シリア軍がアレッポ市上空に飛来したシャーム解放機構のドローン複数機を迎撃する一方、ロシア軍はイドリブ県を爆撃したと発表(2023年11月8日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市アシュラフィーヤ地区、ハーリディーヤ地区、ナイル通り地区の上空に飛来したシャーム解放機構の無人航空機(ドローン)複数機を迎撃、同地では銃撃音が確認された。

シリア軍はまた、シャーム解放機構の支配下にあるアターリブ市南東で民間の車輌をミサイルで攻撃、住民1人を負傷させた。

シリア軍はさらに、ジーナ村とカフル・ヌーラーン村を結ぶ街道でも民間の車輌をミサイルで攻撃した。

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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シャーム解放機構がナフシャッバー村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構の支配下にあるザーウィヤ山地方一帯を砲撃、同機構のメンバー1人が死亡した。

これに対して、「決戦」作戦司令室は、アーフィス村近郊でシリア軍兵士1人を狙撃し、殺害した。

「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。

一方、ロシア当事者和解調整センターのワディム・クリット副センター長は、イドリブ県で、シリア軍の陣地への砲撃に関与した過激派の管制センター、地下シェルター、設備を爆撃によって破壊したと発表した。

AFP, November 8, 2023、ANHA, November 8, 2023、‘Inab Baladi, November 8, 2023、Reuters, November 8, 2023、RIA Novosti, November 8, 2023、SANA, November 8, 2023、SOHR, November 8, 2023などをもとに作成。

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