ケリー米国務長官「ジュネーブ3会議は参加者の招聘で1、2日遅れるだろうが、延期はない」(2016年1月21日)

ジョン・ケリー米国務長官は、ダボス会議出席のため訪問中のスイスのダボスでイスラエルベンジャミン・ネタニヤフ首相と会談し、1月25日開催予定のシリア政府と反体制派の和平交渉(ジュネーブ3会議)に関して、反体制派の代表団の人選で「1、2日」遅れる可能性はあるが、会議は予定通り実施されるだろうと述べた。

AFP(1月21日付)によると、ケリー国務長官は「招聘には1、2日はかかるが、延期はないだろう。プロセスは1月25日に始まり、彼らは一同に会すだろう」と述べた。

また、ロイター(1月21日付)によると、ケリー国務長官は「遅れると言っても、招聘を行うのに1、2日遅れるだけだ。しかし、大きな遅れはない」と述べたという。

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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、1月25日に開催予定のジュネーブ3会議に関して『ハヤート』(1月22日付)に、「(会議は)大幅に遅れることはなく、せいぜい数日遅れるだけだろう。よりよい交渉を始められるようにするために待つに値する遅れだ」と述べた。

また、国連のファルハーン・ハック副報道官は、1月25日に開催予定のジュネーブ3会議に関して、「会議の日程は、技術的な理由で数日だけ遅れるかもしれない。しかし、日程通りに開催したいと思っている…。週末までに事態に対応し、日程を決めることになる」と述べた。

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『ワタン』(1月21日付)は、シリア公式筋の話として、ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表のもと、外交官30人と法律家8人からなる代表団がジュネーブ3会議に派遣される予定だと伝えた。

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スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表は、18日の安保理でのシリア問題に関する非公開会合で、「サウジアラビアが…すべての主要な反体制派を交渉のテーブルに着かせようとする取り組みを挫こうとしている」との疑念を表明したと伝えている複数のメディアの報道に関して、『ハヤート』(1月22日付)に対し、「そのようなことは言っていない。このことをどの国にも私は言っていない。サウジアラビアのことはまったく触れていない」と否定した。

AFP, January 21, 2016、AP, January 21, 2016、ARA News, January 21, 2016、Champress, January 21, 2016、al-Hayat, January 22, 2016、Iraqi News, January 21, 2016、Kull-na Shuraka’, January 21, 2016、al-Mada Press, January 21, 2016、Naharnet, January 21, 2016、NNA, January 21, 2016、Reuters, January 21, 2016、SANA, January 21, 2016、UPI, January 21, 2016、al-Watan, January 21, 2016などをもとに作成。

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