アムネスティ・インターナショナル中東・北アフリカ地域部長「隠し立てするものがないなら、アサド大統領はサイドナーヤー刑務所への監視団訪問を認めるべき」(2017年2月11日)

アムネスティ・インターナショナル中東・北アフリカ地域部長のフィリップ・ルーサー氏は、アサド大統領が9日のヤフー・ニュースとのインタビューでサイドナーヤー刑務所での虐待に関するアムネスティ・インターナショナルの報告書に関して、「バッシャール・アサドに隠し立てするものがないなら、サイドナーヤー刑務所やその他のシリア国内の拘置所への監視団の訪問を直ちに認めばならない」と反論した。

ルーサー氏はまた「アサド大統領はアムネスティ・インターナショナルの報告の信憑性に疑義を呈したが、彼はサイドナーヤー刑務所を訪れたわけでもなければ、そこでの実情についてのいかなる情報も開示していない」と付言した。

インタビューにおけるアサド大統領の主な発言は以下の通り:

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「私はメディアを通じて(ドナルド・トランプ大統領に)メッセージは伝えない。メッセージを伝えるのなら、さまざまなチャンネル、おそらく外交チャンネルを通じて行うだろう。しかし、我々のメッセージはいかなるものであれ公式なメッセージだ。シリアで起きていることに関して、我々には一つの立場しかない…。それはテロとの戦いを行っているというものだ」。

「選挙運動中から現在にいたるまでのトランプ大統領の姿勢は、テロとの戦いを最優先事項にするというものだ。我々はこの最優先事項に同意する」。

「テロリスト、テロとの戦い(において、米国と協力する意思があるということ)だ。これは自明だ…。ロシア、イランを含むさまざまな国とテロとの戦いで協力することが最優先事項だ」。

「米国が真剣にテロリストを打ち負かしたいと考えているなら、シリア政府を通すべきだ…。どの国であっても、その国の国民や政府と協力しなければテロを打ち負かすことなどできない…。米国が真剣なのなら、他の国(ロシアなど)と同じように、(米国のシリアへの派兵は)もちろん歓迎される」。

「派兵は協力の一貫だ…。だが、真剣でなく、テロだけでなく、シリアの主権、統合についての明確な政治姿勢を持たないのなら、派兵について云々することはできない。なぜなら、こうした要素が信頼を醸成するからだ」。

「(米ロの「テロとの戦い」における協力は)本質的だ。世界中のどんな紛争のどんな協力も、ロシアと米国の和解が必要だ」。

「(トランプ大統領が設置をめざす「安全地帯」は、危険にさらされている市民を守ることはないだろう。シリア人にとって「安全地帯」とは、安定と安全が確保され、テロリストがいなくなり、近隣諸国や西側諸国によるテロリストへの支援がなくなったときに生じるものだ。それは自然な安全地帯として生じるもので、我々の国がそれにあたる。シリア人は「安全地帯」など必要としていない。「安全地帯」を作り出すことより安定を実現することの方がよっぽど実現性が高く、プラクティカルで、低コストだ。「安全地帯」はまったく現実的でない」。

「彼ら(難民)は二つの理由で避難を余儀なくされた。第1に、テロリストの活動と外交の支援。第2に、シリアへの制裁だ…。シリア難民の問題は西側、そしてトルコ、カタール、サウジアラビアといった地域諸国がテロリストを支援したことによって作り出された人道災害だ」。

「私が危機当初から行ってきた政策は、シリア人どうしの対話を支援し、テロリストと戦い、和解を支援するというものだ。そしてこれらは成功している。それゆえ、難民問題に大統領の責任はない」。

「シリアなど7カ国からの入国を禁じた米大統領令は、米国の問題で、米国の主権に関わっている。どの国にも入国を規制する権利はある…。だが、もし大統領として、その賛否を訊かれれば、私の責任は、シリア人が外国で難民になることを認めるようその国の大統領に求めることではない。私の責任、彼らがシリアに帰国できるようにするための安定を回復することだ…。だからこの大統領令が正しいとか間違っているとか議論しない」。

「一部の難民はテロリストと明らかに関係している…。例えば、シリアで機関銃を持って人々を殺していたテロリストが、欧州や西側で難民となって写真に写っていることがある」。

「多くの難民が…治安面での問題や制裁にもかかわらずシリアに帰国している。シリア人の大多数は帰国したいと考えているだろう」。

「アレッポ(解放)はテロとの戦いにおける重要な一歩だ…。だが、それが転換点だとは言わない。なぜなら、我々は今も同じ道を同じ方向に進んでいるからだ…。おそらくテロリストたちにとって転換点だったのではないだろうか。彼らの主人である西側や地域諸国にとって転換点だったのではないだろうか」。

「人権に関して、米国がシリアと関係を構築することにどのような問題があるというのか。では逆に訊きましょう。サウジアラビアと米国の親密な関係はどのようにして実現したのか…。私は米国、そして米国内の刑務所で人権侵害があったとするレポートについて訊きたい…。米国は人権について云々する立場にはない。ヴェトナム戦争から今にいたるまで、何百万人という市民を殺戮しているからだ」。

「アムネスティ・インターナショナルの(サイドナーヤー刑務所での虐待に関する)レポートは、この組織に対する疑問を提起している。我々はアムネスティ・インターナショナルが偏っていないなどと見ていない。常に偏っていて、政治化している。そうした組織が何の証拠もなくレポートを出すこと自体恥ずべきことだ」。

「処刑はシリアの法律の一部だ。もしシリア政府、ないしはシリアの帰還が処刑を執行したいというのであれば、合法的に行し、過去数十年にわたりそのようにして処刑は行われてきた」。

「我々がダーイシュ(イスラーム国)を作り出したのではなく、あなた方、米国がこうした面倒を作り出したのだ。「穏健な反体制派」がシリア国内でダーイシュやシャームの民のヌスラ戦線になるなかで、彼らや反乱者を誰が支援してきたのか。我々は支援しなかった。それは陰謀ではなく、事実、現実だ。あなた方の国、英国、フランスは、反体制派を支援し、彼らに公然と武器を供与してきた」。

「我々はアレッポ市で病院を空爆などしなかった…。そうすうことは我々の利益に反するからだ…。つまりそうした主張はウソだ…。彼らは、我々が「樽爆弾」なる爆弾を無差別に使用していると言った翌日には、我々が病院、学校、車列を狙って攻撃しているという」。
「すべての戦争は悪い戦争だ…。すべての戦争には犠牲がつきもので、すべての戦争において無実の人々が代償を払わされる…。だから、戦争を終わらせねばならない。だが、犠牲者が出ることは国を守らなくていいということを意味しない…。我々はもちろん、民間人を犠牲にすることを回避しなければならない。なぜなら、彼らは国民であるだけでなく、そうすることが道徳に関わる問題だからだ…。もし、我々が民間人を意図的に殺しているのであれば、それはテロリストを手助けすることになる」。

「拷問は防衛ではない。なぜ拷問しなければならないのか。拷問と国防に何の関係があるというのか」。

AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。

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シャーム軍団に続いてシャームの鷹旅団がアスタナ2会議、ジュネーブ4会議への参加を中止すると発表(2017年2月11日)

シャームの鷹旅団はツイッターを通じて、シリア国内で停戦合意が遵守されるまで、アスタナ2会議、ジュネーブ4会議への参加を中止すると発表した。

シャームの鷹旅団は、イドリブ県、アレッポ県でのシャーム自由人イスラーム運動とシャーム解放機構の衝突において前者と連携している。

シャーム自由人イスラーム運動は、アスタナ1会議への参加を拒否しており、シャーム解放機構は、同会議を含む和平協議から排除され、「テロとの戦い」の標的とされている。

なお、これに先立ち、同じくシャーム自由人イスラーム運動と連携しているシリア・ムスリム同胞団系のジハード主義武装集団のシャーム軍団がアスタナ2会議、ジュネーブ4会議への参加中止を発表している。

AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。

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「モスクワ・プラットフォーム」「カイロ・プラットフォーム」はジュネーブ4会議の統一代表団結成の交渉が決裂したことを国連に報告(2017年2月11日)

「モスクワ・プラットフォーム」(民主統一党以外のモスクワ・リスト)と「カイロ・プラットフォーム」(カイロ宣言グループ)の代表は、国連のアントニオ・グテーレス事務総長に書簡を送付し、ジュネーブ4会議に参加する反体制派の統一代表団の人選を実現できなかったと報告した。

書簡において、「モスクワ・プラットフォーム」と「カイロ・プラットフォーム」の代表は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表の要請に従い、ジュネーブ4会議に参加する反体制派統一代表団の人選を行うため、最高交渉委員会と連絡を取り合ったが、現時点で具体的な成果を得ていないことを明らかにした。

そのうえで、国連が反体制派統一代表団の派遣にこだわるのであれば、「モスクワ・プラットフォーム」、「カイロ・プラットフォーム」、最高交渉委員会、アスタナ会議に参加している武装集団がそれぞれ3人の代表を選出し、これに加えて女性などそのほかの勢力を加えて統一代表団を結成することを提案した。

『ハヤート』(2月12日付)によると、この構成案は、「カイロ・プラットフォーム」が書簡で最高交渉委員会に打診していたもの。

しかし、最高交渉委員会は、「モスクワ・プラットフォーム」、「カイロ・プラットフォーム」の代表団を1、ないしは2名のみ加えることを認めると回答し、折衝は決裂したという。

AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。

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サウジアラビアが後援する最高交渉委員会はジュネーブ4会議の代表団リストを作成、国連に報告(2017年2月11日)

サウジアラビアの後援を受ける最高交渉委員会はリヤドで開催した会合で、2月20日開催予定のジュネーブ会議に出席する反体制派の代表団参加者リストを作成し、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表に提出した。

Kull-na Shuraka', February 12, 2017
Kull-na Shuraka’, February 12, 2017
Kull-na Shuraka', February 12, 2017
Kull-na Shuraka’, February 12, 2017

『ハヤート』(2月12日付)などが伝えた。

この代表団は「反体制派代表団」と名づけられ、反体制武装集団の代表者10人、シリア革命反体制勢力国民連立の代表者5人、民主的諸勢力公民調整委員会の代表者3人、無所属2人の21人からなり、シリア革命反体制勢力国民連立のナスル・ハリーリー氏が代表団長、無所属のムハンマド・サブラー氏が交渉責任者を務めるという。

『ハヤート』(2月13日付)によると、反体制武装集団の代表者10人には、4人が南部戦線の代表、1人がシャームの鷹旅団(マアムーン・ハーッジ・ムーサー)、1人がシャーム軍団(ハイサム・ラフマ)らが含まれているという。

ジュネーブ3会議の代表団に参加していたアスアド・ズウビー准将は、反ロシアの姿勢が強いことから排除され、イスラーム軍のムハンマド・アッルーシュ氏は交渉責任者の任を解かれた。

代表団はまた、「モスクワ・プラットフォーム」(民主統一党以外のモスクワ・リスト)と「カイロ・プラットフォーム」(カイロ宣言グループ)に対して、2015年12月にリヤドで採択された声明に順次、最高交渉委員会の傘下で統一代表団に参加するよう呼びかけた。

ARA News, February 11, 2017
ARA News, February 11, 2017

AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、February 13, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。

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カザフスタン外務省は2月15、16日にアスタナ2会議を開催すると発表(2017年2月11日)

カザフスタン外務省は声明を出し、2月15、16日の2日間、首都アスタナにシリア政府と反体制武装集団の代表を招聘し、高級レベル和平協議(アスタナ2会議)を開催すると発表した。

声明によると、アスタナ2会議には、ロシア、トルコ、イランの3カ国、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表も出席する。

AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。

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YGP主導のシリア民主軍がダーイシュとの戦闘の末、ラッカ市北部の2カ村を制圧(2017年2月11日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が有志連合の航空支援を受けて、ラッカ市北部でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、ARA
News(2月11日付)によると、シリア民主軍はバドラーニーヤ村、ムライハーン村を制圧した。

AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。

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トルコ軍、ハワール・キリス作戦司令室はダーイシュとの戦闘の末、バーブ市内西部の複数拠点を制圧、シリア軍はバーブ市1.5キロ地点に進軍(2017年2月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ARA News(2月11日付)によると、トルコ軍と同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室が、バーブ市内西部に突入し、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、バーブ市内のターディフ交差点など複数地点を制圧した。

突入に先立ち、トルコ軍が同地を集中的に砲撃した。

トルコ軍、ハワール・キリス作戦司令室はまた、バーブ市北部、西部、そして南西部一帯でダーイシュと激しく交戦し、トルコ軍が同地に対して空爆・砲撃を加えた。

しかし、トルコ軍の発表によると、この戦闘でトルコ軍兵士1人が新たに死亡した。

これに対して、「虎」の愛称で知られるスハイル・ハサン准将が指揮するシリア軍部隊は、ヒズブッラーのエリート部隊とロシア軍機甲大隊とともに、バーブ市南部郊外で進軍を続け、ターディフ市に隣接するアブー・タルタル村を制圧、バーブ市1.5キロの距離に迫った。


AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。

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シリア軍がダマスカス郊外県ザバダーニー市、マダーヤー町、ドゥーマー市への攻撃を激化(2017年2月11日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がザバダーニー市各所を空爆、またシリア軍、ヒズブッラーなどからなる親政権武装勢力がブカイン市、マダーヤー町を砲撃し、ARA
News(2月11日付)によると、子供1人が死亡、複数の住民が負傷した。

シリア軍はさらに、ドゥーマー市各所を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がブワイダ村を空爆、アイドゥーン村、ダラーク村、トゥルール・ハムル村を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がビンニシュ市各所を空爆した。

また、ARA News(2月11日付)によると、シャーム解放機構(旧ヌスラ戦線)を破門された旧ジュンド・アクサー機構が、シャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団と戦闘の末、ハーン・シャイフーン市、タマーニア町を制圧した。

AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。

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ヒムス県東部などでシリア軍とダーイシュの戦闘続く(2017年2月11日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がカルヤタイン市一帯でダーイシュ(イスラーム国)を「樽爆弾」で空爆した。

一方、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州広報局は、タイフール航空基地(T4)東部の東バイダ交差点一帯でシリア軍を迎撃、兵士20人以上を殺害したと発表した。

ARA News, February 11, 2017
ARA News, February 11, 2017
ARA News, February 11, 2017
ARA News, February 11, 2017

 

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月11日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにサルダ山一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、またダイル・ザウル市南部の墓地地区、ハミーディーヤ地区、旧空港地区を爆撃した。

AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。

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シリア軍とシャーム自由人イスラーム運動の停戦を受け、ハウラ地方(ヒムス県)の住民数十人がシリア政府支配地域へ(2017年2月11日)

ヒムス県では、SANA(2月11日付)によると、シリア軍とシャーム自由人イスラーム運動の合意に基づき9日に開設されたサムアリール村の通行所を通って、住民数十人が反体制武装集団下のハウラ地区からシリア政府支配地域に移動した。

SANA, February 11, 2017
SANA, February 11, 2017

AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。

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駐留ロシア軍がアレッポ市、ハマー県、ダイル・ザウル市などに食糧物資を提供(2017年2月11日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターは声明を出し、駐留ロシア軍がアレッポ県アレッポ市、ハマー県、ヒムス県、ダイル・ザウル市で、食糧物資約25トンを住民に提供したと発表した。

このうち、ダーイシュ(イスラーム国)の包囲下にあるダイル・ザウル市への物資は国連世界食力計画が準備したもので、ロシア空軍の輸送機が投下した。

SANA(2月11日付)が伝えた。

AFP, February 11, 2017、AP, February 11, 2017、ARA News, February 11, 2017、Champress, February 11, 2017、al-Hayat, February 12, 2017、Iraqi News, February 11, 2017、Kull-na Shuraka’, February 11, 2017、al-Mada Press, February 11, 2017、Naharnet, February 11, 2017、NNA, February 11, 2017、Reuters, February 11, 2017、SANA, February 11, 2017、UPI, February 11, 2017などをもとに作成。

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