チャック・ヘーゲル米国防長官は記者会見で、米国など有志連合によるダーイシュ(イスラーム国)殲滅に向けた空爆に関して「アサドを利することになる」と述べた。
『ハヤート』(11月1日付)などが伝えた。
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『ガーディアン』(10月30日付)は、シリアとイラクで伸張するダーイシュ(イスラーム国)に関して、過去数年間で80カ国から約15,000人の外国人戦闘員が参加していると報じた。
同紙が入手した国連安保理の報告書によると、2010年以降、シリアとイラクに潜入した外国人ジハード主義者の数は、1990~2010年に潜入した戦闘員の数の数倍に達し、出身国は、フランス、ロシア、英国など80カ国におよぶという。
The Guardian, October 30, 2014、al-Hayat, November 1, 2014などをもとに作成。
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