シャームFM(10月10日付)によると、この攻撃で4人が負傷した。

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シリア人権監視団によると、ハマー県に対する攻撃は、ミサイル3発によるもので、マアリーン山の第47旅団基地が標的となった。

また、標的となったハスヤー工業都市の自動車工場には、イラクからレバノンへの支援物資を積んだ車輛が待機していたが、攻撃によって火災が発生、4人が負傷した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍はまた、クサイル市近郊のフーシュ・サイイド・アリー村近くのレバノンに至る街道を爆撃した。

イスラエル軍はさらに、クサイル市に近い通行所(ジュースィヤ国境通行所か非公式の通行所かは不明)を爆撃した。


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シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って108回(うち89回が航空攻撃、19回が地上攻撃)となり、これにより193あまりの標的が破壊され、軍関係者257人が死亡、181人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:47人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:56人
身元不明人:2人

また、民間人も40人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、52人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:44回
ダルアー県:17回
ヒムス県:25回
クナイトラ県:10回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:4回
スワイダー県:1回
ラタキア県:1回

AFP, October 10, 2024、ANHA, October 10, 2024、‘Inab Baladi, October 10, 2024、Reuters, October 10, 2024、SANA, October 10, 2024、SOHR, October 10, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はレバノン南部に侵攻したイスラエル軍部隊を攻撃(2024年10月9日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、10月9日の戦果について以下の通り発表した。

午前0時15分、ブライダー村に潜入しようとしたイスラエル軍部隊に対して即席爆弾を爆発させ、正確に損害を与える。

午前4時55分、ラッブーナ村方面に侵攻を試みたイスラエル軍部隊に対して、迫撃砲とロケット弾で攻撃を行い、直接の損害を与え、これを撃退。

午前7時00分、ラッブーナ村地域への潜入を試みたイスラエル軍歩兵部隊を大型ロケット弾で攻撃し、兵士らを殺傷。

午前9時00分、マールーン・ラアス村に侵攻したイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午後12時20分、ラッブーナ村方面に進軍したイスラエル軍部隊に地対地ミサイル1発を発射、兵士らを殺傷。

午後12時40分、マイス・ジャバル村、ムハイビーブ村に向かってトゥーファー平原を進軍するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃。

午後1時30分、レバノンの都市、村、民間人に対する攻撃への報復として、ハイファ市北のゾフォロン地区を大型ロケット弾で攻撃。

午後1時30分、マイス・ジャバル村に進軍を試みたイスラエル軍部隊をロケット弾と迫撃砲で攻撃し、交戦。

午後2時00分、キリヤット・シュモナ入植地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後2時00分、クファル・ギラディ(キブツ)に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後2時00分、ミスカヴ・アム入植地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後2時40分、マナラ入植地の果樹園に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後2時40分、マイス・ジャバル村のぶどう園に集結するイスラエル軍を砲撃。

午後3時15分、ナークーラ岬からムシャイリファ村方面に潜入を試みたイスラエル軍歩兵部隊をロケット弾で攻撃し、複数の標的に正確に損害を与える。

午後3時15分、クファル・ギラディに集結するイスラエル軍を大型ロケット弾で攻撃。

午後4時00分、ブライダー村のカラア高原に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後4時00分、マールーン・ラアス村の後背地に集結するイスラエル軍をロケット弾で攻撃。

午後4時45分、レバノンの都市、村、民間人に対する攻撃への報復として、サファド市に集結するイスラエル軍を大型ロケット弾で攻撃。

午後4時45分、同じく報復として、ハツォル・ハグリリット町に集結するイスラエル軍を大型ロケット弾で攻撃。

午後4時45分、同じく報復として、ティベリアス湖北のアムノン入植地をロケット弾で攻撃。

午後4時45分、同じく報復として、ゴラン高原南部のラアム基地を大型ロケット弾で攻撃。

午後5時35分、同じく報復として、ムシャイリファ村方面に潜入を試みるイスラエル軍を自爆型無人航空機1機で攻撃し、標的に正確に損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて、レバノンのヒズブッラーとの戦況について以下のような発表を行った。

午前5時59分、レバノン南部での前日の戦闘で兵士1人が、9日の戦闘で1人が重傷を負った。

午前8時42分、メナシェ地区、ハミフラツ村、カルメル山地域で警報が発令され、2発の飛翔体をイスラエル領内に向けて発射、撃破に成功。

午前11時33分、空挺大隊がレバノン南部で民家の地下約7メートルの場所に作られていた武器貯蔵施設を解体。

午後12時35分、第188砲兵大隊がレバノン南部で、武器貯蔵施設、トンネル坑口などを破壊。

午後1時35分、上ガリラヤ地方で警報が発令され、約40発の飛翔体をイスラエル領内に向けて発射、イスラエル空軍が一部を撃破、多数が同地に落下。

午後2時1分、イスラエル空軍は夜間、ベイルート南部郊外ダーヒヤ地区でヒズブッラーの武器製造施設、諜報司令部などを攻撃。

午後2時35分、キリヤット・シュモナ入植地で警報が発令され、約20発の飛翔体をイスラエル領内に向けて発射、複数の飛翔体の落下を確認。

午後4時37分、無人航空機での爆撃を専門とする第36師団第636部隊が、ヒズブッラーのテロ細胞複数を殲滅、テロ・インフラを破壊。

午後5時40分、午後4時41分と49分に上ガリラヤ地方、西ガリラヤ地方、ゴラン高原南部で警報が発令され、約90発の飛翔体をイスラエル領内に向けて発射、イスラエル空軍が一部を撃破、一部の落下が確認される。イスラエル空軍はまたキリヤット・シュモナ入植地に向けて飛翔体を発射した発射装置を破壊。

午後6時40分、イスラエル海軍は本日早く、レバノンから接近するUAV1機をイスラエル領外で撃破。イスラエル空軍はシュロミ町、サファド市に飛翔体を発射した発射装置を破壊。

午後10時30分、イスラエル空軍は本日早く、シリアにおけるヒズブッラーのテロ細胞「ゴラン・テロリスト・ネットワーク」のテロリスト、アドハム・ジャフートを殲滅。

午後11時7分、午後11時時点の段階で、ヒズブッラーはイスラエル領内に約220発の飛翔体を発射。

午後11時44分、イスラエル軍は先ほど、紅海から接近するUAV1機を撃破。

AFP, October 9, 2024、ANHA, October 9, 2024、‘Inab Baladi, October 9, 2024、Qanat al-Manar October 9, 2024、Reuters, October 9, 2024、SANA, October 9, 2024、SOHR, October 9, 2024などをもとに作成。

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イラク・イスラーム抵抗はイスラエル国内の5ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表(2024年10月9日)

イラク・イスラーム抵抗は午前2時5分、テレグラムのアカウント(https://t.me/ElamAlmoqawama)を通じて声明を出し、パレスチナ市民に対するイスラエルの攻撃への報復として、「我々の占領地」南部の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。


午前3時43分にも声明を出し、「我々の占領地」北部の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午前4時3分にも声明を出し、占領下ゴラン高原の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

午前4時47分にも声明を出し、占領下ゴラン高原の重要標的1ヵ所を無人航空機で再び攻撃したと発表した。

午後11時44分、エイラート市の重要標的1ヵ所を無人航空機で攻撃したと発表した。

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これに関して、イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前2時29分、UAV1機が先ほど東方から飛来、イスラエル空軍がこれを撃破。

AFP, October 9, 2024、ANHA, October 9, 2024、‘Inab Baladi, October 9, 2024、Reuters, October 9, 2024、SANA, October 9, 2024、SOHR, October 9, 2024などをもとに作成。

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アリー公共事業住宅大臣が高林博史UN-Habitatシリア事務所長と会談し、共同協力強化の方途について協議(2024年10月9日)

ハムザ・アリー公共事業住宅大臣は、国連人間居住計画(UN-Habitat)シリア事務所の高林博史所長と会談し、共同協力強化の方途について協議した。

公共事業住宅省で行われた会談のなかで、アリー大臣は、すでに開始されているプロジェクトの実施継続と、業務遂行を妨げるあらゆる困難や障害を克服することの必要を確認した。
SANA(10月9日付)が伝えた。

これに対して、高林所長は、2023年のトルコ・シリア大地震の被害を評価するためのUNHabitatによる取り組みについて説明、現在は震災後の戦略の練り直しや、現状の評価と適切な解決策の提案に向けた取り組みを行っていると述べた。

SANA(10月9日付)が伝えた。

AFP, October 9, 2024、ANHA, October 9, 2024、‘Inab Baladi, October 9, 2024、Reuters, October 9, 2024、SANA, October 9, 2024、SOHR, October 9, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県CONOCOガス田に違法に基地を設置し、駐留を続ける米主導の有志連合が「イランの民兵」の陣地複数ヵ所を砲撃(2024年10月9日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に違法に基地を設置し、駐留を続ける米主導の有志連合がシリア政府の支配下にあるハトラ村、ダイル・ザウル市フワイジャト・サクル地区にある「イランの民兵」の陣地複数ヵ所を砲撃した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるシャッダーディー市に違法に設置されている米軍(有志連合)基地が照明弾複数発を発射、その後爆発が複数回確認された。

AFP, October 9, 2024、ANHA, October 9, 2024、‘Inab Baladi, October 9, 2024、Reuters, October 9, 2024、SANA, October 9, 2024、SOHR, October 9, 2024などをもとに作成。

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クナイトラ市入口に設置されている政府の施設と警察署がイスラエル軍の無人航空機の攻撃を受け、2人死傷(2024年10月9日)

クナイトラ県では、シリア人権監視団によると、クナイトラ市入口に設置されている政府の施設と警察署がイスラエル軍の無人航空機の攻撃を受け、警官1人が死亡、1人が負傷した。

これに関して、SANA(10月9日付)は、クナイトラ市東部入口に対するイスラエル軍の攻撃で、内務治安部隊の隊員1人が死亡、1人が負傷したと伝えた。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍の攻撃は、今年に入って105回(うち86回が航空攻撃、19回が地上攻撃)となり、これにより191あまりの標的が破壊され、軍関係者257人が死亡、181人が負傷した。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):25人
ヒズブッラーのメンバー:47人
イラク人:28人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):75人
「イランの民兵」の外国人メンバー:24人
シリア軍将兵:56人
身元不明人:2人

また、民間人も40人(イエメン人医師とその妻、3人の子供を含む)が死亡、48人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:44回
ダルアー県:17回
ヒムス県:22回
クナイトラ県:10回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:5回
アレッポ県:2回
ハマー県:3回
スワイダー県:1回
ラタキア県:1回

AFP, October 9, 2024、ANHA, October 9, 2024、‘Inab Baladi, October 9, 2024、Reuters, October 9, 2024、SANA, October 9, 2024、SOHR, October 9, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を16件確認したと発表(2024年10月19日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機4機、F/A-18戦闘機2機、A-10サンダーボルト攻撃機2機による領空侵犯を16件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(10月19日付)、タス通信(10月19日付)が伝えた。

RIA Novosti, October 19, 2024、TASS, October 19, 2024をもとに作成。

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