『ウォール・ストリート・ジャーナル』(12月19日付)は、2012年7月18日にダマスカス県ラウダ地区で起きたダーウド・ラージハ国防大臣らの爆殺事件(http://syriaarabspring.info/wp/?p=3214)に関して、反体制勢力によるものではなく、反体制勢力との交渉の是非をめぐるアサド家内の対立の結果によるものだ、と報じた。
同誌は、離反士官のマナーフ・トゥラース氏などの話として、シャウカト少将は、共和国護衛隊の准将だったトゥラース氏らとともに、反体制武装集団との対話を求め、アサド大統領や治安機関高官ら強硬路線を敷く政権首脳らと一線を画していたという。
The Wall Street Journal, December 19, 2014をもとに作成。
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