シャーム解放機構の匿名軍事筋はアル=カーイダ総司令部のザワーヒリー指導者に弔意を示す声明を出したことを否定(2022年8月7日)

シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構(旧シャームの民のヌスラ戦線)の匿名軍事筋は、イナブ・バラディー(8月7日付)の取材に対して、8月1日にシャーム解放機構がアル=カーイダ総司令部のアイマン・ザワーヒリー指導者に弔意を示す声明を出したことに関して、「捏造で正しくない」と否定し、一部の法学者や司令官が弔意を示したものの、組織として正式に弔意を示してはいないと述べた。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、‘Inab Baladi, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県アアザーズ市で高校を卒業した若者らが、暫定内閣教育局に抗議するデモ(2022年8月7日)

アレッポ県では、ドゥラル・シャーミーヤ(8月7日付)によると、トルコ占領下のアアザーズ市で、高校を卒業した若者らが、シリア革命反体制勢力国民連立の傘下にある暫定内閣の教育局が修了試験の平均点を開示することも、解答用紙を返却することなく、試験結果の開示したことに抗議するデモを行った。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県シュハイル村でダーイシュのスリーパーセルと思われる武装集団がシリア民主軍の兵士1人を殺害(2022年8月7日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるシュハイル村でダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと思われる武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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シリア軍がハサカ県ハークーラ村近郊でトルキスタン・イスラーム党に共鳴する反体制武装組織アンサール・トルキスタンの車輌を攻撃、メンバー3人殺害(2022年8月7日)

ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原のハークーラ村近郊でトルキスタン・イスラーム党に共鳴する反体制武装組織アンサール・トルキスタンの車輌を地対地ミサイルで攻撃、メンバー3人を殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村一帯、スフーフン村を砲撃した。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ハフィール・ファウカー村で治安機関の協力者とされる男性が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、フラーク市近郊のラハム村出身の男性が、シリア軍第52機械化旅団基地近くで遺体で発見された。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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タンフ国境通行所に違法に駐留を続ける米主導の有志連合の使節団がルクバーン・キャンプから14キロ離れたダカーカ地区の国内避難民を視察(2022年8月7日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タンフ国境通行所に違法に駐留を続ける米主導の有志連合の使節団が、同通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプから14キロ離れたダカーカ地区を訪問し、同地で避難生活を送る住民の状況を視察した。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍の砲撃に対抗して、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地からアレッポ県北部のトルコ占領地に砲撃、トルコ軍兵士6人負傷、イラン製の自爆型ドローンがシリア国民軍の拠点1ヵ所を攻撃(2022年8月7日)

アレッポ県では、ANHA(8月7日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のアウン・ダーダート村、トゥーハール村、フーシャリーヤ村、タッル・リフアト市一帯および同市近郊のバイナ村、ウンム・フーシュ村、マルアナーズ村、ハルバル村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配地から発射された砲弾複数発が、トルコの占領下にある県北部のカルジャブリーン村に設置されているトルコ軍基地に着弾、トルコ軍兵士6人が負傷した(トルコ国防省の発表によると、その後2人が死亡した)。

https://twitter.com/tcsavunma/status/1556748069798117376

https://twitter.com/tcsavunma/status/1557110125827133441

またイラン製の自爆型の無人航空機(ドローン)がトルコの占領下にあるアアザーズ市近郊のシリア国民軍の拠点1ヵ所を攻撃した。

 

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人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、8月6日のハサカ県カーミシュリー市工業地区に対するトルコ軍の無人航空機(ドローン)での攻撃で死亡した4人のうちの1人が、同軍の軍規機構のメンバーだったと発表した。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、August 8, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県、ダルアー県で若者や女性の統一地方選挙への参加を啓発するセミナー・集会が開催(2022年8月7日)

ダイル・ザウル県では、SANA(8月7日付)によると、統一地方選挙の告示(9月18日投票)を受け、シリア家族人口問題委員会がシリア青年バスマ機構や関係省庁の協力のもとに開始した「あなた(貴女)にはできる…あなた(貴女)にはそれだけの価値がある」キャンペーンの一環で、ダイル・ザウル市で入門セミナーが開催され、女性や若者に選挙参加に向けた啓発活動が行われた。

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ダルアー県では、SANA(8月7日付)によると、革命青年連合のダルアー支部に所属する殉教者アミーン・ナッジャール連盟が、統一地方選挙の告示(9月18日投票)を受けて、若者の選挙参加を促すための啓発活動を行った。

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ハサカ県では、SANA(8月7日付)によると、シリア政府と北・東シリア自治局の共同支配統治下にあるハサカ市の県庁で、ルワイユ・スユーフ県知事がサービス部門担当者らと会合を開き、9月18日に投票が予定されている統一地方選挙への関心を高め、選挙への参加を希望する住民にかかる諸問題への対応について意見を交わした。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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パレスチナ民族評議会の駐シリア本部でパレスチナ人民との連帯会合が開かれ、シャアバーン大統領府特別顧問が出席(2022年8月7日)

ダマスカス県では、SANA(8月7日付)によると、パレスチナ民族評議会の駐シリア本部でパレスチナ人民との連帯会合が開かれ、パレスチナのガザ地区に対するイスラエル軍の新たな攻撃に関して、国際社会、とりわけ国連の沈黙に疑義を呈し、イスラエルによる侵略や犯罪に加担していると非難する声明を発表した。

会合には、パレスチナ諸派の代表、シリア・エルサレム国際機構、シオニストの計画に反対するシリア・アラブ人民委員会の代表らが出席、ブサイナ・シャアバーン大統領府特別顧問、パレスチナ人民解放戦線(PFLP)のタラール・ナージー書記長、イスラーム聖戦機構のイスマーイール・サンダーウィー在ダマスカス代表、アブドゥッラー・サブリー駐シリア・イエメン大使らが発言した。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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イスラエル軍によるガザ地区への連日の爆撃を受け、ミクダード外務在外居住者大臣はグテーレス国連事務総長、イランのアブドゥッラフヤーン外務大臣、パレスチナ・イスラーム聖戦機構のナッハーラ書記長と相次いで電話会談(2022年8月7日)

パレスチナのガザ地区のジャバーリヤーとラファフに対して8月5日に開始したイスラエル軍の爆撃は8月7日も続き、3日間で子供6人を含む31人が死亡、260人以上が負傷した。


これに対して、イスラーム聖戦機構の軍事部門であるクドス連隊やパレスチナ人民解放戦線(PFLP)の軍事部門であるアブー・アリー・ムスタファー大隊がガザ地区に隣接する入植地、アシュケロ、占領下のエルサレム、スデロット、テルアビブ、ベエルシェバなどに対してロケット弾で報復攻撃を行った。

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こうした事態を受けて、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は、国連のアントニオ・グテーレス事務総長と電話会談を行い、ガザ地区に対するイスラエル軍の侵略を阻止し、シリアに対して繰り返されるイスラエルの攻撃を非難し、占領下のゴラン高原の状況に必要な関心を払うことで、国連の諸決議に沿った対応をとるよう強調した。

ミクダード外務在外居住者大臣はまた、シリア北東部に対する米軍の占領、ヒムス県タンフ国境地帯一帯地域(55キロ地帯)でのテロ組織の支援にも言及するとともに、電力部門などでの早期復旧プロジェクトの完全実施の重要性を力説、国連が欧米諸国によるシリア国民への違法な一方的制裁の解除に向けて声をあげるべきだと述べた。

これに対して、グテーレス事務総長は、シリアの主権、独立、領土の一体性を尊重し、国連憲章の諸目的を遵守する必要を確認、ガザ地区での自体悪化を回避するため関係当事者とともに取り組むとともに、シリアをめぐっては早期復旧プロジェクト実施に向けた努力を惜しまないとの意思を示した。
SANA(8月7日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid032XzqCbbGHk8QxsFDRgcyfhSLXdosCk7S8WkNRu514HYP7FmEBb5zL5wcWAJhxzqdl

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ミクダード外務在外居住者大臣はまた、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と電話会談を行い、シオニズムの侵略に対するパレスチナ人民の不屈の精神を支持し、パレスチナ人が正当な権利を回復することを支えることを確認、国際社会に対してパレスチナ人民に対する抑圧を解消し、シオニストによる破壊から彼らを保護するために真の役割を果たすよう求めた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid014pJzCLUsG4tsTHW2aJ6qAe9FteBe5VB3n1K8q8E88thJBDVyCDku35VneaDFzLKl

 

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ミクダード外務在外居住者大臣はさらに、パレスチナのイスラーム・ジハード運動のズィヤード・ナッハーラ、書記長と電話会談を行い、イスラエル占領軍の犯罪に対して英雄的な抵抗と報復を行うパレスチナ人民およびパレスチナ諸派への全面支援を表明した。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid02rU3uuhPETVojJrmq3uJd6QStird9Evv4hwfwaD9hh3LYyNkQPFifKhT7hKcuVoLpl

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SANA(8月7日付)が伝えた。

AFP, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で45人(2022年8月7日)

保健省は政府支配地域で新たに45人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者6人が完治したと発表した。

これにより、8月7日現在のシリア国内での感染者数は計56,519人、うち死亡したのは3,153人、回復したのは52,883人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid0hDcUUefXaTbHMRPmsZ8bopt9nik4oqYhbvwsjHedQMiJC4MMcGXUJJTYELzGtf5ml

AFP, August 7, 2022、ACU, August 7, 2022、ANHA, August 7, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 7, 2022、Reuters, August 7, 2022、SANA, August 7, 2022、SOHR, August 7, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による9回の砲撃を確認したと発表(2022年8月7日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、過去24時間で緊張緩和地帯内でテロ組織のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)による9回の砲撃(すべてイドリブ県)を確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月7日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 7, 2022をもとに作成。

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