シリア軍はアレッポ県バーブ市近郊のウブーディーヤ村、ヒムス県中部の丘陵地帯をダーイシュ(イスラーム国)から奪還(2016年1月15日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がアレッポ市東部バーブ市近郊のウブーディーヤ村など3カ村でダーイシュ(イスラーム国)と激しく交戦した。

またロシア軍と思われる戦闘機がマンビジュ市、マーイル町などアレッポ市東部一帯を激しく空爆した。

一方、SANA(1月15日付)によると、シリア軍が、アレッポ市東部に位置するウブーディーヤ村、アジューズィーヤ村を、ダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末に完全制圧した。

シリア軍はまた、バーブ市、アッラーン村、ビージャーン丘、カタル村、マフラサ村、ワディーア村でダーイシュの拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。

なお、ARA News(1月15日付)は、ナースィル・タルジャビーリーを名乗る地元活動かの話として、ロシア軍の航空支援を受けバーブ市方面への進軍するシリア軍の攻勢を受けるかたちで、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ市東部の拠点都市であるバーブ市、ターディフ市からラッカ市方面への撤退を開始したと伝えた。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市郊外のドゥーワ地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦、ロシア軍と思われる戦闘機が同地一帯を空爆した。

一方、SANA(1月15日付)によると、シリア軍が人民防衛諸集団とともに、マハッサ地区・カルヤタイン市間の丘陵地帯からダーイシュ(イスラーム国)を掃討、同地を制圧した。

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ハサカ県では、SANA(1月15日付)によると、ハサカ市西部に位置するタウク・ミルフ村で自爆ベルトを着用したダーイシュ(イスラーム国)戦闘員が自爆し、2人が死亡、複数が負傷した。

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ダイル・ザウル県では、ARA News(1月15日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)がダイル・ザウル航空基地に対する攻勢を強め、シリア軍と交戦、複数の戦闘員を失った。

AFP, January 15, 2016、AP, January 15, 2016、ARA News, January 15, 2016、Champress, January 15, 2016、al-Hayat, January 16, 2016、Iraqi News, January 15, 2016、Kull-na Shuraka’, January 15, 2016、al-Mada Press, January 15, 2016、Naharnet, January 15, 2016、NNA, January 15, 2016、Reuters, January 15, 2016、SANA, January 15, 2016、UPI, January 15, 2016などをもとに作成。

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