「カエル」の異名で知られる元反体制武装集団指導者で現在はロシアの支援を受けているアフマド・アウダ第5軍団第8旅団司令官がトルコを訪問

反体制系サイトのラースィド(10月23日付)は、複数の地元メディア筋の話として、2018年にシリア政府との和解に応じ、ロシアの支援を受けるシリア軍第5軍団所属の第8旅団の司令官になったアフマド・アウダ氏(スンナ青年旅団元司令官、「カエル」の異名で知られる)が、トルコ政府の招きで、トルコを訪問したと伝えた。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid04cq5uWEMmVEedG2uNX2rtLtPokCBWrfrRc8vLB5bnJJPUiYYM8WUkeNh9tzxTeX6l&id=100064171899115

アウダ氏の訪問は、最近になって、シリア問題担当のトルコの治安問題高官を勤めていたエルデム・オザン氏が今月初めに在ヨルダン・トルコ大使に任命されたのを受けたもの。

訪問の目的は不明だという。

AFP, October 23, 2022、ANHA, October 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2022、al-Rasid, October 23, 2022、Reuters, October 23, 2022、SANA, October 23, 2022、SOHR, October 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

パレスチナのハマースのカースィム報道官はシリア政府との関係を発展させていくと表明(2022年10月23日)

パレスチナのハマースのハーズィム・カースィム報道官は声明を出し、シリア政府との関係を発展させていくと表明した。

声明のなかで、カースィム報道官は「ハマースは最近になった再開されたシリア政府との関係を引き続き発展させる…。この関係をすることは、激化する敵(イスラエル)の攻撃に対抗する民族(ウンマ)たる我々の力を高めるためである」と述べた。

AFP, October 23, 2022、ANHA, October 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2022、Reuters, October 23, 2022、SANA, October 23, 2022、SOHR, October 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

革命特殊任務軍のカースィム司令官は、タンフ国境通行所の米軍(有志連合)の基地司令官と会談し、組織の名称を「自由シリア軍」に変更することを決定(2022年10月23日)

米国が違法に駐留するヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で活動する革命特殊任務軍のファリード・カースィム司令官(大佐)は、タンフ国境通行所の米軍(有志連合)の基地で、基地司令官と会談し、組織の名称を「自由シリア軍」に変更することを決定した。

シリア人権監視団が発表した。

新たな呼称はアラビア語で「جيش سوريا الحرة」。広く用いられている「自由シリア軍」(الجيش السوري الحر)とは異なる。

AFP, October 23, 2022、ANHA, October 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2022、Reuters, October 23, 2022、SANA, October 23, 2022、SOHR, October 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県でダーイシュのスリーパーセルと思われる武装集団がシリア民主軍の兵士1人と元兵士1人を銃で撃ち殺害(2022年10月23日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるバルシャム村で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルと思われる武装集団が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の元兵士を銃で撃ち殺害した。

また、スブハ村でも、ダーイシュのスリーパーセルと思われる武装集団がシリア民主軍の兵士1人を銃で撃ち殺害した。

AFP, October 23, 2022、ANHA, October 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2022、Reuters, October 23, 2022、SANA, October 23, 2022、SOHR, October 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構とシリア国民軍第3軍団がアレッポ県で捕虜交換(2022年10月23日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構とシリア国民軍第3軍団が、反乱者解放機構の仲介のもと、トルコ占領下のいわゆる「オリーブの枝」地域内のバースータ村で、捕虜交換を行い、シャーム解放機構は第3軍団の戦闘員27人を、第3軍団はシャーム解放機構の戦闘員13人を解放した。

なお、10月11日以降のハムザ師団、シャーム解放機構などとシリア国民軍第3軍団諸派の戦闘では、58人が死亡している。

内訳はシャーム解放機構28人、第3軍団16人、シリア国民軍憲兵隊2人、東部軍1人、シャーム自由人イスラーム運動1人、民間人10人。

AFP, October 23, 2022、ANHA, October 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2022、Reuters, October 23, 2022、SANA, October 23, 2022、SOHR, October 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍と「決戦」作戦司令室がイドリブ県、アレッポ県で交戦(2022年10月23日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるマジュダリヤー村、マアーッラト・ナアサーン村一帯を砲撃した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

シリア軍はまたカンダ村でオリーブの収穫を行っている女性らに向けて発砲、女性1人が負傷した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯を砲撃し、シリア軍兵士2人(うち士官1人)が負傷した。

また、シリア軍と「決戦」作戦司令室は、県西部のカフルタアール村、カフル・アンマ村、タディール村で砲撃戦を行った。

**

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タッル・シハーブ町でシリア軍第4師団の傘下で活動する民兵のメンバー2人(兄弟)が正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, October 23, 2022、ANHA, October 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2022、Reuters, October 23, 2022、SANA, October 23, 2022、SOHR, October 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるハサカ県アブー・ラースィーン(ザルカーン)町などを砲撃(2022年10月23日)

ハサカ県では、ANHA(10月23日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアブー・ラースィーン(ザルカーン)町、同町近郊のアサディーヤ村、ダーダー・アブダール村、ヌワイハート村を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域ないのシュユーフ町(シュユーフ・タフターニー町、シュユーフ・ファウカーニー町)で、地元のジャイサート部族と同地に避難してきた住民が交戦し、子ども1人を含む5人が死亡した。

AFP, October 23, 2022、ANHA, October 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2022、Reuters, October 23, 2022、SANA, October 23, 2022、SOHR, October 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアレッポ県タッル・リフアト市近郊を砲撃(2022年10月22日)

アレッポ県では、ANHA(10月22日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のバイルーニーヤ村を砲撃した。

一方、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「ユーフラテスの盾」地域の拠点都市の一つであるバーブ市に隣接するシリア政府支配禍のターディフ市に展開するシリア軍が、隣接するトルコ占領地内で民家の解体作業を行っていたシリア国民軍所属のシャームの鷹旅団のメンバーを狙撃、2人を負傷させた。

 

**

 

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のいわゆる「平和の泉」地域の中心都市の一つラアス・アイン市で、シリア国民軍に所属するハムザ師団のメンバーどうしが燃料密輸や人身売買をめぐる意見の相違をきっかけに撃ち合いとなった。

AFP, October 22, 2022、ANHA, October 22, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 22, 2022、Reuters, October 22, 2022、SANA, October 22, 2022、SOHR, October 22, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ミクダード外務在外居住者大臣がイランのアブドゥッラフヤーン外務大臣と電話会談:ロシアにイランからドローンの供与を受け、ウクライナに対する攻撃を激化させているとの西側諸国やイスラエルの主張を否定(2022年10月23日)

ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣は22日に、イランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と電話会談を行い、ロシアにイランから無人航空機(ドローン)の供与を受け、ウクライナに対する攻撃を激化させているとの西側諸国やイスラエルの主張への対応などについて協議し、こうした主張が根拠のないものだと非難したうえで、これらの国の内政干渉の試みに引き続き対抗し、国際社会のさまざまな分野で連携を行うことの重要性を改めて確認した。
SANA(10月23日付)が伝えた。

https://www.facebook.com/Mofaexsy/posts/pfbid0N5KKtSNvggRaJtda2M6gufLPmAGMTNZFBU48hpVYRdYifxRaNs3xUabsfZCQM5atl

AFP, October 23, 2022、ANHA, October 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2022、Reuters, October 23, 2022、SANA, October 23, 2022、SOHR, October 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で1人(2022年10月23日)

保健省は政府支配地域で新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者1人が完治したと発表した。

これにより、10月23日現在のシリア国内での感染者数は計57,348人、うち死亡したのは3,163人、回復したのは54,171人となった。

https://www.facebook.com/MinistryOfHealthSYR/posts/pfbid023s31w1ga4SJA9kno2sPcA2eoAHPqsiuVZ8LXB8ZXSpctNKo2EmUxL5FWFNxqXyUEl

AFP, October 23, 2022、ACU, October 23, 2022、ANHA, October 23, 2022、al-Durar al-Shamiya, October 23, 2022、Reuters, October 23, 2022、SANA, October 23, 2022、SOHR, October 23, 2022などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.