ダマスカス郊外県スィルガーヤー町から反体制武装集団戦闘員ら350人がイドリブ県へ退去(2017年2月20日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(2月20日付)によると、ロシアの仲介により、シリア軍とスィルガーヤー町の反体制武装集団が停戦に合意し、戦闘員ら350人がイドリブ県方面への退去を開始した。

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トルコ軍とハワール・キリス作戦司令室はダーイシュとの戦闘の末バーブ市中心街の複数拠点を制圧(2017年2月20日)

アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(2月20日付)によると、トルコ軍と同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、バーブ市内でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、中心街に位置する工業高等学校、ジャフジャーフ交差点一帯など複数地点を制圧した。

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YPG主体のシリア民主軍はアアザーズ市北西部でトルコ軍の支援を受ける反体制武装集団と交戦し、1カ村を制圧(2017年2月20日)

アレッポ県では、ARA News(2月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、アアザーズ市北西部でトルコ軍の支援を受ける反体制武装集団(ハワール・キリス作戦司令室)と交戦し、マアッリーン村を制圧した。

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ラッカ県では、クッルナー・シュラカー(2月20日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、ラッカ市北東部のカサール村、タッル・シャアル村などを制圧した。

ARA News(2月20日付)によると、シリア民主軍はラッカ市とハサカ県南西部のマクマン村を結ぶダーイシュの兵站路を遮断したという。

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米主導の有志連合がイドリブ県でシャーム解放機構の車輌を爆撃(2017年2月20日)

イドリブ県では、ARA News(2月20日付)によると、米主導の有志連合がジュマイリーヤ村とダルクーシュ町を結ぶ街道を移動中のシャーム解放機構の車輌を爆撃し、メンバー複数人が負傷した。

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トルコのイシク国防大臣「マティス米国防長官はPKKに対する「テロとの戦い」でトルコを支援する姿勢を表明」(2017年2月20日)

トルコのフィクリ・イシク国防大臣は、トルコ軍がハワール・キリス作戦司令室とともに続行中の「ユーフラテスの盾」作戦に対してドナルド・トランプ米政権のジェームズ・マティス国防長官が支援を行う意思を示したことを明らかにした。

『ヒュッリイイェト』(2月20日付)が伝えたところによると、イシク国防大臣はNATO国防相会合に出席するためにブリュッセル入りしていたマティス国防長官と会談し、「トルコはクルディスタン労働者党(PKK)に対する戦いで米国の支援を必要としている」と伝え、これに対してマティス国防大臣は支援を行う旨答えたという。

イシク国防大臣はまた「マティス国防長官は私に、米国がラッカ市での軍事作戦以外には何らの準備もしていないと述べた…。この作戦は民主統一党の武装勢力が実施している作戦だが…、我々が米国に対して、ダーイシュ(イスラーム国)との戦いで民主統一党と協力することは、テロ組織に対抗するためにテロ組織と協力することと同じだと兼ねてから述べてきた」と伝えたという。

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ジェームズ・マティス米国防長官は訪問先のイラクの首都バグダードでの記者会見で、「ダーイシュ(イスラーム国)に対する戦いは長引くだろう」と述べた。

マティス攻防長官はまた「イラク軍はダーイシュに対して高度な戦闘能力を有しており、我々はしばらく、イラクに留まり、イラク軍を支援する」と述べた。

ARA News(2月20日付)が伝えた。

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ロシアのラヴロフ外務大臣はシリアでの「テロとの戦い」でロシアと協力できないと述べたマクガーク米大統領特使を「前政権の姿勢」と非難(2017年2月20日)

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ブレット・マクガーク米大統領特使(有志連合調整担当)がシリアでのダーイシュ(イスラーム国)との「テロとの戦い」においてロシアとの協力は不可能だと述べたことに関して、「(バラク・オバマ)前政権の姿勢、前政権期のペンタゴンの姿勢で、この発言が、個人的な職務怠慢に過ぎないことを願っている。なぜならマクガーク氏は旧政権を代表しているに過ぎないからだ」と批判した。

マクガーク氏は19日、ミュンヘンでの第53回安全保障会議で、ロシアがシリア軍による民間人や反体制派への空爆を支援している限り、ロシアとは協力できないと発言していた。

『ハヤート』(2月21日付)が伝えた。

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ロシア国防省はロシア軍兵士4人が手製の爆弾の爆発に巻き込まれて死亡したと発表(2017年2月20日)

ロシア国防省は声明を出し、2月16日にロシア軍兵士4人が手製の爆弾の爆発に巻き込まれて死亡したと発表した。

死亡した4人は、ラタキア県のフマイミーム航空基地からヒムス県方面に移動するシリア軍の車列に同行中に爆発に巻き込まれたという。

AFP, February 20, 2017、AP, February 20, 2017、ARA News, February 20, 2017、Champress, February 20, 2017、al-Hayat, February 21, 2017、Iraqi News, February 20, 2017、Kull-na Shuraka’, February 20, 2017、al-Mada Press, February 20, 2017、Naharnet, February 20, 2017、NNA, February 20, 2017、Reuters, February 20, 2017、SANA, February 20, 2017、UPI, February 20, 2017などをもとに作成。

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アスタナ会議に参加する反体制武装集団はシリア軍の停戦違反に対して報復すると発表(2017年2月20日)

カザフスタンの首都アスタナでのシリア政府との和平協議(アスタナ会議)に参加している反体制武装集団は「シリア革命軍事諸勢力代表団」は声明を出し、「シリア軍およびその同盟者」がヒムス県ヒムス市ワアル地区や同県北部、ダルアー県、ダマスカス県カーブーン区、バルザ区、ダマスカス郊外県ハラスター市、ドゥーマー市、イドリブ県、ハマー県、ラタキア県で停戦に違反していると非難するとともに、ロシアがシリア政府に停戦を遵守させることに失敗したと指弾した。

そのうえで、「シリア革命軍事諸勢力代表団」は、「反体制武装集団があらゆる攻撃に対して報復する権威を与えられている」と主張した。

シリア軍による攻撃は、ダルアー市マンシヤ地区で攻勢を強めている堅固な建造物作戦司令室など、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動など、停戦対象とされていない武装集団や停戦合意の受諾を拒否している武装集団を含む反体制武装集団を標的としている。

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ダーイシュに忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍がダルアー県南西部の反体制武装集団の支配地域に侵攻し、勢力を拡大(2017年2月20日)

ダルアー県では、『ハヤート』(2月21日付)、ドゥラル・シャーミーヤ(2月20日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うハーリド・ブン・ワリード軍は、シャーム解放機構などからなる堅固な建造物作戦司令室がダルアー市マンシヤ地区に対する攻撃に戦力を集中しているのに乗じるかたちで、ヤルムーク川河畔一帯で、反体制武装集団への攻撃を激化させ、タスィール町、サフム・ジャウラーン村、アドワーン村、ジュムーア丘、ジッリーン村を制圧した。

クッルナー・シュラカー(2月21日付)によると、ハーリド・ビン・ワリード軍はタスィール町、サフム・ジャウラーン村、アドワーン村で活動家、戦闘員ら13人を処刑した。

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シリア軍はアレッポ市東部郊外の44町村をダーイシュから解放したと発表、住民に帰宅を呼びかける(2017年2月20日)

シリア軍武装部隊総司令部は声明を出し、アレッポ市東部郊外の44の町・村でダーイシュ(イスラーム国)の掃討を完了し、治安と安定を回復したと発表、住民の帰宅に必要なサーヴィスの提供などで関係当局と連携すると表明、住民に帰宅を呼びかけた。

SANA(2月20日付)が伝えた。

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シリア軍はヒムス県、ダイル・ザウル県などでダーイシュと交戦(2017年2月20日)

ヒムス県では、SANA(2月20日付)によると、シリア軍がタドムル市郊外のアーイド・ハッスーン丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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スワイダー県では、SANA(2月20日付)によると、シリア軍がラシーダ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃した。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月20日付)によると、シリア軍ダイル・ザウル航空基地守備隊が、ダーイシュ(イスラーム国)が爆撃用に改造した無人航空機(ドローン)を撃墜した。

シリア軍はまた、ダイル・ザウル市南部の墓地地区、ジャフラ地区、フサイニーヤ町などでダーイシュと交戦した。

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ハマー県では、SANA(2月20日付)によると、シリア軍がハマーディー・ウマル村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、またウカイリバート町郊外一帯を空爆した。

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シャーム解放機構と自由シリア軍がダルアー市マンシヤ地区で攻撃を激化(2017年2月20日)

ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(2月21日付)によると、シャーム解放機構などからなる堅固な建造物作戦司令室はダルアー市マンシシャ地区での「屈辱ではなく死を」の戦い第2段階を開始、同地区のシリア軍拠点複数カ所に対し、爆弾を積んだ車での特攻攻撃を行うなどして、シリア軍と激しく攻撃した。

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一方、SANA(2月20日付)によると、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団がダルアー市国立病員一帯の住宅街を砲撃し、住民3人が死亡した。

これに対して、シリア軍はマンシヤ地区で、爆弾を積んだ車で攻撃を試みたシャーム解放機構などからなる反体制武装集団を撃退した。

SANA, February 20, 2017
SANA, February 20, 2017

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ダマスカス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカーブーン区、バルザ区一帯を空爆・砲撃し、女性1人、子供1人を含む住民7人が死亡した。

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アレッポ県では、SANA(2月20日付)によると、反体制武装集団がアレッポ市郊外のマンヤーン村、ハラブ・ジャディーダ地区を砲撃し、住民2人が死亡、12人が負傷した。

一方、アレッポ大学の学生が、シャーム解放機構、シャーム自由人イスラーム運動などからなるファトフ軍の包囲下にあるイドリブ県のフーア市、カファルヤー町の住民との連帯を訴える集会を開催し、アレッポ県知事、バアス党アレッポ支部指導部書記長、同アレッポ大学支部指導部書記長らが住民らとともに参加した。

SANA, February 20, 2017
SANA, February 20, 2017

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