トルコマン人民兵が米トルコの空爆支援を受け、アレッポ県北部「安全保障地帯」内の2カ村をダーイシュ(イスラーム国)から奪還(2015年11月21日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルクメン人(トルコ語を母語とするシリア人)の民兵組織を含む反体制武装集団(ARA News(11月21日付)によると、シャーム戦線)が、有志連合が航空支援を行うなか、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、トルコ国境に位置するダフラ村、ハルジャラ村を制圧した。

アナトリア通信(11月21日付)は、この戦闘に関して、米トルコ両政府が設置合意している「安全地帯」設置に向けた第1歩で、トルコ領内から同地にシリア人避難民が押し返されるだろうと報じた。

同通信によると、トルクメン人民兵による攻撃には、米空軍のF-15戦闘機4機とトルコ空軍のF-16戦闘機6機が参加し、少なくとも70人の戦闘員が殲滅されたという。

一方、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属不明)がダーイシュの拠点都市の一つバーブ市各所、ターディフ市、カッバースィーン村、ハズワーン村を空爆し、住民3人が死亡した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局人民防衛部隊主体のシリア民主軍が、ミールビーヤ村、ジャブサ平原近郊でダーイシュ(イスラーム国)との戦闘を続けた。


AFP, November 21, 2015、Anadolu Ajansı, November 20, 2015、AP, November 21, 2015、ARA News, November 21, 2015、Champress, November 21, 2015、al-Hayat, November 22, 2015、Iraqi News, November 21, 2015、Kull-na Shuraka’, November 21, 2015、al-Mada Press, November 21, 2015、Naharnet, November 21, 2015、NNA, November 21, 2015、Reuters, November 21, 2015、SANA, November 21, 2015、UPI, November 21, 2015などをもとに作成。

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