トルコ占領下のバーブ市でIDPs女児強姦事件をめぐって民兵がシリア国民軍憲兵隊本部に詰め寄る(2022年5月30日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のバーブ市で、ヒムス県タドムル市からの国内避難民(IDPs)の12歳の女児1人が25日に市内で強姦されたのを受け、タドムル市出身の民兵らがシリア国民軍の憲兵隊本部の前に集まり、犯人への極刑を求めた。

同監視団によると、犯人はバーブ市でレストランを経営する男性で、当局によって容疑者として拘束されているが、一部関係者からカネを受け取った者たちが、女児が盗みを働こうとしたのをこの男性が正そうとして暴行したとの情報を拡散していた。

民兵らはこの動きに抗議して憲兵隊本部に集結したという。

AFP, May 30, 2022、ANHA, May 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2022、Reuters, May 30, 2022、SANA, May 30, 2022、SOHR, May 30, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談でウクライナ情勢、シリア北部情勢への対応について意見を交わす(2022年5月30日)

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はロシアのヴラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行い、ウクライナ情勢への対応などについて意見を交わした。

アナトリア通信(5月30日付)によると、エルドアン大統領は電話会談で、プーチン大統領に対して、ロシア、ウクライナ双方が合意すれば、国連の代表も加えたかたちでイスタンブールで停戦会談を開催する用意があることを伝えた。

電話会談ではまた、シリア北部情勢への対応についても意見が交わされた。

AFP, May 30, 2022、ANHA, May 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2022、Reuters, May 30, 2022、SANA, May 30, 2022、SOHR, May 30, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

フール・キャンプの第1区でイラク難民の女性1人が遺体で発見(2022年5月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の管理下にあるフール・キャンプの第1区でイラク難民の女性1人が遺体で発見された。

AFP, May 30, 2022、ANHA, May 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2022、Reuters, May 30, 2022、SANA, May 30, 2022、SOHR, May 30, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌30輌からなる車列がイラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入(2022年5月30日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、兵站物資を積んだ米軍の貨物車輌30輌からなる車列が、イラクからワリード国境通行所を経由してシリア領内に侵入、米軍基地があるシャッダーディー市方面に向かった。

AFP, May 30, 2022、ANHA, May 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2022、Reuters, May 30, 2022、SANA, May 30, 2022、SOHR, May 30, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダルアー県サイダー町で地元の弁護士が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡(2022年5月30日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、サイダー町で地元の弁護士が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, May 30, 2022、ANHA, May 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2022、Reuters, May 30, 2022、SANA, May 30, 2022、SOHR, May 30, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族がキャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府支配地に脱出(2022年5月30日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米軍が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた2家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

一方、米国が違法に駐留を続けるヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、有志連合と革命特殊任務軍が合同軍事演習を行った。

AFP, May 30, 2022、ANHA, May 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2022、Reuters, May 30, 2022、SANA, May 30, 2022、SOHR, May 30, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍のドローンがカーミシュリー市東の村を爆撃し、女性1人を含む2人死亡、5人負傷、タッル・タウィール村の教会も大きな被害を受ける(2022年5月30日)

ハサカ県では、ANHA(5月30日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるカーミシュリー市東のスィーカルカー村の路上で車が攻撃を受けて炎上、乗っていた1人が負傷した。
https://hawarnews.com/ar/uploads//2022/05/30/151057_20.png

シリア人権監視団によると、攻撃はトルコ軍の無人航空機(ドローン)によるもので、女性1人を含む2人が死亡、5人が負傷した。

また、ANHA(5月30日付)、SANA(5月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯への砲撃を続けた。

これにより、アブー・ラースィーン町および周辺の農村の住民130人以上がトルコ軍とシリア国民軍砲撃を避けるため、タッル・タムル町方面に避難した。

また、トルコ軍とシリア国民軍の砲撃により、アッシリア教徒が暮らすタッル・タウィール村にあるマール・サーワー教会が大きな被害を受けた。


 

**

アレッポ県では、ANHA(5月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のウンム・フーシュ村、ワフシーヤ村、ガルーナータ村、スムーカ村、シャフバー・ダム、シャワーリガ村を砲撃した。

一方、アフリーン解放軍団は声明を出し、5月26日と27日にシーラーワー町一帯でトルコ軍の装甲車やシリア国民軍部隊を攻撃し、トルコ軍兵士3人とシリア国民軍戦闘員2人を殺害、トルコ軍兵士7人とシリア国民軍戦闘員4人を負傷させたと発表した。

**

ラッカ県では、ANHA(5月30日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のマアラク村を砲撃した。

AFP, May 30, 2022、ANHA, May 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2022、Reuters, May 30, 2022、SANA, May 30, 2022、SOHR, May 30, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で1人(2022年5月30日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者5人が完治したと発表した。

これにより、5月30日現在のシリア国内での感染者数は計55,892人、うち死亡したのは3,150人、回復したのは52,682人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0386nSBHNu9oiTXeN7bETBbpXbCpV2fgWjS3repC8hxBk3uGKNoyT4aipzPReTZkh1l

AFP, May 30, 2022、ACU, May 30, 2022、ANHA, May 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, May 30, 2022、Reuters, May 30, 2022、SANA, May 30, 2022、SOHR, May 30, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.