米中央軍(CENTCOM)は、5月24日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。
それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して34回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は21回で、フール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(15回)で実施された。
CENTCOM, May 25, 2017をもとに作成。
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Detail Report on the Arab Spring in Syria: Latest Situation in Syria / アラビア語の新聞、通信社、ウェブサイトなどを通じて収集した情報をもとに、シリア情勢をより網羅的に把握・紹介することをめざします。
ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(5月25日付)によると、シリア軍および親政権武装勢力が、県東部のビイル・カサブ地区で活動する反体制武装集団を包囲するべく、進軍した。
一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が東グータ地方のムハンマディーヤ町を空爆した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダルアー市内各所を空爆、マンシヤ地区でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。
AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。
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ラッカ県では、ARA News(5月24日付)、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合がラッカ市西部のバールーダ村を空爆し、子供5人を含む16人が死亡した。
犠牲者のほとんどはヒムス県東部での戦闘を避けるために逃れて来た避難民だという。
一方、ダーイシュ(イスラーム国)はラッカ市北西部のバーラーン村に西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍拠点に対して、7度にわたり自爆攻撃を行い、シリア民主軍の隊員6人を殺害した。
これに対して、シリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末に、ハムラト・ナースィル村、ハムラト・バラースィム村を制圧した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合と思われる戦闘機がマヤーディーン市を空爆し、男性1人と女性1人の合わせて2人が死亡した。
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シリア人権監視団は、4月23日から5月23日までの1ヶ月間で、米主導の有志連合の空爆により、355人が死亡したと発表した。
死者の内訳は、民間人225人(うち子供44人、女性36人)、反体制武装集団戦闘員122人、親政権武装勢力戦闘員8人だという。
なお、米国側の発表によると、2014年8月に始まったイラク、シリア両国に対する空爆で死亡した民間人の数は352人に過ぎないという。
AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。
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ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(5月24日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、シャーム解放機構とラフマーン軍団が、自らの支配下にあるジスリーン町、マディーラー市、サクバー市、カフルバトナー町でイスラーム軍に関係がある、ないしはメンバーを輩出しているとして、400世帯以上を追放した。

一方、スマート・ニュース(5月24日付)によると、イスラーム軍とラフマーン軍団の停戦を仲介するため、ハラスター市の名士やウンマの暁旅団幹部と会合し、帰宅しようとしたミスラバー市の名士に対して、シャーム解放機構のメンバーが暴行を加えた。
AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、SMART News, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。
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ヒムス県では、SANA(5月24日付)によると、ラスタン市、タルビーサ市、ハウラ地方各所で活動を続けてきた反体制武装集団戦闘員155人が、地元和解プロセスの一環で武器を棄て当局に投降、2016年政令第15号に従って恩赦を受け、放免となった。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。
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シリア・アラブ・テレビ(5月24日付)は、シリア軍がアレッポ県東部での戦闘で、ダーイシュ(イスラーム国)の「戦争大臣」として知られるアブー・マスアブ・ミスリー氏を含む幹部13人を殺害したと発表したと伝えた。
AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。
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アレッポ県では、SANA(5月24日付)によると、シリア軍が県東部のジャッラーフ航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地を完全制圧するとともに、同基地周辺の村多数の治安と安定を回復した。
シリア軍が治安と安定を回復したのは、マフドゥーム村、バイルーナ村、小ジャッッラーフ村、タッル・ハッサーン村、ウンム・ヌスーラ村、ジュッブ・アリー村、バニー・ザイド村、ヒルバト・ハサン村、ハーリディーヤ村、アティーラ村、カウワース村、リーハーニーヤ村、サーミリーヤ村、第3石油輸送ステーション(T3)、ナースィリーヤ村、ナースィリーヤ駅、アジューズィーヤ村、タッル・フィッダ村、マズラン村、カンナーウィーヤ村、マフサナト・ハフサ村、西ラスム・ハマーム村、ラスム・カヤワーン村、マスウーディーヤ村。
ARA News(5月24日付)によると、これによりシリア軍がアレッポ県における最後の拠点マスカナ市の北部7キロの地点に到達した。

一方、SANA(5月24日付)などによると、県南部では、シリア軍がハナースィル市とイスリヤー村(ハマー県)を結ぶ街道近くに位置するマザーガ丘一帯に進攻したダーイシュと交戦、これを撃退した。
これに関して、なおダーイシュの戦果を喧伝するアアマーク通信(5月24日付)は、ダーイシュがこの攻撃でシリア軍兵士11人を殺害したと伝えた。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(5月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市のシリア政府支配地域(ジュバイラ地区、労働者住宅地区、ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区)を砲撃、シリア軍、親政権武装勢力と激しく交戦した。
一方、SANA(5月24日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地東部一帯、サヌーフ丘西部一帯、ダイル・ザウル市旧空港地区、ウルフィー地区、墓地地区一帯、パノラマ交差点一帯、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃、これを破壊した。
これに対してダーイシュはシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区を砲撃し、子供2人が死亡、子供3人が負傷した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県東部のアーラーク油田一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。
AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。
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米空軍中央司令部司令官のジェフリー・ハリジャン中将は、シリアで空爆を行っている有志連合が、ラッカ市の領空での航空作戦の過密化を受けて、ロシアとの調整を強化したことを明らかにした。
調整の強化は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が続行する「ユーフラテスの怒り」作戦が、ラッカ市解放を目的とする第4段階に入ったことを受けたものだという。
『ハヤート』(5月25日付)が伝えた。
AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(5月24日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件確認したと発表した。
ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側の監視チームが確認した停戦違反の内訳は、アレッポ県が1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県が4件、ダルアー県が2件、ラタキア県が2件、ハマー県が2件。
またトルコ側の監視チームも4件(ダルアー県3件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
Ministry of Defence of the Russian Federation, May 24, 2017をもとに作成。
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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(5月23日付)によると、トルコ軍および同軍の支援を受けるハワール・キリス作戦司令室の実効支配下にある県北部各所で、シャーム戦線がシャーム軍団の本部複数カ所を襲撃した。
シャーム戦線とシャーム軍団は、いずれもハワール・キリス作戦司令室に所属する武装集団。
シャーム戦線は、シリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団が、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)に合流したヌールッディーン・ザンキー運動をかくまっていると疑い、襲撃に踏み切ったという。
襲撃は、アアザーズ市に隣接するカフルガーン村、バラーギーダ村、シャイフ・リーフ村で実行され、シャーム戦線は、シャーム軍団ではなくヌールッディーン・ザンキー運動の拠点を攻撃したと主張しているという。
なお、これに先立ち、シャーム軍団は22日、ジャラーブルス市近郊のハミーラ村にあるスルターン・ムラード師団(シャーム戦線所属)の検問所を攻撃し、戦闘員2人を殺害、3人を拘束していたという。
AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。
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アレッポ県では、クッルナー・シュラカー(5月23日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の実効支配下にあるマンビジュ市で、シリア軍の諜報機関がアサーイシュの協力を受け、18歳から40歳の徴兵忌避者の一斉摘発を実施し、男性数十人を拘束した。
AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。
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ダーイシュ(イスラーム国)の戦果を喧伝するアアマーク通信(5月22日付)は、ヒムス市ザフラー地区での自爆テロとダマスカス国際空港街道での自爆テロ未遂に関して、ダーイシュの戦闘員が実行したとの声明を出したと伝えた。
AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。
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ヒムス県では、SANA(5月23日付)によると、ヒムス市ザフラー地区の中心広場の人混みのなかに爆弾を積んで自爆攻撃しようとしていた車1台が爆発し、乗っていた2人の自爆犯を含む4人が死亡、30人が負傷した。
クッルナー・シュラカー(5月23日付)によると、ザフラー地区のバーブ・タドムル検問所をに駐留するシリア軍部隊が、制止を振り切って検問所を突破しようとしたこの車に発砲し、ザフラー地区の緊急発電センター近くで爆発したという。

AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。
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ダマスカス郊外県では、SANA(5月23日付)によると、関係当局が、ダマスカス国際空港街道上のムスタクバル分岐点近くで爆弾を積んだ車1台を摘発、破壊した。
ダマスカス県警察消息筋によると、この車には自爆戦闘員2人が乗り込んでおり、サイイダ・ザイナブ町に至るムスタクバル分岐点近くの検問所で自爆攻撃を試みようとしていたという。
破壊された車に乗っていた戦闘員2人は死亡、また破壊に際して起こった爆発により、住民1人が巻き添えとなり死亡、1人が負傷した。

AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。
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ラッカ県では、ARA News(5月23日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市西部郊外でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、バアス・ダム北西部に位置するヤマーマ村を制圧した。
シリア民主軍はまたラッカ市東部郊外でもダーイシュと交戦し、ビール・ハマド村を制圧した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機がマヤーディーン市各所を空爆し、子供2人が死亡した。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー市近郊の国境地帯でトルコ軍国境警備隊がシリア領に向かって発砲し、男性2人が死亡した。
AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。
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ダルアー県では、クッルナー・シュラカー(5月23日付)によると、ロシア軍戦闘機とシリア軍ヘリコプターが22日より、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が攻略をめざすダルアー市各所、イブタア町などを60回にわたって空爆した。
また、シリア人権監視団によると、ダルアー市、イブタア町に対するシリア軍の砲撃と同地でのシャーム解放機構などからなる反体制武装集団との戦闘で、戦闘員4人を含む5人が死亡した。
一方、SANA(5月23日付)によると、「テロ集団」がダルアー市サハーリー地区を砲撃し、子供1人と女性1人が負傷した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、カフルバトナー町に対するシリア軍の砲撃で2人が死亡した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、カフルバッティーフ村で、シャーム解放機構と協力関係にある「穏健な反体制派」のナスル軍の司令官を務める離反士官(大尉)が武装集団の襲撃を受け、死亡した。
またムアスラーン村でもヒムス県出身のジハード主義武装集団司令官が武装集団に殺害された。
AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。
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ヒムス県では、SANA(5月23日付)によると、シリア軍が予備部隊とともにカルヤタイン市南部郊外一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、マハッサ山、サワーナト・マハッサ、カルヤタイン・ダム、ヒンズィール山、ハダーリーヤート丘、アアミダ丘、ウンム・トゥワイキーヤ丘、サハーバト・ハシュタル、通信塔丘、鉄道駅を制圧した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区を砲撃し、女性1人と子供3人を含む5人が死亡した。
またシリア軍による空爆でも7人が死亡した。
このほか、ブーライル村で地雷が爆発し、住民13人が死亡した。
AFP, May 23, 2017、AP, May 23, 2017、ARA News, May 23, 2017、Champress, May 23, 2017、al-Hayat, May 24, 2017、Kull-na Shuraka’, May 23, 2017、al-Mada Press, May 23, 2017、Naharnet, May 23, 2017、NNA, May 23, 2017、Reuters, May 23, 2017、SANA, May 23, 2017、UPI, May 23, 2017などをもとに作成。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(5月23日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を9件確認したと発表した。
ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側の監視チームが確認した停戦違反の内訳は、アレッポ県が1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県が1件、ダルアー県が1件、ラタキア県が2件、ハマー県が3件、クナイトラ県が1件。
またトルコ側の監視チームも2件(ダルアー県2件)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
一方、過去24時間に、国内の2カ村の代表がシリア政府との停戦合意に署名した。
これにより、シリア政府との停戦に応じた自治体は1,507市町村、武装組織の数は219組織に達したという。
Ministry of Defence of the Russian Federation, May 23, 2017をもとに作成。
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ヒムス県タンフ国境通行所を拠点とする反体制武装集団(「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室)は、「自由シリア軍砂漠諸派」の名で声明(第1号声明)を出し、シリア軍、親政権武装勢力が20日までに制圧したヒムス県南東部、ダマスカス郊外県東部内の砂漠地帯の拠点奪還を目的として、「砂漠の火山の戦い」作戦を開始すると発表した。
部族自由人軍のムハンマド・アドナーン広報局長によると、「ハマード浄化のために我らは馬具を備えし」作戦司令室は、スワイダー県北東部のズィラフ・ダム地区、ラスィーイー給水場一帯の奪還に力点を置いているという。


AFP, May 22, 2017、AP, May 22, 2017、ARA News, May 22, 2017、Champress, May 22, 2017、al-Hayat, May 23, 2017、Kull-na Shuraka’, May 22, 2017、al-Mada Press, May 22, 2017、Naharnet, May 22, 2017、NNA, May 22, 2017、Reuters, May 22, 2017、SANA, May 22, 2017、SMART News, May 22, 2017、UPI, May 22, 2017などをもとに作成。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の戦闘機(有志連合と思われる)が、マヤーディーン市内の市街地を3度空爆し、子供2人が死亡、13人が負傷した。
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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合所属と思われる戦闘機がシャッダーディー市南東部のルワイジュ村を空爆し、女性2人を含む住民4人が死亡した。
AFP, May 22, 2017、AP, May 22, 2017、ARA News, May 22, 2017、Champress, May 22, 2017、al-Hayat, May 23, 2017、Kull-na Shuraka’, May 22, 2017、al-Mada Press, May 22, 2017、Naharnet, May 22, 2017、NNA, May 22, 2017、Reuters, May 22, 2017、SANA, May 22, 2017、UPI, May 22, 2017などをもとに作成。
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ヒムス県では、スマート・ニュース(5月22日付)が革命特殊任務軍のバッラー・ファーリス広報局長の話として伝えたところによると、米軍地上部隊の支援を受ける革命特殊任務軍が、「ハマード浄化のため我々は馬具を備えし」作戦司令室を主導する武装集団の一つカルヤタイン殉教者旅団を支援し、県南東部の砂漠地帯のハルバ地区に進軍し、同地からダーイシュ(イスラーム国)を掃討した。
ファーリス広報局長によると、革命特殊任務軍は、ブーカマール市での戦闘に向けてヒムス県南東部での東進を続けるという。
AFP, May 22, 2017、AP, May 22, 2017、ARA News, May 22, 2017、Champress, May 22, 2017、al-Hayat, May 23, 2017、Kull-na Shuraka’, May 22, 2017、al-Mada Press, May 22, 2017、Naharnet, May 22, 2017、NNA, May 22, 2017、Reuters, May 22, 2017、SANA, May 22, 2017、SMART News, May 22, 2017、UPI, May 22, 2017などをもとに作成。
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『サンデー・タイムズ』(5月21日付)は、アサド大統領の叔父リフアト・アサド前副大統領の息子で英国滞在中の反体制活動家スィワール・アサド氏(42歳)が、「過激派グループ」から殺害すると脅迫を受け、英国警察が捜査を開始したと伝えた。
脅迫は手紙やFacebookの書き込みを通じて行われており、「我々はお前のところにやって来て、お前の首を切り落とすことを知るべきだ」などと書かれているという。

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ダマスカス県南部のヤルムーク・パレスチナ難民キャンプ、アサーリー地区、タダームン区、そしてダマスカス郊外県ハジャル・アスワド市の一部を占拠するダーイシュ(イスラーム国)は、同地からの退去を希望する者に退去を認めると発表した。
希望者はヤルムーク・パレスチナ難民キャンプとアサーリー地区各所に設置された拠点3カ所で氏名を登録する必要があるという。

住民の退去は、シリア政府との合意のもとに行われるもので、ダーイシュはまた退去に先立って、21日にイスラーム軍との捕虜交換を行い、戦闘員2人を解放している。

クッルナー・シュラカー(5月22日付)が伝えた。

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ラッカ県では、ARA News(5月22日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がラッカ市一帯でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続け、同市西部の西サルハビーヤ村、東サルハビーヤ村を制圧、シリア第3の規模を誇るバアス・ダムから2キロの地点にまで進軍した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が主導する「堅固な建造物(ブンヤーン・マルスース)」作戦司令室が攻略をめざすダルアー市マンシヤ地区に対して、シリア軍が攻勢を強め、シャーム解放機構などと激しく交戦した。
一方、SANA(5月22日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾がダルアー市サハーリー地区、ダーヒヤ地区、軍住宅地区、マイサルーン地区に着弾し、女性2人を含む5人が負傷した。
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ダマスカス県では、SANA(5月22日付)によると、マズラア地区に反体制武装集団が撃った迫撃砲弾が着弾し、3人が死亡した。
一方、シリア人権監視団によると、ルクン・ディーン区郊外に迫撃砲弾が着弾し、3人が負傷した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、サラミーヤ市西部郊外のサトヒーヤート村一帯で、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。
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ダイル・ザウル県では、SANA(5月22日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル市南部墓地地区、サルダ交差点一帯、パノラマ交差点一帯、第137連隊基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、またシリア軍が同地一帯を空爆した。
これに対して、ダーイシュは、シリア政府支配下のダイル・ザウル市クスール地区、ジャウラ地区、ワーディー通り一帯を砲撃し、6人が死亡、13人が負傷した(クッルナー・シュラカー(5月22日付)によると、15人が死亡)。
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アレッポ県では、ARA News(5月22日付)によると、シリア軍がロシア軍の航空支援を受けて、県東部のダーイシュ(イスラーム国)最後の拠点都市マスカナ市に向けて進軍を続け、同市北西部郊外のマズユーナ墓地、フサイム・ガソリン・スタンド、タッル・ハッサーン・ガソリン・スタンド、ダムジャリーヤ村近郊の鉄道駅を制圧した。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍戦闘機がアブー・フバイラート村、ハルダーナー村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点などに対して空爆を行った。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ムシャイリファ村一帯、ウンム・ハーラタイン村一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(5月22日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件確認したと発表した。
ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側の監視チームが確認した停戦違反の内訳は、ダマスカス県・ダマスカス郊外県が5件、ラタキア県が1件、ハマー県が4件。
またトルコ側の監視チームも3件(内訳はダマスカス・ダマスカス郊外県1件、ダルアー県2件)の停戦違反を確認したという。
ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。
Ministry of Defence of the Russian Federation, May 22, 2017をもとに作成。
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