ヨルダン空軍がシリア領内でダーイシュの拠点を爆撃(2017年2月4日)

ARA News(2月4日付)は、ヨルダン軍の複数の公式筋の話として、ヨルダン空軍がシリア領内にあるダーイシュ(イスラーム国)の武器庫、車両、設備に対して空爆を実施、これを破壊したと伝えた。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

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米国の教練を受けたシリア・エリート部隊司令官「シリア民主主義の一部ではないが、ハイレベルの連携を行っている」(2017年2月4日)

米国の教練を受けたアラブ人部族からなる「シリア・エリート部隊」(アフマド・ウワイヤーン・ジャルバー氏が率いるシリア・ガド潮流の民兵組織)の司令官を務めるムハイディー・アフマド・ジャイーラ氏は、ARA News(2月4日付)の取材に対し、「シリア・エリート部隊」はシリア民主軍に所属せず、その一部でもないが、テロとの戦いにおいてハイレベルの連携を行っている」と述べた。

ジャイーラ氏によると、「シリア・エリート部隊」は3,500人の戦闘員を「ユーフラテスの怒り」作戦に投入しているという。


AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

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ジャブラ市近郊でロシア軍装甲車が故障で爆発(2017年2月4日)

ラタキア県では、ジャブラ報道ネット(2月4日付)によると、ジャブラ市近郊アイディーヤ村交差点(ジャブラ市・バーニヤース市間の高速道路)を走行中のロシア軍のBmp装甲車が故障を起こし、爆発した。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Shabaka Akhbar Jabla, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

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有志連合がシャーム解放機構(旧ヌスラ戦線)だけでなく、シャーム自由人イスラーム運動に対しても爆撃を実施、司令官を殺害(2017年2月4日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(2月4日付)によると、米主導の有志連合がイドリブ県バータブー村近郊を走行中の車を爆撃し、乗っていたシャーム自由人イスラーム運動のエジプト人司令官アブー・ハーニー・ミスリー氏を殺害した。

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イドリブ県では、ARA News(2月4日付)によると、米主導の有志連合の無人戦闘機がバーブ・ハワー国境通行所・サルマダー市間の街道上で車を空爆し、シャーム解放機構の司令官を殺害した。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

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PFLP-GC民兵の前線司令官ファーリク・ハヤート氏が戦死(2017年2月4日)

パレスチナ人民解放戦線総司令部派(PFLP-GC)は声明を出し、同組織の民兵の前線司令官の一人ファーリク・ハヤート氏が2月3日に戦死したと発表した。

詳細については明らかにされなかった。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県、ヒムス県、ハマー県などで反体制武装集団との戦闘を続ける(2017年2月4日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、マギール村およびその一帯をシリア軍が「樽爆弾」で空爆、またマルジュ・スルターン村一帯(フーシュ・ダワーヒラ村一帯、ハズラマー村一帯)ではシリア軍、親政権武装勢力がジハード主義武装集団と交戦した。

シリア軍はまたアイン・タルマー村に対しても砲撃を行った。

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャウバル区各所を砲撃した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がラスタン市各所を空爆した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団がシリア政府支配下のサルハブ市を砲撃、これに対してシリア軍はアルバイーン村を砲撃した。

また、ARA News(2月4日付)によると、シリア軍と反体制武装集団がダラーク村、アイドゥーン村で交戦した。

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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(2月4日付)によると、ウンム・マヤーズィン町とダルアー市を結ぶ街道で車に仕掛けられた爆弾が爆発市、反体制武装集団戦闘員4人が死亡した。

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アレッポ県では、ARA News(2月4日付)によると、シリア軍がアレッポ市南部のナズィーハ村一帯、アルバイーニーヤー丘一帯で反体制武装集団に対して砲撃を加えた。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

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YPG主体のシリア民主軍はラッカ市東部一帯制圧に向けた「ユーフラテスの怒り」作戦第3段階の開始を宣言(2017年2月4日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ県ラッカ市近郊のアーリヤ村での記者会見で声明を出し、「ユーフラテスの怒り」作戦の第3段階を開始したと発表した。

第1段階はアイン・イーサー市南部一帯の解放、第2段階はラッカ市西部郊外(タブカ市北部一帯)の解放が目的だったが、第3段階はラッカ県東部郊外の解放が目的だという。

これに関して、シリア民主軍の女性司令官のラウジャダー・フラート氏はAFP(2月4日付)に対し、「有志連合はこの第3段階においても我々を支援する」としたうえで「我々は必要な兵器は戦車、重機関銃(DShK)、そして装甲車だが、我々が必要としている武器の到着が遅れている。しかし、支援は次の段階では倍増するだろう」と述べた。

Kull-na Shuraka', February 4, 2017
Kull-na Shuraka’, February 4, 2017

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ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合と思われる戦闘機がラッカ市北部のカーリタ村を空爆、その後、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が同地で交戦した。

一方、3日の有志連合の空爆で破壊された水道管本線の大部分が復旧し、同市への水道供給が部分的に復旧した。

このほか、ARA News(2月4日付)によると、「ユーフラテスの怒り」作戦第3段階を開始したシリア民主軍は、ラッカ市北東部でビール・サアダーン村をダーイシュから奪取した。

AFP, February 4, 2017、AP, February 4, 2017、ARA News, February 4, 2017、Champress, February 4, 2017、al-Hayat, February 4, 2017、Iraqi News, February 4, 2017、Kull-na Shuraka’, February 4, 2017、al-Mada Press, February 4, 2017、Naharnet, February 4, 2017、NNA, February 4, 2017、Reuters, February 4, 2017、SANA, February 4, 2017、UPI, February 4, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍とハワール・キリス作戦司令室は、シリア軍の北進に呼応してバーブ市東部でダーイシュへの攻撃を激化、ブザーア村を制圧(2017年2月4日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(2月4日付)によると、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、バーブ市東部の戦略的要衝ブザーア村をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

これに関連して、トルコ軍は、過去24時間でダーイシュの司令官(アミール)4人を含む戦闘員51人を空爆および戦闘で殲滅したと発表した。

Kull-na Shuraka', February 4, 2017
Kull-na Shuraka’, February 4, 2017

ARA News(2月4日付)によると、トルコ軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室はまた、バーブ市東部のシャマーウィーヤ村を制圧した。

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ロシア軍の支援を受けるシリア軍はバーブ市(アレッポ県)南部でダーイシュへの攻勢を強め同市郊外のアッラーン村を制圧(2017年2月4日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍およびヒズブッラーなどの親政権武装勢力からなる部隊と、「ロシアの戦車・装甲車からなる3個大隊」がバーブ市南部郊外のダーイシュ(イスラーム国)支配地域に対して二方向から攻撃を行い、「ロシアの大隊」が集中的に砲撃支援を行った。

この攻撃により、シリア軍とヒズブッラー戦闘員はバーブ市南部のアッラーン村を制圧した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が東カラムーン地方のルハイバ市近郊を空爆した。

また、ハジャル・アスワド市では、シリア軍、親政権武装勢力がダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

このほか、シリア軍はスィーン航空基地一帯、ダマスカス県・ドゥマイル市・タンフ国境通行所を結ぶ街道一帯でダーイシュと交戦した。

一方、SANA(2月4日付)によると、シリア軍が予備部隊の支援を受け、スィーン航空基地東部でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して集中的な攻撃を加え、同基地一帯のマンスール1地点、マンスール2地点、第3大隊拠点、東部採石場、西部採石場などを制圧した。

Kull-na Shuraka', February 4, 2017
Kull-na Shuraka’, February 4, 2017

これに対し、アアマーク通信(2月4日付)は、放棄された大隊基地(通称化学大隊基地)でのシリア軍との戦闘で、ダーイシュが無人航空機を使用して、シリア軍に対する空爆を行ったと主張した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がジャハール交差点近郊などタドムル市西部郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

一方、SANA(2月4日付)によると、シリア軍がダイル・フール村、カフルラーハー市、タッル・ザハブ町、タッルドゥー市でシャーム解放機構の拠点を攻撃した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月4日付)によると、シリア軍が予備部隊の支援を受け、ダイル・ザウル市南部一帯、サルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

シリア軍はまた、ジャフラ村などでダーイシュ拠点に対して空爆を行った。

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