シリア人権監視団は、ハサカ県タッル・シャーミーラーン村一帯に対するダーイシュ(イスラーム国)侵攻によって拉致された住民(アッシリア教徒)の数が220人以上に達している、と発表した。
なお、同地一帯でのダーイシュと西クルディスタン移行期民政局人民防衛隊との戦闘で、ダーイシュ戦闘員35人、人民防衛隊隊員25人が死亡したという。
**
アッシリア人権ネットワークは、拉致された住民の数は255人にのぼり、うち35世帯126人がタッル・シャーミーラーン村住民、93人がタッル・ジャズィーラ村住民、3人がカブル・シャーミヤ村住民、23人がタッル・クーラーン村住民だと発表した。
ARA News(2月26日付)が伝えた。
AFP, February 26, 2015、AP, February 26, 2015、ARA News, February 26, 2015、Champress, February 26, 2015、al-Hayat, February 27, 2015、Iraqi News, February 26, 2015、Kull-na Shuraka’, February 26, 2015、al-Mada Press, February 26, 2015、Naharnet, February 26, 2015、NNA, February 26, 2015、Reuters, February 26, 2015、SANA, February 26, 2015、UPI, February 26, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.