イスラーム軍による攻勢が続くなか、ダマスカス県内の学校に迫撃砲弾が着弾し、女性教師1人が死亡、生徒23人が負傷(2015年5月20日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団、SANA(5月20日付)によると、市内中心部マーリキー地区にある小学校に迫撃砲弾2発が着弾し、女性教師1人が死亡、生徒23人が負傷した。

ARA News(5月20日付)によると、着弾した迫撃砲弾のうち1発はサカフィー学校の近くに、もう1発はマーサ・モールの近くにそれぞれ着弾したという。

この砲撃に関する犯行声明は出されていないが、ダマスカス郊外県東グータ地方では、イスラーム軍が数日前から攻勢を強め、ダマスカス県内に迫撃砲弾がたびたび着弾しており、19日にはロシア大使館も被害を受けた。

SANA, May 20, 2015

SANA, May 20, 2015

 

AFP, May 20, 2015、AP, May 20, 2015、ARA News, May 20, 2015、Champress, May 20, 2015、al-Hayat, May 21, 2015、Iraqi News, May 20, 2015、Kull-na Shuraka’, May 20, 2015、al-Mada Press, May 20, 2015、Naharnet, May 20, 2015、NNA, May 20, 2015、Reuters, May 20, 2015、SANA, May 20, 2015、UPI, May 20, 2015などをもとに作成。

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