イドリブ県では、シリア人権監視団によると、「決戦」作戦司令室がシリア政府の支配下にあるサラーキブ市のシリア軍陣地複数ヶ所を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
また、シャーム解放機構がタルナバ村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。
これに対して、シリア軍もトルコ軍基地があるシャーム解放機構支配下のアーフィス村一帯、マアッルバリート村を砲撃した。
一方、ロシア軍はイドリブ市西のアイン・シーブ村近郊にあるシャーム解放機構の指揮所に対して2回の爆撃を実施した。
これに関して、ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、イドリブ県で、シリア軍の陣地への砲撃に関与した過激派の地下シェルターや無人航空機(ドローン)管制センターを狙って爆撃を実施したと発表した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市ブスターン・カスル地区でシャーム解放機構の無人航空機(ドローン)1機を撃墜し、墜落したドローンの破片などで子供3人が負傷した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ジャースィム市で家族(ジャッバーウィー家)どうしの血復の応酬によって6人が死亡した。
AFP, November 4, 2023、ANHA, November 4, 2023、‘Inab Baladi, November 4, 2023、Reuters, November 4, 2023、RIA Novosti, November 4, 2023、SANA, November 4, 2023、SOHR, November 4, 2023などをもとに作成。
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