ハサカ市では国防隊のハンムー司令官が投降を拒否し、シリア軍との交戦を続けるなか、流れ弾によって住民が死傷(2023年9月21日)

ハサカ県では、ANHA(9月21日付)、ANHA(9月21日付)、シリア人権監視団によると、ハサカ市治安厳戒地区でアブドゥルカーディル・ハンムー司令官率いる国防隊とシリア軍の戦闘が続いた。

シリア軍はハンムー氏を投降させるための交渉を試みたが、ハンムー司令官はこれを拒否した。

交渉決裂を受け、ハンムー司令官を離反した国防隊のメンバーがハンムー司令官が立て籠もる自宅を強襲し、激しい戦闘となった。

シリア軍側は、身柄投降しない場合、ハンムー司令官の自宅がある集合住宅そのものを破壊すると脅迫しているという。

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北・東シリア自治局の支配下にあるハサカ市では、ANHA(9月21日付)によると、カッラーサ地区に治安厳戒地区から発射された砲弾が着弾し、2歳の子供が死亡した(シリア人権監視団によると、アズィーズィーヤ地区とナースィラ地区に砲弾が着弾し、子供1人が死亡)。

また砲弾はグワイラーン地区にも着弾し、ANHA(9月21日付)によると、子供3人とその母親の4人が負傷した(シリア人権監視団によると、女性1人と子供3人が負傷)。

さらに、ウマル地区にも砲弾が着弾し、若い女性1人と女児1人が負傷した。

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ANHA(9月21日付)は、複数の独自筋から得た情報だとして、シリア軍が国防隊司令官のアブドゥルカーディル・ハンムー氏の自宅を包囲、強襲したのは、彼がシリア政府関係者の汚職や麻薬取引にかる重要ファイルを持っているためだと伝えた。

AFP, September 21, 2023、ANHA, September 21, 2023、al-Durar al-Shamiya, September 21, 2023、‘Inab Baladi, September 21, 2023、Reuters, September 21, 2023、SANA, September 21, 2023、SOHR, September 21, 2023などをもとに作成。

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