諸外国の動き:フランスはシリア爆撃への不参加を表明(2014年9月18日)

フランスのフランソワ・オランド大統領は記者会見で、ダーイシュ(イスラーム国)に対するフランスの対応策に関して、「イラク以外には介入しない」と述べ、シリア空爆には参加しない意向を示した。

オランド大統領は「我々の目的は、イラクの治安と平和に貢献し、テロリストを弱体化することだ…。それ以上のところに至ることはない。地上部隊は派遣しない。イラク以外には介入しない」と述べた。

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ヨルダンのアブドゥッラー国王はパリでフランスのフランソワ・オランド大統領と会談し、ダーイシュ(イスラーム国)への対応などについて協議した。

信頼できる複数の消息筋によると、アブドゥッラー国王は会談で、ダーイシュをイラクで掃討したとしても、「シリアに移動するだけで、問題は残る」と述べ、イラク、シリア両国で事態に対処する必要を説いた。

これに対して、オランド大統領は、シリアでのダーイシュに対する空爆がより複雑な事態をもたらすとの見方を示し、空爆後のアサド政権の勢力回復、レバノンへのダーイシュの伸長などへの懸念を示した。

『ハヤート』(9月19日付)が伝えた。

AFP, September 18, 2014、AP, September 18, 2014、ARA News, September 18, 2014、Champress, September 18, 2014、al-Hayat, September 19, 2014、Kull-na Shuraka’, September 18, 2014、al-Mada Press, September 18, 2014、Naharnet, September 18, 2014、NNA, September 18, 2014、Reuters, September 18, 2014、SANA, September 18, 2014、UPI, September 18, 2014などをもとに作成。

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