トルコのソイル内務大臣はアレッポ県アアザーズ市で発生したチャヴシュオール外務大臣の発言に抗議するデモでトルコ国旗を燃やそうとした男性1人とその共犯1人を逮捕したと発表(2022年8月13日)

トルコのシュレイマン・ソイル内務大臣はツイッターの自身のアカウント(https://twitter.com/suleymansoylu/)で、アレッポ県アアザーズ市で発生したメヴリュト・チャヴシュオール外務大臣の発言に抗議するデモでトルコ国旗を燃やそうとした男性1人とその共犯1人を逮捕したと発表、男性の写真を掲載した。

ツイッターの書き込み内容は以下の通り:

「ユーフラテスの盾」地帯のアアザース(市)で過日、挑発目的で我らが栄光の旗を燃やそうとしたA.E.H.と、彼を助けたM.H.。治安諜報機関は、キリス警察とアアザース軍事評議会との共同作戦で両名を捕らえた。

AFP, August 13, 2022、ANHA, August 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2022、Reuters, August 13, 2022、SANA, August 13, 2022、SOHR, August 13, 2022などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県ヒサーン村、ムハイミーダ村、ジャラーミダ村で、アサーイシュが逮捕した検問所局長の釈放を求めるデモ(2022年8月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるヒサーン村、ムハイミーダ村、ジャラーミダ村で、内務治安部隊(アサーイシュ)によって10日前に逮捕された同部隊検問所局長の釈放を求めるデモが発生し、参加者はタイヤを燃やすなどして道路を封鎖し、抗議の意思を示した。

AFP, August 13, 2022、ANHA, August 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2022、Reuters, August 13, 2022、SANA, August 13, 2022、SOHR, August 13, 2022などをもとに作成。

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米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた3家族がキャンプ内の劣悪な生活環境を理由に政府の支配地に脱出(2022年8月13日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、米国が違法に駐留するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内にあるルクバーン・キャンプで暮らしていた3家族が、キャンプ内の劣悪な生活環境を理由に、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由してシリア政府の支配地に脱出した。

奪取したのはヒムス県マヒーン町から避難していた家族、カルヤタイン市から避難していた家族、バニー・ハーリド部族に属する家族。

AFP, August 13, 2022、ANHA, August 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2022、Reuters, August 13, 2022、SANA, August 13, 2022、SOHR, August 13, 2022などをもとに作成。

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ダルアー県タファス市一帯地域での事態収拾に向けて、地元の反体制武装集団の代表らからなる交渉委員会と、軍事情報局ダルアー支部長が会談(2022年8月13日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と地元の反体制武装集団の戦闘が続いていたタファス市一帯地域での事態収拾に向けて、タファス市の地元の反体制武装集団の代表らからなる交渉委員会と、軍事情報局ダルアー支部長が会談した。

交渉委員会は、シリア軍第4師団がタファス市からの退去を求めていた6人のうちの2人を含む3人によって構成され、軍事情報局側と戦闘停止の是非について交渉した。

その後、ズウビー部族が声明を出し、この会合で8月14日から48時間以内に「部外者」、すなわちタファス市住民以外の反体制武装集団を退去させることで合意がなされたと発表した。

一方、サフワ村近郊に設置されているシリア軍の検問所、タスィール町の庁舎などが正体不明の武装集団の襲撃を受けた。

 

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のバーラ村、フライフィル村、バイニーン村、スフーフン村を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるガーブ平原の灌漑計画地区一帯を砲撃した。

AFP, August 13, 2022、ANHA, August 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2022、Reuters, August 13, 2022、SANA, August 13, 2022、SOHR, August 13, 2022、August 14, 2022などをもとに作成。

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トルコ占領下のアレッポ県ジャラーブル市でシリア国民軍がチャヴシュオール外務大臣の発言に抗議するデモの参加した子供を含む住民多数を逮捕(2022年8月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にあるジャラーブルス市で、シリア国民軍の憲兵隊が、12日と13日に同市を含むトルコ占領地とシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るいわゆる「解放区」で発生した、メヴリュト・チャヴシュオール外務大臣の発言に抗議するデモの参加した住民らを逮捕した。

逮捕されたのは、チャヴシュオール外務大臣の発言に抗議するスローガンを掲げてデモを煽動した男性1人、ジャラーブルス市の国境通行所近くでデモを呼びかけ、タイヤを燃し、道路を封鎖したとされる8人。

憲兵隊はまた、逮捕者の子供で13歳の少年を、トルコ国旗を靴で叩くなどして侮辱したというのが容疑で逮捕した。

AFP, August 13, 2022、ANHA, August 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2022、Reuters, August 13, 2022、SANA, August 13, 2022、SOHR, August 13, 2022などをもとに作成。

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北・東シリア自治局で活動するアルメニア社会評議会がトルコのドローン攻撃を停止させるため国際社会に飛行禁止区域を設定するよう求める(2022年8月13日)

北・東シリア自治局で活動するアルメニア社会評議会は、ハサカ県ハサカ市のザート・ニターカイン学校で声明を出し、同自治局支配地域、とりわけカーミシュリー市、ダルバースィーヤ市、マーリキーヤ(ダイリーク)市、タッル・タムル町、アブー・ラースィーン(ザルカーン)町、アレッポ県タッル・リフアト市に対するトルコ軍の連日の砲撃と無人航空機(ドローン)による爆撃を非難、国際社会、諸外国に対してシリア北東部に飛行禁止空域を設定するよう求めた。

声明発表には、アルメニア教徒によって構成される殉教者ヌーバール・ウーザニヤール大隊の戦闘員も同席した。

ANHA(8月13日付)が伝えた。

AFP, August 13, 2022、ANHA, August 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2022、Reuters, August 13, 2022、SANA, August 13, 2022、SOHR, August 13, 2022などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部、ハサカ県北部を砲撃(2022年8月13日)

アレッポ県では、ANHA(8月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のウンム・フーシュ村、シャッアーラ村を砲撃した。

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ハサカ県では、ANHA(8月13日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同支配下にあるタッル・タムル町近郊のクーザリーヤ村、タッル・ラバン村、シャイフ・アリー村、ダルダーラ村を砲撃した。

AFP, August 13, 2022、ANHA, August 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2022、Reuters, August 13, 2022、SANA, August 13, 2022、SOHR, August 13, 2022などをもとに作成。

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シリア国内で盗奪した石油を積んだタンクローリー89輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動(2022年8月13日)

ハサカ県では、SANA(8月13日付)によると、シリア国内の油田から不正に採掘し、盗奪した石油を積んだタンクローリー89輌からなる米軍の車列が、イラクとの国境に違法に設置されているワリード国境通行所を経由してイラク領内に移動した。

AFP, August 13, 2022、ANHA, August 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2022、Reuters, August 13, 2022、SANA, August 13, 2022、SOHR, August 13, 2022などをもとに作成。

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新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で9人(2022年8月13日)

保健省は政府支配地域で新たに9人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者14人が完治したと発表した。

これにより、8月13日現在のシリア国内での感染者数は計56,700人、うち死亡したのは3,157人、回復したのは52,940人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid02VgbPRmNofwAHgmzHkXs5TG8isR9L1ajtVFtfsCeDv6fgaxwecNpwQwCV9Pg9pHCel

AFP, August 13, 2022、ACU, August 13, 2022、ANHA, August 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2022、Reuters, August 13, 2022、SANA, August 13, 2022、SOHR, August 13, 2022などをもとに作成。

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ロシア国防省は過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反3件を確認したと発表(2022年8月13日)

ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置されている当事者和解調整センターのオレグ・ジュラフロフ副センター長(海軍少将)は声明を出し、緊張緩和地帯でヌスラ戦線(現シャーム解放機構)による3件の砲撃を確認したと発表した。

内訳は、アレッポ県が2件、イドリブ県が1件。

AFP, August 13, 2022、ANHA, August 13, 2022、al-Durar al-Shamiya, August 13, 2022、Reuters, August 13, 2022、SANA, August 13, 2022、SOHR, August 13, 2022などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による7回の砲撃を確認したと発表(2022年8月13日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、過去24時間で緊張緩和地帯内でテロ組織のヌスラ戦線(現シャーム解放機構)による7回の砲撃(アレッポ県5回、イドリブ県1回、ラタキア県1回)を確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月13日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 13, 2022をもとに作成。

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