フランスのマクロン大統領の顧問が8年ぶりにシリア政府との仲介者と会談(2022年8月28日)

フランスのジャーナリスト、ジョルジュ・マルブリュノー氏は、『フィガロ』紙(8月28日付)に、エマニュエル・マクロン大統領の顧問の1人が今年夏に8年ぶりにシリア政府との仲介者と会談していたと伝えた。
同氏の記事によると、フランスはシリア政府に対して、一部難民のシリア政府支配地域への帰国を認めるよう求めているという。

AFP, August 30, 2022、ANHA, August 30, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 30, 2022、Le Figaro, August 28, 2022、Reuters, August 30, 2022、SANA, August 30, 2022、SOHR, August 30, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県ヤアクービーヤ村にあるアルメニア教会で、住民らが聖アンナ教のお祭りを公然と行う(2022年8月28日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るジスル・シュグール市近郊のヤアクービーヤ村にあるアルメニア教会で住民らが、聖アンナ教のお祭りを公然と行った。

シャーム解放機構が主導する反体制派の支配地であるいわゆる「解放区」で、キリスト教のお祭りが黙認されるのはこれが初めてで、同機構がマイノリティを保護しているとのイメージを国際世論にアピールするのが狙いだという。

AFP, August 29, 2022、ANHA, August 29, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 29, 2022、Reuters, August 29, 2022、SANA, August 29, 2022、SOHR, August 29, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍と「決戦」作戦司令室がハマー県、ラタキア県、イドリブ県で交戦(2022年8月28日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、ガーブ平原の灌漑計画一帯で「決戦」作戦司令室とシリア軍が砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるクルド山地方のカッバーナ村一帯を砲撃した。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村、バーラ村、ダイル・サンバル村県東部のアーフィス村を砲撃した。

AFP, August 28, 2022、ANHA, August 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2022、Reuters, August 28, 2022、SANA, August 28, 2022、SOHR, August 28, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサーイシュがラッカ市および同市一帯で徴兵のために拘束していた大学生107人を釈放(2022年8月28日)

ラッカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が、シリア政府と同自治局の共同支配下にあるラッカ市および同市一帯で徴兵のために拘束していた大学生107人を釈放した。

釈放は、学生らの家族からの要請を受けたものだという。

AFP, August 28, 2022、ANHA, August 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2022、Reuters, August 28, 2022、SANA, August 28, 2022、SOHR, August 28, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部を砲撃(2022年8月28日)

アレッポ県では、ANHA(8月28日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のシャイフ・イーサー村、バイナ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のマーリア市近郊に位置するサンダフ村のトルコ軍基地一帯に、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域から発射されたロケット弾10発以上が着弾した。

また、マーリア市に近いトルコ占領地の境界で、国内避難民(IDPs)1人がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地域側から狙撃され、重態となり、その後死亡した。

**

アフリーン解放軍団は声明を出し、8月18日から27日にかけて、トルコ占領下のアレッポ県バーブ市一帯、アアザーズ市一帯、マーリア市一帯、シャッラー村一帯でトルコ軍兵士と国民軍の戦闘員12人を殺害、15人を負傷させたと発表した。

AFP, August 28, 2022、ANHA, August 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2022、Reuters, August 28, 2022、SANA, August 28, 2022、SOHR, August 28, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサーイシュがダーイシュのスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続し、トルコ軍の軍服を発見し、押収(2022年8月28日)

ハサカ県では、ANHA(8月28日付)によると、北・東シリア自治局の共同支配下にあるフール・キャンプで、内務治安部隊(アサーイシュ)がダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセル摘発を目的とする「人道と治安」作戦第2段階を継続した。

作戦4日目となる28日には、イラク難民が収容されている第2区で行われ、塹壕1ヵ所、石で作られた部屋複数ヵ所を発見、スリーパーセルが使用していたテント複数張を撤去した。


アサーイシュはまた、第2区内での捜索で、トルコがダーイシュに資金を供与し、スリーパーセルの活動を支援していることを示すとされるトルコ軍の軍服を複数発見し、押収した。

AFP, August 28, 2022、ANHA, August 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2022、Reuters, August 28, 2022、SANA, August 28, 2022、SOHR, August 28, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で12人(2022年8月28日)

保健省は政府支配地域で新たに12人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者45人が完治したと発表した。

これにより、8月28日現在のシリア国内での感染者数は計56,985人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは53,304人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0WK5Y2UNNLMs2enB5AGo7bjsoUiUkUn16A1py98iFDKnNjQR7enFSLs8eCbBAyDcdl

AFP, August 28, 2022、ACU, August 28, 2022、ANHA, August 28, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 28, 2022、Reuters, August 28, 2022、SANA, August 28, 2022、SOHR, August 28, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.