アサド大統領はシリアを公式訪問中のイランのホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務大臣と会談した。
会談において、アサド大統領は以下の通り述べた。
今日世界が目の当たりにしている状況は、我々が擁護し、代償を払った大義が正しいもので、我々の政策が健全なものだったことを立証している。
国際社会のイメージは、世界で起こっている進展や変化のなかでより明確なものになってきた。それは、我々が推し進めている方針に対する我々の信頼を強めている。
イランとアラブ諸国の良好な関係は地域の安定と発展に資するものである。
会談において、アサド大統領とアブドゥッラフヤーン外務大臣は、二国間関係、中東地域情勢、シリア難民帰還に向けた取り組み、シリアとトルコが関係正常化するうえで必然的且つ不可避な条件としてのトルコ軍のシリア領内からの撤退などについて意見を交した。
SANA(8月31日付)が伝えた。
AFP, August 31, 2023、ANHA, August 31, 2023、al-Durar al-Shamiya, August 31, 2023、‘Inab Baladi, August 31, 2023、Reuters, August 31, 2023、SANA, August 31, 2023、SOHR, August 31, 2023などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.