ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を7件、55キロ地帯への侵犯を12件確認したと発表(2024年8月17日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を7件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機2機、F/A-18戦闘爆撃機2機、A-10サンダーボルト攻撃機8機による領空侵犯を12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月17日付)、タス通信(8月17日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 17, 2024、TASS, August 17, 2024をもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米中央軍(CENTCOM)は紅海でフーシー派の無人水上艦艇(USV)1隻を破壊したと発表(2024年8月17日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前4時16分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間以内に、紅海でフーシー派の無人水上艦艇(USV)1隻を破壊したと発表した。

AFP, August 17, 2024、ANHA, August 17, 2024、‘Inab Baladi, August 17, 2024、Reuters, August 17, 2024、SANA, August 17, 2024、SOHR, August 17, 2024などをもとに作成。

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米軍が違法に基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送(2024年8月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, August 17, 2024、ANHA, August 17, 2024、‘Inab Baladi, August 17, 2024、Reuters, August 17, 2024、SANA, August 17, 2024、SOHR, August 17, 2024などをもとに作成。

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米軍(有志連合)が実質占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のルクバーン・キャンプの市場で、武装グループどうしが交戦(2024年8月17日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、米軍(有志連合)が実質占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のルクバーン・キャンプの市場で、武装グループどうしが軽火器で撃ち合い、その後手りゅう弾を投げるなどして交戦した。

これにより、1人が脚を撃たれて負傷、キャンプ内のシャーム医療クリニックに搬送された。

AFP, August 17, 2024、ANHA, August 17, 2024、‘Inab Baladi, August 17, 2024、Reuters, August 17, 2024、SANA, August 17, 2024、SOHR, August 17, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県ズィーバーン村のシリア民主軍検問所を攻撃(2024年8月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるズィーバーン村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所(マスウード検問所)を機関銃などで攻撃した。

AFP, August 17, 2024、ANHA, August 17, 2024、‘Inab Baladi, August 17, 2024、Reuters, August 17, 2024、SANA, August 17, 2024、SOHR, August 17, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがヒムス県ハブル油田近くでシリア軍の車輛1台を襲撃、乗っていた親政権民兵3人を殺害(2024年8月17日)

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルがハブル油田近くでシリア軍の車輛1台を襲撃、乗っていた親政権民兵3人を殺害した。

AFP, August 17, 2024、ANHA, August 17, 2024、‘Inab Baladi, August 17, 2024、Reuters, August 17, 2024、SANA, August 17, 2024、SOHR, August 17, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年8月17日)

スワイダー県では、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, August 17, 2024、ANHA, August 17, 2024、‘Inab Baladi, August 17, 2024、Reuters, August 17, 2024、SANA, August 17, 2024、SOHR, August 17, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県イドリブ市、アレッポ県アターリブ市で抗議デモ(2024年8月17日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、乗り合いバスやタクシーの運転手らが、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市内のシリア救国内閣の運輸省の前で、2011年製造以前の車輛の使用を禁止するとの同省の決定に抗議するデモを行った。

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アレッポ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、アターリブ市で逮捕者の釈放を求める抗議デモが行われた。

AFP, August 17, 2024、ANHA, August 17, 2024、‘Inab Baladi, August 17, 2024、Reuters, August 17, 2024、SANA, August 17, 2024、SOHR, August 17, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ザーウィヤ山地方のクーリーン村を砲撃し、住民1人が負傷(2024年8月17日

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のクーリーン村を砲撃し、住民1人が負傷した。

AFP, August 18, 2024、ANHA, August 18, 2024、‘Inab Baladi, August 18, 2024、Reuters, August 18, 2024、SANA, August 18, 2024、SOHR, August 18, 2024などをもとに作成。

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アレッポ県北部でシリア軍がトルコ占領地を砲撃、アフリーン解放軍団がシャーム解放機構と交戦し1人殺害(2024年8月17日)

ハサカ県では、ANHA(8月17日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の支配下にあるタッル・タムル町近郊のタッル・ラバン村を砲撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がトルコの占領下にある「オリーブの枝」地域内のカッバーシーン村、バースーファーン村を砲撃した。

また、カッバーシーン村一帯では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の傘下で活動するアフリーン解放軍団が深夜にシャーム解放機構と激しく交戦、この戦闘でシャーム解放機構のメンバー1人が死亡した。

AFP, August 17, 2024、ANHA, August 17, 2024、‘Inab Baladi, August 17, 2024、Reuters, August 17, 2024、SANA, August 17, 2024、SOHR, August 17, 2024、August 18, 2024などをもとに作成。

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ミクダード外務在外居住者大臣が第3回「グローバルサウスの声」サミットでビデオ演説(2024年8月17日)

インド政府は新興・途上国による第3回「グローバルサウスの声」サミットを開催し、ファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣がビデオ演説を行った。

演説のなかで、ミクダード外務居住者大臣は、以下の通り述べた。

偽りの民主主義と人権尊重を唱導する西側諸国は、この犯罪的な政体(イスラエル)を支援するため、艦隊や軍隊を動かし、彼らが占領するシリア領ゴラン高原や占領下パレスチナでのさらなる犯罪と、隣国への攻撃を助長している。

我々はこれらの国々に対し、我々の経済を破壊し、国民に対する人道的、社会的サービスの提供を困難にし、持続可能な開発目標の達成を妨げている非人道的な一方的強制措置を止めさせるために、ともに取り組む必要がある。

SANA(8月17日付)が伝えた。


AFP, August 17, 2024、ANHA, August 17, 2024、‘Inab Baladi, August 17, 2024、Reuters, August 17, 2024、SANA, August 17, 2024、SOHR, August 17, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗は巨大な地下施設と「イマード4」ミサイルをビデオで披露し、イスラエルを威嚇(2024年8月16日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムのアカウント(https://t.me/s/mmirleb)などを通じて「我々の山々は我々の貯蔵施設」と題した4分33秒のビデオを公開した。

ハマースのイスマーイール・ハニーヤ政治局長暗殺への報復をイランが示唆し、またカタールで、米国やエジプトの仲介によるイスラエルとパレスチナ側の停戦交渉が行われているなかで公開されたビデオには、巨大な地下施設と、2008年にシリアの首都ダマスカスでイスラエルによって暗殺されたイマード・ムグニヤ氏の名前にちなんだ「イマード4」と名づけられたミサイルが大型車輛に取り付けられた発射装置とともに施設内を移動する映像や製造施設と見られる場所が映し出されている。

 

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レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、8月16日の戦果について以下の通り発表した。

午後1時15分、リーシャー池に配置されているイスラエル軍の塹壕を地対地ミサイルで攻撃し、確実な損害を与える。

午後2時40分、マタット入植地一帯に展開するイスラエル軍部隊をロケット弾で攻撃し、直接の損害を与える。

午後4時30分、ジャル・ダイル陣地一帯に展開するイスラエル軍部隊をファラク1ロケット弾複数発で攻撃。

午後5時35分、アースィー陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するネトゥア(キブツ)の建物複数棟を攻撃。

(時刻明示せず)同じく報復として、「ラーウィヤ」陣地の第188旅団の機甲大隊本部を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、確実な損害を与える。

(時刻明示せず)カフルカラー村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するメトゥラ町の建物複数棟を攻撃。

午後10時50分、ザウラ入植地の砲台複数ヵ所をロケット弾で攻撃。

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レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員1人が死亡したと発表した。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前7時10分、イスラエル空軍は夜間、カフルカラー村地域にあるヒズブッラーの軍事施設複数ヵ所を攻撃。また、ルマイシュ村地域を砲撃。

午後12時57分、イスラエル空軍は本日早く、アイタルーン村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。ブライダー村、カフルカラー村地域を砲撃。ベイトゲン村地域で敵のUAV1機が確認される。

午後6時2分、ゴラン高原北部に不審な航空標的2つがレバノンから飛来、1つは多連装ミサイルで迎撃、1つはケラ・アロン入植地の空地に着弾し、火災が発生。

午後7時42分、上ガリラヤ地方で本日早く警報が発令され、レバノンから飛来した不審な航空標的を迎撃。レバノンからネトゥア(キブツ)地域にレバノンから飛翔体1つが飛来し、空地に着弾。イスラエル空軍はさきほどマールーン・ラアス村、アイター・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。

AFP, August 16, 2024、ANHA, August 16, 2024、‘Inab Baladi, August 16, 2024、Qanat al-Manar, August 16, 2024、Reuters, August 16, 2024、SANA, August 16, 2024、SOHR, August 16, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による55キロ地帯への侵犯を14件確認したと発表(2024年8月16日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間に米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機4機、F/A-18戦闘爆撃機2機、A-10サンダーボルト攻撃機8機による領空侵犯を14件確認したと発表した。

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イグナシュク副センター長はさらに、ハマー県のスカイラビーヤ市、ムハルダ市への人道支援として、1.4トンの食料物資を配給したと明らかにするとともに、イドリブ県の非武装地帯(ハザーリーン村一帯)に対するテロリストの攻撃で、シリア軍兵士1人が負傷したと付言した。

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RIAノーヴォスチ通信(8月16日付)、タス通信(8月16日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 16, 2024、TASS, August 16, 2024をもとに作成。

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米中央軍(CENTCOM)はフーシー派の支配下にあるイエメン領内で地上管制局1つを破壊することに成功したと発表(2024年8月16日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前2時3分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、過去24時間以内に、フーシー派の支配下にあるイエメン領内で地上管制局1つを破壊することに成功したと発表した。

AFP, August 16, 2024、ANHA, August 16, 2024、‘Inab Baladi, August 16, 2024、Reuters, August 16, 2024、SANA, August 16, 2024、SOHR, August 16, 2024などをもとに作成。

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「決戦」作戦司令室とシャーム解放機構がアレッポ県でシリア軍2人を狙撃し殺害(2024年8月16日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室が県西部の第46中隊基地一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

また、シャーム解放機構も同地でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

これに対して、シリア軍はシャーム解放機構の支配下にあるカフル・アンマ村、カスル村、カフル・タアール村を砲撃、タディール村を重機関銃で攻撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室ががシリア政府の支配下にあるラシュー丘一帯を砲撃した。

これに対して、シリア軍はトゥッファーヒーヤ村一帯を砲撃した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方のファッティーラ村、カンスフラ村一帯を砲撃した。

AFP, August 16, 2024、ANHA, August 16, 2024、‘Inab Baladi, August 16, 2024、Reuters, August 16, 2024、SANA, August 16, 2024、SOHR, August 16, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年8月16日)

スワイダー県では、スワイダー24(8月16日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

 

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市のパン製造所近くで地元の武装集団どうしが製造所の「みかじめ料」をめぐって撃ち合いとなり、一方の武装集団の司令官のきょうだい1人が負傷した(その後死亡)。

AFP, August 16, 2024、ANHA, August 16, 2024、‘Inab Baladi, August 16, 2024、Reuters, August 16, 2024、SANA, August 16, 2024、SOHR, August 16, 2024、August 18, 2024、Suwayda 24, August 16, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県、アレッポ県各所で、住民らが金曜日の午後の礼拝後にジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年8月16日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるカッリー町、カフルルースィーン村の国内避難民(IDPs)キャンプ、クールカーニヤー町、アルマナーズ市、ビンニシュ市、カフルタハーリーム町、アリーハー市、ビンニシュ市、アビーン・サムアーン村、イドリブ市で、住民らが金曜日の午後の礼拝後にアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。










同様のデモは、アレッポ県のダーラト・イッザ市でも発生した。

また、夜間には、イドリブ県のサルキーン市、タフタナーズ市で抗議デモが行われた。



AFP, August 16, 2024、ANHA, August 16, 2024、‘Inab Baladi, August 16, 2024、Reuters, August 16, 2024、SANA, August 16, 2024、SOHR, August 16, 2024などをもとに作成。

トルコ軍の無人航空機がアレッポ県タッル・リフアト市近郊のアルカミーヤ村を攻撃(2024年8月16日)

アレッポ県では、ANHA(8月16日付)によると、トルコ軍の無人航空機がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるタッル・リフアト市近郊のアルカミーヤ村を攻撃した。

AFP, August 16, 2024、ANHA, August 16, 2024、‘Inab Baladi, August 16, 2024、Reuters, August 16, 2024、SANA, August 16, 2024、SOHR, August 16, 2024などをもとに作成。

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ハマー県サラミーヤ市東23キロを震源とするマグニチュード4.9の地震が発生し、17人が病院に搬送される(2024年8月16日)

国立地震センター(NEC-Syria、https://www.facebook.com/nec.gov.sy/)は、午後1時15分にハマー県サラミーヤ市東23キロを震源とするマグニチュード4.9の地震が発生したと発表した。

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ハマー県サラミーヤ市にあるサラミーヤ国立病院のウサーマ・ムルハム院長によると、この地震で、屋外に急いで避難しようとした際に転倒し、打撲や怪我を負った12人が病院に搬送された。

また、地震への恐怖や神経衰弱で5人が救急搬送された。

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地方行政環境省は、緊急事態発生時に、市民に対する緊急サービスや支援が迅速に対応できるよう、中央対策室の電話番号、ファックス番号、電子メールアドレスを以下の通り公開した。

電話番号:011 215 0172
ファックス番号:011 214 6951
電子メールアドレス:095 141 3281

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なお、国立地震センターは、これに先立って8月15日から16日午前8時までに以下9回の地震が発生したと発表した。

15日
午前10時5分、ハマー市東24キロ、マグニチュード3.1。
午前11時3分、ラタキア市南西13キロ、マグニチュード2.6。
午後12時31分、ヒムス市南西約60キロ(レバノン北部)、マグニチュード1.7。
午後5時50分、ラタキア市南西約24キロ、マグニチュード2.3。
午後7時19分、ハマー市東24キロ、マグニチュード2.0。
午後11時10分、ハマー市南東28キロ、マグニチュード1.7。
午後11時30分、ハマー市東29キロ、マグニチュード1.4。

16日
午前4時26分、アレッポ市南東30キロ、マグニチュード2.2。
午前6時29分、タルトゥース市南東45キロ、マグニチュード1.4。

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SANA(8月16日付)が伝えた。

AFP, August 16, 2024、ANHA, August 16, 2024、‘Inab Baladi, August 16, 2024、Reuters, August 16, 2024、SANA, August 16, 2024、SOHR, August 16, 2024などをもとに作成。

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シン米国防総省副報道官:「イラクやシリアにおいて将来、似たような攻撃が行われた場合、我々は報復権を行使することを留保する」(2024年8月15日)

サブリナ・シン米国防総省副報道官は記者会見で、米軍に対する攻撃があった場合、米国政府は常に必要な対応を行ってきたとしたうえで、イラクやシリアにおいて将来、似たような攻撃が行われた場合、「我々は自らが選ぶ時間と場所で報復権を行使することを留保する」と述べた。

AFP, August 16, 2024、ANHA, August 16, 2024、‘Inab Baladi, August 16, 2024、Reuters, August 16, 2024、SANA, August 16, 2024、SOHR, August 16, 2024などをもとに作成。

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ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を7回攻撃したと発表(2024年8月15日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、8月15日の戦果について以下の通り発表した。

午前9時10分、マヤン・バルーク(キブツ)を砲撃。

午前11時5分、マルキヤ入植地に設置されているイスラエル軍の陣地1ヵ所を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)アッバースィーヤ村などに対する攻撃への報復として、ヒルバト・マーイル基地を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、複数の標的に正確に損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、シャミル入植地をカチューシャ砲複数発で初めて攻撃。

午後6時00分、ザウラ入植地にある砲台複数ヵ所をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後6時15分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午後5時40分、マルジュ陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

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イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午前9時7分、西ガリラヤ地方で夜間に警報が発令され、多連装ミサイルがレバノンからの不審な航空標的1つを迎撃することに成功。
午後3時32分、ゴラン高原地域で午後2時10分に警報が発令され、レバノンから不審な航空標的1つが飛来。また、レバノンから約5発の飛翔体が飛来し、シャミル入植地地域の空地に着弾。上ガリラヤ地方で午後2時29分に警報が発令され、約20発の飛翔体がレバノンから飛来、大多数を迎撃、一部がシャミル入植地の空地などにc百段。

午後7時43分、レバノンから数時間にわたって多数の飛翔体がひり、一部を迎撃、一部は空地に着弾。イスラエル空軍が数時間にわたり、ヤールーン村、アイター・シャアブ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設を攻撃。ダイル・ミーマース村地域を砲撃。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Qanat al-Manar, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を7件、55キロ地帯への侵犯を12件確認したと発表(2024年8月15日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を7件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機4機、F/A-18戦闘爆撃機2機、A-10サンダーボルト攻撃機6機による領空侵犯を12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(8月15日付)、タス通信(8月15日付)が伝えた。

RIA Novosti, August 15, 2024、TASS, August 15, 2024をもとに作成。

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シリア人権監視団:トルコ当局がイラク・クルディスタン地域でのPKKとの戦闘に投入するため、傭兵として募集したシリア国民軍戦闘員が550人以上に(2024年8月15日

シリア人権監視団は、トルコ当局がイラク・クルディスタン地域でのクルディスタン労働者党(PKK)との戦闘に投入するため、傭兵として募集したシリア国民軍所属のハムザ師団、スライマーン・シャー師団、スルターン・ムラード師団の戦闘員(そのほとんどはトルコマン系)の数が550人以上に達していると発表した。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024などをもとに作成。

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イラン・イスラーム革命防衛隊は、顧問部隊に所属するアフマド・レザー・アフシャーリー准将がシリアでの爆撃で負傷、その後死亡したと発表(2024年8月15日)

イラン・イスラーム革命防衛隊のホセイン・セラーミー総司令官は、同隊宇宙航空部隊の顧問部隊に所属するアフマド・レザー・アフシャーリー准将がシリアでの爆撃で負傷、その後死亡したと発表した。


タスニーム通信(8月15日付)が伝えた。

メフル通信(8月15日付)によると、アフシャーリー准将は、7月末の米主導の有志連合による航空攻撃で負傷し、イラン国内の病院に搬送されていたが、15日に死亡した。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Mehr News, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024、Tasnim News, August 15, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるアレッポ県カフル・ヌーラーン村一帯を自爆型無人航空機で攻撃(2024年8月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・ヌーラーン村一帯を自爆型無人航空機1機で攻撃した。

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イドリブ県ではシリア人権監視団によると、シリア軍の自爆型無人航空機1機がシャーム解放機構の支配下にあるマアーッラト・ナアサーン村で車1台を攻撃した。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のバイニーン村一帯を砲撃した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、マアーッラト・ナアサーン村でシリア軍の自爆型無人航空機1機を撃墜、ハザーリーン村、ルワイハ村を砲撃した。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024などをもとに作成。

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地元武装集団とシリア民主軍がダイル・ザウル県ユーフラテス川河畔各所で交戦、シリア民主軍の狙撃で住民1人死亡(2024年8月15日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、イランとシリア政府の支援を受ける地元武装集団が14日深夜から15日未明にかけて、シリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸バクラス村から東岸に潜入を試み、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦、砲撃戦となった。

また、シリア政府の支配下にあるクーリーヤ市では、ユーフラテス川東岸からのシリア民主軍の狙撃で、住民1人が死亡した。

このほかにも、ユーフラテス川東岸のアブー・ハルドゥーブ村一帯に展開するシリア民主軍と、西岸のスバイハーン村一帯に展開する地元武装集団が銃撃戦を行った。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024などをもとに作成。

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スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年8月15日)

スワイダー県では、スワイダー24(8月15日付)、シリア人権監視団によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

 

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、総合情報部のメンバーがハーッラ市に近い街道で住民2人を撃ち、1人を殺害、1人を負傷させた。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024、Suwayda 24, August 15, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県ダーナー市、イドリブ市で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年8月15日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるダーナー市、イドリブ市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。


AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024などをもとに作成。

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国連シリア代表部はイスラエル占領下ゴラン高原のマジュダル・シャムス村で子供らが死亡した事件について、イスラエル占領当局に責任があると改めて主張(2024年8月15日)

国連シリア代表部は国連事務総長と安保理議長に書簡を送り、7月27日にイスラエル占領下ゴラン高原のマジュダル・シャムス村で、イスラエル軍のアイアン・ドーム防空システムのミサイルの着弾、あるいはレバノンのヒズブッラーのファラク1ロケット弾の攻撃によって子供らが死亡した事件について、イスラエル占領当局に責任があると改めて主張した。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024などをもとに作成。

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外務在外居住者省は、米軍元士官でジャーナリストのオースティン・タイス氏をシリア政府が逮捕したとするバイデン米大統領の主張を否定(2024年8月15日)

外務在外居住者省は声明を出し、ジョー・バイデン大統領が14日にオースティン・タイス氏(2012年8月13日にシリア国内で失踪)の釈放をシリア政府に対して改めて求めたことに対して、ジャーナリストだとされる元米軍士官のタイス氏がシリア政府によって逮捕されたとする嫌疑には根拠がなく、真実を歪めているとしたうえで、領土主権の侵害、分離主義民兵やテロ組織への支援、資源の盗奪、一方的制裁などといった敵対行為とともに、シリアへの嫌疑を向ける手口を続けていると非難した。

AFP, August 15, 2024、ANHA, August 15, 2024、‘Inab Baladi, August 15, 2024、Reuters, August 15, 2024、SANA, August 15, 2024、SOHR, August 15, 2024などをもとに作成。

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