シリア・ムスリム同胞団に近いとされ、アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線がイドリブ県一帯で主導するファトフ軍作戦司令室に参加するシャーム軍団は声明を出し、サウジアラビアの対イエメン政策に全面支持の姿勢を表明した。
声明のなかで、シャーム軍団は「シリア国民、シリア革命とサウジアラビア王国の政府国民の間にある誠実なる同胞関係に基づき、アラブ人やイスラーム教徒の大義を支援することに一日たりとも躊躇したことのないサウジアラビア王国を支持するというアラブ・イスラームの義務に応えるとともに、イラン政府が主導する宗派主義的分断計画に対抗するというウンマの福利を実現する…べく、シャーム軍団は…幸福のイエメンを蹂躙する…邪悪な勢力に対抗する二聖地の守護者指導下のサウジアラビアを全面的に支え、断固たる決意と力をもって同国を支持すると宣言する」と述べている。
AFP, May 15, 2015、AP, May 15, 2015、ARA News, May 15, 2015、Champress, May 15, 2015、al-Hayat, May 16, 2015、Iraqi News, May 15, 2015、Kull-na Shuraka’, May 15, 2015、al-Mada Press, May 15, 2015、Naharnet, May 15, 2015、NNA, May 15, 2015、Reuters, May 15, 2015、SANA, May 15, 2015、UPI, May 15, 2015などをもとに作成。
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