シリア革命家戦線のジャマール・マアルーフ司令官がダーイシュ(イスラーム国)と戦うため、トルコから入国(2015年5月6日)

クッルナー・シュラカー(5月7日付)は、複数のクルド報道筋の話として、アル=カーイダ系組織(シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動)などとの戦闘に敗れ、2014年11月にトルコに敗走していたシリア革命家戦線のジャマール・マアルーフ司令官が約50人の戦闘員とともにシリアに入国し、ダーイシュ(イスラーム国)と、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のユーフラテスの火山合同作戦司令室とが激しい戦闘を続けているアレッポ県スィッリーン町一帯に向かった、と伝えた。

マアルーフ司令官が率いる部隊には、さらに250人程度の戦闘員が加わる予定で、人民防衛隊を支援し、ダーイシュと戦う予定だという。

AFP, May 7, 2015、AP, May 7, 2015、ARA News, May 7, 2015、Champress, May 7, 2015、al-Hayat, May 8, 2015、Iraqi News, May 7, 2015、Kull-na Shuraka’, May 7, 2015、al-Mada Press, May 7, 2015、Naharnet, May 7, 2015、NNA, May 7, 2015、Reuters, May 7, 2015、SANA, May 7, 2015、UPI, May 7, 2015などをもとに作成。

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