米中央軍(CENTCOM)は、11月5日にシリア、イラク領内のダーイシュ(イスラーム国)拠点などに対して23回の空爆を行ったと発表した。
このうちシリア領内での空爆は9回、フール町近郊(3回)、ハサカ市近郊(2回)、ブーカマール市近郊(4回)のダーイシュに対して攻撃が行われた。
なお、シリア人権監視団によると、5日には、ダイル・ザウル県ブーカマール市各所を戦闘機(所属不明)が空爆し、死者数が71人(うち民間人31人、身元不明者18人)が死亡した。
同監視団によると、空爆は、ブーカマール市中心街の市場内に設置されたダーイシュの本部に対して行われたため、民間人の犠牲者が多く出たという。
この空爆に関して、クッルナー・シュラカー(11月6日付)は、ロシア軍によるものだとしたうえで、ダーイシュの戦闘員は1人も死亡しなかったと伝えた。
CENTCOM, November 6, 2015などをもとに作成。
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