アレッポ市南部などでシリア軍がアル=カーイダ系のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などとの戦闘を続ける(2015年11月11日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アレッポ市南部郊外一帯で、シリア軍、国防隊、アラブ系・アジア系外国人戦闘員が、シャームの民のヌスラ戦線などジハード主義武装集団と交戦を続けた。

また、数日前にダーイシュ(イスラーム国)が奇襲したシャイフ・ナッジャール市一帯のほか、ハーディル村、マハッル村では、ヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義武装集団とシリア軍、国防隊、クドス旅団(パレスチナ人)、ヒズブッラー戦闘員が交戦した。

ドゥラル・シャーミーヤ(11月11日付)によると、ロシア軍の航空支援を受けたシリア軍がハーディル村に突入を試みたが、シャーム自由人イスラーム運動がこれを撃退したという。

**

ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍、国防隊が、ガマーム村一帯でジハード主義武装集団と激しく交戦した。

**

ハマー県では、シリア人権監視団によると、マンスーラ村一帯に対してシリア軍が激しい砲撃を加えた。

一方、SANA(11月11日付)によると、シリア軍がマアーン村一帯でシャーム自由人イスラーム運動などのジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

シリア軍はまた、カフルズィーター市、ラターミナ町、ムーリク市、アトシャーン村、ラハーヤー村、カフルヌブーダ町でシャームの民のヌスラ戦線などからなるファトフ軍やジュンド・アクサー機構の拠点を空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がドゥーマー市各所を地対地ミサイルなどで攻撃した。

またダマスカス・ヒムス街道(国際幹線道路)に面してバイルーヌー病院東部一帯、ハーン・シャイフ・キャンプ一帯などで、シリア軍とジハード主義武装集団が交戦した。

シリア軍はさらに、ダーライヤー市に対して7回にわたり空爆を実施した。

**

イドリブ県では、SANA(11月11日付)によると、シリア軍がフバイト村でファトフ軍拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ヒムス県では、SANA(11月11日付)によると、シリア軍がハラーリーヤ村、マフラス・ディーク村、フーシュ・ザバーディー村、アーミリーヤ村、アイン・フサイン村でシャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などからなるジハード主義武装集団の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

**

ダルアー県では、SANA(11月11日付)によると、シリア軍が、シャイフ・フサイン丘、ウンム・ワラド村近郊の丘陵地帯、ダルアー市内各所でシャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団と交戦し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

AFP, November 11, 2015、AP, November 11, 2015、ARA News, November 11, 2015、Champress, November 11, 2015、al-Durar al-Shamiya, November 11, 2015
al-Hayat, November 12, 2015、Iraqi News, November 11, 2015、Kull-na Shuraka’, November 11, 2015、al-Mada Press, November 11, 2015、Naharnet, November 11, 2015、NNA, November 11, 2015、Reuters, November 11, 2015、SANA, November 11, 2015、UPI, November 11, 2015などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

カテゴリー: シリア政府の動き, 反体制勢力の動き, 国内の暴力, 諸外国の動き パーマリンク