ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、ウィーンでの米・ロシア・サウジアラビア・トルコ外相会談のち、ヨルダンのナースィル・ジャウダ外務大臣と会談した。
会談後の共同記者会見、ラブロフ外務大臣は、シリアにおける軍事作戦において調整することでヨルダン側と合意したと述べた。
ラブロフ外務大臣は記者団に対して「ロシア軍とヨルダン軍は、シリア領空の航空部隊の作戦などで調整を行うことで合意し…、強調のための仕組みはヨルダンの首都において策定された」と述べた。
また「シリアの紛争解決のための政治的プロセスのなかで、我々の努力を集中させる必要があるのが我々共通の姿勢であり…、シリア政府と、国内外のすべての反体制勢力の代表者どうしの広範な交渉」をめざすべきだと強調した。
一方、ジャウダ外務大臣も「友好国ロシアと、とりわけ両国軍の間で広範な調整を行う」と述べた。
AFP, October 23, 2015、AP, October 23, 2015、ARA News, October 23, 2015、Champress, October 23, 2015、al-Hayat, October 24, 2015、Iraqi News, October 23, 2015、Kull-na Shuraka’, October 23, 2015、al-Mada Press, October 23, 2015、Naharnet, October 23, 2015、NNA, October 23, 2015、Reuters, October 23, 2015、SANA, October 23, 2015、UPI, October 23, 2015などをもとに作成。
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