トルコ軍参謀総長がスライマーン・シャー廟跡を訪問、ヌスラ戦線戦闘員を収容するための病院を指定(2015年3月27日)

トルコ軍のネジュデト・オゼル参謀長は軍司令官らとともにシリア領内のアシマ村(アレッポ県)に不法入国し、トルコ領の飛び地スライマーン・シャー廟跡地(アレッポ県)を訪問した。

スライマーン・シャー廟は、2月21~22日にトルコ軍が侵入、棺を持ち出した後に破壊していた。

『ハヤート』(3月28日付)が伝えた。

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トルコの『ハキトイェト』(3月27日付)は、トルコ政府が、ガズィアンテップ県内にある国立イェルミ・ベシュ病院を、シャームの民のヌスラ戦線の戦闘員を受け入れるための専門病院に指定したと報じた。

ARA News(3月27日付)が伝えた。

ARA News, March 27, 2015

ARA News, March 27, 2015

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ARA News(3月27日付)は、ハサカ県ダルバースィーヤ市でトルコ領内に越境しようとしたクルド人青年1人をトルコの国境警備隊が射殺したと伝えた。

AFP, March 27, 2015、AP, March 27, 2015、ARA News, March 27, 2015、Champress, March 27, 2015、al-Hayat, March 28, 2015、Iraqi News, March 27, 2015、Kull-na Shuraka’, March 27, 2015、al-Mada Press, March 27, 2015、Naharnet, March 27, 2015、NNA, March 27, 2015、Reuters, March 27, 2015、SANA, March 27, 2015、UPI, March 27, 2015などをもとに作成。

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