北・東シリア地域民主自治局の社会問題職員委員会が会合を開き、イスラエルのレバノン攻撃激化に伴うレバノンからの避難民・帰還者の状況について議論(2024年11月17日)

北・東シリア地域民主自治局の社会問題職員委員会が会合を開き、社会契約第102条が定める社会問題職員評議会の設置の仕組みと、イスラエルのレバノン攻撃激化に伴うレバノンからの避難民・帰還者の状況について議論した。

レバノンからの避難民・帰還者の状況については、必要な支援、とりわけ医療サービスなどのサービスの提供に重点を置くことが確認された。

AFP, November 18, 2024、ANHA, November 18, 2024、‘Inab Baladi, November 18, 2024、Reuters, November 18, 2024、SANA, November 18, 2024、SOHR, November 18, 2024などをもとに作成。

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レバノン・イスラーム抵抗は首都ベイルートのラアス・ナブア地区に対するイスラエル軍の爆撃で、ヒズブッラーの広報関係局長(報道官)のムハンマド・アフィーフ・ナーブルスィー氏が死亡したと発表(2024年11月17日)

ナハールネット(11月17日付)、NNA(11月17日付)、マナール・チャンネル(11月17日付)などによると、イスラエル軍は、レバノン東部のハースバイヤー市近郊のマーリー町の農場を爆撃し、レバノン軍兵士1人、シリア人夫婦、2歳の双子の女児2人を含む6人が死亡した。

イスラエル軍はまた、首都ベイルート南部郊外と中心部のラアス・ナブア地区(バアス党本部一帯)、レバノン南部のヒヤーム村、スール市を爆撃した。

一方、レバノン・イスラーム抵抗はテレグラムの公式アカウント(https://t.me/mmirleb)を通じて、11月16日にイスラエルおよびレバノン南部で、イスラエル軍に対して17回の攻撃を実施したと発表した。

レバノン・イスラーム抵抗はまた、首都ベイルートのラアス・ナブア地区に対するイスラエル軍の爆撃で、ヒズブッラーの広報関係局長(報道官)のムハンマド・アフィーフ・ナーブルスィー氏が死亡したと発表した。


イスラエル軍の発表によると、午後11時00分の時点で、ヒズブッラーは約170発の飛翔体をイスラエルに向けて発射した。

レバノンの保健省によると、9月23日以降の死者数は3,452人となった。

AFP, November 17, 2024、ANHA, November 17, 2024、‘Inab Baladi, November 17, 2024、Naharnet, November 17, 2024、NNA, November 17, 2024、Qanat al-Manar November 17, 2024、Reuters, November 17, 2024、SANA, November 17, 2024、SOHR, November 17, 2024などをもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは米主導の有志連合による「非紛争議定書」違反を2件、55キロ地帯への侵犯を12件確認したと発表(2024年11月17日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア領空での偶発的衝突を回避するために米国とロシアが2019年12月9日に交わした「非紛争議定書」への米主導の有志連合所属の無人航空機(ドローン)による違反を2件確認したと発表した。

イグナシュク副センター長はまた、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、米国が違法に占領するヒムス県ヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)で、F-15戦闘機12機による領空侵犯を12件確認したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(11月17日付)、タス通信(11月17日付)が伝えた。

RIA Novosti, November 17, 2024、TASS, November 17, 2024をもとに作成。

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ロシア当事者和解調整センターは過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所を通じて、難民3,300人がレバノンからシリアに入国したと発表(2024年11月17日)

ロシア当事者和解調整センターのオレグ・イグナシュク副センター長は、過去24時間にシリア・レバノン国境の5つの国境通行所(アリーダ、ジュースィヤ、ダブースィーヤ、ジスル・カマル(マトリバー)、ジュダイダト・ヤーブース)を通じて、難民3,300人がレバノンからシリアに入国したと発表した。

RIAノーヴォスチ通信(11月17日付)、タス通信(11月17日付)が伝えた。

RIA Novosti, November 17, 2024、TASS, November 17, 2024をもとに作成。

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イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)はイスラエルの首都テルアビブとアシュケロン市一帯の軍事標的と重要標的に対して多数の無人航空機で、5段階にわたる特殊作戦を実施したと発表(2024年11月17日)

イエメンのアンサール・アッラー(フーシー派)のヤフヤー・サリーア報道官は午後8時17分、X(旧ツイッター)のアカウント(https://twitter.com/army21ye)を通じて声明を出し、イスラエルの首都テルアビブとアシュケロン市一帯の軍事標的と重要標的に対して多数の無人航空機で、5段階にわたる特殊作戦を実施、攻撃を加えたと発表した。

AFP, November 17, 2024、ANHA, November 17, 2024、‘Inab Baladi, November 17, 2024、Reuters, November 17, 2024、SANA, November 17, 2024、SOHR, November 17, 2024などをもとに作成。

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ダーイシュのスリーパーセルがダイル・ザウル県にあるシリア民主軍の検問所を襲撃し、兵士複数人を殺傷、ハサカ県で自爆しシリア民主軍の兵士3人を負傷させる(2024年11月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルが、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるシュハイル村とハワーイジュ村を結ぶ街道沿線に設置されている人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の検問所を襲撃し、兵士1人を殺害、複数人を負傷させた。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、シリア政府と北・東シリア地域民主自治局の共同支配下にあるハサカ市とラッカ県のラッカ市を結ぶ街道(アブヤド街道)で、ダーイシュ(イスラーム国)のスリーパーセルのメンバーと見られる男性が、オートバイに乗ったまま自爆し、シリア民主軍の兵士3人を負傷させた。

自爆した男性は死亡した。

AFP, November 17, 2024、ANHA, November 17, 2024、‘Inab Baladi, November 17, 2024、Reuters, November 17, 2024、SANA, November 17, 2024、SOHR, November 17, 2024などをもとに作成。

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ダイル・ザウル県のダルナジュ村、ブサイラ市でイランの支援を受けた地元武装集団とアサーイシュ、シリア民主軍が交戦(2024年11月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の内務治安部隊(アサーイシュ)がダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア民主自治局)の支配下にあるユーフラテス川東岸のダルナジュ村にある通行所近くで、イランの支援を受けた地元武装集団と交戦した。

また、イランの支援を受けた地元武装集団は、ブサイラ市に近いユーフラテス川東岸一帯とハウィージャト・フハイマーン村にある人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の陣地複数ヵ所を砲撃した。

AFP, November 17, 2024、ANHA, November 17, 2024、‘Inab Baladi, November 17, 2024、Reuters, November 17, 2024、SANA, November 17, 2024、SOHR, November 17, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の総合治安機構がアレッポ県西部の民家を強襲し、イスラーム解放党メンバーの若者1人を逮捕(2024年11月17日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構の総合治安機構が、同機構支配下のサッハーラ村とアターリブ市を結ぶ街道沿線の民家を強襲し、イスラーム解放党メンバーの若者1人を逮捕した。

AFP, November 17, 2024、ANHA, November 17, 2024、‘Inab Baladi, November 17, 2024、Reuters, November 17, 2024、SANA, November 17, 2024、SOHR, November 17, 2024などをもとに作成。

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米軍(有志連合)の輸送機がダイル・ザウル県CONOCOガス田とハッラーブ・ジール村の基地に軍装備品や兵站物資を輸送(2024年11月17日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダイル・ザウル民政評議会(北・東シリア地域民主自治局)の支配下にあるCONOCOガス田に米軍(有志連合)が違法に設置している基地に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア地域民主自治局の支配下にあり、米軍が違法に基地を設置しているハッラーブ・ジール村の農業用空港に、輸送機1機が軍装備品や兵站物資を輸送した。

AFP, November 17, 2024、ANHA, November 17, 2024、‘Inab Baladi, November 17, 2024、Reuters, November 17, 2024、SANA, November 17, 2024、SOHR, November 17, 2024などをもとに作成。

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シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県タフタナーズ市を砲撃し、若い女性1人が死亡、3人が負傷(2024年11月17日)

イドリブ県では、ホワイト・ヘルメット、シリア人権監視団などによると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるタフタナーズ市を砲撃し、若い女性1人が死亡、3人が負傷した。

シリア軍はまた、ザーウィヤ山地方のカンスフラ村、バーラ村、ルワイハ村、ダイル・サンバル村を砲撃した。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、軍事情報局がハマー市内で、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けてレバノンから避難した難民らをオートバイに乗せてシリアに密入国させたとして、ヒムス県タルビーサ市出身のシリア人1人を逮捕した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるカフル・ハラブ村などを砲撃、またシリア軍兵士1人を狙撃し殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

これに対して、シリア軍は無人航空機で2機でシャーム解放機構の支配下にあるタカード村を砲撃した。

AFP, November 17, 2024、ANHA, November 17, 2024、‘Inab Baladi, November 17, 2024、Reuters, November 17, 2024、SANA, November 17, 2024、SOHR, November 17, 2024などをもとに作成。

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パレスチナのイスラーム聖戦機構は11月14日のイスラエル軍によるダマスカス県マッザ区とダマスカス郊外県クドスィーヤー市に対する爆撃で、幹部2人が死亡したと発表(2024年11月17日)

パレスチナのイスラーム聖戦機構はテレグラムのアカウント(https://t.me/jehad_ps/)を通じて声明を出し、11月14日のイスラエル軍によるダマスカス県マッザ区とダマスカス郊外県クドスィーヤー市に対する爆撃で、幹部2人が死亡したと発表した。

死亡したのは、アブドゥルアズィーズ・サイード・ミーナーウィー氏とラスミー・ユースフ・アブー・イーサー氏。

AFP, November 17, 2024、ANHA, November 17, 2024、‘Inab Baladi, November 17, 2024、Reuters, November 17, 2024、SANA, November 17, 2024、SOHR, November 17, 2024などをもとに作成。

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シャーム解放機構の支配下にあるイドリブ県サルキーン市で、住民らがジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモ(2024年11月17日)

イドリブ県では、テレグラムの「シリア革命の咆哮者たち」(https://t.me/s/mzmgr_syria)によると、シャーム解放機構の支配下にあるサルキーン市で、住民らがアブー・ムハンマド・ジャウラーニー指導者の打倒や逮捕・拘束中の家族らの即時釈放を訴えて抗議デモを行った。

AFP, November 17, 2024、ANHA, November 17, 2024、‘Inab Baladi, November 17, 2024、Reuters, November 17, 2024、SANA, November 17, 2024、SOHR, November 17, 2024などをもとに作成。

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シリアを訪問中のイランのナスィール・ザーデ国防大臣が首都ダマスカスでアサド大統領と会談(2024年11月17日)

シリアを訪問中のイランのアズィーズ・ナスィール・ザーデ国防大臣が首都ダマスカスでアサド大統領と会談した。

会談では、中東地域の防衛と安全保障にかかる問題、「テロとの戦い」と戦いと地域の安定と安全保障実現に向けたそのテロ・インフラの解体に向けた両国の関係強化について議論した。

アサド大統領は会談のなかで、テロ撲滅は、世界のすべての国民に脅威を与えるがゆえに、地域、および国際社会が果たすべき責任であると強調した。

会談には、アリー・マフムード・アッバース国防大臣らが同席した。


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会談後、ナスィール・ザーデ国防大臣は、アッバース国防大臣(軍武装部隊副司令官)と個別に会談し、「テロとの戦い」などでの両国間の連携と協力のありようについて議論した。

https://youtu.be/_weP3-1iAWk

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SANA(11月17日付)が伝えた。

AFP, November 17, 2024、ANHA, November 17, 2024、‘Inab Baladi, November 17, 2024、Reuters, November 17, 2024、SANA, November 17, 2024、SOHR, November 17, 2024などをもとに作成。

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イスラエルのレバノン攻撃激化を受けてシリアに避難・帰還するレバノン人とシリア人を支援するための物資を積んだUAEの貨物機1機とパキスタンの貨物機1機がダマスカス国際空港に到着(2024年11月17日)

ダマスカス郊外県のダマスカス国際空港に、イスラエルのレバノン攻撃激化を受けてシリアに避難・帰還するレバノン人とシリア人を支援するための物資20トン強を積んだUAEの貨物機1機と、16トンの支援物資を積んだパキスタンの貨物機1機が到着した。



SANA(11月17日付)が伝えた。

AFP, November 17, 2024、ANHA, November 17, 2024、‘Inab Baladi, November 17, 2024、Reuters, November 17, 2024、SANA, November 17, 2024、SOHR, November 17, 2024などをもとに作成。

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