米中央軍(CENTCOM)はシリア領内で劣化ウラン弾5,000発以上を使用したと認める(2017年2月14日)

米中央軍(CENTCOM)のジョシュ・ジャック報道官(大佐)は、『フォーリン・ポリシー』(2月14日付)に対して、米軍主導の有志連合がシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)に対する空爆作戦で劣化ウラン弾を使用してきたことを明らかにした。

ジャック報道官は「劣化ウランが使用されたことが確認できる…。違法な石油を輸送するためにISIS(ダーイシュ(イスラーム国)が使用する車列の破壊の可能性を保障するため、焼夷榴弾に混合された徹甲弾と白リン弾HEIAPが使用された」と述べた。

ジャック報道官によると、2015年11月16日に投下された1,790発の砲弾のうち少なくとも1,490発、また11月22日に投下された4,530発の砲弾のうちの3,775発に劣化ウランが争点されていたという。

The Foreign Policy, February 14, 2017などをもとに作成。

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ロジャヴァ支配地域(ハサカ県)をダーイシュの無人航空機と、トルコ軍と思われるヘリが爆撃(2017年2月14日)

ハサカ県では、ARA News(2月14日付)によると、トルコ空軍所属の戦闘ヘリコプターと思われる戦闘機が、ジュワーディーヤ(ジャッル・アーガー)村南部のタッル・アッルー村上空に飛来し、同地を空爆した。

ARA News, February 14, 2017
ARA News, February 14, 2017

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ハサカ県では、アアマーク通信(2月14日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が無人航空機を使用してシャッダーディー市南部郊外のカシュカシュ村を空爆、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘員2人を殺害したと発表した。

AFP, February 14, 2017、AP, February 14, 2017、ARA News, February 14, 2017、Champress, February 14, 2017、al-Hayat, February 15, 2017、Iraqi News, February 14, 2017、Kull-na Shuraka’, February 14, 2017、al-Mada Press, February 14, 2017、Naharnet, February 14, 2017、NNA, February 14, 2017、Reuters, February 14, 2017、SANA, February 14, 2017、UPI, February 14, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構幹部は旧ジュンド・アクサー機構を「ダーイシュに忠誠を誓うハワーリジュ派」と批判(2017年2月14日)

シャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)の幹部の一人のアブドゥッラヒーム・アトゥーン氏(アブー・アブドゥッラー・シャーミー)は、SNSを通じて音声声明を発表、そのなかでジュンド・アクサー機構から離反したアクサー旅団を「ダーイシュ(イスラーム国)のアブー・バクル・バグダーディーに忠誠を誓うハワーリジュ派」と批判した。

アクサー旅団はイドリブ県南部、ハマー県北部でシャーム解放機構の支配地域に侵攻し、勢力を拡大している旧ジュンド・アクサー旅団の「主流派」

なお、シリア人権監視団によると、イドリブ県南部およびハマー県北部一帯での旧ジュンド・アクサー機構とシャーム解放機構の戦闘により、過去24時間で69人の戦闘員が死亡した。

AFP, February 14, 2017、AP, February 14, 2017、ARA News, February 14, 2017、Champress, February 14, 2017、al-Hayat, February 15, 2017、Iraqi News, February 14, 2017、Kull-na Shuraka’, February 14, 2017、al-Mada Press, February 14, 2017、Naharnet, February 14, 2017、NNA, February 14, 2017、Reuters, February 14, 2017、SANA, February 14, 2017、UPI, February 14, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はバーブ市南東部の複数カ村をダーイシュから奪取する一方、ダーイシュはバーブ市のほぼ全域を依然死守(2017年2月14日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、バーブ市南東部郊外一帯で、シリア軍、ヒズブッラーのエリート部隊、ロシア機甲大隊が、ダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

この戦闘で、シリア軍側はマシュラファ村、ビージャーン村およびビージャーン丘一帯、アブー・ジャバール村、マガーラ村を制圧した。

しかし、ARA News(2月14日付)によると、アブー・ジャッバール村はダーイシュにまもなく奪還された。

これに対して、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室は、バーブ市北部入口一帯、および同市西部入口一帯でダーイシュとの戦闘を続けた。

これに関して、トルコのビンアリ・ユルドゥルム首相は「バーブ市は相当程度(反体制武装集団の)支配下に入った」と述べた。

しかし、シリア人権監視団によると、ダーイシュは依然としてバーブ市のほぼ全域を支配下に治めているという。

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ダイル・ザウル県では、SANA(2月14日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部郊外のジャフラ村一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

また、ARA News(2月14日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部の墓地地区一帯のダーイシュ(イスラーム国)拠点に対する攻撃を激化させた。

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ヒムス県では、SANA(2月14日付)によると、シリア軍が予備部隊とともに、タドムル市郊外のヒヤーン・ガス社一帯、柑橘農園内の学校、診察所一帯をダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に制圧した。

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ハマー県では、SANA(2月14日付)によると、シリア軍がサラミーヤ市東部のアブー・フバイラート村一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

AFP, February 14, 2017、AP, February 14, 2017、ARA News, February 14, 2017、Champress, February 14, 2017、al-Hayat, February 15, 2017、Iraqi News, February 14, 2017、Kull-na Shuraka’, February 14, 2017、al-Mada Press, February 14, 2017、Naharnet, February 14, 2017、NNA, February 14, 2017、Reuters, February 14, 2017、SANA, February 14, 2017、UPI, February 14, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダマスカス郊外県西部、クナイトラ県で反体制武装集団と交戦(2017年2月14日)

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と親政権武装勢力が、バイト・ジン村、タッル・マルワーン村、マクルーサ村をつなぐ回廊地帯でジハード主義武装集団と交戦し、反体制武装集団側はダフラ丘などを制圧した。

またアルバイン市、ムハンマディーヤ町一帯でも、シリア軍と反体制武装集団が交戦した。

Kull-na Shuraka', February 14, 2017
Kull-na Shuraka’, February 14, 2017

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クナイトラ県では、SANA(2月14日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)がハーン・アルナバ市、ジャッバー村、アイユーバー村を砲撃した。

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ヒムス県では、SANA(2月14日付)によると、ジャッブーリーン村一帯でシリア軍がシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)と交戦した。

一方、ARA News(2月14日付)によると、シリア軍が反体制武装集団支配下のヒムス市ワアル地区を砲撃した。

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ハマー県では、SANA(2月14日付)によると、シリア軍がハマーミーヤート村南東部一帯でファトフ軍の車輌を空爆した。

AFP, February 14, 2017、AP, February 14, 2017、ARA News, February 14, 2017、Champress, February 14, 2017、al-Hayat, February 15, 2017、Iraqi News, February 14, 2017、Kull-na Shuraka’, February 14, 2017、al-Mada Press, February 14, 2017、Naharnet, February 14, 2017、NNA, February 14, 2017、Reuters, February 14, 2017、SANA, February 14, 2017、UPI, February 14, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構(旧ヌスラ戦線)などからなる反体制武装集団がダルアー市マンシヤ地区の戦略的要衝を掌握(2017年2月14日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団とダルアー市マンシヤ地区一帯で戦闘を続け、シリア軍戦闘機が、ダム街道地区一帯を空爆したほか、マンシヤ地区一帯を地対地ミサイルと思われる砲弾で攻撃し、女性、子供を含む10人が死亡した。

これに対して、反体制武装集団側はダルアー市サハーリー地区を砲撃し、女性を含む複数人が負傷した。

クッルナー・シュラカー(2月14日付)によると、反体制武装集団はこの戦闘で、シリア政府支配下のマンシヤ地区に突入し、戦略的要衝に位置する複数の建物群を制圧したという。

これに関して、堅固な建造物作戦司令室は、この戦闘で反体制武装集団はマンシヤ・モスクおよび一帯のビル群を制圧したと発表した。

Kull-na Shuraka', February 14, 2017
Kull-na Shuraka’, February 14, 2017

クッルナー・シュラカー(2月14日付)によると、シリア軍は同地を奪還すべく、50回以上の空爆を実施、その結果民間人6人が死亡、反体制武装集団の野戦病院が利用不能になったという。

Kull-na Shuraka', February 14, 2017
Kull-na Shuraka’, February 14, 2017
Kull-na Shuraka', February 14, 2017
Kull-na Shuraka’, February 14, 2017

シリア軍はまた、反体制武装集団の支配下にあるハーッラ市、マアルバ町、ジーザ町、ブスラー・シャーム市を砲撃した。

一方、シリア軍がダルアー市マンシヤ地区でシャームの民のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)に所属する反体制武装集団と交戦した。

これに対して、ヌスラ戦線はダルアー市マンシヤ地区を砲撃し、1人が死亡、2人が負傷した。

AFP, February 14, 2017、AP, February 14, 2017、ARA News, February 14, 2017、Champress, February 14, 2017、al-Hayat, February 15, 2017、Iraqi News, February 14, 2017、Kull-na Shuraka’, February 14, 2017、al-Mada Press, February 14, 2017、Naharnet, February 14, 2017、NNA, February 14, 2017、Reuters, February 14, 2017、SANA, February 14, 2017、UPI, February 14, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合は2月13日、ラッカ市近郊などに対して18回の爆撃を実施(2017年2月14日)

米中央軍(CENTCOM)は、2月13日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して26回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は18回で、ブーカマール市近郊(1回)、ラッカ市近郊(15回)、ダイル・ザウル市近郊(2回)に対して攻撃が行われた。

AFP, February 14, 2017、AP, February 14, 2017、ARA News, February 14, 2017、Champress, February 14, 2017、al-Hayat, February 15, 2017、Iraqi News, February 14, 2017、Kull-na Shuraka’, February 14, 2017、al-Mada Press, February 14, 2017、Naharnet, February 14, 2017、NNA, February 14, 2017、Reuters, February 14, 2017、SANA, February 14, 2017、UPI, February 14, 2017などをもとに作成。

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