ロシア軍使節団がハサカ市を訪れ、ハサカ県知事やシリア軍の司令官らと会談、ハサカ市とカーミシュリー市に対するシリア民主軍・アサーイシュの封鎖解除に向けた事態収拾の方途に向けて協議(2024年8月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、カーミシュリー国際空港に駐留するロシア軍士官らからなる使節団が、軍用車輛2輌に分乗し、ハサカ市を訪れ、ハサカ県知事やシリア軍の司令官らと会談、ハサカ市とカーミシュリー市に対する人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の封鎖解除に向けた事態収拾の方途に向けて意見を交わした。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍がシリア政府支配下のダイル・ザウル県ユーフラテス川西岸の3ヵ所に対して大規模作戦を実施、多数を殺傷(2024年8月12日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が11日深夜から12日未明にかけてシリア政府の支配下にあるユーフラテス川西岸のブーライル村に潜入し、同地にある「親イランの地元武装集団」の陣地を攻撃、戦闘の末に7人を殺害した。

シリア民主軍はまた、ブーカマール市近郊のキシュマ村、ドゥワイル村にも潜入し、地元武装集団2人を殺害、複数人を負傷させるとともに、6人を捕捉した。

シリア民主軍はさらに、バクラス村をロケット弾で攻撃、これにより子供3人が負傷した。

シリア軍はこのほかにも、クーリーヤ市を砲撃、アブー・ハマーム市で地元武装集団メンバーと見られる男性の自宅を強襲し、逮捕した。

一連の攻撃に関して、シリア民主軍の広報センターは声明を出し、ダイル・ザウル軍事評議会が、シリア軍と国防隊による砲撃で民間人などが死亡したことへの報復として、ユーフラテス川西岸の3ヶ所(キシュマ村、ブーライル村、トゥーブ村)に対して大規模作戦を実施し、20人を殺害、複数人を負傷させ、武器などを捕獲したと発表した。

一方、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のアブー・ハマーム市、カシュキーヤ村、スブハ村、スワイダーン・ジャズィーラ村が11日深夜から12日未明にかけて、地元武装集団の砲撃を受け、アブー・ハマーム市では、女性1人と女児1人が死亡、同市やそれ以外の村で民間人10人あまりが負傷、民家が損害を受け、カシュキーヤ村では農地で火災が発生した。

攻撃の拡大を受けて、シリア軍はブーライル村、ムーハサン市、トゥーブ村に増援部隊を派遣した。

また、戦闘激化を受けて、シリア政府の支配下にあるブー・ウマル村、ブーライル村、ドゥワイル村、キシュマ村、スバイハーン村の住民が非難を開始した。

**

シリア人権監視団によると、8月7日に戦闘が始まって以降の死者は以下の通り。

民間人18人(うち子供8人)
シリア民主軍兵士2人
親イランの地元武装集団メンバー17人
「イランの民兵」メンバー8人

また民間人48人、戦闘員7人が負傷しているという。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のアビーン・サムアーン村、カフルタハーリーム町、サルキーン市、イドリブ市で午後、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年8月12日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の支配下にあるアビーン・サムアーン村、カフルタハーリーム町、サルキーン市、イドリブ市で午後、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。




**

シャーム解放機構の総合治安機関がダイル・ハッサーン村で犯罪グループと交戦し、メンバー3人を殺害、4人を負傷させ、3人を逮捕した。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がアレッポ県マンビジュ市近郊のムフスィンリー村などを地対地ミサイル、自爆型無人航空機などで攻撃(2024年8月12日)

アレッポ県では、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の広報センターの発表によると、トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のムフスィンリー村を地対地ミサイル3発と自爆型無人航空機1機で攻撃、またフーシャリーヤ村を砲撃した。

ANHA(8月12日付)が伝えた。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

イスラエル軍が占領下のゴラン高原からダルアー県ジャービヤ丘にあるシリア軍の陣地1ヵ所を砲撃し複数回の爆発が発生(2024年8月11日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、イスラエル軍が占領下のゴラン高原からジャービヤ丘にあるシリア軍の陣地1ヵ所を砲撃し、複数回の爆発が発生した。

シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は、8月に入って4回目、今年に入って59回目(うち42回が航空攻撃、16回が地上攻撃)、これにより122あまりの標的が破壊され、軍関係者178人が死亡、103人が負傷しているという。

同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。

イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):23人
ヒズブッラーのメンバー:37人
イラク人:18人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):44人
「イランの民兵」の外国人メンバー:14人
シリア軍将兵:42人

また、民間人も17人(女性3人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。

攻撃の県別内訳は以下の通りである。

ダマスカス県、ダマスカス郊外県:23回
ダルアー県:16回
ヒムス県:9回
クナイトラ県:6回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

所属不明の無人航空機1機がシリア政府の支配下にあるダイル・ザウル県ブーカマール市近郊で「イランの民兵」の軍用車輛1台を狙って攻撃(2024年8月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、所属不明の無人航空機1機が、シリア政府の支配下にあるブーカマール市近郊で、「イランの民兵」の軍用車輛1台を狙って攻撃を行った。

攻撃が行われたのは、キシュマ村とドゥワイル村を結ぶ街道沿線。

同監視団によると、この攻撃で「イランの民兵」8人が死亡、複数人が負傷した。

一方、

ダイル・ザウル24(8月11日付)によると、死亡したのはナウワーフ・バシール元人民議会議員が率いるバーキル旅団のメンバー6人。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、Deirezzor 24, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を9回攻撃する一方、戦闘員3人が死亡したと発表(2024年8月11日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、8月11日の戦果について以下の通り発表した。

午前7時30分、マルジュ陣地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後9時15分、イスラエル軍が集結するラーヒブ陣地を攻撃し、直接の損害を与える。

午前10時50分、リーシャー池一帯に集結するイスラエル軍をロケット弾複数発で攻撃、直接の損害を与える。

午前11時10分、マタット入植地一帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃、直接の損害を与える。

午後12時45分、マルキヤ入植地のスパイ設備を自爆型無人航空機1機で攻撃し、これを破壊。

午後3時5分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のルワイサート・イルム陣地のスパイ設備を攻撃し、これを破壊。

午後4時22分、同じくルワイサート・イルム陣地をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)マルキヤ入植地に配置されているイスラエル軍部隊を自爆型無人航空機1機で攻撃し、直接の損害を与える。

午後7時20分、ジャルダーフ陣地に集結するイスラエル軍部隊を砲撃し、直接の損害を与える。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員3人が死亡したと発表した。



**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後4時35分、レバノンからネトゥア入植地に終日、多数の飛翔体が飛来、イスラエル軍が飛翔体発射地を砲撃。イスラエル空軍がウダイサ村地域にあるヒズブッラーの軍事施設複数ヵ所を攻撃。

午後8時15分、アラブ・アル・アラムシェ村地域で先ほど警報が発令され、多数の飛翔体がレバノンから飛来、空地に着弾。イスラエル空軍は本日早く、タイバ村地域でヒズブッラーのテロ細胞を、ディルドガイヤー村地域の軍事施設1ヵ所、カフルカラー村、ジッビーン村地域の武器弾薬庫複数ヵ所を攻撃。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Qanat al-Manar, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県のビンニシュ市、イドリブ市で、住民がジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年8月11日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市で午後、女性らが逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。

また、ビンニシュ市、イドリブ市では、住民が夜間にアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。


AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴える(2024年8月11日)

スワイダー県では、スワイダー24(8月11日付)によると、スワイダー市のサイル広場(カラーマ広場)で、活動家らが抗議デモを続け、自由、体制打倒、国連安保理決議第2254号の履行、逮捕者釈放を訴えた。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア軍はハサカ県カーミシュリー市の厳戒地区の防御を強化、シリア民主軍とアサーイシュの集結地を狙うかたちで戦車、狙撃手を配置(2024年8月11日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル県各所でシリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘激化を受けて、シリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)が、シリア政府の支配下にあるハサカ市とカーミシュリー市の治安厳戒地区を包囲するなか、シリア軍がカーミシュリー市の治安厳戒地区や検問所の防御を強化するとともに、治安厳戒地区内のズヌード地区に第54中隊の戦車5輌を展開させ、シリア民主軍とアサーイシュの集結地を狙うかたちで、ズヌード地区内の建物の屋上に狙撃兵を配置した。

治安厳戒地区内での防御強化と増援部隊の配置は、シリア民主軍とアサーイシュが治安厳戒地区の封鎖と前後して捕捉されたシリア軍の准将ら20人の解放を求めて、シリア民主軍側に圧力をかけるためのもの。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

アサド大統領は2024年政令第204号を施行し、2024年8月21日に第4期人民議会を招集することを決定(2024年8月11日)

アサド大統領は2024年政令第204号を施行し、2024年8月21日に第4期人民議会を招集することを決定した。

SANA(8月11日付)が伝えた。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるイドリブ県カフルナブル市近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害(2024年8月11日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフルナブル市近郊で、シリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍とシリア国民軍がアレッポ県北部各所を砲撃(2024年8月11日)

アレッポ県では、ANHA(8月11日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市近郊のサイヤーダ村、ジャブラト・ハムラート村、タッル・トゥーリーン村を砲撃した。

トルコ軍はまた、タッル・リフアト市一帯、同市近郊のハルバル村、シャイフ・イーサー村、バイルーニーヤ村、アイン・ダクナ村を砲撃した。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県でシリア民主軍が「親イランの地元武装集団」に所属していると見られる指名手配者の捜索を行い、住宅2棟を爆破(2024年8月11日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のアブー・ハマーム市とガラーニージュ市で、「親イランの地元武装集団」に所属していると見られる指名手配者の捜索を行い、アブー・ハマーム市では地元武装集団司令官が所有する住宅2棟を爆破した。

**

ダイル・ザウル県では、シリア民主軍に所属するハジーン軍事評議会が声明を出し、シリア政府支配下のユーフラテス川西岸からダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にある東岸に潜入しようとした「いわゆる国防隊」を撃退した、と発表した。

ANHA(8月11日付)が伝えた。

**

北・東シリア地域民主自治局の渉外局は声明を出し、ダイル・ザウル県各所でのシリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)とシリア民主軍の戦闘激化を受けて8月10日に外務在外居住者省が出した非難声明に反論し、「シリア政府には従属や分離主義について話す資格がもっともない」と非難した。

ANHA(8月11日付)が伝えた。

**

ダイル・ザウル県では、ANHA(8月11日付)によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のダイル・ザウル市東のサブアト・キールー地区(サブアト・キールー交差点一帯)で、ズィヌービヤー女性連合が、シリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)による攻撃に抗議するデモを行った。

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアイン・アラブ(コバネ)市で、同様の抗議デモが行われた。

また、アカイダート部族の部族長や名士らからなる使節団が、攻撃によって負傷した住民らを慰問した。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米主導の有志連合の士官(准将)ら一行が、実質占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のルクバーン・キャンプを訪問(2024年8月10日)

シリア自由軍(旧革命特殊任務軍)はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/SyrianFreeArmy/)などを通じて、米主導の有志連合の士官(准将)ら一行が、実質占領するタンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)内のルクバーン・キャンプを訪れ、地元評議会や市民社会の代表らと面談した、と発表した。

AFP, August 12, 2024、ANHA, August 12, 2024、‘Inab Baladi, August 12, 2024、Reuters, August 12, 2024、SANA, August 12, 2024、SOHR, August 12, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア政府の支配下にあるハサカ市の治安厳戒地区で、シリア民主軍とアサーイシュによる封鎖に抗議するデモ(2024年8月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるハサカ市の治安厳戒地区で、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)による封鎖に抗議するデモが行われ、住民ら数十人が参加した。

AFP, August 11, 2024、ANHA, August 11, 2024、‘Inab Baladi, August 11, 2024、Reuters, August 11, 2024、SANA, August 11, 2024、SOHR, August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ヒズブッラーが主導するレバノン・イスラーム抵抗はイスラエル北部(イスラエル占領下のレバノン南部)を10回攻撃したと発表(2024年8月10日)

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、8月10日の戦果について以下の通り発表した。

(時刻明示せず)ラーミヤー陣地のスパイ設備を自爆型無人航空機で攻撃し、これを破壊。

午後12時50分、マルキヤ入植地を砲撃し、直接の損害を与える。

午後12時48分、タッル・シャアルに集結するイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃、直接の損害を与える。

午後5時5分、ミスカヴ・アム(キブツ)のスパイ設備を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ティールハルファー村、アイター・シャアブ村などに対する攻撃への報復として、イールオン(キブツ)をカチューシャ砲複数発で攻撃。

午後5時30分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のラムサー陣地をロケット弾複数発で攻撃、直接の損害を与える。

午後5時35分、占領下シャブアー農場のザブディーン陣地をロケット弾複数発で攻撃、直接の損害を与える。

午後6時20分、カランティーナー丘の技術システムを地対地ミサイルで攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)サイダー市に対する暗殺攻撃への報復として、マフワート・アロン基地(教練センター)を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、リーシャー池陣地一帯に集結するイスラエル軍部隊を自爆型無人航空機複数機で攻撃。

**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後11時27分、イスラエル北部で午後7時27分から44分にかけて警報が発令、多数のUAVがレバノンから飛来、1機を撃破する一方、複数機の墜落を確認。ティールハルファー村地域の軍事施設に本日早く、ヒズブッラーのテロリスト1人が入るのが確認され、イスラエル空軍がこれを攻撃。フーラー村、ヒーラト・ダーバー村地域からのロケット弾発射を確認。イスラエル宇う軍は同地で発射準備がされていたUAVとヒズブッラーのテロリスト1人を攻撃。さらに、イスラエル空軍は、ハニーン村、アイター・シャアブ村、ヒヤーブ村、ブライダー村地域にあるヒズブッラーの軍事施設や武器貯蔵施設を攻撃。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Qanat al-Manar, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

米中央軍(CENTCOM)はフーシー派の支配下にあるイエメン領内でミサイル発射台1台と無人水上艦艇1隻を、紅海上空で無人航空機2機を撃墜することに成功したと発表(2024年8月10日)

米中央軍(CENTCOM)は現地時間の午前5時21分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/CENTCOM)を通じて声明を出し、24時間以内に、フーシー派の支配下にあるイエメン領内でミサイル発射台1台と無人水上艦艇1隻を、紅海上空で無人航空機2機を撃墜することに成功したと発表した。


AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、カフルタハーリーム町、アルマナーズ市で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモ(2024年8月10日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ市、カフルタハーリーム町、アルマナーズ市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒、逮捕者の即時釈放を訴える抗議デモを行った。



一方、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機関がマアッラトミスリーン市の検問所でジュンド・イスラーム大隊のメンバー7人を逮捕した。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

トルコ軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるアレッポ県北部を砲撃(2024年8月10日)

アレッポ県では、ANHA(8月10日付)によると、トルコ軍とシリア国民軍がシリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるマンビジュ市北のジャート村、アウン・ダーダート村、サイヤーダ村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、この砲撃で、シリア民主軍に所属するマンビジュ軍事評議会の第1旅団の兵士1人が死亡した。

**

アナトリア通信(8月10日付)によると、トルコ国防相はアレッポ県北部でPKK/YPGのテロリスト12人を無力化した。

AFP, August 10, 2024、Anadolu Ajansı, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

シリア民主軍のYATがダイル・ザウル県スワイダーン・ジャズィーラ村でダーイシュのスリーパーセルの指導者を殺害、セルを解体することに成功したと発表(2024年8月10日)

人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の広報センターは声明を出し、同軍のテロ撲滅部隊(YAT)がダイル・ザウル県スワイダーン・ジャズィーラ村で精密治安作戦を実施、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルの指導者を殺害、セルを解体することに成功したと発表した。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ダイル・ザウル県でシリア軍、国防隊、地元武装集団とシリア民主軍の戦闘が続くなか、シリア民主軍はハサカ県のムジャイビラ村を制圧し、シリア軍を放逐(2024年8月10日)

ダイル・ザウル県では、ANHA(8月10日付)、シリア人権監視団にによると、シリア軍と国防隊が早朝、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のブサイラ市およびその一帯のハワーイジュ・ズィヤーブ村、スブハ村、ズィーバーン村を砲撃した。


また、シリア人権監視団によると、イブラーヒーム・ハフル氏が率いる地元武装集団(部族軍)がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のズィーバーン村に潜入し、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍と交戦した。

これにより、部族軍に所属するブージャーミル旅団の司令官を含む2人が死亡した。

戦闘はまた、ブサイラ市近郊のハウィージャト・フハイマーン村などでも激しく行われた。

こうしたなか、シリア人権監視団によると、シリア軍第4師団がさらなる戦闘激化に備えるかたちで、ブーライル村、トゥーブ村の住民らに対して退去を呼びかけるとともに、同地一帯に増援部隊を派遣した。

**

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア民主軍と北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)がシリア政府の支配下にあるムジャイビラ村および同地一帯でシリア軍、国防隊と激しく交戦、村とその近くに設置されているシリア軍検問所2ヵ所を制圧、シリア軍兵士3人を殺害、8人を捕捉、それ以外の兵士や国防隊メンバーを排除した。

**

ダイル・ザウル地区(ダイル・ザウル県)のアカイダート部族とバッカーラ部族の名士ら、スィタール大会、ハサカ県タッル・ハミース市のアラブ人部族の部族長と名士ら、タブカ地区(ラッカ県)の部族、マアバダ(カルキールキー)町(ハサカ県)の部族の名士らなどがそれぞれ声明を出し、シリア軍、国防隊によるダイル・ザウル県のユーフラテス川東岸地域への攻撃を非難した。




また、ハサカ市(ハサカ県)では、シリア祖国党が攻撃に抗議するデモを行い、ラッカ地区およびタブカ地区(ラッカ県)、マンビジュ地区(アレッポ県)、スィッリーン町(アレッポ県)、アイン・イーサー市(ラッカ県)、カーミシュリー市(ハサカ県)でも、シリア民主軍の支持者らがデモを行った。






ANHA(8月10日付)が伝えた。

**

シリア民主軍に所属するダイル・ザウル軍事評議会は声明を出し、7日以降のシリア軍、国防隊との戦闘で、シリア軍側の兵士ら25人を殺害、10人を負傷させる一方、民間人11人とシリア民主軍の兵士2人が犠牲となったと発表した。

一方、シリア人権監視団によると、4日間での戦闘による死者は、民間人16人(うち子供7人)、シリア民主軍兵士2人、シリア軍側の兵士・戦闘員8人、負傷者は民間人35人、兵士・戦闘員7人。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

国防省はシリア軍がアレッポ県、イドリブ県、ハマー県で多数のテロリストを殺傷、ドローンを撃破したと発表(2024年8月10日)

国防省はフェイスブックの公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、シリア軍がアレッポ県西部農村地域でテロリストの活動と集結場所を追跡・捕捉、タディール村とカフル・アンマ村にあるテロリストの拠点複数ヵ所を攻撃、シリア軍陣地複数ヵ所への攻撃を準備していたテロリスト多数を殺傷したと発表した。

また、イドリブ県農村地域でも、自爆型無人航空機多数を迎撃し、5機を破壊するなどして、撃退したほか、ハマー県北部農村地域でも、多数の車輛や設備を攻撃し、これらを破壊、多数のテロリストを殺傷したと付言した。









SANA(8月9日付)が伝えた。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるナフシャッバー村一帯を砲撃し、シリア軍兵士3人が死亡した。

また、負傷していたシリア軍士官(中尉)が11日に死亡した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

**

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカンスフラ村一帯を砲撃した。

**

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるカフル・タアール村、カフル・アンマ村、ワサータ村の農場を砲撃した。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024、August 11, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハトワ財団がダマスカス県のアサド文化芸術館で「祖国の夫人」と銘打った行事を催し、多数の慈善団体が参加し、アスマー・大統領夫人の支援に謝意を示す(2024年8月10日)

ハトワ財団がダマスカス県のアサド文化芸術館で、「祖国の夫人」と銘打った行事を催し、多数の慈善団体が参加し、アスマー・アフラス大統領夫人の支援に謝意を示した。

ハトワ財団は、アスマー夫人の支援を受ける慈善団体の一つで、首都ダマスカス、ダルアー県、タルトゥース県に支部を持ち、義肢の提供、患者への物心面でのケアを行っている。





SANA(8月9日付)が伝えた。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

外務在外居住者省はイスラエル軍がガザ地区北部にある学校を爆撃し、住民ら100人以上が死亡したことを非難(2024年8月10日)

外務在外居住者省は声明を出し、イスラエル軍がパレスチナのガザ地区北部にある学校を爆撃し、住民ら100人以上が死亡したことについて、「パレスチナ、レバノン、シリアで占領国イスラエルが無辜の市民の血を流し続けることは、西側の全面的な支援にもかかわらず、この地域の人々にさらなる抵抗と、イスラエルの犯罪に対する報復の決意を強めさせるだろう」と非難した。

SANA(8月9日付)が伝えた。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

外務在外居住者省はダイル・ザウル県での戦闘激化を受け、米軍の撤退を改めて要求(2024年8月10日)

外務在外居住者省は声明を出し、ダイル・ザウル県各所でシリア軍、国防隊、地元武装集団(部族軍)と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の戦闘が激化していることに関して、米軍がシリア領内の一部を占領することは、主権、領土統合・保全に対するあからさまな侵害だとしたうえで、「分離主義的なシリア民主軍への支援は、シリアへの敵対的な計略を実施するための陳腐なツールだ」と非難、シリア民主軍への支援を止め、領内から即時撤退し、分離主義勢力の存在を拒否するシリア人の意志を尊重するよう求めた。

SANA(8月9日付)が伝えた。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

米軍が違法に基地を設置しているハサカ県ハッラーブ・ジール村の農業用空港が「攻撃型」無人航空機の攻撃を受ける(2024年8月10日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に対して「攻撃型」無人航空機1機が攻撃を行った。

同監視団によると、航空機は迎撃され、基地内に墜落した。

一方、ANHA(8月10日付)によると、攻撃は午前0時30分に、イラクから飛来した2機の無人航空機によって行われ、1機は米軍の迎撃により破壊されたが、1機が基地内で爆発した。

**

2023年10月19日以降、シリア領内にある米軍基地や米軍施設が狙われるのはこれで135回目。

内訳は以下の通り:

ウマル油田の基地:36回
シャッダーディー市の基地:16回
CONOCOガス田の基地:40回
ハッラーブ・ジール村の基地:20回
タンフ国境通行所の基地:17回
タッル・バイダル村の基地:2回
ルーバールヤー村の基地:2回
カスラク村の基地:1回
ワズィール休憩所の基地:1回

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

ハサカ市とカーミシュリー市の治安厳戒地区封鎖に向けロシア軍使節団がシリア民主軍・アサーイシュと交渉:シリア民主軍側は部族軍を率いるイブラーヒーム・ハフル氏らの身柄引き渡しを求める(2024年8月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、ハサカ市とカーミシュリー市の治安厳戒地区への北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)の封鎖解除をめざして、ラタキア県のフマイミーム航空基地からロシア軍の使節団が派遣され、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の司令官らと会談したが、交渉は物別れに終わった。

同監視団によると、交渉において、シリア民主軍は、ロシア軍の使節団に対して、部族軍を率いるアカイダート部族の部族長であるイブラーヒーム・ハフル氏ら攻撃の首謀者らの身柄引き渡しを、治安厳戒地区の封鎖解除の条件として求めたという。

AFP, August 10, 2024、ANHA, August 10, 2024、‘Inab Baladi, August 10, 2024、Reuters, August 10, 2024、SANA, August 10, 2024、SOHR, August 10, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送(2024年8月9日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, August 9, 2024、ANHA, August 9, 2024、‘Inab Baladi, August 9, 2024、Reuters, August 9, 2024、SANA, August 9, 2024、SOHR, August 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

 

イスラエル軍は南部県スール市にあるアイン・フルワ・パレスチナ難民キャンプを無人航空機で攻撃、ハマース幹部の1人のサーミル・ハーッジ・ジュムア氏を殺害(2024年8月9日)

イスラエル軍は南部県スール市にあるアイン・フルワ・パレスチナ難民キャンプの四輪駆動車を狙って無人航空機1機で攻撃を行い、ハマース幹部の1人のサーミル・ハーッジ・ジュムア氏を殺害した。

マナール・チャンネル(8月9日付)などが伝えた。

**

レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)で、8月9日の戦果について以下の通り発表した。

午前9時40分、メトゥラ町一帯に集結するイスラエル軍部隊をロケット弾複数発で攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ハンナーウィーヤ村などに対する攻撃への報復として、キリヤット・シュモナ入植地の代769旅団司令部をカチューシャ砲複数発で攻撃。

(時刻明示せず)ハンナーウィーヤ村、ナークーラ村などに対する攻撃への報復として、レモン山の西部旅団沿岸大隊司令部を自爆型無人航空機複数機で攻撃し、確実な損害を与える。

(時刻明示せず)カフルカラー村、アイター・シャアブ村などに対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するキリヤット・シュモナ入植地内の建物複数棟を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)ハンナーウィーヤ村、ナークーラ村などに対する攻撃への報復として、第769旅団司令部をファラク1・ロケット弾複数発で攻撃。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマナラ入植地の建物1棟を攻撃。

午後1時25分、占領下カフルシューバー村丘陵地帯のサンマーカ陣地をロケット弾複数発で攻撃、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)レバノン南部に対する攻撃への報復として、イスラエル軍が使用するマナラ入植地の建物複数棟を攻撃し、直接の損害を与える。

(時刻明示せず)同じく報復として、イスラエル軍が使用するドビブ入植地の建物複数棟を攻撃し、直接の損害を与える。

**

レバノン・イスラーム抵抗はまた、戦闘員2人が死亡したと発表した。


**

イスラエル軍はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/idfofficial)を通じて以下の通り発表した。

午後7時34分、イスラエル空軍が夜間、ハンナーウィーヤ村のヒズブッラーの司令部、アイター・シャアブ村地域のテロ・インフラ、上ガリラヤ地方のビラニット軍事キャンプへの攻撃に使用されたロケット弾発射装置1基を攻撃。マナラ入植地とキリヤット・シュモナ入植地で警報が発令され、多数の飛翔体がレバノンから飛来、空地に着弾。

午後12時44分、ナークーラ村地域の軍事施設でヒズブッラーのテロリスト2人が活動していることを確認、イスラエル空軍が2人を殲滅。

午後8時2分、IDF(イスラエル国防軍)とISA(イスラエル保安庁)は共同声明を出し、イスラエル空軍の航空機1機がサイダー市を攻撃し、ハマースの幹部の1人でアイン・フルワ・キャンプの武装部隊司令官だったサーミル・マフムード・ハーッジを殲滅したと発表。

午後8時36分、イスラエル空軍のジェット戦闘機複数機が先ほど、ハマーム村地域にあるヒズブッラーのロケット弾発射台1基を攻撃。またアイター・シャアブ村、ムハイビーブ村、マルカバ村、カフルカラー村地域にあるテロ・インフラを攻撃。マイス・ジャバル村地域を砲撃。

AFP, August 9, 2024、ANHA, August 9, 2024、‘Inab Baladi, August 9, 2024、Qanat al-Manar, August 9, 2024、Reuters, August 9, 2024、SANA, August 9, 2024、SOHR, August 9, 2024などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.