ロシア軍戦闘機がイドリブ県、ラタキア県を爆撃し、若い男性2人死亡、反体制武装集団もラタキア県のカルダーハ市一帯などを砲撃(2023年6月24日)

イドリブ県では、ホワイト・ヘルメットによると、ロシア軍戦闘機がシャーム解放機構の支配下にあるジスル・シュグール市近郊のバスバト村に対して複数回の爆撃を行い、若い男性2人(兄弟)が死亡、農地で火災が発生し、農業機械が炎上した。

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ロシア軍はまた、同市近郊のブカフラー村に対しても爆撃を行った。

シリア人権監視団によると、ロシア軍はこの他にも、ジスル・シュグール市近郊のガッサーニーヤ村やカムアーヤー村、さらにはバザーブール村一帯を爆撃した。

また、シリア軍は、シャーム解放機構の支配下にあるアルバイーン山地方のバザーブール村一帯、ザーウィヤ山地方のファッティーラ村、フライフィル村、スフーフン村を砲撃した。

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ラタキア県では、イナブ・バラディー(6月24日付)などによると、ロシア軍戦闘機は、シャーム解放機構の支配下にあるトルコマン山地方、クルド山地方に対して複数回の爆撃を実施した。

シリア人権監視団によると、ロシア軍が爆撃を行ったのは、フドル丘一帯。

一方、シリア人権監視団によると、反体制武装集団(名称は明示せず)がシリア政府の支配下にある県北東部を砲撃、砲弾1発がスルンファ町近郊、1発がカルダーハ市近郊に着弾した。

このほかにも、シリア軍と「決戦」作戦司令室は、クルド山地方のカッバーナ村一帯で砲撃戦を行った。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構に所属するアンサール・イスラームがガーブ平原のサルマーニーヤ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し殺害した。

シリア軍と「決戦」作戦司令室はまた、ガーブ平原の灌漑計画地区で砲撃戦を行った。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がシリア政府の支配下にある第46中隊基地一帯でシリア軍兵士1人を狙撃し殺害した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ムザイリーブ町で麻薬密売人が正体不明の武装集団の襲撃を受けて死亡した。

AFP, June 24, 2023、ANHA, June 24, 2023、al-Durar al-Shamiya, June 24, 2023、‘Inab Baladi, June 24, 2023、Reuters, June 24, 2023、SANA, June 24, 2023、SOHR, June 24, 2023などをもとに作成。

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