反体制組織のシリア対応調整者は国連安保理決議第2642号に基づく越境(クロスボーダー)人道支援が終了したと発表(2023年1月1日)

反体制組織のシリア対応調整者はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/)を通じて声明を出し、国連安保理決議第2642号に基づく越境(クロスボーダー)人道支援が終了したと発表した。

シリア対応調整者によると、貨物車輌30台からなる国連の最後の車列は、食料や医薬品のパックをイドリブ県とアレッポ県アアザーズ市方面に搬送し、活動は終了したという。

イドリブ県のバーブ・ハワー国境通行所経由で認められている越境人道支援は、1月10日に失効する。

 

https://www.facebook.com/humanitarianresponse1/posts/pfbid0KWPmmdmbdSmoME52k836wcR1BBymNyzYEhFqPB6yY8jcd8QorStLkvnoHz1uKzZ7l?__cft__%5B0%5D=AZXOPgmfkKt8mWjm3lvbNu-qSaFBZ6PRZT-fpqMrRM5p_DqYXupakVOpiHkF9Vy6nGvYX92vEqhuxQ_YfGd347hA5ibwS_LsLUQQHHxPHvmypNr2DoP-j6-wjcxJyEZcGMKqpy7rxcigColfC_4phd-wdIA4xbuhFp2Ar5EXE-wtAmUknk2biGhAv78XBjutqT9R665qW8h6eCtkuAIaw8T_&__tn__=%2CO%2CP-R

AFP, January 1, 2023、ANHA, January 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2023、Reuters, January 1, 2023、SANA, January 1, 2023、SOHR, January 1, 2023などをもとに作成。

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反体制組織のシリア人権ネットワークは2022年のシリア国内での死者が1,057人を記録したと発表(2023年1月1日)

反体制組織のシリア人権ネットワークは、2022年のシリア国内での死者が1,057人を記録したと発表した。

内訳は、子供251人、女性94人、拷問による死者133人。

AFP, January 1, 2023、ANHA, January 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2023、Reuters, January 1, 2023、SANA, January 1, 2023、al-Shabaka al-Suriya li-Huquq al-Insan, January 1, 2023、SOHR, January 1, 2023などをもとに作成。

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ダイル・ザウル軍事評議会司令官のアフマド・ハビール(アブー・ハウラ)氏の兄弟による強姦・殺人事件をめぐって、アカイダート部族とバッカーラ部族が和解(2023年1月1日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア自治局)の支配下にあるジュダイド・バッカーラ村で、ダイル・ザウル軍事評議会司令官のアフマド・ハビール(アブー・ハウラ)氏の兄弟による強姦・殺人事件をめぐって、アカイダート部族とバッカーラ部族が、アブー・ハウラ本人や地元部族の名士が同席するなかで和解した。

和解は、バッカーラ部族のトゥルキー・サラーマ・ライヤーシュのディーワーンで行われ、アカイダート部族のジャミール・ハフル氏、アフマド・ジャッファール氏、ハンムード・マナーディー氏、バッカーラ部族のライヤーシュ氏、ハージム・バシール氏が出席した。

AFP, January 1, 2023、ANHA, January 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2023、Reuters, January 1, 2023、SANA, January 1, 2023、SOHR, January 1, 2023などをもとに作成。

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シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県サルキーン市でトルコとシリア政府の接近に抗議するデモ(2023年1月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るサルキーン市で、12月28日にロシアの首都モスクワで行われたシリアのアリー・マフムード・アッバース国防大臣、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防大臣、トルコのフルシ・アカル国防大臣の会談など、シリア政府とトルコの接近に抗議するデモが行われ、デモ参加者は体制打倒などを訴えた。

AFP, January 1, 2023、ANHA, January 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2023、Reuters, January 1, 2023、SANA, January 1, 2023、SOHR, January 1, 2023などをもとに作成。

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シリア民主軍は「ジャズィーラの稲妻」作戦でダーイシュ・メンバー40人を逮捕(2023年1月1日)

ハサカ県では、ANHA(1月1日付)によると、12月29日にハサカ県フール・キャンプ、タッル・ハミース市一帯、タッル・ブラーク町一帯などで、北・東シリア自治局内務治安部隊(アサーイシュ)、米主導の有志連合とともにダーイシュ(イスラーム国)掃討を目的とする「ジャズィーラの稲妻」作戦を開始した人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、戦闘員や傭兵40人を逮捕した。

AFP, January 1, 2023、ANHA, January 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2023、Reuters, January 1, 2023、SANA, January 1, 2023、SOHR, January 1, 2023などをもとに作成。

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トルコ軍とシリア国民軍がラッカ県、アレッポ県を砲撃(2023年1月1日)

ラッカ県では、ANHA(1月1日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるアイン・イーサー市近郊のM4高速道路沿線一帯、サイダー村を砲撃した。

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アレッポ県では、ANHA(1月1日付)によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア自治局の共同統治下にあるタッル・リフアト市近郊のフライビカ村、バイナ村、アルカミーヤ村一帯を砲撃し、アルカミーヤ村一帯でシリア軍兵士6人が負傷した。

AFP, January 1, 2023、ANHA, January 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2023、Reuters, January 1, 2023、SANA, January 1, 2023、SOHR, January 1, 2023などをもとに作成。

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シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるイドリブ県カフルバッティーフ村一帯の地雷原に潜入を試み、シャーム解放機構と交戦(2023年1月1日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるカフルバッティーフ村一帯の地雷原に潜入を試み、シャーム解放機構と交戦した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にあるジューリーン村、バフサ村、バラカ村、ミールザー砦一帯を砲撃した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、東ガーリヤ町で、シリア政府との和解に応じた反体制武装集団の元メンバーが自宅前で正体不明の武装集団によって銃で撃たれて死亡した。

AFP, January 1, 2023、ANHA, January 1, 2023、al-Durar al-Shamiya, January 1, 2023、Reuters, January 1, 2023、SANA, January 1, 2023、SOHR, January 1, 2023などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間で緊張緩和地帯内でヌスラ戦線(シャーム解放機構)による8回の砲撃を確認したと発表(2023年1月1日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長は、「緊張緩和地帯設置」で過去24時間に、ヌスラ戦線(シャーム解放機構)による8回(イドリブ県3回、ラタキア県5回)の砲撃を確認したと発表した。

エゴロフ副センター長はまた、イドリブ県ルワイハ村一帯に対する「テロリスト」の砲撃で、シリア軍兵士1人が負傷したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(1月1日付)が伝えた。

RIA Novosti, January 1, 2023をもとに作成。

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