イスラーム国(ダーイシュ)をめぐる動き(2014年9月13日)

ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がクーリーヤ市郊外、マヤーディーン市のスーフィー聖者廟複数カ所を爆破・破壊した。

一方、SANA(9月13日付)によると、ダイル・ザウル市ハウィーカ地区、ラシュディーヤ地区、アルディー地区、ティブニー町、ムーハサン市、マリーイーヤ村で、シリア軍がダーイシュの追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

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ハサカ県では、クッルナー・シュラカー(9月13日付)によると、ハサカ県グワイラーン地区での反体制武装集団との戦闘で、シリア軍の大尉1人を含む4人が死亡した。

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アナトリア通信(9月13日付)などによると、米国によるシリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)掃討のための空爆を恐れ、アレッポ県バーブ市などダーイシュが占拠する地域の住民が避難している、と報じた。

AFP, September 13, 2014、Anadolu Ajansı, September 13, 2014、AP, September 13, 2014、ARA News, September 13, 2014、Champress, September 13, 2014、al-Hayat, September 14, 2014、Kull-na Shuraka’, September 13, 2014、al-Mada Press, September 13, 2014、Naharnet, September 13, 2014、NNA, September 13, 2014、Reuters, September 13, 2014、SANA, September 13, 2014、UPI, September 13, 2014などをもとに作成。

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