ベルギー、ルクセンブルグ、オランダなど70カ国がシリア政府の「樽爆弾」による「無差別」攻撃を批判、停止を求める書簡を国連安保理議長に提出(2015年6月19日)

ベルギー、ルクセンブルグ、オランダの3カ国は、シリア政府による「樽爆弾」での「無差別」攻撃を非難した書簡を国連安保理議長に提出した。

3カ国を含む70カ国の連名で提出された書簡は、シリア軍ヘリコプターによる住宅地域への「樽爆弾」による空爆について、「樽爆弾などの兵器の無差別の使用は国際法がこれを禁じている」と指摘、安保理にその尊重を求めるとともに、シリア政府に対しても「無差別な空爆」を停止するよう求めた。

AFP(6月19日付)などが伝えた。

AFP, June 19, 2015、AP, June 19, 2015、ARA News, June 19, 2015、Champress, June 19, 2015、al-Hayat, June 20, 2015、Iraqi News, June 19, 2015、Kull-na Shuraka’, June 19, 2015、al-Mada Press, June 19, 2015、Naharnet, June 19, 2015、NNA, June 19, 2015、Reuters, June 19, 2015、SANA, June 19, 2015、UPI, June 19, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.