国防省は公式アカウント(https://www.facebook.com/mod.gov.sy/)を通じて、8日午後8時55分頃、イスラエル軍がレバノン北部方面から中部地区の軍事拠点多数を標的として航空攻撃を行い、軍関係者4人が負傷、若干の物的損害が発生したと発表した。
SANA(8月8日付)が伝えた。
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シリア人権監視団によると、シャイーラート航空基地の貯蔵施設複数棟で相次いで爆発が発生し、「イランの民兵」のメンバー3人とシリア軍兵士4人の合わせて7人が負傷した。
標的となったのはシャイーラート航空基地から約5キロの地点にある連隊ロケット弾貯蔵庫で、レバノンのヒズブッラーが使用していたという。
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シリア人権監視団によると、イスラエル軍によるシリアへの攻撃は、8月に入って3回目、今年に入って58回目(うち42回が航空攻撃、16回が地上攻撃)、これにより121あまりの標的が破壊され、軍関係者178人が死亡、103人が負傷しているという。
同監視団によると、軍関係者の死者内訳は以下の通りである。
イラン人(イラン・イスラーム革命防衛隊):23人
ヒズブッラーのメンバー:37人
イラク人:18人
「イランの民兵」のシリア人メンバー(カーティルジー・グループ社も含む):44人
「イランの民兵」の外国人メンバー:14人
シリア軍将兵:42人
また、民間人も17人(女性3人と子供1人を含む)が死亡、36人あまりが負傷している。
攻撃の県別内訳は以下の通りである。
ダマスカス県、ダマスカス郊外県:23回
ダルアー県:15回
ヒムス県:9回
クナイトラ県:6回
タルトゥース県:3回
ダイル・ザウル県:1回
アレッポ県:2回
AFP, August 8, 2024、ANHA, August 8, 2024、‘Inab Baladi, August 8, 2024、Reuters, August 8, 2024、SANA, August 8, 2024、SOHR, August 8, 2024、August 9, 20234などをもとに作成。
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