シリア軍はダマスカス郊外県砂漠地帯(ビイル・カサブ地区)包囲に向け進軍(2017年5月24日)

ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(5月25日付)によると、シリア軍および親政権武装勢力が、県東部のビイル・カサブ地区で活動する反体制武装集団を包囲するべく、進軍した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア軍が東グータ地方のムハンマディーヤ町を空爆した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が、ダルアー市内各所を空爆、マンシヤ地区でシャーム解放機構などからなる反体制武装集団と交戦した。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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米主導の有志連合はラッカ県、ダイル・ザウル県での爆撃で、子供5人を含む18人を殺害(2017年5月24日)

ラッカ県では、ARA News(5月24日付)、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合がラッカ市西部のバールーダ村を空爆し、子供5人を含む16人が死亡した。

犠牲者のほとんどはヒムス県東部での戦闘を避けるために逃れて来た避難民だという。


一方、ダーイシュ(イスラーム国)はラッカ市北西部のバーラーン村に西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍拠点に対して、7度にわたり自爆攻撃を行い、シリア民主軍の隊員6人を殺害した。

これに対して、シリア民主軍はダーイシュとの戦闘の末に、ハムラト・ナースィル村、ハムラト・バラースィム村を制圧した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、米主導の有志連合と思われる戦闘機がマヤーディーン市を空爆し、男性1人と女性1人の合わせて2人が死亡した。

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シリア人権監視団は、4月23日から5月23日までの1ヶ月間で、米主導の有志連合の空爆により、355人が死亡したと発表した。

死者の内訳は、民間人225人(うち子供44人、女性36人)、反体制武装集団戦闘員122人、親政権武装勢力戦闘員8人だという。

なお、米国側の発表によると、2014年8月に始まったイラク、シリア両国に対する空爆で死亡した民間人の数は352人に過ぎないという。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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シャーム解放機構とラフマーン軍団はダマスカス郊外県の支配地域からイスラーム軍寄りとされる住民400世帯を追放(2017年5月24日)

ダマスカス郊外県では、クッルナー・シュラカー(5月24日付)が複数の活動家の話として伝えたところによると、シャーム解放機構とラフマーン軍団が、自らの支配下にあるジスリーン町、マディーラー市、サクバー市、カフルバトナー町でイスラーム軍に関係がある、ないしはメンバーを輩出しているとして、400世帯以上を追放した。

Youtube, May 24, 2017

一方、スマート・ニュース(5月24日付)によると、イスラーム軍とラフマーン軍団の停戦を仲介するため、ハラスター市の名士やウンマの暁旅団幹部と会合し、帰宅しようとしたミスラバー市の名士に対して、シャーム解放機構のメンバーが暴行を加えた。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、SMART News, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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ヒムス県ラスタン市、タルビーサ市、ハウラ地方の反体制武装集団戦闘員155人が投降し放免に(2017年5月24日)

ヒムス県では、SANA(5月24日付)によると、ラスタン市、タルビーサ市、ハウラ地方各所で活動を続けてきた反体制武装集団戦闘員155人が、地元和解プロセスの一環で武器を棄て当局に投降、2016年政令第15号に従って恩赦を受け、放免となった。

SANA, May 24, 2017

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダーイシュの「戦争大臣」を殺害したと発表(2017年5月24日)

シリア・アラブ・テレビ(5月24日付)は、シリア軍がアレッポ県東部での戦闘で、ダーイシュ(イスラーム国)の「戦争大臣」として知られるアブー・マスアブ・ミスリー氏を含む幹部13人を殺害したと発表したと伝えた。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はアレッポ県東部のジャッラーフ航空基地一帯を完全制圧、マスカナ市に迫る(2017年5月24日)

アレッポ県では、SANA(5月24日付)によると、シリア軍が県東部のジャッラーフ航空基地一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦し、同地を完全制圧するとともに、同基地周辺の村多数の治安と安定を回復した。

シリア軍が治安と安定を回復したのは、マフドゥーム村、バイルーナ村、小ジャッッラーフ村、タッル・ハッサーン村、ウンム・ヌスーラ村、ジュッブ・アリー村、バニー・ザイド村、ヒルバト・ハサン村、ハーリディーヤ村、アティーラ村、カウワース村、リーハーニーヤ村、サーミリーヤ村、第3石油輸送ステーション(T3)、ナースィリーヤ村、ナースィリーヤ駅、アジューズィーヤ村、タッル・フィッダ村、マズラン村、カンナーウィーヤ村、マフサナト・ハフサ村、西ラスム・ハマーム村、ラスム・カヤワーン村、マスウーディーヤ村。

ARA News(5月24日付)によると、これによりシリア軍がアレッポ県における最後の拠点マスカナ市の北部7キロの地点に到達した。

syria.liveuamap.com, May 24, 2017

一方、SANA(5月24日付)などによると、県南部では、シリア軍がハナースィル市とイスリヤー村(ハマー県)を結ぶ街道近くに位置するマザーガ丘一帯に進攻したダーイシュと交戦、これを撃退した。

これに関して、なおダーイシュの戦果を喧伝するアアマーク通信(5月24日付)は、ダーイシュがこの攻撃でシリア軍兵士11人を殺害したと伝えた。

Kull-na Shuraka’, May 24, 2017

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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シリア軍はダイル・ザウル市一帯、ヒムス県東部でダーイシュとの戦闘を続けるなか、ダーイシュによるダイル・ザウル市への砲撃で子供5人が死傷(2017年5月24日)

ダイル・ザウル県では、クッルナー・シュラカー(5月24日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル市のシリア政府支配地域(ジュバイラ地区、労働者住宅地区、ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区)を砲撃、シリア軍、親政権武装勢力と激しく交戦した。

一方、SANA(5月24日付)によると、シリア軍がダイル・ザウル航空基地東部一帯、サヌーフ丘西部一帯、ダイル・ザウル市旧空港地区、ウルフィー地区、墓地地区一帯、パノラマ交差点一帯、ブガイリーヤ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃、これを破壊した。

これに対してダーイシュはシリア政府支配下のダイル・ザウル市ジャウラ地区を砲撃し、子供2人が死亡、子供3人が負傷した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、県東部のアーラーク油田一帯でシリア軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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ハリジャン米空軍司令官はラッカ市での航空作戦過密化を受け、ロシアとの調整を強化したと発表(2017年5月24日)

米空軍中央司令部司令官のジェフリー・ハリジャン中将は、シリアで空爆を行っている有志連合が、ラッカ市の領空での航空作戦の過密化を受けて、ロシアとの調整を強化したことを明らかにした。

調整の強化は、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が続行する「ユーフラテスの怒り」作戦が、ラッカ市解放を目的とする第4段階に入ったことを受けたものだという。

『ハヤート』(5月25日付)が伝えた。

AFP, May 24, 2017、AP, May 24, 2017、ARA News, May 24, 2017、Champress, May 24, 2017、al-Hayat, May 25, 2017、Kull-na Shuraka’, May 24, 2017、al-Mada Press, May 24, 2017、Naharnet, May 24, 2017、NNA, May 24, 2017、Reuters, May 24, 2017、SANA, May 24, 2017、UPI, May 24, 2017などをもとに作成。

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ロシア国防省:ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側監督チームは10件の停戦違反を、トルコ側は4件の違反を確認(2017年5月24日)

ロシア国防省は声明を出し、過去24時間(5月24日)で、「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を10件確認したと発表した。

ロシア・トルコ停戦監視委員会のロシア側の監視チームが確認した停戦違反の内訳は、アレッポ県が1件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県が4件、ダルアー県が2件、ラタキア県が2件、ハマー県が2件。

またトルコ側の監視チームも4件(ダルアー県3件、ダマスカス県・ダマスカス郊外県1件)の停戦違反を確認したという。

ほとんどの停戦違反は、ダーイシュ(イスラーム国)、シャーム解放機構の支配地域として登録されている地域で発生したという。

Ministry of Defence of the Russian Federation, May 24, 2017をもとに作成。

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米主導の有志連合は5月23日、ラッカ市、ブーカマール市近郊で18回の爆撃を実施(2017年5月24日)

米中央軍(CENTCOM)は、5月23日のシリア、イラク両国における有志連合の空爆の戦果をHPで発表した。

それによると、有志連合は両国領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して12回の空爆を実施、このうちシリア領内での空爆は5回で、ブーカマール市近郊(1回)、ダイル・ザウル市近郊(1回)、ラッカ市近郊(3回)で実施された。

CENTCOM, May 24, 2017をもとに作成。

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