イスラエル軍が占領下ゴラン高原上空からダマスカス郊外県の複数ヵ所を狙ってミサイルで爆撃、死者が出たとの情報も(2024年2月28日)

国防省はフェイスブックのアカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて声明を出し、イスラエル軍が午後9時35分頃、占領下ゴラン高原上空からダマスカス郊外県の複数ヵ所を狙ってミサイルで爆撃を行い、シリア軍防空部隊がほとんどのミサイルを撃破、被害は若干の物的損害に限られたと発表した。

SANA(2月28日付)が伝えた。


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シャームFM(2月28日付)によると、イスラエル軍の爆撃はダマスカス郊外県のフジャイラ村、サイイダ・ザイナブ町に至る街道の入口に近い1ヵ所が標的となった。

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シリア人権監視団によると、イスラエル軍は、サイイド・ザイナブ町とバービッラー市を結ぶ街道沿線の農場内の建物2棟と民兵教練センター、サイイダ・ザイナブ町とフジャイラ村を結ぶ街道沿線の農場を標的とし、少なくとも4回の爆発が確認され、ヒズブッラーとともに活動するシリア人民兵のメンバー2人が死亡、6人が負傷した。

AFP, February 28, 2024、ANHA, February 28, 2024、‘Inab Baladi, February 28, 2024、Reuters, February 28, 2024、SANA, February 28, 2024、Sham FM, February 28, 2024、SOHR, February 28, 2024などをもとに作成。

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