ARA News(11月18日付)は、トルコの複数の諜報筋の話として、シリア革命家戦線のジャマール・マアルーフ司令官がイドリブ県を敗走し、トルコに逃れていると報じた。
またシリア革命家戦線の戦闘員約1,400人はアレッポ各地に敗走、また同戦線がイドリブ県に残した武器弾薬はすべて、シャームの民のヌスラ戦線とシャーム自由人イスラーム運動によって捕獲されたという。
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アブドゥッラー・アッザーム旅団の司令官アブドゥルハーキム・ファラー氏(アブー・ウマル・ハマウィー)は、クッルナー・シュラカー(11月18日付)に対し、ダーイシュ(イスラーム国)に密かに忠誠を誓っていたとするシャーム自由人イスラーム運動の主張を否定した。
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トルコで活動する自由シリア軍参謀委員会(シリア革命反体制勢力国民連立)のアブドゥルイラーフ・バシール参謀長(暫定)は声明を出し、イドリブ県で勢力を伸張するシャームの民のヌスラ戦線と断交するよう現地の武装集団に呼びかけた。
AFP, November 18, 2014、AP, November 18, 2014、ARA News, November 18, 2014、Champress, November 18, 2014、al-Hayat, November 19, 2014、Kull-na Shuraka’, November 18, 2014、al-Mada Press, November 18, 2014、Naharnet, November 18, 2014、NNA, November 18, 2014、Reuters, November 18, 2014、SANA, November 18, 2014、UPI, November 18, 2014などをもとに作成。
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