自由シリア軍南部戦線やヌスラ戦線などからなる「南部の嵐の戦い」作戦司令室報道官は、作戦が住民の不満を高めたとしたうえで、ダルアー市制圧を断念、司令室を解体したことを認める(2015年9月11日)

ダルアー市制圧をめざし、戦闘を続けてきた自由シリア軍南部戦線やアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなる「南部の嵐の戦い」作戦司令室のアドハム・カッラード氏は、クッルナー・シュラカー(9月11日付)のインタビューに応じ、司令室が解体され、作戦遂行がもはや行われていないことを明らかにした。

カッラード氏は「作戦は完全に終わった…。ダルアー市一帯の各部門に存在していた各司令室は分解され、部分的なつながりを持つ状態に戻った…。南部の嵐の戦いの作戦司令室はいかなる会合も開いていない」としたうえで、作戦がダルアー住民の不満を高め、また武装集団内でも、厭戦ムード、対立、組織改編を求める声が上がっていたという。

Kull-na Shuraka', September 11, 2015

Kull-na Shuraka’, September 11, 2015


AFP, September 11, 2015、AP, September 11, 2015、ARA News, September 11, 2015、Champress, September 11, 2015、al-Hayat, September 12, 2015、Iraqi News, September 11, 2015、Kull-na Shuraka’, September 11, 2015、al-Mada Press, September 11, 2015、Naharnet, September 11, 2015、NNA, September 11, 2015、Reuters, September 11, 2015、SANA, September 11, 2015、UPI, September 11, 2015などをもとに作成。

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