シリア国内の暴力:イドリブでヌスラ戦線とシリア革命家戦線(穏健な反対派)の戦闘続く(2014年10月31日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサーからなるジハード主義武装集団が、シリア革命家戦線とダイル・サンバル村一帯で交戦した。

ダイル・サンバル村はシリア革命家戦線の拠点。

この戦闘で、シリア革命家戦線は、ハントゥーティーン村一帯を迫撃砲で攻撃した。

一方、シリア軍もイドリブ県一帯を「樽爆弾」で空爆した。

他方、Champress(10月31日付)によると、ズィヤーラ町で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ヒムス県では、シリア人権監視団によると、カルヤタイン市の住民35人が刑務所内で拷問を受け死亡した。

またシリア軍がラスタン市を「樽爆弾」で空爆し、子供2人を含む4人が死亡した。

一方、Champress(10月31日付)によると、ヒムス市ワアル地区、ウンム・リーシュ村、ハリージャ村、マスアダ村、ウンム・サフリージュ村、ザアフラーナ村、タルフ村、ラスタン市で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がバイト・ティーマー町、ハーン・シャイフーン・キャンプ一帯を「樽爆弾」で空爆する一方、アルバイン市、マルジュ・スルターン村周辺でジハード主義武装集団と交戦した。

一方、Champress(10月31日付)によると、マウダアー市西部のフーシュ・ナスリー村、アーリヤ農場、アッブ農場、ハラスター市郊外、ザマルカー町、ラアス・マアッラ町無人地帯、ジャラージール町、カーラ市郊外無人地帯で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、外国人戦闘員らを殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダマスカス県では、『ハヤート』(11月1日付)などによると、シリア当局が県内のインターネット回線を「保守点検」のために遮断した。

クッルナー・シュラカー(10月31日付)によると、インターネット回線が不通となったのは午前6時から12時までの約6時間。

一方、Champress(10月31日付)によると、ジャウバル区で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダルアー県では、Champress(10月31日付)によると、アトマーン村、マスィーフ村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

アレッポ県では、Champress(10月31日付)によると、アレッポ市ブスターン・バーシャー地区、ブアイディーン地区、サラーフッディーン地区、ジャービリーヤ地区、フライターン市、ハーン・アサル村で、シリア軍が反体制武装集団の追撃を続け、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, October 31, 2014、AP, October 31, 2014、ARA News, October 31, 2014、Champress, October 31, 2014、al-Hayat, November 1, 2014、Kull-na Shuraka’, October 31, 2014、al-Mada Press, October 31, 2014、Naharnet, October 31, 2014、NNA, October 31, 2014、Reuters, October 31, 2014、SANA, October 31, 2014、UPI, October 31, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: シリア政府の動き, 反体制勢力の動き, 国内の暴力 パーマリンク