シリア人権監視団は、ダーイシュ(イスラーム国)が5月下旬に制圧したタドムル市南西部にあるUNESCO世界文化遺産パルミラ遺跡内に、地雷や爆弾を仕掛けた、と発表した。
同監視団のラーミー・アブドゥッラフマーン代表がAFP(6月21日付)に述べたところによると、「遺跡に地雷・爆弾を敷設した目的は明らかではない。爆破計画があるかもしれないし、タドムル市西部に展開するシリア軍の進軍を阻止するために地雷を敷設したのかもしれない」という。
AFP, June 21, 2015、AP, June 21, 2015、ARA News, June 21, 2015、Champress, June 21, 2015、al-Hayat, June 22, 2015、Iraqi News, June 21, 2015、Kull-na Shuraka’, June 21, 2015、al-Mada Press, June 21, 2015、Naharnet, June 21, 2015、NNA, June 21, 2015、Reuters, June 21, 2015、SANA, June 21, 2015、UPI, June 21, 2015などをもとに作成。
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