首都ダマスカスに反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発が着弾し、住民多数が死傷(2015年9月12日)

ダマスカス県では、シリア人権監視団やSANA(9月12日付)によると、反体制武装集団が撃った迫撃砲弾複数発がドゥワイラア地区に着弾し、人権監視団によると、11人が死亡、20人が負傷した(SANAによると住民4人が死亡、25人)が負傷した。

SANAによると、迫撃砲弾は、バーブ・トゥーマー区、カイマリーヤ地区、カッサーア地区、ハミーディーヤ地区にも着弾し、12人が負傷し、住居などが被害を受けた。

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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、ザバダーニー市一帯で、シリア軍、ヒズブッラー戦闘員が、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線、地元武装集団と交戦、シリア軍兵士・国防隊隊員12人が死亡、またヌスラ戦線側も8人が死亡した。

またクッルナー・シュラカー(9月12日付)によると、イスラーム軍によるダマスカス中央刑務所(サイドナーヤー刑務所)、タッル・クルディー町農場地帯への進行を受け、多くの住民がダーヒヤト・アサド町方面に避難民として押し寄せた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、アイン・ダナーニール村一帯で、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

また、ラスタン市では、シリア軍検問所に向けた掘削した近トンネルにジハード主義武装集団が爆弾を仕掛けて爆破し、シリア軍兵士、国防隊隊員多数が死傷した。

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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、アイン・ズィクル村一帯で、ダーイシュ(イスラーム国)に忠誠を誓うヤルムーク殉教者旅団と、アル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団が交戦した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーラ・イッザ市近郊のシャイフ・スライマーン村(第111連隊基地)にあるジハード主義武装集団本部で爆発が発生し、戦闘員2人を含む5人が死亡した。

これに関して、ARA News(9月12日付)は、シリア軍がダーラ・イッザ市のイスラーム・ムジャーヒディーン軍などジハード主義武装集団の拠点に対して空爆を行い、同組織の司令官3人を含む戦闘員10人あまりが死亡、数十人が負傷したと伝えた。

クッルナー・シュラカー(9月12日付)によると、シリア軍はまた、アレッポ市サイフ・ダウラ地区、サラーフッディーン地区に進攻し、同地の複数の建物群を制圧した。

AFP, September 12, 2015、AP, September 12, 2015、ARA News, September 12, 2015、Champress, September 12, 2015、al-Hayat, September 13, 2015、Iraqi News, September 12, 2015、Kull-na Shuraka’, September 12, 2015、al-Mada Press, September 12, 2015、Naharnet, September 12, 2015、NNA, September 12, 2015、Reuters, September 12, 2015、SANA, September 12, 2015、UPI, September 12, 2015などをもとに作成。

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